
家の光回線の料金もっと安くならないかな・・・
光回線の料金を安くする方法はいくつかありますが、人それぞれの条件によって最適な方法が異なります。
以前契約した光回線をなんとなく使い続けている人は、以下の点に該当するなら光回線の料金を今より安くすることができるかもしれないのでチェックしてみてください。
①スマートフォンのキャリアが提供する光回線にする方法
ドコモ、au、ソフトバンクの携帯3キャリアは、ドコモ光、auひかり、SoftBank光といった光回線サービスも提供しています。
そして、各キャリアのユーザーは契約先キャリアが提供する光回線を利用すればスマホの月額料金がプランに応じて550円~1,650円割引されます。
しかも、これは光回線の契約者だけでなく同じキャリアを使っている家族も割引対象なので、スマホの契約先キャリアを同じところに統一している家庭ほどお得になります。
離れて暮らす家族も対象になるため、一人暮らしの人でも実家の親が同じキャリアを使っていれば双方で割引を受けられます。(auは離れて暮らす家族は50歳以上が対象)
この他、KDDIのサブブランドであるUQmobileのユーザーがauひかりを契約した場合は「自宅セット割」が適用され、UQmobileの月額料金から638円~858円の割引を受けられます。
同様に、ソフトバンクのサブブランドであるY!mobileのユーザーがSoftBank光を利用すると「おうち割光セット(A)」が適用され、Y!mobileの月額料金が550円~1,188円割引されます。
auとUQモバイルはauひかりの他にもセット割が適用される光回線がいくつかあります。
ソフトバンクのセット割はSoftBank光以外にもNURO光も対応しています。
各キャリアのセット割を表にまとめると次のようになります。
スマホ契約先 | ドコモ | au | SoftBank | UQmobile | Y!mobile |
セット割対象 | ドコモ光 | auひかり その他の対応光回線 |
SoftBank光 NURO光 |
auひかり その他の対応光回線 |
SoftBank光 |
セット割名 | ドコモ光セット割 | auスマートバリュー | おうち割光セット | 自宅セット割 | おうち割光セット(A) |
割引額 | 550円~1,100円 | 550円~1,100円 | 550円~1,100円 | 638円~1,100円 | 550円~1,650円 |
最大割引数 | 20回線 | 10回線 | 10回線 | 10回線 | 10回線 |
光電話の契約 | 不要 | 必要 | 必要 | 必要 | 必要 |
このように携帯3キャリアは光回線とスマホのセット割を用意してお得にすることでユーザーの囲い込みを行っているのです。
割引対象プランやセット割対象光回線の詳細は下記のリンク先記事をチェックしてください。
ドコモユーザーはこちら ⇒ ドコモ光タイプA対応おすすめプロバイダー
auユーザーはこちら ⇒ auスマートバリューの解説
UQモバイルのユーザーはこちら ⇒ UQmobile自宅セット割対応光回線
SoftBank・Y!mobileユーザーはこちら ⇒ おうち割光セットとSoftBank光
なお、ドコモ光以外の光回線は、セット割の適用を受けるには光電話(月額550円)の契約も必要です。
家の固定電話が必要なら問題ないですが、自分一人だけが割引を受けるつもりで固定電話は不要という人だと割引額が小さければお得にならないケースもあります。
また、3キャリアが提供しているahamo、povo、LINEMOといった格安プランは光回線とのセット割の対象外です。
MVNOの格安SIMを使っている人も3キャリアのセット割は受けられません。

格安プランや格安SIMのユーザーは以下の安くする方法もチェックしてみてください。
②昼間の利用がメインなら安くできる光回線
インターネットを利用するのは主に昼間で、夜はテレビを見たり読書をするなど別のことをして過ごすというライフスタイルの人にぴったりな光回線がSo-net光 minico(ミニコ)。
ソニーグループのソニーネットワークコミュニケーションズが提供する光回線です。
ミニコは専用に設計された通信帯域を利用しており、通信が混みあう時は通信速度を制御することで低料金を実現しています。
このため、夜の7時から0時にかけては速度が低下しますが、そのぶん安い料金で利用できるため夜はあまりネットを使わない人なら利用価値があります。
なお、夜間に速度が低下すると言っても、WEBサイトを見たりSNSを利用したり標準画質の動画を見るといった用途なら使えます。
携帯3キャリアの光回線(1ギガタイプ)とミニコの月額料金を比較してみます。
ミニコ | ドコモ光 | auひかり※ | ソフトバンク光 | |
