縛りなしWiFiの縛っちゃうプランとWiMAXの比較

縛りなしWiFiに新たに登場した「縛っちゃうプラン」は、3年間の契約期間の縛りがある代わりに月額料金が通常プランで2,800円(税抜)という安さに設定されています。

契約期間がない縛りなしプランの料金3,300円でもWiMAXのギガ放題プランと同じくらいの水準でしたが、縛っちゃうプランならさらに費用を安くすることができます。

3年契約でWiMAXを使うくらいならもっと安い方が良いと考える人もいるのではないでしょうか?

単純に料金だけ見るとお得でも注意すべき点もあるので、それを理解したうえで選ぶことが大切です。

今回は縛りなしWiFiの縛っちゃうプランとWiMAXを比較し違いを明らかにします。
WiMAXは多くのプロバイダーから提供されていますが、中でも費用の安さで人気のGMOとくとくBBの月額割引プランを比較対象とします。

WiFiサービス比較ビジュアル

月額料金

まずは縛っちゃうプランとWiMAXの月額料金と3年間の総費用を比較します。

縛っちゃうプランは従来は月額2800円のプランのみでしたが、その後にライトプラン(現在は20GBに名称変更)、WiMAXプラン、50GBプランも登場したため、これらも併せて掲載します。

WiMAXはたくさんあるプロバイダーの中でも総費用が安いGMOとくとくBBの月額割引プランの料金を比較対象とします。

料金は税抜です。

縛りなしWiFi WiMAX
契約事務手数料 3,000円 3,000円
利用開始月の料金 1か月目の日割り 1か月目の日割り
1~2か月目まで 通常プラン:2,800円
50GBプラン:2,750円
20GBプラン:2,600円
WiMAXプラン:3,600円
2,590円
3~24か月目まで 上記と同じ 3,344円
25~37か月目まで 上記と同じ 4,263円
キャッシュバック なし
3,000円
3年間の総費用 通常プラン:103,800円
50GBプラン:102,000円
20GBプラン:96,600円
WiMAXプラン:132,600円
136,757円

初月の料金はどちらも日割りですが、ここでは1日から利用開始したことにして満額で計上しています。

以上の結果から、縛っちゃうプランの各プランの方がGMOとくとくBBのWiMAXより安いことがわかりました。

原因は、縛っちゃうプランの方が月額料金が安いほかに利用期間の違いもあります。

同じ3年間でもWiMAXは端末発送月の翌月を1か月目にカウントして37か月目が更新月なのに対し、縛っちゃうプランは端末発送月から数えて36か月目が更新月だからです。WiMAXの方が利用期間が長いのです。

ただ、auのユーザーの場合は話が変わってきます。
auスマートフォン又はauケータイの利用者がWiMAXを利用する場合は、auスマートバリューmineというオプションサービスによって契約中のauスマートフォン又はauケータイの利用料金がプランによって500円~1,000円割引になるんです。

つまり実質的にWiMAXの月額料金が500~1,000円安くなるのと同じことで、3年間だと18,000円~36,000円も安くなります。
この分を差し引くと一部のauユーザーの場合はWiMAXの方が安くなる場合があります。

auスマートバリューmineについてはGMOとくとくBB 月額割引プランのページの中頃を見てください。

中途解約の解約費用

縛りなしWiFiの縛っちゃうプランとWiMAXはどちらも3年契約になっており、契約期間中に解約すると解約金がかかります。(解約違約金や契約解除料など呼び方は各社で異なりますがここでは解約金と書きます。)

縛っちゃうプランの解約金は次のようになっています。

12ヶ月未満:30,000円
12~35ヶ月以内:25,000円
37か月目以降:9,500円
更新月:0円

 

一方、通常のWiMAXの解約金は下記の様に利用期間ごとに異なっています。

1ヶ月目〜12ヶ月目まで 19,000円
13ヶ月目〜24ヶ月目まで 14,000円
25ヶ月目以降 9,500円
更新月:無料

縛っちゃうプランは解約金は高いため、3年以内で解約することになった場合はそれまでに支払った月額料金と解約金の合計ではWiMAXの方が安く済むことがあります。

このため、縛っちゃうプランは確実に3年間は使い続けられる人向けのサービスといえます。

最初から1年や2年で利用を止めると決まっている場合は縛りなしWiFiの縛りなしプランがおすすめです⇒縛りなしプラン

回線と端末

縛っちゃうプランとWiMAXの使用回線と端末を比較します。

縛っちゃうプラン WiMAX
使用回線 通常プラン
50GBプラン
20GBプラン
⇒Softbank 4G LTE


WiMAXプラン
⇒WiMAX2+

ハイスピードモード
⇒WiMAX2+


ハイスピードプラスエリアモード⇒au 4G LTE

端末機種 ソフトバンク回線
801ZT 601HW FS030W


WiMAX回線
W04 W05 W06 WX05

WX06・W06
HOME 02・HOME L02

縛っちゃうプランの通常・50GB・20GBの各プランはソフトバンクの4G LTE回線を使用します。
使えるエリアでは携帯キャリアのLTE回線の方が広いため、地下や山間地で使う予定があるならSoftBank回線の方が良いです。

注意点があり、縛りなしWiFiのWiMAXプランは端末の設定でハイスピードプラスエリアモードに切り替えると月額料金とは別に1,005円(税抜)が請求されるうえに、月間の通信量上限が7GBまでになってしまいます。
気になる人は縛りなしWiFiのサイトの「よくある質問」を確認してください。

