どんなときもWiFiとNEXT mobileの比較【容量無制限】

 

現在ではどんなときもWiFiとNEXT mobileのどちらも新規受付を停止しており、どんなときもWiFiの無制限プランは終了することが発表されました。

どんなときもWiFiは、通信容量が無制限で基本的にネットが使い放題ということで人気がありますが、端末のデザインやスペック、機能面が気になって踏み切れずにいる人もいるのではないでしょうか?

どんなときもWiFiの端末「D1」の注意点

  • ディスプレイが付いてない
  • WiFi規格がIEEE802.11b/g/nまでしか対応してない
  • PCとUSBケーブルで有線通信できない
  • バッテリー内蔵型のため電池だけ交換できない

これらの点がどうしても妥協できないという人は、どんなときもWiFiの代替サービスとしてNEXT mobile(ネクストモバイル)に注目です。

追記:2020年3月21日 ネクストモバイルは容量無制限のプランの新規受付を終了しています。受付再開の予定は未定とのことです。月間20GBや30GBでよければ読み進めてください。

運営しているのはどんなときもWiFiと同じ株式会社グッド・ラックで、どんなときもWiFi以前から提供されていたサービスなので運営期間はこちらの方が長いです。

 

今回はこの2つを比較し違いを明らかにしていきます。

回線と端末の違い

まず、使用回線の違いを説明します。

どんなときもWiFiはドコモ、au、ソフトバンクの回線に対応し、使用場所に応じて端末が最適なキャリアを自動選択しますが、NEXTmobileはソフトバンク回線のみを使用します。

ソフトバンク回線の人口カバー率は99%となっており、全国のほとんどのエリアで使えます。

 

一部の山間地や僻地などでソフトバンクのエリア外だったり電波が入りにくい場所で使うならドコモやauの回線も使えた方が良いです。

逆に、普段利用する場所が大都市や地方都市、その周辺エリアだけならソフトバンク回線のみでも十分使えます。

ただ、ソフトバンク回線で通信障害が起きて一時的にネットが使えなくなる場合のこと想定するとドコモやauにも対応していた方が便利です。
一時的にネットが使えない時があっても構わない人ならNEXT mobileでも良いかと思います。

端末の比較

次に両サービスの端末の違いを見ていきます。

どんなときもWiFiはD1というモバイル端末のみですが、NEXT mobileにはモバイルルーターのFS030WとホームルーターのHT100LNの2機種が用意されています。

サービス名 どんなときもWiFi NEXT mobile NEXT mobile
端末名 D1 FS030W HT110LN
メーカー uCloudlink 富士ソフト NECプラットフォームズ
最大通信速度 下り150Mbps
上り50Mbps
下り150Mbps
上り50Mbps
下り150Mbps
上り50Mbps
WiFi規格 IEEE802.11b/g/n IEEE802.11a/b/g/n/ac IEEE802.11a/b/g/n/ac
接続方法 Wi-Fi Wi-Fi
Bluetooth
USBケーブル
Wi-Fi
LANケーブル
同時接続台数 5台 Wi-Fi 15台
Bluetooth 5台
USB 1台
Wi-Fi 10台
LANケーブル 1台
バッテリー容量 3,500mAh 3,060mAh ACアダプタで給電
最大連続通信時間 12時間 20時間(Wi-Fi)
24時間(Bluetooth)
無制限
サイズ 127×65.7×14.2mm 74×74×17.3mm 130×130×37mm
重量 約151g 約128g 約200g

Wi-Fi規格と接続方法

最大速度は3機種で同じです。

Wi-Fi規格は、D1はIEEE802.11b/g/nまでですが、FS030WとHT100LNはIEEE802.11aとacにも対応しており、周波数が5GHzのWiFi接続が可能です。

接続方法は、FS030WはWi-Fi以外にBluetoothとUSB通信にも対応し、HT100LNにはLANポートが付いているのでLANケーブルで有線接続ができます。

このため、5GHzのWiFiやPCとの有線接続で通信したい場合はNEXT mobileが適しています。

同時接続台数

D1はWiFi接続で5台までですが、FS030Wは15台、HT100LNは10台まで使えます。

一人暮らしなら5台でも十分だと思いますが、家族で共有して使う場合やタブレットやゲームなども含めたくさんのデバイスを同時につなぎたい場合はD1の5台では足りないことはあるかもしれません。

バッテリーと連続通信時間

バッテリー容量はD1の方が大きいですが、Wi-Fi接続の最大連続通信時間はFS030Wの方が8時間長いです。

FS030Wは消費電力が少なくて済むBluetooth接続にも対応しており、これなら連続通信時間はさらに長くできます。(ただしBluetooth通信は速度は1Mbps前後になります。)

