大阪府にある戸建ての家に住み始める予定で新たに光回線を引きたい人や今住んでいる戸建てで利用中の光回線から他のところへ乗り換えたいと考えている人もいるでしょう。

光回線はたくさんあって迷うなあ・・・

今回は、大阪府の戸建ての家におすすめの光回線4つを紹介しますよ。
自宅の光回線をどれにするか探している人は参考にしてください。
大阪の戸建で利用できる光回線
まず初めに、大阪の戸建で利用できる光回線はどんなものがあるか見ていきましょう。
回線 | 説明 |
フレッツ光 | NTTが提供する光回線。 回線とプロバイダーの2つを契約する必要がある。 |
光コラボレーション (光コラボ) |
様々な事業者がNTTからフレッツ光の回線を借りてプロバイダーサービスとセットにして提供する光回線。 |
NURO光(ニューロ光) | ソニーネットワークコミュニケーションズがNTTのダークファイバーを借りて提供する光回線 |
eo光(イオ光) | 関西電力グループのオプテージが独自の光ファイバー網で提供する光回線。 |
昔は光回線といえばフレッツ光でしたが、2015年から光コラボレーションのサービスが開始されてからは光コラボの利用者が増加しています。
例えば下記のサービスは全て光コラボです。
フレッツ光では回線とプロバイダーの契約が別々でしたが、光コラボでは回線とプロバイダーがセットになっているので契約先が1本化されてわかりやすくなっています。
さらに、回線は同じものでも光コラボの方がフレッツ光より料金が安かったり、独自の特典や割引制度でお得になるため、光コラボの方がメリットが多いです。
このため、NTTのフレッツ光の回線を使いたいなら光コラボがおすすめです。
次にNURO光ですが、これはソニーグループの会社ソニーネットワークコミュニケーションズがNTTからフレッツ光の光ファイバーケーブルとは別の「ダークファイバー」を借り受けて提供す光回線です。
ダークファイバーとは敷設した光ファイバーケーブルのうち使用されずに余っていたもののことです。
各社でフレッツ光の回線を共有している光コラボとは違う回線を使っているため高速通信ができるのがNURO光の特徴です。
最後にeo光ですが、こちらは関西電力の子会社のオプテージが関西+福井県の一部のみで提供している地域限定の光回線サービスです。
関西電力の電力線網を利用した光回線で、自前の回線のため利用者の増加に合わせて回線の増強がしやすく安定した通信を提供できるのが特徴です。

光コラボとNURO光とeo光でおすすめはどれ?

どれがおすすめかは費用の安さと速度のどちらを優先するかによります。
以下で詳しく見ていきましょう。
料金・費用の安さで選ぶ
光回線は月額料金が安いところもありますが、スマートフォンのSIMの契約先がをドコモ、au、SoftBankの場合は、スマホと光回線のセット割も考慮する必要があります。
携帯3キャリアの光回線はセット割がある
携帯3キャリアを利用している人が同じキャリアが提供している光回線(ドコモ光・auひかり・SoftBank光)も契約すると、スマホの月額料金がプランに応じて最大で1,100円割引されるのです。
しかも、この割引は契約者本人だけでなく家族のスマホも割引されるため、家族の人数が多いほどお得になります。
例えば、3人家族で全員のスマホが同じキャリアで1,100円割引対象のプランを契約している場合、そのキャリアが提供している光回線を契約すると3人ともスマホの月額料金が1,100円割引されるため、実質的には光回線の月額料金が3,300円安くなるのと同じことになります。
このため、家族で利用先の携帯キャリアを統一している場合は、その携帯キャリアが提供する光回線を利用するのがお得です。
ただ、ソフトバンクのスマホとのセット割はSoftBank光の他にNURO光も対応しており、NURO光の方が月額料金が安く、速度も速いためソフトバンクのスマホユーザーにはNURO光がおすすめです。
また、auひかりは大阪の戸建てでは提供エリア外となっています。
しかし、auひかり以外にeo光でもauスマホとのセット割を受けられるので、auのセット割を受けたい人にはeo光がおすすめです。
スマホがauなら ⇒ eo光
スマホがSoftBankなら ⇒ NURO光
月額料金が安い光回線
家族で利用先の携帯キャリアがばらばらだとセット割で割引きされる金額が小さくてメリットがあまりない場合があります。
また、各キャリアの格安プランのahamo、povo、LINEMOはセット割の対象外となっています。
この他に格安SIMを使っていると携帯キャリアのセット割が適用できません。
こうしたケースでは他の月額料金が安い光回線を選ぶことで月々の通信費を抑えることができます。
そして、安い光回線として今おすすなのは光コラボのGMO光アクセスです。
こちらは東証プライム上場企業のGMOインターネットグループが提供する光回線で、プロバイダー名がGMOとくとくBBなので「GMOとくとくBB光」とも呼ばれています。
GMO光アクセスと他の光回線の月額料金を比較してみましょう。
サービス名 | GMO光アクセス | ドコモ光 | SoftBank光 | NURO光 | eo光 |
最大速度 | 1ギガ | 1ギガ | 1ギガ | 2ギガ | 1ギガ |
戸建ての月額料金 | 4,818円 | 5,720円 | 5,720円 | 5,200円 | 5,448円 |
見ての通りGMO光アクセスだけは5千円を切っています。
ドコモ光と比べると月額で902円、年間では10,824円、3年利用した場合は32,472円の差が出ます。
公式サイトを見てみる ⇒ シンプルに安い速いGMOとくとくBB光!
速度が速い光回線
現在一般的に普及しているのは最大速度が1Gbpsの光回線で、オンラインゲームや4K動画の視聴なども含めてほとんどの用途で十分利用できます。
NURO光だけは下り最大速度が2Gbpsのプランがあり、最大速度は2倍にもかかわらず料金水準は他社の1ギガプランと同じくらいです。
また、中には最大速度が5Gbpsや10Gbpsのプランの光回線もありますが、速度が速いだけ料金は高く設定されています。
基本的には最大速度が1ギガか2ギガで十分なのですが、速度にこだわりがあり料金が高くても構わないから少しでも高速通信で利用したいという人は5ギガや10ギガのプランも選択肢になるでしょう。
ドコモ光とNURO光には10ギガプラン、eo光には5ギガと10ギガのプランが用意されており、月額料金は以下のようになっています。
サービス名 | ドコモ光 | NURO光 | eo光 | ||||
最大速度 | 1ギガ | 10ギガ | 2ギガ | 10ギガ | 1ギガ | 5ギガ | 10ギガ |
戸建ての月額料金 | 5,720円 | 6,380円 | 5,200円 | 5,700円 | 5,448円 | 5,960円 | 6,530円 |
月額料金は1ギガ・2ギガプランと10ギガプランの両方でNURO光が最安です。
特に、最大速度が2ギガなのにドコモ光やeo光の1ギガのプランより料金が安い点は見逃せません。
料金が高くても構わず速度が速い方が良いならNURO光の10ギガプラン

