レンタルWiFiとWiMAX、ポケットWi-Fiの違い

モバイルWi-Fiルーターをレンタルしてインターネットを利用できるサービスが「レンタルWiFi」です。

モバイルWi-Fiルーターでインターネットを使う方法といえば、WiMAXやPocket Wi-Fiが有名ですが、これらのサービスの場合、2年や3年といった契約期間の縛りがあり、契約期間中に解約すると高額な解約手数料が取られるため、半年や1年間だけ使いたい人や途中で他のサービスに乗り換えるかもしれないと考えてる人には利用しにくい部分もあります。

そんな場合に役立つのがレンタルWi-Fiなんです。

今回は、レンタルWiFiはWiMAX、Pocket WiFiとどう違うのかをまとめてみました。

 

スマートフォンWiFi使用イメージ

Wi-FiとWiMAX、Pocket WiFiについて

まず、それぞれがどんなものかを説明します。

レンタルWi-Fiとは

レンタルWiFiは、WiMAXやSoftbank回線のモバイルWiFiルーターを購入するのではなく借りてインターネットを利用できるというサービスで、WiFi環境をレンタルするというイメージです。

端末代は無料でインターネットの利用料だけを支払い、契約終了時には端末を返却するという使い方になっています。

利用期間は最短1日から数年単位の長期まで様々で、長期利用の場合でも契約期間は1か月単位のため中途解約による解約違約金がありません。

WiMAXとは

WiMAX(ワイマックス)は、携帯電話キャリアのauを展開しているKDDIのグループ会社であるUQモバイルコミュニケーションズが提供している無線データ通信サービスです。

わかりやすく言えば、ドコモやau、ソフトバンクといった携帯キャリアとは別の独自の無線データ通信網が全国に整備されており、高速でモバイルインターネットが利用できるというサービスです。

現在は従来のWiMAXより高速な最新規格のWiMAX2+になっており対応エリアも拡大中です。

知名度やユーザー数でモバイルインターネットサービスではWiMAXが最もメジャーな存在で、2018年で解約者数は3,000万人を超えています。

WiMAXは通信回線を提供しているUQモバイルコミュニケーションズのほかに、様々なプロバイダー(代理店)から販売されており、各社で契約期間や月額料金、初期割引やキャッシュバックなどのキャンペーン内容が異なっていて違いがわかりにくくユーザーが混乱しやすいという一面もあります。

Pocket WiFiとは

Pocket WiFi(ポケットWiFi)は、ソフトバンクやそのサブブランドであるY!mobileから提供されているモバイルWi-Fiルーターや、これを使った無線データ通信サービスのことを指します。

無線データ通信サービスとしてはWiMAXに次ぐ人気があり、この2つのサービスは何かと比較されることも多いです。

ちなみに、ソフトバンクのものに限定せずモバイルWiFiルーターのことを「ポケットWiFi」だと認識している人もいるようですが、厳密にはPocketWiFiはソフトバンクの登録商標です。

ポケットに入れて持ち運べるコンパクトなルーターなので、モバイルWiFiルーターと呼ぶよりは短く「ポケットWiFi」と呼びたくなのは理解できます。

このサイトでは基本的にソフトバンクやY!mobileのサービスをPocket WiFi(ポケットWiFi)として記載しますが、モバイルWi-Fiルーターという意味でも使っている場合もあります。

レンタルWiFiとWiMAX、Pocket WiFiの違い

ここではレンタルWi-FiとWiMAX、Pocket WiFiの違いを説明します。

長い契約期間に縛られずに使える

レンタルWiFiの最大の特徴でありメリットなのが長い契約期間に縛られることなくWiMAXやPocketWiFiが使えることです。

ひと月単位の契約のところもあれば短いところだと1日単位契約で最短なら1泊2日だけで借りられるWiFiレンタルサービスもあるため、数日だけや1週間だけ、1か月だけ、数か月だけ、1年間だけ使えるインターネット回線が必要な人に便利です。

一時帰国中、入院中、出張中、家のリフォーム・建て替えによる仮住まい暮らしの間だけなど、短期間だけ使えるネット回線が必要な人に役立ちます。

また、WiMAXとポケットWiFiの両方の回線や色々な端末を使ってみたいという人や通常のWiMAXやポケットWiFiを契約する前にどんなものか試したいという人にもレンタルWiFiは利用価値があるでしょう。

なお、最近は2年や3年の契約期間があるモバイルWiFiサービスで端末はレンタルとしているところもありますが、端末が借り物ということに加えて長期の契約縛りが無く利用できるサービスを「レンタルWiFi」と呼ばれている印象があります。

料金、費用の違い

レンタルWiFiは様々な業者から提供されており、各社で月額料金が異なり契約事務手数料や端末送付時や返却時の送料の有無などその他の費用も違っていますが、安いところだと契約事務手数料が無料で端末送料も無料、月額料金は通常のWiMAXやポケットWiFiより安いという業者もあります。

月単位契約のところより1日単位で借りられるところだと割高な料金になっている傾向があります。

また、通常のWiMAXだと初期割引や手厚いキャッシュバックが用意されている場合もあり、それを踏まえた実質月額料金と比較すると、利用期間によってはレンタルWiFiの方が高い月額料金になります。

レンタルWiFiは料金は多少割高になっても契約期間にしばられないメリットを重視する人向けといえます。

端末は自分のものにならない点に注意

レンタルWiFiではモバイルWiFiルーターを買うのではなく借りて使うことになるため、契約終了の際にはルーターを返却しなければなりません。

契約時の送料は無料とされていても、解約時に返却するときの送料はユーザーが負担しなければならないところも多いです。といっても、郵便局のレターパックライトなら全国一律370円なので大きな負担ではありません。

また、端末は借りもののため破損したり紛失した場合は、端末の代金や弁済金といった名目で数万単位の料金を支払うことになります。金額はレンタルWiFiの業者によって異なっているので、申し込む前には利用料だけでなく端末の弁償金の金額も確認しておくことが大切です。

通常のWiMAXやポケットWiFiのように契約期間中に解約して高額な解約手数料がかかることはない代わりに端末の破損・紛失時には大きな費用が掛かるというリスクがあります。

このため、モバイルWiFiルーターを使う際にはレンタルしているということを忘れずに注意して大切に使うことが求められます。

ただ、多くの業者が端末保証オプションといったもの用意しており、利用料に上乗せして300~500円程度の追加料金を支払うことで故障や紛失時に請求される代金が免除されるようになっています。万が一のときの保険としてオプションを付けるかどうかは人それぞれの考え方しだいですが、心配ならこういう制度を利用すると良いでしょう。

まとめ

レンタルWiFiと長い契約期間がないため、WiMAXやポケットWiFiを短期間だけ利用したい人や2年や3年も待たずに別のサービスに乗り換えるかもしれない人に最適です。

利用料金やその他の費用は業者によって違っており、利用期間が1日単位と短い場合は割高になりますが、月単位契約のレンタルWiFi業者ではかなり安いところもあります。

端末は借り物になるため、故障や紛失をしないように注意して使うようにし、利用料金のほかに故障・紛失時の弁済金がいくらになるかも事前によく確認しておきましょう。