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フレッツ光クロスの料金が高い場合に乗り換え先となる安い光回線

NTT東西が提供している10ギガタイプの光回線サービス「フレッツ光クロス」は月額料金が高いと感じる人もいるのではないでしょうか。

フレッツ光の月額利用料は以下のようになっています。

NTT東日本 NTT西日本
月額利用料 6,050円 6,930円
割引名
割引額
クロス月額割
1年目まで770円割引
光はじめ割クロス
2年目まで2,750円割引
3年目以降1,210円割引
割引後料金 1年目まで 5,280円
2年目以降 6,050円
2年目まで 4,180円
3年目以降 5,720円

光はじめ割クロスは2年間の継続利用することが適用条件になっており、開通月を1か月目として24か月目までが最初の割引適用期間で、以降は2年ごとに割引期間が自動延長されます。
割引適用期間の満了月と翌月、翌々月にかけての3か月間以外に解約すると4,180円の解約金が発生します。
割引を受けるためには2年縛りになるのです。

上記は光回線の月額利用料であり、回線をインターネットに接続するプロバイダーの利用料は別途かかり、2つの合計額が毎月の支払い額になります。

仮にプロバイダーの月額利用料が1,100円とすると、フレッツ光クロスの利用料との合計額は、NTT東日本の2年目以降は7,150円、NTT西日本の3年目以降は6,820円になります。

フレッツ光クロスは10ギガタイプなので1ギガタイプの光回線より高いのは当然ではありますが、それでもこの料金水準は高いです。

なぜなら、フレッツ光と同じ回線を使用する「光コラボレーション」モデルの光回線サービスはもっと安い月額料金だからです。

光コラボの10ギガタイプには、NTT東日本の2年目以降やNTT西日本の3年目以降のフレッツ光の月額利用料より安い5,000円以下の月額料金のところがあります。しかもこれはプロバイダーの利用料込みの月額料金なので、いかに光コラボが安いかがわかるでしょう。

光コラボレーションとは?

光コラボレーションは2015年からスタートしたNTTの光回線の新しいサービス提供モデルです。

光コラボでは様々な事業者がNTTから光回線を借り受けて自社サービスとセットにしてユーザーに提供します。

自社サービスとは、光回線をインターネットに接続するサービスをはじめ光電話や光テレビなどのオプションサービスのことで事業者ごとに異なります。

光コラボの光回線の10ギガタイプはフレッツ光クロスと同じ回線を使用するため、通信速度や品質に違いはなく提供エリアも同じです。

フレッツ光の場合、光回線はNTTと契約しインターネットに接続するサービスはプロバイダー(ISP)と契約します。

フレッツ光の契約先の説明図

 

これに対して多くの光コラボでは光回線と接続サービスがセットなっているため、ユーザーは光コラボ事業者と契約するだけで済みます。

光コラボレーション(プロバイダー一体型)の説明図

 

中には接続サービスは無しで光回線のみを提供する光コラボもあり、このタイプでは光回線は光コラボ事業者と契約し、接続サービスはプロバイダーと契約することになります。

光コラボレーション(光回線単独型)の説明図

光コラボ事業者がNTTから借り受けた光回線をユーザーに提供するのなら、直接NTTと契約した方が安いイメージを持つかもしれませんが、実際にはフレッツ光より低料金で提供されているのです。

料金は安くしたいけれどフレッツ光クロスで利用中のプロバイダーを変えたくない場合には、こうした光回線単独タイプの光コラボに乗り換えれば、プロバイダーはこれまでどおりでフレッツ光クロスより月々の支払い額を安くすることができるのです。

フレッツ光クロスから光コラボに乗り換える方法

フレッツ光から光コラボに乗り換える手続きは「転用」と呼び、乗り換えの手順は次のようになります。

フレッツ光クロスから光コラボへの乗り換え手順
  • STEP1
    転用承諾番号の取得
    NTTのWEBサイトで転用承諾番号を発行してもらいます。
  • STEP2
    光コラボの申し込み
    利用したい光コラボに申し込む時に転用承諾番号を入力します。
    転用承諾番号の有効期限である15日以内に申し込む必要があります。
  • STEP3
    フレッツ光クロスのプロバイダーの解約
    プロバイダーが変わる場合は旧プロバイダーの解約手続きをします。
  • STEP4
    ルーターの設置・接続設定
    光コラボで使用するルーターの設置と接続設定をしておきます。
  • STEP5
    光コラボの利用開始
    申し込み時に指定した転用日から光コラボに切り替わります。

