WiMAXの3日で10GB以上使った場合の速度制限後の実行速度

WiMAX2+は、直近3日間のデータ使用量の合計が10GB以上になると、翌日の18時から翌日2時頃まで通信制限がかかり、速度は概ね1Mbpsになるとされています。

先日、WiMAXの通信量が3日で10GBを超えたときに速度を測定したりサイト閲覧やYoutube視聴の使い心地を確認してみてました。

実行速度は確かに1Mbps前後になる

前日の夜に3日間の使用量合計が10GBを超えていたのを確認しましたが、翌日の昼間は今まで通りの速度で使えました。

WiMAX3日で10GB以上使用

18時を過ぎた後に速度測定したところ、まだ下り速度は10Mbps近く出ていたので、18時ちょうどから制限が発動するわけではないようです。

その後18時37分に測定したときには速度は下り・上りともに1Mbps台でその後すぐに2回測定した後もその程度だったので、制限が始まっていたことがわかりました。

以下は速度測定アプリの結果です。

WiMAX速度制限後の実行速度

翌日の朝6時台に測定したときは、下りで14Mbps、上りで2Mbps程度といういつものレベルに戻っていました。

制限中にPCの速度測定サイトで測った時も実行速度は下り・上り共に1Mbps前後でした。

WiMAX速度制限後のPCでの実行速度

 

昨日のデータ使用量はかなり少なく、昨日までの直近3日の合計が10GB未満になったため、制限は一日で解除され翌日の18時以降の速度は落ちませんでした。

速度制限後のネットの使い心地

速度制限中の1Mbpsという速度でのネットの使い心地を確かめてみました。

スマートフォンの場合

スマートフォンサイトでは、楽天市場とアマゾンのサイトを開いてみましたが、いつもより少し表示が遅いものの、それほどストレスを感じるほどの遅さではないと個人的には思いました。モバイルサイトはデータイサイズが小さいせいか1Mbps程度の速度でも問題なく見れる感じす。

Youtubeは、スマートフォンだと画質は回線速度に合わせて自動設定されるようになっているせいか動画は途中で止まることなく見れました。制限がかかる前と同じようにYoutubeの動画を楽しめました。

スマホ版でも画質をHD(720P)に設定する方法もありますがこの時はHD画質でも試すのを忘れてました。

PCの場合

パソコンサイトは、楽天市場とアマゾン共にサイトをサイトを開いてみたら読み込みが完全に終わるまでに2分ほどかかり、ページを移動したときも表示されるのが遅くてかなりストレスを感じるレベルでした。これでは買い物するときは不便だと思います。

モバイルサイトに比べるとPCサイトは画像のデータサイズが大きいため通信速度が遅いと読み込みに時間がかかり表示も遅くなるようです。

Youtubeは、標準画質(360P)だけでなくSD画質(480P)でも止まることなく再生できました。

さすがにHD(720P)やフルHD(1080P)では、再生途中で止まって読み込み状態が続き、再生が再開されてもしばらくするとまた止まって読み込み状態になることの繰り返しでした。

スマートフォンでもHD画質に設定して再生していたら途中で止まっていたかもしれません。

ただ、私の場合はスマホでもPCでもYoutube動画はいつも標準画質で見ているので全く問題ありません。速度制限がかかってもいつも通りにYoutubeを利用できます。

まとめ

WiMAXは3日で10GB以上使用による速度制限がかかっても、制限される時間は翌日の18時から次の日の2時頃までなので、それほど不便ではないと思います。

それに制限後も1Mbps程度の速度が出るので、PCサイトの表示は遅くなりますが、ネットが全く使えなくなるわけでないので私には許容範囲です。スマホならほとんど速度の遅さは気になりませんでした。

格安SIMだと使用量が契約容量を超えると速度は月末までずっと200Kbpsなどの超低速に制限されるのに比べたらWiMAXの制限時間と制限後の速度はかなり良い条件です。

速度制限がかからないように使うとしても1日3GBは使えるので1か月だと100GB近くになり、インターネットの利用時間が長い私でも十分な容量です。