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ドネドネのベーシックUプランとカスタムUプランの速度測定

格安SIMのdonedone(ドネドネ)は、最大速度を速度を抑えることで低料金を実現しています。

ベーシックUプランは最大3Mbpsの速度で月間50GBまで使えるという条件です。

カスタムUプランも同じく月間50GBの容量で、速度は最大1Mbpsですが指定した3つのアプリだけは速度無制限になるという条件です。

今回はドネドネの両プランで実際に出る速度(実測値)はどれくらいなのかを知るために速度測定をしました。

ドネドネのベーシックUプランで速度測定

スマートフォンでの速度測定結果

速度測定に使用したのはOoklaの「Speedtest」というアプリです。

測定したのは月曜日で、時間帯は6時台・8時台・10時台・12時台・15時台・18時台・20時台・22時台です。

測定結果がこちらです↓

ドネドネ 速度測定結果1

全ての時間帯で下りは3Mbps程度は出ており、上りは少し遅めですが全体的に見ると2Mbps以上の速度は出るようです。

朝の8時頃や昼の12時台、夕方18時頃といったネットの利用者が増えて回線が混みやすい時間帯でも速度は低下していませんでした。

朝の通勤・通学時間やランチタイム、夕方の帰宅時間中に使いたい人には嬉しい結果といえます。

12時台の結果の詳細はこちらです。

ドネドネ 速度測定結果 12時台

水色や紫色の線は測定中の速度の変化を表しており、上りの測定時は下りの時に比べて上下が激しく不安定でした。この傾向は他の時間帯でも同じです。
下り速度を優先して3Mbps近く出るようにしているようです。

PCでの速度測定結果

昼の12時台にはスマホのテザリングでパソコンでの速度測定も行いました。

使用したのはSpeedtestのPC向けサイトです。

下の測定結果の画像は、下から順に接続方法がWi-Fi(2.4GHz)、Wi-Fi(5GHz)、USBケーブル、Bluetoothの順です。

ドネドネ 速度測定結果 PC

一番上の段のBluetoothは規格上の通信速度がWi-Fiより遅く、1Mbps前後になるのは他の回線でも同じです。

Wi-FiとUSBでは下りで3Mbps近くは出ていました。

上りはWi-Fi(2.4GHz)のときは例外的に3Mbps以上出てましたが、上りの方が下りより速度が少し低下するのはスマホの時と同じ傾向です。

PCでもWiFiやUSB接続なら下りで3Mbps近い速度は出るため、高速を必要としない用途で使うならPCのネット回線としても利用できます。

ベーシックUプランの使用感

ここではドネドネのベーシックUプランでネットを使ったときの使用感を書きます。

スマホでの使用感

WEBサイトの閲覧は特にストレスなく利用できました。
画像の多いサイトでは全部の表示が完了するまでの少し時間がかかるときがありましたが気になりませんでした。

YouTubeの動画はHD720pの動画は止まらずに見れました。
YouTubeの動画の解像度ごとの推奨速度はHD720pで2.5Mbpsとなっているため、実測値で3Mbps程度の速度が出れば対応できることがわかります。

ただ、画質が「720p」ではなく「720p60」となっている動画ではたまに途中で読み込み状態になり一時的に止まることがありました。
720p60の動画はフレームレートが60fpsのため、30fpsの動画よりも動きが滑らかな映像になりますが、スムーズに再生するために通信速度や再生する機器の処理性能に左右されるようです。

いずれにしても、普段は標準画質のSD480pやSD360pで動画を見ているため、私の場合は特に困ることはありません。

PCでの使用感

パソコンでのWEB閲覧は、画像の多いページを開くときは全部の表示が終わるまでに少し時間がかかりました。スマホ用サイトに比べると表示のもたつきが多い印象です。

少しくらい表示が遅くても気にしないなら利用できるレベルですが、光回線の速度に慣れていてすぐに表示が完了することを期待すると不満を持つかもしれません。

YouTubeの動画は、スマホの場合と同様に720p画質で見ることができましたが「720p60」となっている動画では途中で止まることがありました。
スマホよりも止まる頻度が多かったのは、低スペックのPCのため処理性能が低いことも要因と考えられます。

