口座振替でもWiMAXやポケットWiFiを安く利用する方法

モバイルWiFルーターでインターネットが利用できるサービスで有名なのが、WiMAX(ワイマックス)とPocke WiFi(ポケットWiFi)です。

WiMAXはKDDIのグループ会社であるUQコミュニケーションズ、ポケットWiFiはソフトバンクのサブブランドであるY!mobile(ワイモバイル)から提供されています。

WiMAXは口座振替ができるプロバイダーもありますが、クレジットカード払いのみのプロバイダーに比べて料金は高めになっています。

ポケットWiFiを提供しているY!mobileは口座振替で支払えます。

今回は口座振替でWiMAXやポケットWiFiを利用したい人向けに、2つのサービスの比較と安く利用する方法を紹介します。

WiMAXとポケットWiFiの使える容量と料金

容量無制限になるプランは、WiMAXは「ギガ放題プラン」、ポケットWiFiは「Pocket WiFiプラン2(ベーシック)+アドバンスオプション」となっています。

Pocket WiFiプラン2(ベーシック)は高速通信で使えるのは月間7GBまでなんですが、これに月額684円のアドバンスオプションを追加することで7GBを超えた後も高速のまま使えるようになっています。

通信容量と速度制限

両サービスは月間の通信容量が無制限ですが、一定期間の使用量による速度制限条件があります。

WiMAX Pocket WiFi
プラン名 ギガ放題プラン Pocket WiFiプラン2(ベーシック)+アドバンスオプション
速度制限条件 3日間の通信量合計が10GB以上 3日間の通信量合計が10GB以上
制限時間帯 翌日の18時~次の日の2時頃まで 当日の18時~次の日の1時頃まで
制限後の最大速度 1Mbps 1Mbps

制限条件と制限後の最大速度は同じです。

違うのは制限される時間帯で、WiMAXは翌日、ポケットWiFiは当日となっており1時間短いです。

3日で10GBまでの条件だと制限されないようにギリギリまで使った場合、高速のまま使える通信量は30日で100GB弱になります。

制限後も最大1Mbpsの速度は出るため、WEBサイトを見たりYoutubeで標準画質動画を見るくらいなら利用できますが、高速通信で使えるのは実質的に月間100GBまでという点は覚えておきましょう。

料金と負担額

WiMAXとポケットWiFiは、速度制限条件は同じですが料金や端末代で違いがあります。

WiMAXは口座振替で支払えるプロバイダーでは一番が安いBIGLOBE WiMAXの場合で比較します。

BIGLOBE WiMAX Pocket WiFi
プラン名 ギガ放題プラン Pocket WiFiプラン2(ベーシック)+アドバンスオプション
契約事務手数料 3,000円 3,000円キャンペーンで無料
月額料金 1~3ヶ月目:3,180円

4か月目以降:4,180円

4,380円(3,696円+アドバンスオプション料684円)
端末代 19,600円(19,400円+代引き手数料400円) 803ZT:21,600円

801HW:10,800円

キャッシュバック 15,000円 無し
1年(13か月)負担額 58,940円

SIMのみ
39,740円

803ZT:78,540円

801HW:67,740円

契約事務手数料はY!mobileは現在はキャンペーンでWEBからの申し込みなら無料です。

月額料金はWiMAXの方が安く、端末代はポケットWiFiは機種が801HWならWiMAXより安いです。

事務手数料、月額料金、端末代の合計額だとポケットWiFiで機種を801HWにした場合の方が安いのですが、BIGLOBE WiMAXはキャッシュバックがもらえるため、この分を合計額から差し引くとBIGLOBE WiMAXの方が安くなります。

さらに、BIGLOBE WiMAXはSIMカードのみ購入できるプランもあるため、既にWiMAXの端末を持っている人や、中古品を別途購入して自分で端末を用意できる人なら端末代の19,600円が浮き総費用も安くできます。

ちなみに1年を13ヶ月にしたのは、BIGLOBE WiMAXの契約期間は1年間で12か月以内に解約すると解約金の1000円がかかるため、解約金無しで解約ができる最短の月が13か月目だからです。Y!mobileの方は契約期間が無く解約金もありません。

携帯電話のキャリアによる割引で安くなる

スマートフォンのSIMの契約先がWiMAXはauかUQモバイルの場合、PocketWiFiはY!mobile場合にSIMの料金の方で割引が受けられます。

WiMAX Pocket WiFi
割引サービス ①auスマートバリューmine

②ギガMAX月割

家族割引
割引内容 ①auの対象プランに応じて500~1,000円を毎月のauの料金から割引

②UQモバイルの料金から毎月300円割引

複数の回線を契約している場合は2回線目以降から各基本使用料から毎月500円割引

このため、スマートフォンの回線がauやUQモバイルならBIGLOBE WiMAX、Y!mobileならPocket WiFiがお得です。

auやUQモバイルは1回線までの割引なのに対し、Y!mobileは最大9回線まで割引対象になるため、家族全員がY!mobileのスマートフォン使っている場合は大幅に安くできます。

