WiMAXと光回線でどっちにするか迷っているなら違いを理解しよう

自宅の固定回線として光回線を引く代わりに、WiMAXのギガ放題プランを利用しようかと考えている人も多いのではないでしょうか?

結論から言えば、WiMAXを固定回線の代わりとして使うことは可能です。

ただ、速度は光回線より遅く、使えるデータ容量も制約があるため、この点が許容できるかどうかによります。

一方で、WiMAXは回線工事が不要なので申し込み後に端末が自宅に届いたらすぐに使い始めることができ、光回線より月額料金が安く、端末を外に持ち出して使えるといったメリットもあります。なので、これらの点を重視する人には魅力あるサービスです。

WiMAXと光回線でどっちにするか迷っているなら、まずは両者の違いをしっかり理解したうえでどちらにするか判断しましょう。

WiMAXと光回線どっちにする?

WiMAXを光回線と比べたと場合のメリット

光回線と比べた場合に、WiMAXにはどんなメリットがあるのかを書きます。

回線工事が必要ない

光回線を使うには回線引き込み工事が必要になり、高額な工事費用が掛かります。ただ、賃貸住宅などは予め光回線が部屋に引き込まれていて工事が不要の場合があったり、工事が必要な場合でもキャンペーンで工事料金が無料になる場合もあります。

この点は状況次第です。

自分の家の場合は回線工事が必要でキャンペーンなどで工事費が無料にできないなら、回線工事が必要ないWiMAXの魅力が高まります。

また、工事料金がかかること以外に、申し込みから工事が完了するまで長い期間(だいたい2週間ほど)が必要になることも光回線のデメリットです。

なるべく早くインターネットを使えるようにしたいならWiMAXの方が有利です。

月額料金が安い

月額料金は基本的にWiMAXの方が安めです。

DTI光のように光回線申込時にauのスマートフォンやタブレットを同時契約することで月額料金が最大1,200円値引きされてWiMAXより安くなるケースもありますが、これから自宅用の固定回線とauのスマホを同時に持つ予定の人でなければ関係ないでしょう。

外でも自分の回線でインターネットが使える

WiMAXの端末はコンパクトで外に持ち出せるため、出かけたときも自宅と同じ回線でインターネットを利用できます。

最近はフリーWiFiスポットも増えているとはいえ、どこにでもあるわけではありませんしセキュリティ上の不安もあります。その点、WiMAXは電波が届く場所なら自分の回線でどこでもインターネットができるので便利です。

携帯3キャリアのSIMや格安SIMでネットを長時間使っているとのデータ容量が足りなくなるという人にもWiMAXは役立つでしょう。

WiMAXを光回線と比べた場合のデメリット

ここからは光回線と比べたときのデメリットを書きます。

速度が遅い

理論上の最大速度は、光回線が下り・上りの速度共に1Gbps(1,000Mbps)なのに対し、WiMAXはW05という端末の場合で下り速度が558Mbps、上り速度が37.5Mbpsとなっています。

理論値だけではなく、実際に出ている速度でも光回線の方が速いです。

WiMAXの実測値は、電波が弱い自宅で測定したときは下り速度が10~20Mbps台、上り速度が1~2Mbpsくらいでした。電波強度が高めの街中では下りが20~30Mbps台、上りが7~8Mbps台となっていました。

私のネットの用途はWEB閲覧やYoutubeで動画を見るくらいなので、これくらいの速度で十分使えるレベルです。10MbpsあればフルHD動画も止まらずに見れます。

上り速度は遅めなのでファイルを頻繁にアップロードしたり動画を投稿することが多い人などはアップロード完了までに時間がかかり不満を持つかもしれませんが、それ以外の人なら上り速度の遅さは問題にならないと思います。

オンラインゲームによっては高速な通信回線が必要なものもあり、そういったゲームをするなら速度や回線の安定性が優れている光回線の方が快適に楽しめるでしょう。

使える容量に制約がある

光回線もWiMAXも月のデータ通信量の上限はありませんが、WiMAXの方は制約があります。

直近3日間のデータ使用料の合計が10GBを超えると翌日の18時から次の日の2時まで速度制限がかかり速度は1Mbps 程度になるのです。

つまり、速度制限がかからず高速のまま使えるようにするには3日で10GBを超えないように使う必要があり、そのペースで使うと一月に使える量は最大で100GB弱となります。

そうはいっても、3日で10GBまでなら1日あたり3GBくらいのペースで使えるため、一人暮らしの人やインターネットの使用時間が長くない人には十分な量だと思います。

3日で10GBでは全然足りないなら光回線が良いですが、この容量で十分ならWiMAXで問題ないでしょう。

それに速度制限がかかった後も1Mbps程度の速度は出るので、WEBサイトを見たりYoutubeの標準画質動画を見るなどの用途では十分使えます。

契約期間は2年~3年で中途解約は違約金がかかる

WiMAXの契約期間は2年か3年契約となっていて、契約期間の途中で解約すると解約違約金を支払う必要があります。今では主要プロバイダーのほとんどが3年契約です。

光回線の方も同様にほとんどの業者で契約期間は2年や3年に設定されていて中途解約は違約金がかかりますが、中にはDTI光やぷらら光のように契約期間のしばりがないのでいつでも解約でき解約違約金も必要ないところもあります。

ただ、無線インターネットのWiMAXは引っ越した場合でも手続き不要でそのまま使い続けられるメリットがあります。どうしても他の回線に変えたい場合などを除いて余程のことが無ければ2年以内で解約することは少ないのではないでしょうか。

WiMAXはこんな人におすすめ

以上のメリット・デメリットを踏まえると、WiMAXを固定回線代わりに使うことをおすすめできるのは次のような人です。

  • 回線工事してもらうのが面倒くさい、工事費をかけたくない
  • できるだけ早くインターネットを使えるようにしたい
  • 今の家に長く住むことはなく引っ越す予定がある
  • 自宅だけでなく外出先でも自分の回線でインターネットを使いたい
  • 主な用途がWEBサイト閲覧やメール、動画・音楽の視聴

WiMAXはモバイル端末だけでなく据え置き型のホームルーターもあり、こちらの方が出力が強いので離れた部屋でもWiFiの繋がりやすいため、自宅で固定回線の代わりとして使うならホームルータータイプの機種がおすすめです。