戸建て | 4,500円 | 5,720円 | 1年目 5,610円 2年目 5,500円 3年目以降 5,390円 |
5,720円 |
集合住宅 | 3,400円 | 4,400円 | 4,180円 | 4,180円 |
(※ auひかりの戸建てはずっとギガ得プランの料金、集合住宅はお得プランAタイプV16の料金)
ミニコの方が明らかに安いため、格安プランや格安SIMのユーザーにはお得です。
キャリアのセット割を適用できるのが自分一人だけで550円割引の場合もミニコの方が安くなります。
ミニコのその他の費用と支払い方法
初期費用は、契約事務手数料の3,500円です。
PCやスマホ、タブレットなどを回線に接続するためのWiFiルーターは無料でレンタルできます。
So-netの支払い方法はクレジットカードと口座振替に対応しています。
ミニコの工事費
ミニコはのフレッツ光の回線を使う「光コラボレーション」のサービスなので、現在フレッツ光か他社の光コラボを利用している人が乗り換える場合は回線工事は不要です。
光回線を引くのが初めての場合やフレッツ光や光コラボ以外の光回線(auひかり、NURO光、電力系光回線)からの乗り換えでは回線工事が必要です。
回線工事料金は次のようになっています。
工事料金 | 料金分割払い回数・金額 | |
工事員派遣あり | 26,400円 | 1か月目は2,200円 2~23か月目は1,100円 |
工事員派遣なし | 2,200円 | 1か月目に2,200円 |
工事料は戸建てタイプ、マンションタイプで違いはありません。
工事員派遣が必要な場合は23か月間の分割払いになっており、1か月目は2,200円、2~23か月目1,100円を月額料金に上乗せしたうえで特典により同額を毎月割引するため工事費は実質無料となります。
ただし、23か月の分割払い期間が終わる前に解約すると、残りの支払い分(工事費残債)を一括で支払うことになるため、工事費を無料にするには2年は利用する必要があります。
工事員派遣なしの場合は1か月目に工事料金の2,200円が割引されるため2年縛りはありません。
ミニコの契約期間
契約期間は設定されてないため、解約違約金や契約解除料というものもありません。
いつでも無料で解約できます。
つまり、フレッツ光や他社光コラボからの乗り換えなら縛りは一切なく、派遣工事を行った場合は回線工事の分割払い期間の2年が過ぎた後は縛りは無くなります。
夜間でも高速にできるオプション
主に昼間の利用がメインとはいえ、夜に使う必要が出てくるケースもあり得るでしょう。
そんなときに便利なのが「さくさくスイッチ(ワンデー)」(1回220円)というオプションサービス。
これを利用すると、翌日の24時間はSo-net光サービス専用の高速帯域で通信できるため、夜でも快適に使うことができます。
ミニコは普段は低費用で利用し、確実に高速通信が必要な時だけ追加費用を負担するというスタイルの光回線なのです。
nuroモバイルの料金が1年間割引される
ミニコを提供しているSo-netは格安SIMのnuroモバイルも展開していますが、ミニコを申し込んだ後にnuroモバイルを申し込むと特典によりnuroモバイルの月額料金が1年間は792円割引されます。
1年間で9,504円の費用が浮くことになります。
通話SIMのVSプラン(3GB)だと月額料金は792円なので割引により月額0円になり、1年間は月々のスマホ代を無料にできます。
新規契約のほか乗り換え(MNP)も割引適用の対象なので、この機会に格安SIMに乗り換えたい人は注目の特典です。
ミニコはこんな人におすすめ
- 主に昼間か深夜0時以降に固定回線でネットを使う
- 夜はWEB閲覧やSNS、標準画質動画を見るなど低速でも問題ない用途で使う
- フレッツ光か他社光コラボから乗り換える
\So-net光minicoの公式サイトはこちら/
③通信量が月間200GB未満なら安くできる光回線
容量無制限のため通信量を気にせずに使えるのが光回線の良いところですが、一人暮らしのため通信量がそれほど多くないという人もいるでしょう。
もし月間の通信量が200GB未満ならエキサイト光Fitに注目です。
こちらはポータルサイトのExcite(エキサイト)を運営している会社が提供する光回線です。
月々の使用した通信量に応じて月額料金が決まる「段階料金制」になっているのが特徴で、通信量が少ないほど料金も安くできます。
戸建て | 集合住宅 |
30GB未満 3,520円 200GB未満 4,290円 500GB未満 5,060円 500GB以上 5,830円 |
30GB未満 2,640円 200GB未満 3,410円 200GB以上 4,180円 |
通信量が200GB未満の場合、戸建てなら上で紹介したミニコより安く、集合住宅では同じくらいです。