ドコモのユーザーやUQモバイル、Y!mobile以外の格安SIMのユーザーは割引が受けられずどちらも高く感じるかもしれません。

そんな人には第3の選択肢があります。

WiMAXかSoftbankの回線を使うSPACE Wi-Fi

SPACE Wi-Fi(スペースWiFi)は、WiMAX回線用かSoftbank回線用のモバイル端末をレンタルで借りてインターネットが利用できるサービスです。

元々は民泊事業者向けのサービスなんですが、一般個人でも利用できるようになっており多くの人に利用されています。

端末はレンタルなので購入代はかかりません。

月額料金は3,680円なので、上で紹介したWiMAXやポケットWiFiより安いです。
口座振替でもクレジットカード払いでも料金は同じです。

さらに契約事務手数料も無料となっています。

契約は1か月単位で解約を申し込んだ月の翌月末で解約となります。長い契約期間に縛られることはなく解約金もありません。

口座振替支払いにした場合のBIGLOBE WiMAXと費用比較をするとこうなります。

BIGLOBE WiMAX SPACE Wi-Fi
契約事務手数料 3,000円 0円
月額料金 1~3ヶ月目:3,180円

4か月目以降:4,180円

3,680円
端末代 19,600円 0円
キャッシュバック 7,000円 無し
1年(13か月)負担額 66,940円

SIMのみ
47,340円

47,840円

契約事務手数料と端末代が無料、月額料金が安いことにより、1年使った場合の負担額はBIGLOBE WiMAXよりも少ないです。

ただ、BIGLOBEはSIMのみプランも選べるため、既にWiMAXの端末を所有していればその端末を使うことでBIGLOBEの方が500円安くできます。

SPACE Wi-Fiの端末と使える容量

スペースWiFiでは、申し込んだ時点の在庫状況によりWiMAX回線用かSoftbank回線用のどちらかの端末が送られてきます。

山間地などで住所がどちらかの回線しか対応エリアになってない場合はサポートセンターに問い合わせてみてください。

端末の機種と速度制限条件は次のようになっています。

WiMAX回線 Softbank回線
端末 Speed Wi-Fi NEXT W04 Pocket WiFi 801ZT
通信制限条件 3日間の通信量合計が10GB以上で翌日の18時~次の日の2時頃まで速度制限 1日の通信量が2GB以上で当日中制限

レンタルということもあり端末は旧モデルですが、インターネットを利用する上で特に問題はありません。

速度制限条件については、WiMAX回線は通常のWiMAXと同じですが、Softbank回線の方は1日2GBまでとなっています。

これなら高速通信で使える月間の容量はWiMAX回線の方は100GBまで、Softbank回線は60GBまでとなります。

それならWiMAXの方が良いのではと思うかもしれませんが、Softbankの4G LTE回線は地下や山間部などを含めて使えるエリアがWiMAXより広いというメリットがあります。

故障・紛失の場合の費用

端末はレンタルのため、利用中に故障させたり紛失した場合には弁償金40,000円がかかります。

通常のWiMAXやポケットWiFiも端末が故障すれば修理費用がかかり、無くせば代わりの端末代がかかるのは同じですが、レンタルWiFiの方が金額は高めに設定されています。

初期不良や通常使用による自然故障の場合は無料で交換してもらえます。

端末は普通に使っていて簡単に壊れたり無くしやすい物ではありませんが、モバイルルーターは外に持ち出すこともあるため、硬い地面や床に落として破損させたり、トイレなどで水没させてしまうケースには注意が必要です。

落下による破損を防ぐ対策としては、WiMAXのW04なら専用カバーが市販されていますし、100均ショップで売られているクッションポーチに入れて持ち運ぶ方法もあります。

月額500円の端末補償オプションも用意されており、これを付けておくと故障や紛失の場合の弁償金が10,000円に減額されます。ただし無くした場合は端末の中のSIM費用3,000円もかかります。

補償オプションを付けた場合、1年間(13か月)だと補償料の合計6,500円分が追加されますが、それでも負担額ではBIGLOBE WiMAXより安いです。

補償オプションを付けても1万円はかかるため、オプションを付けても付けなくても端末は大切に扱いましょう。

まとめ

口座振替に対応したWiMAXプロバイダーの中で最も安いBIGLOBE WiMAXとY!mobileのポケットWiFiを比較すると、1年間の負担額はビッグローブの方が少し安いです。

WiMAXとポケットWiFiにはどちらもスマートフォンのSIMの契約先による割引が受けられるため、auやUQモバイルのユーザーはBIGLOBE WiMAX、Y!mobileユーザーならPocket WiFiがおすすめです。

特にポケットWiFiの家族割引は9回線まで対象にできるため、家族全員のスマートフォンのSIMがY!mobileの場合だと大幅に安くなることがあります。

スマホのSIMの契約先による割引メリットが受けられない場合で、WiMAX回線とSoftbank回線のどちらかでも良いならSPACE WiFiという選択肢もあり、こちらの方が総費用は安くできます。端末がレンタルで構わない人には便利なサービスです。