ベーシックUプランのまとめ

ドネドネのベーシックUプランの最大速度は3Mbpsですが、実測値は全体的に見て下りで3Mbps程度、上りで2Mbps以上の速度が出ていました。

朝8時台や昼休み時間、夕方6時台といった利用者が増える時間帯でも速度は落ち込まず、1日を通して安定した速度になっています。

下り3Mbps程度の速度はスマホでサイトを見る用途では十分ですが、PCで画像の多いページを開くときは全て表示されるまでに少し待たされることがあります。

YouTubeの動画は、3Mbpsの速度ならHD720p画質の推奨速度2.5Mpbsの条件を満たしており、概ね止まることなく再生はできましたが、720p60という画質の動画では途中で止まることがありました。

ドネドネのカスタムUプランで速度測定

ドネドネはベーシックUプランとカスタムUプランでプラン変更ができるためカスタムUプランの速度も測ってみました。

スマートフォンでの速度測定結果

測定したのは金曜日で、時間帯はベーシックUプランの時と同じです。

測定結果がこちらです↓

ドネドネ カスタムUプラン 実測値

全ての時間帯で下りも上りも1Mbps近い速度が出ています。

ベーシックUプランでは上り速度は下り速度よりやや低下気味でしたが、カスタムUプランでは上りも1Mbps近い速度が出てました。

12時台の測定結果詳細↓

ドネドネ カスタムUプラン 速度 12時台

昼休み時間の12時台でも速度の大幅な落ち込みはありませんでした。

PCでの速度測定結果

ベーシックUプランと同じく12時台にパソコンで測定した結果です。

下から順にWi-Fi(2.4GHz)、Wi-Fi(5GHz)、USB、Bluetoothとなっています。

ドネドネ カスタムUプラン 実測値(PC)

どの接続方法でも下り・上り共に概ね1Mbps近くの速度が出ていました。

回線の速度が最大1Mbpsなので、他の高速回線でも1Mbps程度の速度しか出ないBluetooth接続をしたい人には都合が良いでしょう。

カスタムUプランの使用感

カスタムUプランでネットを使った感想です。

スマホでの使用感

1Mbpsの速度だと、スマホサイトでも楽天やAmazonのような画像の多いページはは全て表示されるまでけっこう時間がかかっていました。やはり最大3MbpsのベーシックUプランに比べると表示は遅い印象です。

カスタムUプランは指定した3つのアプリだけは速度無制限になるのが特徴ですが、YouTubeとABEMAのアプリを速度無制限対象に設定してから動画を再生したところ、YouTubeはHD1080p画質、ABEMAは最高画質にしても途中で止まることなく見ることができました。

動画を高画質で見たい人には都合が良いサービスですが、高画質では通信量が増えるため月間容量が50GBなのは忘れないようにする必要があります。

PCでの使用感

パソコンでのWEBサイト閲覧は、文字中心のページはそれほど気になりませんが、画像の多いページは表示の遅さが気になりました。
上から順に表示されていくため使えないことはありませんが快適とは言えません。

この速度に慣れて少し待たされることが当たり前になってしまえば、パソコンのネット回線として利用することは可能です。実際私は数日間カスタムUプランで使っていました。

YouTubeの動画はWEBブラウザで見るため速度は最大1Mbpsとなり、SD360p画質なら止まることなく見ることができました。SD480p画質では再生開始直後は何度か止まることがありましたが、それ以降は順調に再生されました。ただしYouTubeの推奨速度はSD420pは1.1Mbpsとなっているため、最大1Mpbsでは若干足りてないです。

カスタムUプランのまとめ

速度測定の実測値は1日を通して下り・上りともに1Mbps近い速度が出ており、特定の時間帯で速度が大きく落ち込むことはありませんでした。

WEB閲覧は画像の多いページだと表示が遅く、特にPCサイトでは全部表示されるまでしばらく待たされました。

指定した3つのスマホアプリでは速度無制限になり、YouTubeはHD1080p、AMBEMAは最高画質にしても途中で止まらずに見ることができました。

PCの場合はYouTubeのSD360pの動画なら止まることなく再生できました。