こちらは夜間の速度制御はないため夜でも高速通信で利用できます。
通信量が月間30GB未満なら料金をさらに安くできます。
エキサイト光Fitのその他の費用と支払い方法
月額料金以外の費用は次のようになっています。
契約時の事務手数料 | 新規契約:1,100円 転用・事業者変更: ⇒キャンペーンで無料 |
登録手数料 | ⇒キャンペーンで無料又はWi-Fiルータープレゼント |
Wi-Fiルーターの費用 | 登録手数料を無料にするなら自分で用意 |
エキサイト光Fitは光コラボのサービスです。
フレッツ光から乗り換え(転用)、他社の光コラボからの乗り換え(事業者変更)では契約事務手数料が2,200円ですがキャンペーンで無料になります。
転用・事業者変更以外は新規契約となり事務手数料1,100円がかかります。
この他に3,300円の登録手数料というのもあり、キャンペーンで登録手数料を無料にするかIPv6 IPoE対応のWi-Fiルーターのプレゼントにするかを選べます。
IPv6 IPoE対応のWi-Fiルーターを持っているなら登録手数料を無料にする方を選び、ルーターを持ってなくてどの機種を選べば良いのかわからないならWi-Fiルータープレゼントを選択するのがおすすめです。
エキサイト光Fitの支払い方法はクレジットカードのみです。
エキサイト光Fitの工事費
エキサイト光Fitもフレッツ光の回線を使う「光コラボレーション」のサービスなので、フレッツ光や他社の光コラボからの乗り換えなら回線工事は不要です。
それ以外のケースでは回線工事が必要ですが工事費はキャンペーンにより割引されます。
工事費は工事内容によって以下のように異なります。
工事種別 | 工事料金・割引 |
工事員派遣あり 屋内配線新設あり |
22,000円 ⇒14,500円割引により7,500円 |
工事員派遣あり 既にある屋内配線を利用 |
11,660円 ⇒11,660円割引により0円 |
工事員派遣なし | 3,300円 ⇒3,300円割引により0円 |
派遣工事(屋内配線新設あり)の場合は無料になりませんが、それ以外なら工事費は無料になります。
ちなみに賃貸住宅などで部屋にNTTの光コンセントが付いていれば工事員の派遣が不要の無派遣工事になる場合あります。
エキサイト光Fitの契約期間
契約期間の設定は無く、解約事務手数料などもないため、いつでも無料で解約ができます。
工事費は一括払いなので、工事費分割払いによる縛りもありません。
エキサイト光Fitはこんな人におすすめ
- 通信量が月間200GB未満に収まる
- 派遣工事(屋内配線新設あり)の場合に工事費の自己負担があっても構わない
- 契約期間の縛りが無い光回線を使いたい
\エキサイト光Fitの公式サイトはこちら/
④条件なしで安い料金の光回線

安い光回線は条件付きのところばかりなのか?
上で紹介したミニコは夜間に速度が低下する代わりに低料金で、エキサイト光Fitは通信量が少なければ低料金という光回線でしたが、家のネット回線は夜に利用することが多く通信量も多い人には不便でしょう。
ミニコやエキサイト光Fitの200GB未満の場合ほどではありませんが、安い月額料金の光回線もあります。
それがGMOとくとくBB光です。
こちらは東証プライム市場に上場しているGMOインターネットグループ(株)が運営する「GMOとくとくBB」というプロバイダーが提供する光回線です。
なお、サービス開始当初は「GMO光アクセス」という名称でしたが、その後プロバイダー名から「GMOとくとくBB光」に変わり、現在は略称で「とくとくBB光」と記載されていることもあります。名称は3つありますが全て同じサービスです。
GMOとくとくBB光は「光コラボアワード2023」で下記の5部門で最優秀賞を受賞しています。携帯キャリアの光回線と比べると知名度は低いですが満足度は高いようです。
・総合満足度
・回線品質の部
・回線スピードの部
・カスタマーサポートの部
・継続意向の部
以下に携帯3キャリアの光回線(1ギガタイプ)と月額料金を比較します。
GMOとくとくBB光 | ドコモ光 | auひかり※ | ソフトバンク光 | |
戸建て | 4,818円 | 5,720円 | 1年目 5,610円 2年目 5,500円 3年目以降 5,390円 |
5,720円 |
集合住宅 | 3,773円 | 4,400円 | 4,180円 | 4,180円 |
(※ auひかりの戸建てはずっとギガ得プランの料金、集合住宅はお得プランAタイプV16の料金)
3キャリアの光回線と比べて随分と安いため、格安プランや格安SIMのユーザーでセット割を受けられない場合にお得です。
GMOとくとく光のその他の費用と支払い方法
初期費用は契約事務手数料の3,300円です。
