THE WiFiは1日4GB、月間40GB・100GBから選べる

THE WiFi(ザ・ワイファイ)は、クラウドSIMの端末を使って1日4GBまでの大容量で利用できるモバイルインターネットサービスです。

2020年の3月から「容量無制限」という条件でサービスを開始しましたが、8月26日からは容量は1日4GB、月間(31日)で124GBという条件に変更しました。

コロナウイルスの影響で通信量が増大したことなどもあり、ユーザー間の公平性と安定したサービスの提供のための措置らしいです。
他のクラウドWi-Fiサービスでも容量無制限を止める動きは相次いでいるためTHE WiFiに限ったことではありません。

ある程度の大容量使えることには変わりないため、LTE回線で1日4GB、月間120GBくらい使いたい人には利用価値があるでしょう。

2020年12月1日から月間40GBと100GBの新プランも始まり、現在の容量プランはこの2つのみです。

THE WiFiの運営元はスマモバ

運営しているのはスマートモバイルコミュニケーションズ株式会社で、東証マザーズに上場しているアプリックスという会社の子会社です。

以前からMVNOとして「スマモバ」という格安SIM・格安スマホのサービスを提供していた実績があり、2019年10月からは「めっちゃWiFi」というクラウドWi-Fiサービスをスタートさせました。

その後、THE WiFiを2020年3月に開始し、容量条件を変更した8月26日には「めっちゃWiFi」の新規受付は終了していました。おそらくTHE WiFiライトとめっちゃWiFiのプラン条件は似ていたためTHE WiFiに一本化したものと考えられます。

THE Wi-Fi

THE WiFiのサービス条件

THE WiFiには、全国15万か所のWi-Fiスポットを無料で使える「THE WiFi」プランとWi-Fiスポットの利用を省いて料金を安くした「THE WiFiライト」プランの2種類があります。

使用回線 4G LTE
(SoftBank・au・ドコモ対応)
月間容量 40GB
100GB
初期費用 契約事務手数料 3,300円
月額料金(月間40GBプラン) THE WiFi
3か月目まで:3,278円
4か月目以降:3,676円


THE WiFiライト
3,278円

初月料金は日割り

月額料金(月間100GBプラン) THE WiFi
3か月目まで:3,828円
4か月目以降:4,226円


THE WiFiライト
3,828円

初月料金は日割り

契約期間 2年(最低利用期間)
中途解約時の解約金 24か月目まで:10,780円
25か月目以降:0円
端末機種 U2s
機器損害金(交換代) 13,200円
端末補償サービス料(月額) 330円(通常故障のみ)
550円(水濡れによる故障も対象)
海外利用料(1GBあたり) アジア17か国:850円
その他の国:1,250円

回線はトリプルキャリア対応

THE WiFiはクラウドSIMの端末を使うため国内では携帯キャリアのSoftBank、au、ドコモのLTE回線に対応しており、使用場所に応じてクラウドサーバーにある複数のSIMの中から最適なものが自動で選択されます。

また、MVNOとしてキャリアから借りている帯域をTHE WiFiにも活用し、クラウドSIMで賄いきれないときの補助的に使っているそうです。こういう点はMVNOの運営をしてきた企業の強みです。

月間容量は40GBと100GB

月間40GBや100GBのプランは1日ではなく月間容量までは高速通信できます。

ただし他のモバイルWiFiサービス同様に、短期間のうちにネットワークを著しく占有するような大量の通信をすると制限されることがあるため、あまり極端な使い方はしない方が良いでしょう。

1日100GBでYouTubeやZOOMなどがどのくらい使えるのかはTHE WiFiの公式サイトに目安が載っているので参考にしてください⇒THE WiFi

初期費用と月額料金

初期費用は契約事務手数料の3,300円がかかり、端末送料は無料です。

月額料金は、THE WiFiとTHE WiFiライトで違っており、Wi-Fiスポットが利用できるTHE WiFiの方が高いです。

カフェやファストフード店、駅など、外出先にあるWiFiスポットが多いなら外ではWiFiスポットを使うことでTHE WiFiの使用容量を節約できます。

しかし、Wi-Fiスポットを使う機会がないなら料金が安いTHE WiFiライトの方が良いでしょう。

現在、春の4ヶ月0円キャンペーンを実施しています。
THE WiFi、THE WiFiライト共に4か月目までは月額料金が無料になります。

 

2年使えば縛りは無くなる

契約期間は2年間です。
2年以内に解約した場合の解約金は9,800円で、25か月目以降は無料となっているため、最低利用期間が2年です。

他の2年契約のクラウドWi-Fiサービスの場合、更新月の25か月目に解約手続きをしないと契約は自動更新されて、さらに2年後の更新月にならないと無料で解約できないという条件のところもあるため、THE WiFiの最低利用期間が2年というのは好条件です。