このため、WiMAXプランを利用するならハイスピードプラスエリアモードに切り替えないようにしましょう。

通常のWiMAXの端末はモバイルルーターのWX06とW06、ホームルーターのHOME 02とHOME L02の4種類から選択できます。

WiMAXはコンセントにつなげて使うホームルーターの端末が選べることが特徴です。
ホームルーターの方がWiFi電波の出力が大きく、広いエリアに電波が届きやすいためルーターを置いた部屋から離れた別の部屋で使いたい場合に便利です。
このため端末は外に持ち出さず自宅のインターネット回線として使いたい場合はホームルーターが選択できるWiMAXの方が良いです。
ホームルーターについてはこちら⇒置くだけかんたんインターネット

速度の違い

端末の最大速度ではWiMAXの新端末の方が上ですが、あくまでこれはスペック上の最大値に違いにすぎません。

縛りなしWiFiでソフトバンク回線の601HWを使ったことがありますが、都市部では下り50Mbps台、上り20Mbps台でした。
WiMAXは旧モデルのWX05使ったことがあり、こちらは下り50Mbps台、上りは10Mbps台程度でした。W06ならもう少し高速かもしれませんが実効速度で下り100Mbps以上出ることは滅多にないでしょう。

速度は端末のスペックよりも使う場所の電波の強さの影響が大きいので、最大速度の違いはあまり気にする必要はないと思います。

通信制限の条件

縛っちゃうプランとWiMAXのどちらも一定期間に一定量使うと速度が通信制限がかかり低速になります。

縛っちゃうプランの速度制限条件は、

通常プランは1日に2GB超えると当日制限
50GBは月間使用量が50GBを超えると月末まで制限

20GBプランは月間使用量が20GB超えると月末まで制限
WiMAXプランはWiMAXの制限条件と同じ

となっています。

WiMAXの速度制限条件は、3日間の通信量合計が10GB超えると翌日の18時から次の日の2時ごろまで速度制限され、制限後の速度は最大1Mbpsとなります。

縛っちゃうプランの通常プランは翌日になれば制限は解除され、WiMAXプランや通常のWiMAXは直近3日間の合計通信量が10GB未満になれば解除されます。

この条件なら、速度制限される通信量まで使うとすると縛っちゃうプランの通常プランは月(30日)に60GB、WiMAXは100GBまでは高速のまま利用できることになります。

ただし、WiMAXは制限されるのが夜間だけなので、それ以外の時間帯ばかりにネットを利用するなら速度制限は気にせずに済むため容量無制限で使えることになります。

端末の故障・紛失時の費用

どちらも端末を壊したり無くした場合は修理費用や端末の交換代がかかり、端末の保証サービスが用意されているのも同じです。

縛っちゃうプラン WiMAX
保証サービス 安心サポートプラン
月額500円
安心サポート
月額300円(水濡れは未対応)


安心サポートワイド
月額500円(水濡れも対応)

保証サービス未加入の場合 39,800円で端末交換 修理対応5,000円~

端末交換19,000円

保証サービス加入の場合 10,000円で端末交換 修理対応が無料

両サービスとも端末を無くした場合は中に入ってるSIMカードの交換料3,000円もかかります。

保証サービス未加入で端末が故障した場合や無くした場合で交換することになると、縛っちゃうプランの方が2万円ほど高くつくので、この点ではWiMAXの方がマシです。

ちなみにGMOとくとくBBは申し込み時には2つの保証サービスのどちらか1方の加入が必須で、これらが不要な場合は契約後にユーザーページで解除する形になっています。安心サポートは2か月無料、安心サポートワイドは初月無料なので必要ないなら無料期間中に解除できます。

縛っちゃうプランの方は万が一のときの費用負担額が大きいため保証サービスを付けるとすると3年間で18,500円負担額が増えますが、これでも通常プランと50GBプラン、20GBプランならWiMAXで保証サービスを付けなかった場合より総費用は安いです。

なお、WiMAXは端末が自分の物になるのに対して縛りなしWiFiはレンタルになるため解約したら返却が必要になります。

まとめ

最後にまとめると各サービスがおすすめな人は次のようになります。

縛っちゃうプランがおすすめの人

とにかく3年間の費用を安くすることが最優先で、中途解約せず3年は使い続けられるなら縛っちゃうプランの通常プラン(月60GB)や50GBプラン、20GBプランが良いでしょう。

特に通常プランは1日2GBまでなら速度制限がかからず月当たりだと60GBは使えますし、ソフトバンクの4G LTE回線なので使えるエリアも広いです。

保証サービスに未加入で端末を壊した場合や加入・未加入に関係なく端末を無くした場合は39,800円かかるので端末は大事に扱いましょう。

公式サイトはこちら⇒縛りなしWiFi

WiMAXがおすすめの人

月間容量が100GBくらい必要な人や昼間ばかりにネットを利用する人にはWiMAXがおすすめです。

速度制限条件が3日で10GBまでですが、特定の日に3GB以上使って他の日は使用量を抑えることで速度制限を避ける使い方ができます。

最新モデルの端末やホームルーターを使いたい場合もWiMAXが良いでしょう。

auユーザーならauスマートバリューmineで割引が受けられるので、WiMAXがお得に利用できます。

GMOとくとくBBは申し込みの時には保証サービスが強制加入なので不要だったら契約後に忘れずにユーザーページで解除しておきましょう。

詳細・申し込みはこちら⇒GMOとくとくBB 月額割引プラン