NURO光のデメリットは?

申し込んでから利用できるようになるまでの期間が長いことです。
NURO光は回線工事が宅内と屋外の2回に分けて行われるため、工事が完了するまでの期間が長いです。
戸建ての開通時期の目安を他の光回線と比較してみます。
NURO光 | ドコモ光 | eo光 | GMO光アクセス | |
開通時期目安 | 1~3ヶ月程度 | 1ギガ 2週間から1か月程度 10ギガ おおむね1か月半 |
申し込みから開通工事まで標準1か月 | 早くて2~3週間 |
(上記は目安であり各家の設備状況や繁忙期によってはさらに日数がかかることがあります。)
NURO光は申し込んでから利用できるようになるまで最短でも1か月はかかり長ければ3か月先になることもあります。他の回線と比べて開通までの期間が長めです。
なお、NURO光には開通遅延補償特典が用意されており、上記の目安よりさらに遅れて4か月目以降に開通した場合は下記のように補償として1か月あたり5,200円が支払われます。
5カ月目の開通の場合:10,400円
6カ月目以降の開通の場合:15,600円
開通するまでの間の家のネット回線をどうするかについては、NURO光では無線で通信するホームルーターのレンタルサービスが用意されているので、これを使ってインターネットを利用できます。
初期費用が2,200円でレンタル料は月額5,148円ですが2か月間は無料です。
3か月後に開通した場合はレンタル料1か月分は負担することになりますが、4か月目以降の開通なら開通遅延補償によりレンタル料はカバーできます。
この点を理解したうえでNURO光を申し込んでください。
まとめ
携帯3キャリアが提供する光回線にはスマホとのセット割があり、契約者本人のほか家族も対象になるため、割引を受けられる人が複数人がいる場合は、セット割で光回線を選ぶのがお得です。
ドコモユーザーにはドコモ光がおすすめです。
下記の代理店サイトから申し込むと42,000円のキャッシュバックがもらえます↓
auユーザーの場合、auひかりは大阪府の戸建ては対応していないため、代わりにauのセット割の適用を受けられるeo光がおすすめです。
キャンペーン特典で1年間は月額料金が3,170円になり、1万円の商品券か電子マネーギフト券がもらえます↓
ソフトバンクのセット割は、SoftBank光のほかにNURO光も対応しており、NURO光の方が速度が速く料金も安いため、ソフトバンクのスマホユーザーにはNURO光がおすすめです。
公式サイトのキャンペーン特典で45,000円のキャッシュバックが用意されています↓
携帯3キャリアのセット割に対応していないahamo、povo、LINEMOや格安SIMのユーザーには、月額料金が安いGMO光アクセスがおすすめです。
キャンペーン特典で5,000円のキャッシュバックがもらえます↓
通信速度の速さで選ぶならNURO光です。
光コラボとは別の回線を使っているため高速通信が可能となっています。
最大速度が2ギガでありながら料金水準はドコモ光やeo光の1ギガのプランより安く、10ギガのプランでもNURO光の方が安いです。
公式サイトはこちら ⇒ NURO 光