また、D1のバッテリーは内蔵型ですがFS030Wは電池パックが取り外せるのでバッテリー交換が可能です。

ホームルーターのHT100LNは内蔵バッテリーではなくACアダプタ駆動のため通信時間は無制限です。自宅のみで使用しバッテリーの充電が面倒だという場合は便利です。

サイズとデザイン

左がU2s、右がFS030Wです。

U2s ランプ点灯FS030W 本体

D1はスマホのような縦に長い形をしてますが、FS030Wは正方形です。

U2sは厚みのある小さ目のスマホといったサイズ感です。

FS030Wの方がコンパクトですが3mm厚いです。

重量はFS030Wの方が若干軽いです。

薄い方が良いならD1、小さい方が良いならFS030Wになるでしょう。

D1は上部の片側にストラップを取り付ける突起が付いており、これが邪魔だと感じる人は真四角ですっきりした形のFS030Wが良いかもしれません。

ホームルーターのHT100LNは据え置き型のためサイズはやや大きめになっています。

ディスプレイの有無

D1はディスプレイが付いておらず操作は電源のオン・オフのみで、電池残量や電波強度は本体表面に付いている4つのLEDランプの表示で確認します。

電源ボタンを1回押すと、下の画像の様に右隅のバッテリーランプが点灯して下の4つのランプの数でバッテリー残量を表示します。

U2s ランプ バッテリー残量

次に中央の電波ランプが点灯して同様に下の4つのランプで電波受信レベルを表示します。

U2s ランプ 電波受信レベル

SSIDとパスワードの変更や接続デバイスの管理などはWEBブラウザで管理画面にアクセスして行います。

FS030Wは下の画像のように液晶ディスプレイ上で電池残量や電波強度、使用データ通信量、Wi-Fi接続情報を確認できます。

FS030W 画面

主な設定はWEBブラウザで設定ツールのページにアクセスして行います。

HT100LNはディスプレイは付いておらず設定や情報の確認は、WEBブラウザで表示できる設定画面か、スマホやタブレット用の設定アプリを使います。

電池残量や電波強度などを端末のディスプレイで素早く把握したいならFS030Wが便利です。

通信容量と速度制限

どんなときもWiFiは月間通信容量は無制限で、3日で10GB以上などの一定期間の使用量による速度制限条件もありません。

ただし、例外として下記の場合があります。

①著しくネットワークを占有するレベルの大容量通信をした場合は386kbpsに制限されることがある。

②違法ダウンロードなどの不正使用した場合は利用停止することがある。

普通にゲームや動画の視聴を長時間続けるくらいなら制限はかからないため、よほど極端な使い方をしない限りは制限はされないはずです。ギガが足りなくなることもありません。

 

一方、NEXT mobileは月間の通信容量ごとに20GB、30GB、使い放題の3つのプランが用意されており、20GBと30GBのプランはデータ容量を超えたときに速度制限がかかり月末まで速度が最大128kbpsになります。

使い放題のプランは通信量の上限はありません。
上で記載したどんなときもWiFiの制限条件と同じように例外的な制限がかかる場合があり、どんなときもWiFiの制限条件とほぼ同じですが①についてはNEXT mobileの方は制限後の速度が128kbpsとなっています。

いずれにしてもNEXT mobileの方も使い放題プランなら通信容量を気にすることなく利用できます。

初期費用と月額料金

次に初期費用と月額料金を比較します。

どんなときもWiFiは支払い方法によって月額料金が異なり、クレジットカード払いの料金は専用のキャッシュバック付きページから申し込める「特別データ放題Aプラン」の場合とします。

NEXT mobileは契約プランによって料金が違っています。

どんなときもWiFi NEXT mobile
契約事務手数料 3,000円 3,000円
月額料金(0~24か月) クレジットカード:3,280円
(初月は無料)口座振替:3,980円
(初月は日割り)
20GB:2,400円

30GB:2,700円

使い放題:3,100円

月額料金(25か月目以降) クレジットカード:3,280円

口座振替:4,410円

20GB:2,900円

30GB:3,200円

使い放題:3,600円

キャッシュバック 5,000円 無し

NEXT mobileの初月は日割りになります。

NEXT mobileの20GBと30GBのプランは口座振替で支払うことができますが、毎月振替手数料200円が加算されます。

使い放題プランはクレジットカード支払いのみです。

月間の使用量が30GBまでなら、どんなときもWiFiで口座振替で支払う場合よりNEXT mobileの30GBプランで口座振替支払いにした方が料金は安いです。

使い放題プランとどんなときもWiFiでは、単純に25か月の合計ではNEXT mobileの方が安いですが、どんなときもWiFiは5,000円のキャッシュバックが付くため、それを含めた実質負担額ではどんなときもWiFiの方が1,000円安いです。

どんなときもWiFiの口座振替払いとNEXT mobileは25か月目から月額料金は高くなります。

最初の2年間は割引された料金になっており3年目から割引が無くなるためです。

どんなときもWiFiのクレジットカード払いはキャッシュバック特典付きページから申し込めば、3年目以降も割引が続き、ずっと3,280円です。

中途解約の解約金(契約解除料)

