GMO光アクセスとドコモ光の違い【料金や特典を比較】

ドコモ光のプロバイダーの一つであるGMOとくとくBBが昨年に独自に始めた新しい光回線「GMO光アクセス」は、ドコモ光より月額料金が安いです。

ただし、利用している携帯電話のキャリアがドコモの場合は、ドコモ光をセット契約すると携帯電話の月額料金が割引されるため、月額料金の安さだけで判断できない部分もあります。

そこで今回はドコモ光(1ギガ)とGMO光アクセスを比較して違いを明らかにするので、どちらにしようか迷ってる人は参考にしてください。

光コラボとプロバイダーについて

ドコモ光とGMO光アクセスは、どちらもNTTのフレッツ光の光回線を借り受けて提供している「光コラボレーション」というサービスです。光コラボやコラボ光とも呼ばれます。

ドコモ光はユーザーにドコモ光の回線との接続サービスを提供する「プロバイダー(インターネットサービスプロバイダー)」がたくさんあり、プロバイダーのサイトからドコモ光を申し込めます。
また、プロバイダー以外にドコモ光の販売代理店のサイトから申し込むこともでき、代理店の方が高額なキャッシュバック特典を用意していることがあります。
この記事では42,000円の高額キャッシュバック特典を用意している代理店を後で紹介します。

GMO光アクセスはGMOとくとくBBだけから提供されているためわかりやすく、通称「とくとくBB光」とも呼ばれます。

契約期間と解約金

まず、契約期間と中途解約した時の費用を比較します。

ドコモ光 GMO光アクセス
契約期間 2年 3年
中途解約時の解約金 一戸建て:5,500円
マンション:4,180円
無し

ドコモ光の方は、2年ごとにある契約満了月の当月、翌月、翌々月に解約すれば解約金は0円ですが、それ以外の月に解約すると上記の解約金が発生します。更新月は3か月間です。

GMO光アクセスの契約期間は3年ですが、契約期間中に解約しても解約違約金はかかりません。

契約期間の縛りが無いという点ではGMO光アクセスに魅力があります。

初期費用と回線工事費用

次に初期費用と回線工事費用を比較します。

ドコモ光 GMO光アクセス
契約事務手数料 3300円 3,300円
ルーター費用 0円 0円
基本工事料 0円 工事員派遣有りの場合
戸建て:26,400円
集合住宅:25,300円
工事員派遣無しの場合
いずれも2,200円

どちらも契約事務手数料として3,300円がかかります。

ルーターは無料レンタル

WiFiルーターは、どちらも無料でレンタルできます。

違いはユーザーが機種を指定できるかどうかです。
ドコモ光(プロバイダーがGMOとくとくBBの場合)は下記の3機種の中から選択できますが、GMO光アクセスは機種の選択はできず下記の5機種の中からいずれかが送られてきます。

ドコモ光 GMO光アクセス
メーカー・機種名 BUFFALO
WSR-2533DHP3
BUFFALO
WSR-2533DHP2
WSR-2533DHP3
NEC
Aterm WG2600HS2
NEC
Aterm WG2600HS
Aterm WG2600HS2
ELECOM
WRC-2533GST2
ELECOM
WRC-2533GST2

どの機種も光回線の新技術「IPv6」に対応しています。
どうしても特定のメーカーのものを使いたい場合や機種のスペックにこだわりがあるならドコモ光の方が良いですが、そうでなければ機種指定できなくても問題ないでしょう。

基本工事料は無料にできる

回線の基本工事料はドコモ光は無料で、GMO光アクセスは下記の料金で36回の分割払いになっています。

工事員派遣有りの場合
戸建て:26,400円(1回目が990円で2回目から36回目が726円)
集合住宅:25,300円(1回目が1,045円、2回目から36回目が693円)

工事員派遣無しの場合
いずれも2,200円(1回目は275円、2回目から36回目は55円)

派遣工事有りの場合、36回の支払いが完了する前に解約すると、解約月利用分の請求と一緒に工事費の分割残債額を支払うことなります。

しかし、36か月の間は工事費の工事費の分を月額料金に上乗せしたうえで特典割引で差し引いているため工事費は実質0円です。つまり工事が必要だった場合でも3年間使えば工事費は無料になるのです。

利用した期間ごとの基本工事料(派遣工事有り)の分割残債額は下記のとおりです。

利用した期間 残り支払い回数 戸建て マンション
1年(12か月) 24回 17,424円 16,632円
2年(24か月) 12回 8,712円 8,316円
3年(36か月) 0回 0円 0円

GMO光アクセスは解約金が0円のため契約期間の縛りはありませんが、最初の3年間は工事費を無料にするための縛りがあります。

とはいえ、3年利用した後は工事費は無くなり、ドコモ光のように中途解約時の解約金が無いため、2年ごとにある更新月を待たずにいつでも解約したいときに無料で解約することができます。