機器損害金と端末補償サービス

利用中に端末が故障したり無くしてしまった場合の機器損害金(交換代)は13,200円です。

他のクラウドWi-Fiサービスでは機器損が金を2万円以上に設定しているところもあるため、THE WiFiの13,200円という金額は安い方です。

オプションで故障に備えるための端末補償サービスも用意されており、料金は故障のみが補償対象の安心サポートが月額300円、水濡れによる故障も補償対象になる安心サポートワイドが月額500円です。

これを付けておくと端末が故障した場合に無料で修理してもらえますが紛失・盗難は対象外です。オプションを付けておいても無くしたら費用がかかるため注意しましょう。

なお、THE WiFiの端末はレンタルのため解約後には返却が必要で、返却しなかった場合も機器損害金と同額の13,200円かかります。

 

使用する端末はU2sのハイスペックモデル

使う端末はuCloudlinkの「U2s」というモバイルルーターです。
U2sはクラウドWi-Fiサービスでよく採用されている機種ですが、THE WiFiで使用するU2sはハイスペックモデルです。

スペックは次のようになっています。

ディスプレイ 無し
カラー ゴールド・グレイ
サイズ 127×65.7×14.2mm
重量 151g
最大速度 下り:150Mbps
上り:50Mbps
連続通信時間 約12時間
バッテリー容量 3,500mAh
最大同時接続数 5台
WiFi規格 IEEE802.11b/g/n
USBポート Micro USB(Type B)
チップセット Qualcomm  MSM8909

U2sのハイスペックモデルと通常モデルの違いは、端末の動作や処理性能に関わるチップセットです。

通常モデルのU2sはSpreadtrumというメーカーのSC9850Kを採用しているのに対し、ハイスペックモデルではQualcommのMSM8909を2機搭載しており、端末起動時間の短縮と別のSIMへ切り替えるときの速度が向上しています。

ちなみにクアルコムはスマホ向けチップセットのシェアで1位のメーカーです。

U2sはディスプレイが付いてませんが、本体表面にある4つのLEDランプの点灯数で電波レベルやバッテリー残量を確認できます。

データ通信量はU2sに接続したスマホやPCのWEBブラウザで管理画面にアクセスして見ることができます。

海外利用料はアジアなら安い

クラウドSIMは外国の通信会社のSIMにも対応できるため、THE WiFiは海外でも利用できます。

別途手続きは不要で、日本で使っているU2sをそのまま持っていき、現地で電源ボタンを押すだけでインターネットが使えるようになります。

海外で使う場合は月額料金とは別に海外利用料がかかり金額は以下のようになっています。

アジア17か国:850円
その他の国:1,250円

これは1GB当たりの料金で、1日最大3GBまで使用可能です。

1日1GBまで850円で利用できるアジア17か国

中国 台湾 韓国 香港 マカオ シンガポール インドネシア タイ フィリピン マレーシア ベトナム インド ミャンマー モンゴル ラオス カンボジア バングラデシュ

海外旅行や海外出張で出かける人も多いアジア諸国の料金が安いこともTHE WiFiの魅力です。

ただし、1日に1GBと少し使っただけでも料金が2倍になるため、1GBごとに料金が増えることを忘れないようにし、通信量の管理はしっかり行いましょう。

空港などで借りて行ける海外レンタルWiFiの場合、渡航期間中は毎日レンタル料金が発生しますが、THE WiFiでは端末の電源を入れなかった日は海外利用料はかかりません。

まとめ THE WiFiのメリットとデメリット

最後にTHE WiFiのメリットとデメリットをまとめます。

メリットは次の3点です。

①3年目からは契約期間の縛りが無くなる
②端末の機器損害金が比較的安い
③海外利用料がアジア17か国は安い

デメリットは次の3点です。

①月額料金が他社と比べて高い
③端末が旧モデル
④端末はレンタルなので解約後に返却が必要

月間40GBや100GBの両プランともに月額料金は他にもっと安いサービスはあります。

ただし、現在は4ヶ月0円キャンペーン中に申し込めば4ヶ月分の料金が浮くため、THE WiFiライトなら2年間の総費用は最安級になります。

THE WiFiの端末はU2sのハイスペックモデルとはいえ、他のサービスでは新モデルの「U3」を採用し、2年使えば端末の返却は不要としているところもあります。

U2sとU3の主な違いは同時接続台数がU3は10台に増えている点とU2sの角についてるストラップ取り付け部分がU3では無くなっている点くらいです。その他はU2sのスペックを見て自分に十分かどうか判断してください。

解約した後に端末を何かに活用することがなければ端末がレンタルでも問題はないかと思いますが、解約したら返却が必要という点は忘れないようにしましょう。

公式サイトはこちら⇒THE WiFi