WiMAXを長期契約の縛りなしで利用する方法

WiMAXの契約期間は3年としているプロバイダーが多いです。
UQ WiMAXは2年契約も可能でBIGLOBE WiMAXは1年契約ですが、これらは契約期間が短い代わりに端末代が有料で月額料金も高めのため総費用では3年契約のプロバイダーの方が安いという状況です。

このため1年契約でWiMAXを安く利用したい人や半年や数カ月だけWiMAXを使いたいという人には不便です。

しかし、長期の契約期間に縛られることなく低料金でWiMAXを利用する方法はあります。

それは、レンタルWiFiのWiMAXプランを利用することです。

レンタルWiFiはモバイルWiFiルーターをレンタルしてインターネットを利用するサービスで、1か月契約で利用できるため止めたくなったいつでも解約金無しで解約でき、長期の縛りはありません。

レンタルWiFiの中にはWiMAXプランを用意しているところもあるため、こうしたサービスなら短期間だけWiMAXを利用できます。

レンタルWiFiのWiMAXのデメリット

縛り無しで利用できるのは大きなメリットですが、デメリットもあるため以下に紹介します。

端末が旧モデルの中古品で自分の物にはならない

プロバイダーと長期契約して利用するWiMAXは端末を購入して利用します。
1年や2年契約のプロバイダーは有料ですが3年契約のところは無料となっています。
最新機種の新品でWiMAXが利用でき、端末は自分の所有物になります。

一方、レンタルWiFiでWiMAXプランを利用する方法では、端末は中古品で借りものなので解約後は返却する必要があります。

用意されている端末の機種は旧モデルが多いですが、最新モデルと比べてスペック上の最大速度は低くても利用中に出る速度ではそれほど変わらないと思います。
大都市などでよほど電波の強い場所でなければ100Mbps以上出ることは稀だからです。

中古品だと故障しやすいのでは思うかもしれませんが、これまで幾つかのレンタルWiFiを利用した経験では利用中に端末が壊れたことは無く、自分の過失で硬い地面などに勢いよく落としたり水没させなければそう簡単に壊れるものではありません。
もし届いた端末に初期不良があれば無料で交換してもらえます。

端末の損害金が高い

通常のWiMAXは自分の端末が故障したら修理費用、紛失や盗難で無くした場合は代わりの端末代の支払い必要になります。故障の修理対応なら交換の場合より若干安く済む場合もあります。

同じようにレンタルWiFiでも借りた端末を故障・破損させたり紛失・盗難で無くせば費用負担が生じますが、故障の場合でも修理ではなく紛失の場合と同じ対応で別端末との有料交換になります。

この場合の費用は、機器損害金とか弁済金などいろいろな呼び方がありますが、要するに借り物の端末を壊したり無くしてしまったことに対する弁償金です。

レンタルWiFiサービスによってこの弁償金の金額が違っていますが、中には4万円近くするところもありこの水準だと通常のWiMAXの端末代より高額です。

通常のWiMAXと同じようにレンタルWiFiでも月額300円~500円程度の料金で端末の補償オプションが用意されており、これを付けておくと故障・破損・紛失・盗難の場合に無料交換や弁償金の減額といった措置を受けられます。(紛失・盗難は補償対象外としているサービスもあります。)

補償オプションを付けるかどうかは人それぞれです。
端末を大事に扱えて無くさない自信があるなら補償オプションなしで利用するのもありですし、どうしても不安なら月々の支払い額が少し高くなっても補償オプションを付けておくと安心です。

WiMAXプランがあるレンタルWiFiサービス

ここからは長期縛り無しでWiMAXを利用できるサービスとしてレンタルWiFiの「縛りなしWiFi」、WiMAX端末も借りられるレンタルサービスの「DMMいろいろレンタル」を紹介します。

サービス内容は次のようになっています。

サービス名 縛りなしWiFi DMMいろいろレンタル
プラン名 WiMAXプラン WiMAX回線端末
契約期間 1か月(自動更新) 1~6か月(延長可能)
使用端末 W04・W05・W06・WX05 W01・W02・W03・W04
WX01(2020年8月20時点)
端末送料 無料 1,100円
契約事務手数料 3,000円 無料
月額料金 4,300円 <W01の場合>
1ヶ月 4,200円
2ヶ月 6,950円
3ヶ月 9,150円
4ヶ月 11,350円
5ヶ月 13,350円
6ヶ月 14,250円
端末損害金 39,800円 20,540円
端末補償サービス料 安心サポートプラン

月額500円

安心レンタル制度

無料

補償内容 故障・紛失・盗難の場合に損害金が10,000円に減額。 故意による故障・破損以外は修理費の請求なし
紛失・盗難は対象外
詳細情報(公式サイト) 縛りなしWiFi いろいろレンタル

契約期間について

縛りなしWiFiは1か月単位契約で、解約の申し込みをしなければ自動更新されるため、1年以上などの長期利用も可能です。

DMMいろいろレンタルは申し込み時にレンタル期間を指定するようになっており、1~6か月まで1か月単位で選べます。

レンタル期間は最大6か月となっていますが、利用開始後に最大11か月先までの延長手続きができます。ただし延長手続きをする前に他の人の予約が入っている場合は延長はできません。

使用する端末について

縛りなしWiFiの端末は4機種用意されていますが申し込み時に機種の指定はできず、どの機種になるかは届いてからでないとわかりません。

W04、W05、W06では数字の大きい順に新しいモデルでスペックも高いです。この他に別シリーズのWX05もあります。

当然ながら新しい機種の方が性能は高いため、そちらを希望する人は多いかと思いますがあまり期待はせずW04が送られてくることを想定して申し込んだ方ががっかりしないでしょう。