両サービスとも契約期間は2年間です。

利用開始月の翌月を1か月目として25か月目が契約更新月になり、この月に解約しないと2年間の契約が自動更新されます。

契約更新月以外の月に解約すると以下のような契約解除料がかかります。

どんなときもWiFi(口座振替)

NEXT mobile

どんなときもWiFi(クレジットカード)
0~12か月目 19,000円 9,500円
13~24か月目 14,000円 9,500円
25か月目 0円 0円
26か月目以降 9,500円 0円
2年ごとの契約更新月 0円 0円

どんなときもWiFiは通常ページからの申し込みだと契約解除料はNEXT mobileと同じですが、クレジットカード払い専用のキャッシュバック付き申し込みページだと2年以内の契約解除料が安いうえに25か月目からは0円になり契約期間の縛りはなくなります。

3年目からは契約更新月を待たずにいつでも止めたいときに無料で解約できるため、契約期間の縛りについては、どんなときもWiFiのクレカ払いが好条件です。

端末の機器損害金と補償オプション

端末が故障・破損したり、紛失や盗難で無くした場合に負担する費用と端末補償オプションを比べます。

どんなときもWiFi NEXT mobile
端末の取り扱い レンタル 購入
端末代 0円 0円(キャンペーン中)
故障・紛失の場合の費用 機器代金 18,000円 修理対応 5,000円~

交換対応 19,000円

端末補償オプション あんしん補償

月額400円

安心サポート

月額300円

補償内容 水濡れ・一部破損は新品と交換

全損は中古品Aランクと交換

自然故障の場合に無料で修理対応

(水濡れ・紛失は対象外)

どんなときもWiFiの端末は口座振替の場合は解約後に返却が必要で、端末を返却しなかった場合や返却時に故障が見られる場合は機器損害金として18,000円がかかります。

キャッシュバック付きページから申し込むクレカ払いでは返却不要です。

利用中に故障(破損・水没・全損)した場合は、機器代金18,000円で新品と交換になります。

端末補償オプションは月額400円で、これに加入していると故障の場合は無料で交換してもらえます。 ただし改造した場合や紛失・盗難は対象外です。

また、補償オプションはバッテリーが劣化した場合も対象外のため、劣化により充電できなくなったら18,000円で交換となる点に注意しましょう。

 

NEXT mobileはキャンペーンで端末代が無料で解約後に返却不要です。

故障の場合の端末修理代は5,000円~で、交換対応だと19,000円です。

月額300円の端末補償を付けておくと自然故障の場合は無料で修理してもらえますが、故意・過失による故障や水濡れ、紛失は対象外です。

 

水濡れによる故障になったときに、どんなときもWiFiは補償オプションで無料で交換できますが、NEXT mobileはオプションを付けていても水濡れは対象外のため有料対応になります。

補償オプション付けてない場合、どんなときもWiFiは18,000円支払っての交換対応のみですが、NEXT mobileは修理対応なら最低5,000円~で安く済むことも違いです。

ちなみにNEXT mobileのモバイル端末FS030Wの電池パックは楽天やAmazonで5千円くらいで売られています。

このためバッテリー寿命のことが心配ならFS030Wの方が良いかと思います。

 

海外利用の違い

NEXT mobileは国内専用のサービスですが、どんなときもWiFiは海外でもインターネットが利用できます。

サーバーにある複数のSIM情報から自動で選択して端末に適用する「クラウドSIM」という技術を採用しているためです。

ただし、海外で利用する場合は月額料金に加えて海外利用料が発生します。

その金額はアジアやオセアニア、ヨーロッパ、北米が日額1280円、中東、アフリカ、南米が日額1,880円となっています。使わなかった日は料金が発生しません。

高速で使える容量は1日1GBまでで、1GBを超えると速度が384kbpsになります。

旅行や出張で外国へ行くときに海外用レンタルWiFiを借りて行く必要が無くなるので便利ですが、どちらが安く済むかは渡航期間や利用スタイルにもよります。

NEXT mobileのユーザーは海外へ行くときは海外レンタルWiFi等を利用すれば良いので、この点は特にマイナスではないです。

まとめ

以上をまとめると各サービスが適している人は次のようになります。

どんなときもWiFiがおすすめの人

  • ドコモ、auがエリア圏内でSoftbankが圏外の場所で使う
  • クレジットカード払いで安く使い放題にしたい
  • 高くても良いので口座振替で使い放題にしたい
  • クレカ払いで契約期間の縛りが緩い方が良い
  • 端末は操作がシンプルで薄い方が良い

NEXT mobileがおすすめの人

  • 回線はSoftbankのみでも構わない
  • 2年間だけ安く使い放題を利用したい
  • 5GHzのWiFi接続やUSBケーブル、LANケーブルの有線接続が必要
  • 端末の同時接続台数が6台以上必要
  • モバイル端末の電池パックは交換できる方が良い