月額料金

続いて、月額料金についてです。

2サービスの月額料金は下記のようになっています。

ドコモ光 GMO光アクセス
戸建て 5,720円 4,818円
マンション 4,400円 3,773円

戸建てタイプ、マンションタイプのどちらもGMO光アクセスの方が安いです。

戸建てタイプで902円、マンションタイプで627円の違いがあります。

契約事務手数料、工事費、ルーター代が全て同額なら、月額料金が安いGMOの方が良いと思うでしょう。

ただ、ドコモ光は下記の割引や特典も含めたうえで判断する必要があります。

申し込み・利用者特典

ここでは申し込みでもらえるキャッシュバックや利用者への割引特典について解説します。

ドコモ光の割引・特典

ドコモ光には次の割引・特典が用意されています。

①ドコモのスマホとのセット割でスマホの月額料金が最大1,100円割引
+申し込みでdポイントが2000ポイントもらえる
②代理店独自の申し込み特典で42,000円のキャッシュバック

①ドコモスマホとのセット割+申し込みで2000dポイント

セット割の割引額は、docomoの料金プランがギガホ・5Gギガホ・5Gギガホプレミアなら1,100円です。

ギガライト・5Gギガライトは月間使用量が3GB以上なら1,100円、1GB~3GBまでなら550円割引され、1GBまでなら割引されません。

仮にマンションで一人暮らしをしている人がドコモのスマホをギガホで利用している場合、ドコモ光をセット契約すればスマホの料金で毎月1,100円の割引を受けられるため、スマホと家のネット回線の合計費用はGMO光アクセスを契約した場合より安くなります。

さらに、このセット割は同居家族だけでなく離れている家族も三親等以内なら最大20回線まで対象です。

仮に家族3人が全員ドコモユーザーでギガホや5Gギガホを使っていれば、割引額は3,300円にもなり、スマホ料金とドコモ光の料金合計は大幅に安くなります。

また、ドコモユーザーがドコモ光を申し込み、スマホをペア回線として設定するとdポイント(期間・用途限定)が2,000ポイントがプレゼントされます。
名前の通りポイントに有効期限があって進呈月を含む6か月となっており、一部の用途では利用できません。

以上より、利用しているスマホのキャリアがドコモの場合、特に家族にドコモユーザーが多い場合は光回線はドコモ光が最適です。

②代理店の独自特典でキャッシュバックがもらえる

ドコモ光の販売窓口はたくさんありますが、中でもNNコミュニケーションズという代理店では42,000円の高額キャッシュバックが用意されています。

高額キャッシュバックはあっても受け取りには有料オプションサービスを付けることが条件という販売窓口もありますが、NNコミュニケーションズでは申し込みだけで特典を受けられます。

しかも、新規契約のほか、フレッツ光からの転用、他の光コラボからの事業者変更も特典対象です。

さらに、振込時期は課金開始月の翌月末という早さも魅力です。

注意点は、サービスの利用開始から12ヵ月未満で解約した場合はキャッシュバック特典と同等額が請求されることです。
すぐに解約するつもりならともかく、1年以上は利用する前提なら問題ないでしょう。

詳細は代理店のサイトをチェックしてください⇒ドコモ光

 

GMO光アクセスの申し込み特典

2つのキャッシュバック特典が用意されています。

①申し込みで5,500円のキャッシュバック

申し込みをした人には5,500円キャッシュバックがあります。

新規契約と他社回線からの乗り換えのどちらも対象です。

この特典を受けられるのは下記の限定特典ページから申し込んだ人のみなので注意してください。

こちらのページです⇒シンプルに安い速いGMOとくとくBB光!

 

②他社回線からの乗り換えなら40,000円キャッシュバック

光回線をはじめADSL、ケーブルテレビ、モバイルWiFiなど他社のインターネット回線を中途解約してGMO光アクセスに乗り換える場合は、解約違約金等の負担補助として一律40,000円のキャッシュバックがもらえます。

解約違約金や工事費、端末代の残債などの解約費用が発生することが特典を受ける条件ですが、これにより他社の中途解約時にかかる費用負担を軽減して乗り換えが可能です。

【まとめ】

ドコモ光とGMO光アクセスのどちらも2年契約ですが、GMO光アクセスは限定特典ページから申し込むと中途解約時の解約金が無料になります。

特典により基本工事料が無料なのは同じですが、GMO光アクセスの方は3年利用しないと自己負担額は無料になりません。その代わり3年利用した後はドコモ光のように2年の契約期間に縛られず、いつでも無料で解約できます。

月額料金はGMO光アクセスの方が安いですが、ドコモ光はスマホとのセット割があるため、ドコモユーザーは家の回線とスマホ契約の合計月額料金ではドコモ光にした方が安くできます。家族にドコモユーザーが多いほどお得です。

ドコモ光はNNコミュニケーションズという販売代理店から申し込むと42,000円のキャッシュバックがもらえます。

GMO光アクセスは5,500円のキャッシュバックがあり、他社からの乗り換えで解約費用が発生する場合は一律40,000円のキャッシュバックがもらえます。

以上より各サービスがおすすめなのは以下のようになります。

ドコモ光がおすすめの人

  • スマホの契約先がドコモで、セット割対象のプランを利用している
  • 家族にもドコモユーザーがいる
  • ルーターの機種を選びたい
  • 高額なキャッシュバックが欲しい

42,000円のキャッシュバックがもらえる販売代理店のサイトはこちら⇒ドコモ光

GMO光アクセスがおすすめの人

  • 長期利用で低費用な方が良い
  • 2年の契約期間に縛られたくない
  • ルーターの機種にこだわりはない
  • スマホの契約先はドコモではない
  • 乗り換えにあたり他社の解約金が発生する

限定特典ページはこちら⇒シンプルに安い速いGMOとくとくBB光!