光コラボの10ギガタイプはフレッツ光クロスと同じ回線を使用するため、転用では回線工事が不要で簡単に乗り換えができます。

ただし、転用する際に光電話や光テレビを新たに利用し始める場合は別途工事が必要です。

フレッツ光クロスからの乗り換え先となる光コラボ

光コラボの10ギガタイプはいくつかありますが、料金を安くしたい人に紹介したいのが「enひかりクロス」です。

こちらは格安光回線enひかりの10ギガタイプのサービスで、月額料金が安いほか光回線単独タイプも用意されているため利用スタイルに合わせて選べます。

enひかりクロスは次の3種類があります。

プラン名 提供サービス 月額料金
enひかりクロス光回線(10Gbps) 光回線 4,370円
enひかりクロス with お任せISP 光回線
プロバイダー
4,774円
enひかりクロス with v6プラス(MAP-E)
enひかりクロス with Xpass(DS-Lite)
光回線
プロバイダー
4,917円

enひかりクロス光回線(10Gbps)

enひかりクロス光回線(10Gbps)は、光回線のみを提供するサービスなのでインターネットに接続するには別途プロバイダーの契約が必要です。

このプランは、フレッツ光クロスで利用しているプロバイダーを使い続けたい場合や光回線とプロバイダーをあえて別々に契約しておきたい場合に最適です。

月額4,370円なので、NTT東日本エリアのフレッツ光クロスの月額利用料より安く、NTT西日本エリアでも3年目以降ならenひかりクロス光回線の方が安いです。

enひかりクロス with お任せISP

こちらは光回線と接続サービスがセットになっているため別途プロバイダーとの契約は不要です。

「おまかせISP」とあるようにプロバイダーをどれにするかはenひかりに任せることを条件に低料金を実現しています。

月額4,774円というのは、プロバイダーがセットになった戸建て向け10ギガ光回線サービスとして現時点で最安値です。

IPv6 IPoE対応のプロバイダーサービスは以下のとおりです。

v6プラス
Xpass(クロスパス)
transix(トランジックス)
v6コネクト
IPv6オプション

enひかりの都合により後からプロバイダーが変更される場合もあり、変更される場合は変更日の30日前までに連絡があります。

月額4,774円という低料金で10ギガの光回線を利用できるため、プロバイダーにこだわりがない人は注目のプランです。

enひかりクロス with v6プラス/Xpass

こちらも光回線と接続サービスがセットになっていますが、v6プラスかXpassのどちらかを選択できます。

上で紹介したプロバイダーサービスは、いずれも「IPv6 IPoE/IPv4 over IPv6」でインターネットに接続するサービスです。

IPv6対応サイトにはIPoE方式で接続し、IPv4対応サイトにはIPv4 over IPv6によって接続します。

IPv4 over IPv6はIPv6 IPoEのネットワークでIPv4通信を可能にする技術で、いくつか種類あり光コラボではMAP-EかDS-Liteが採用されているケースが多いです。

この2つの主な違いは、MAP-Eではユーザー側のルーターでIPv4アドレスとIPv6アドレスの変換を行われ、DS-Liteではプロバイダー側の設備でアドレスの変換が行われることです。

こうした技術的なことが関心がないなら「with お任せISP」で良いと思いますが、通信技術やプロバイダーにこだわりがありv6プラスまたはXpassのどちらかを使いたいなら、このプランが適しています。

月額料金は4,917円で「with お任せISP」より少し高いですが、プロバイダー利用料込みでこの金額は10ギガの光回線としては十分安いです。

後から有料で変更できる

最初に光回線のみのenひかり光回線(10Gbps)で契約し、後から「with おまかせISP」や「with v6プラス」、「with Xpass」に変更することができます。

また、おまかせISP、v6プラス、Xpassの間で変更することも可能です。

いずれの場合も変更事務手数料の2,200円がかかります。

ある程度の費用はかかりますが、まずは光回線だけを乗り換えてみたり後からプロバイダーを変更できることもenひかりクロスの特長です。

enひかりクロスのその他の料金

転用する場合の契約事務手数料は2,200円です。

10ギガ対応ルーターのレンタルサービスがあり、レンタル料は月額550円です。
なお、オプションのenひかり電話を契約すると月額330円になります。

自分でルーターを用意する場合は、enひかりクロス with お任せISPにするならプロバイダーサービスがどれになっても大丈夫なように全てに対応する機種を選ぶのが良いでしょう。
IPv6接続サービスの対応状況はルーターのメーカーサイトで確認できます。

まとめ

  • フレッツ光クロスの料金が高いと感じるなら光コラボの10ギガタイプに注目
  • 光コラボは使用する回線がフレッツ光と同じなので回線工事不要で転用ができる
  • フレッツ光クロスからの乗り換え先としておすすめなのはenひかりクロス
  • 光回線のみ、おまかせISP、v6プラス又はXpassの3タイプから選べる

enひかりクロスの公式サイトはこちら↓

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