WiMAX契約の特典として、高額なキャッシュバックを用意しているプロバイダーはいくつかあり、中でも人気なのがGMOとくとくBBです。キャッシュバックを含めた3年間の総費用が安いためです。
しかし、GMOとくとくBBのキャッシュバックは受け取りが利用開始後の1年後になるため、受け取り手続きするのを忘れていてキャッシュバックをもらい損ねたという人も多いようです。
受け取り方法は、利用開始後11か月後に契約時に登録したGMOのプロバイダーメールアドレスにお知らせメールが届き、その翌月末日までに受け取り口座情報を連絡しなければなりません。
GMOのプロバイダーメールアドレスを普段使ってないと確認するのを忘れて、お知らせメールのことを知らずに期限切れをなってしまうリスクが高まります。
キャッシュバックがもらえるキャンペーンは月額料金が高めに設定されており、キャッシュバックを受け取ることで実質的な3年間の総費用が安くなるという形なので、もし受け取れなかった場合は高い月額費用だけ払って利用したことになり大きく損をします。
このため、WiMAXのキャッシュバックキャンペーンに不安を持つ人もいるでしょう。
WiMAXプロバイダーの中には1年待たずにキャッシュバックを受け取れるプロバイダーもります。
それが、「JPWiMAX」です。
JPWiMAXのキャッシュバックは受け取りやすい
JPWiMAXのキャッシュバックはアマゾンギフト券10,000円分がもらえます。
現金の振り込みでないですが、銀行口座情報を教える必要がなく口座情報不備のため受け取りそびれるリスクも避けられます。
アマゾンは一切使わないという人でなければ問題はないでしょう。
キャッシュバックは端末を受け取った日から貰うことが可能です。
端末が届くと荷物に同封されている契約書類に「契約ID」が記載されているので、申し込み後に届いた申し込み完了メールに記載されている「ギフト券申請URL」のページにアクセスし、そこで契約IDを入力すればAmazonギフト券1万円分が発行され、登録メールアドレスにギフト券のコードが送られてきます。
JPWiMAXの3年間の総費用
ここからは、キャッシュバックによる割引分を含めた3年間の総費用を見ていきます。
契約事務手数料は、他のプロバイダーと同じ3,000円です。
月額料金は、利用開始月は2,800円の日割りで、2か月目と3カ月目も2,800円です。
4か月目~24か月目までが3,500円となり、25か月目~36か月目までが4,100円です。
以下の表にGMOとくとくBBで最新端末のW06を契約した場合と比較します。
利用開始月を1か月目とします。
JPWiMAX | GMOとくとくBB | |
契約事務手数料 | 3,000円 | 3,000円 |
利用開始月(日割り) | 2,800円 | 3,609円 |
2~3ヶ月目 | 2,800円 | 3,609円 |
4~24か月目 | 3,500円 | 4,263円 |
25~36か月目 | 4,100円 | 4,263円 |
キャッシュバック額 | 11,000円 | 32,050円 |
3年間の総費用 | 127,200円 |
126,719円 |
以上のように、総費用ではGMOとくとくBBの方がJPWiMAXより少し安いという結果になりました。
JPWiMAXのデメリット
キャッシュバックが受け取りやすいのは魅力ですが、一方でデメリットもあります。
中途解約すると解約金が高い
JPWiMAXは、中途解約したときの解約金が高めに設定されています。
GMOとくとくBBの場合と比較しました。
利用期間 | JPWiMAX | GMOとくとくBB |
0〜12ヶ月目 | 30,000円 | 19,000円 |
13〜24ヶ月目 | 25,000円 | 14,000円 |
25~36か月目 | 25,000円 | 9,500円 |
38か月目以降 | 9,500円 | 9,500円 |
3年ごとにある契約更新月に解約すれば解約金は0円です。
1年以内から3年以内まで全ての場合でJPWiMAXの方が解約金が高くなっています。
3年使って契約更新した後の中途解約の場合は同じですが、最初の3年間のうちに中途解約するとGMOの場合と比べて1万円以上損をします。
キャッシュバックが受け取りやすいというメリットがある一方で、3年間の縛り条件は厳しくしているのです。
3年間は確実に使う見込みのある人なら良いですが、途中で解約するかもしれないなら他のプロバイダーの方が良いかもしれません。
端末が2年間はレンタル扱い
JPWiMAXの場合、最初の2年間は端末はレンタル扱いとなっており、中途解約した場合は返却しないといけません。自分の物になるのは3年目からです。
返却しなかった場合は、端末違約金として契約月残数×1,600円がかかります。
もしJPWiMAXを中途解約して他のプロバイダーのWiMAXや別のWiFiサービスを利用することになったらそちらの端末を使うことになるので、端末が手元に残らないことはそれほどデメリットではないですが、違約金がかかるのは大きなデメリットです。
24カ月以内に端末の故障(全損)や紛失があった場合も利用期間に応じた端末違約金がかかるため、借り物であることは忘れずに大事に扱っていく必要があります。
まとめ
JPWiMAXはキャッシュバックが受け取りやすいプロバイダーです。
キャッシュバックはAmazonギフト券10,000円分が端末が届いた後から受け取りができます。
主なデメリットは下記です。
- 中途解約の解約金が他のプロバイダーに比べて高額に設定されている
- 2年間は端末がレンタル扱いで中途解約では返却が必要