それに、新モデルと旧モデルでは速度測定をした時の数値にではいくらか差が出たとしても、経験上、使っているときの体感では速度の違いはわからないと思います。

DMMいろいろレンタルは端末を自分で選べますが、現時点でレンタルできるのは昔のモデルが多いです。W04は比較的新しくスペック面もまあま良いと思います。

以前は最新モデルの前モデルやホームルーターの機種もあったのですが、現在は貸し出し中のようです。

初期費用と月額料金

縛りなしWiFiのWiMAXプランは、契約時の事務手数料が3,000円で、月額料金は4,300円です。

なお、縛りなしWiFiには長期の契約期間がない「縛りなしプラン」のほか3年契約の「縛っちゃうプラン」もあり、こちらの方が月額料金が安くなってますが契約期間中の解約をすると高額な解約金がかかるため、長期縛り無しで使いたい場合は間違えないようにしてください。

DMMいろいろレンタルは、契約事務手数料はありませんが送料1,100円がかかります。

月額料金は機種によって異なり、古いモデルほど安いです。

また、レンタル期間が長いほど月当たりの料金が安くなっており、W01で6か月レンタルの場合、月額2,375円で、かなり安いです。

端末の機器損害金

端末を故障させたり無くした場合の機器損害金は、縛りなしWiFiは39,800円です。

補償オプションが用意されており、月額500円の補償料を負担すると故障させたり無くした場合の損害金が1万円に減額されます。

DMMいろいろレンタルは、安心レンタル制度があるため故障しただけなら修理費用は請求されませんが、故意による故障・破損は対象外です。
また、紛失・盗難で端末を無くした場合は違約金として20,540円かかります。

モバイルルーターは普通に使っていて壊れることは滅多にありませんが、利用者の過失で硬い床や地面に勢いよく落として衝撃を与えたり、トイレなどで水没させるケースには注意が必要です。

補償オプションを付けるかどうかは人それぞれです。
端末を大事に扱えるなら補償無しで利用するのもありですし、どうしても不安で月々の支払額が少し高くなっても構わないならオプションを付けておくと安心です。

ハイスピードプラスエリアモードに注意

縛り無しWiFiのWiMAXプランは、ハイスピードプラスエリアモードの扱いが通常のWiMAXとは異なるため、その点について解説します。

WiMAXにはWiMAX2+回線を使用するハイスピードモード(HSモード)とau 4G LTE回線も使用するハイスピードプラスエリアモード(HS+Aモード)の2つがあり、端末でこれらを切り替えて利用できます。

ハイスピードプラスエリアモードならWiMAX回線よりも対応エリアが広いauのLTE回線が使えるためWiMAXが圏外の場所でネットを使いたいときに役立ちますが、ハイスピードプラスエリアモードでの使用量が月間7GBを超えると月末までハイスピードモードも含めて速度が最大128kbpsに制限されます。

速度が最大128kbpsというのは遅すぎて使い物にならなくなるため、ハイスピードプラスエリアモードを月間7GBを超えないように利用する必要があります。

このため、普段はハイスピードプラスモードで使い、WiMAXが圏外だったり極端に電波が弱いような場合にハイスピードプラスエリアモードにするといった使い方がされています。

このハイスピードプラスエリアモードは月額料金とは別に使った月だけ月額1,005円の利用料が発生するのですが、3年契約のWiMAXでは無料となっています。

ここからが注意点なんですが、縛りなしWiFiのWiMAXプランでは端末の設定でハイスピードプラスエリアモードに切り替えると月額1,005円(税抜)の料金が発生するうえに、一度でも切り替えると月末まで容量が7GBになってしまうというデメリットがあります。

通常のWiMAXのように7GB使ったら低速になるのではなく、切り替えただけで両モードで使える容量が7GBになってしまうようです。これについては公式サイトの「よくある質問」にも書かれているため後で確認してみてください。

私は3年契約のWiMAXを利用しておりハイスピードプラスエリアモードは無料で利用できますが、普段はハイスピードモードばかり使っていてハイスピードプラスエリアモードを使うことは滅多にありません。
WiMAX2+回線が圏外の場所で利用する機会がないことと間違えて月間7GB以上使ってしまい月末まで速度制限されてしまうのを避けたいからです。

このため、一部の地下や山間地などWiMAXが圏外になるような場所で利用することが無いならハイスピードプラスエリアモードは無くても問題ないです。

ただし、縛りなしWiFiのWiMAXプランを使うなら間違えてモード切り替えの操作をしないよう気をつける必要があります。

この点を知っていれば自分で操作することは無いと思いますが、家族などに端末を扱わせる場合には注意してください。

DMMいろいろレンタルの方は、ハイスピードエリアモードを利用しても別料金の請求はありません。月間7GBまでなら速度制限かからずに利用できます。

まとめ

WiMAXを長期契約に縛られずに利用するできるのがレンタルWiFiのWiMAXプランです。

端末は旧モデルで中古品ですが高速・大容量でインターネットを利用する目的は十分果たせます。

端末を壊したり無くした場合は高額な損害金がかかるため大切に扱う必要があります。
勢いよく落したり水没させたり無くしたりしないよう注意しましょう。

WiMAXを長期縛りなしで利用できるサービスが「縛りなしWiFi」と「DMMいろいろレンタル」です。

公式サイトを見てみる↓

縛りなしWiFi

いろいろレンタル