ギガWi-Fiは、クラウドSIMの端末を使用するモバイルWiFiサービスです。
月間容量が100GBのプランのほか、月間で使用した通信量が5GB未満・10GB未満・20GB未満の3段階で料金が決まる従量制プランの2つが用意されています。
100GBのプランは他に類似サービスと比べて月額料金が安いです。
従量制プランは通信量が少ない人や月によって使用量にバラつきがある人には使いやすい条件です。
ギガWi-Fiのサービス条件
ギガWi-Fiのサービス条件を表にまとめました。
使用回線 | クラウドSIM (ドコモ・au・ソフトバンク対応) |
月間容量 | 100GB 5GB・10GB・20GB(ミニ従量プラン) |
初期費用 | 契約事務手数料3,300円 |
月額料金 | 100GBプラン:2,695円
ミニ従量プラン: |
契約期間 | 2年(自動更新) |
中途解約時の解約金 | 100GBプラン:2,600円 ミニ従量プラン:1,900円 |
端末機種 | MacaroonSE |
端末損害金 | 19,800円 |
端末補償サービス料 | 月額660円 |
海外利用料 | 1日1GB 1,200円 |
回線は携帯3キャリア対応
ギガWi-FiはクラウドSIMの端末を使うのため、回線は携帯3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)に対応しています。
従来のモバイルWiFiサービスは端末に入れてあるSIMカードのキャリアの回線しか使えませんでしたが、クラウドSIMは端末にSIMを入れるのではなくサーバー側にある装置に複数のキャリアのSIMが差し込んであり、その中から利用者がいる場所の電波状況に応じて最適なSIMの回線を自動で選択して通信をします。
使えるエリアが広い携帯キャリアの回線を利用できるうえ、一つのキャリアが圏外の場所でも他のキャリアが圏内ならネットが使えるというメリットがあります。
月間容量は50GBか100GB
月間容量が100GBプランと5GB・10GB・20GBの3段階で使用した通信量に応じて料金が決まる「ミニ従量プラン」の2つがあります。
初期費用と月額料金
初期費用は契約時の事務手数料3,300円です。
端末送料は無料です。
月額料金は容量や端末ごとに次のようになっています。
100GBプラン:2,695円
ミニ従量プラン:
5GB未満 550円
10GB未満 1,045円
20GB未満 1,540円
この料金は他のクラウドWi-Fiサービスと比べて安い水準です。
今まで多くのポケットWiFiサービスを見てきましたが月間100GBで2,695円というのはかなり安いです。
従量制のプランは5GBまでならワンコインで利用できるので、いざというときのサブ回線としても良さそうです。
公式サイトを見てみる ⇒【ギガWi-Fi】
従量制プランは端末代に注意
ギガWi-Fiの端末は100GBのプランでは無料レンタルなので購入代は0円です。
ミニ従量プランは端末は26,400円での購入になり、月々1,100円で24回の分割払いとなっていますが、24か月間は「2年割」によって毎月1,100円が割引されるため、こちらも端末代は無料にできます。
ただし、2年以内に解約すると分割払い(端末割賦代金)の支払いがまだ残っているため、残債額を一括で支払うことになります。
逆に2年使えば端末は実質無料で手に入るめ、ミニ従量制プランを利用するなら2年間は使うつもりで申し込みましょう
契約期間と解約金
契約期間は2年間の自動更新型です。
2年ごとにある更新月に解約しないと自動更新され、契約期間中に解約した場合の契約解除料は100GBプランが2,600円、ミニ従量プランが1,900円となっています。
無料で解約できるのは2年ごとにある更新月のみです。
端末交換費用と補償サービス
利用中に端末が故障したり無くして交換することになった場合は、再購入費として19,800円がかかります。
こうした事態に備えるために月額660円の端末補償サービスがオプションで用意されています。
補償サービスに加入しておくと自然故障、水濡れによる故障、落雷・火災による使用不能、盗難、紛失の場合に2,200円を支払うことでリファビッシュ品と交換してもらえます。
リファビッシュ品とは中古品を整備して再集荷した製品のことです。
端末の機種はMacaroonSE
ギガWi-Fiで使う端末の機種は「MacaroonSE」というコンパクトな丸い端末です。
主なスペックは次のようになっています。
ディスプレイ | 1.55インチ |
サイズ | 85×85×23.5mm |
重量 | 125g |
最大速度 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps |
連続通信時間 | 20時間 |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
最大同時接続数 | 10台 |
WiFi規格 | IEEE802.11b/g/n |
USBポート | タイプC |
連続通信時間が20時間というのはクラウドSIMのモバイルルーターの中では長い方です。
海外でも利用できる
ギガWi-Fiで使われるクラウドSIMの端末は外国の通信キャリアの回線にも対応できるため、ギガWi-Fiは世界134か国で利用できます。
事前の手続きは不要で、現地に行ってから端末の電源を入れるだけで使るようになります。
海外で使うには月額料金とは別に1日あたりの「海外利用料」がかかり、ギガWi-Fiでは1,200円となっています。
高速で使える容量は1日1GBまでで、容量を超えると速度が最大384kbpsに制限されますが、低速で使い続けることは可能です。
他の類似サービスに比べてギガWi-Fiの海外利用料は安くないので、国内利用がメインで海外利用は重視していない人向けのサービスと言えます。
契約者特典で漫画・雑誌が読める
ギガWi-Fiを契約した後にLINEで友だち登録をすると、ビューン@が無料で利用できます。
これは電子書籍の新刊雑誌14誌、マンガ 10,000冊が読めるサービスです。
暇つぶしに雑誌やマンガをよく読む人は注目の特典です。
まとめ ギガWi-Fiのメリットとデメリット
最後にギガWi-Fiのメリットとデメリットをまとめます。
メリットは次の3点です。
②3段階の従量制プランもある
③雑誌やマンガが読めるビューン@を無料で利用できる
逆にデメリットは次の3点です。
②端末補償サービス料がやや高い
①については、100GBのプランを利用したい人には関係ないですが、従量制プランを使いたい人は注意してください。
②については、他のクラウドWi-Fiサービスの端末補償サービス料と比べて660円というのはやや高めです。ただ月額料金がかなり安いため、補償サービス料との合計月額が自分の許容範囲なら利用するのもありでしょう。
以上より、ギガWi-Fiが適しているのは次のような人です。
- できるだけ低コストで月間100GBほど使いたい
- 月間20GBもあれば十分で月によっては使用量がもっと少ないときがある
- 暇つぶしに雑誌やマンガを読みたい
申し込みはこちらから⇒【ギガWi-Fi】