Wi-Fiルーターは無料でレンタルできるため自分で用意する必要がありません。
しかも、3年以上利用するとルーターはプレゼントされるため、3年使った後は返却不要になります。
GMOとくとくBBの支払い方法はクレジットカードのみです。
GMOとくとくBB光の工事費
とくとくBB光は光コラボのサービスなので、フレッツ光や他社の光コラボからの乗り換えの場合は回線工事は不要です。
それ以外のケースでは工事が必要になり、料金は以下のようになっています。
工事員派遣あり | 戸建て:26,400円 (1回目が990円、2回目から36回目が726円) |
マンション:25,300円 (1回目が1,045円、2回目から36回目が693円) |
|
工事員派遣なし | 戸建て・マンション:2,200円 (1回目は275円、2回目から36回目は55円) |
工事料金は1か月目~36か月目まで36回の分割払いとなっており、3年間は月額料金に分割払い額が上乗せされたうえで同額が割引されるため回線工事費は実質無料になります。
ただし、36か月未満で解約すると分割払いの支払いが残っているため、残りの分の分割払い額(工事費残債)を一括で支払うことになります。
工事費を無料にするには3年間縛られることは覚えておきましょう。
GMOとくとくBB光の契約期間
契約期間は3年となってますが解約違約金などはないため、いつでも無料で解約ができます。
契約期間による縛りはありませんが、新規契約で回線工事を行った場合は工事費の自己負担を無料にするには最初の3年間は利用する必要があり実質3年縛りです。
GMOとくとくBB光のキャンペーン特典
GMOとくとくBB光のキャンペーン特典は以下の2つが用意されています。
①申し込みで5,000円キャッシュバック
申し込み特典として5,000円のキャッシュバックがもらえます。
新規契約、転用、事業者変更のどの契約区分でも特典の対象になります。
②他社回線からの乗り換えでさらに一律35,000円キャッシュバック
他社のインターネット回線から乗り換えで他社の解約金が発生する人にはキャッシュバックが一律35,000円増額されるため①と合わせて40,000円になります。
解約金とは、契約期間中に解約するときに発生する解約違約金(契約解除料)や回線工事料・端末代の残債、回線撤去費用のことです。
他社の回線は、光回線のほかにADSL、ケーブルテレビ回線、モバイルWiFi(ホームルーター含む)も対象です。
今利用中の回線に不満があって乗り換えたい人には嬉しい特典といえます。
GMOとくとくBB光はこんな人におすすめ
- 時間帯や通信量を気にせずにネットを使いたい
- 家のネット回線として複数人の家族で利用する
- 新規契約で少なくとも3年間は利用する予定
- 他社の回線を解約して乗り換える際に解約費用が発生する
\公式サイトはこちら/
40戸以上のマンションに住んでいる人限定の安くする方法
ここからの内容は以下のエリアで部屋数が40戸以上のマンションに住んでいる人のみが対象です。
関東(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬)
東海(愛知・静岡・岐阜・三重)
関西(大阪・兵庫・京都・滋賀・奈良)
中国(広島・岡山)
九州(福岡・佐賀)
この方法は単に契約先の光回線を乗り換える方法とは異なり手間がかかりますが、実現すれば大幅に月額料金を安くできるうえに回線速度が高速なインターネットを利用できるようになります。
その方法とは、NURO光 for マンションという光回線サービスを今住んでいるマンションに導入することです。
これは高速通信の光回線として知られるNURO光(ニューロ光)のマンション専用サービスで、月額料金は次のようになっています。
利用者数 | 6人以下 | 7人 | 8人 | 9人 | 10人以上 |
月額料金 (3年契約) |
2,750円 | 2,640円 | 2,530円 | 2,420円 | 2,090円 |
同じマンションの利用者数が多いほど月額料金が安くなる料金システムになっており、利用者が6人以下で最も高い場合でも月額2,750円です。これでもかなり安いのに利用者が10人以上いれば2,090円になります。
今利用している光回線の料金と比べてみてください。ほとんどの人はNURO光 for マンションの方が大幅に安いはずです。
さらに、NURO光の回線最大速度は下り2Gbpsで、現在一般的な光回線の下り最大1Gbpsの2倍です。
他の光回線だと1ギガタイプの光回線でも建物によっては共用部から各部屋までの配線がVDSL方式やLAN方式で最大速度が100Mbpsになってしまうケースもありますが、NURO光 fo マンションでは全ての建物で部屋まで光配線方式にしているため、VDSLやLAN方式の建物に住んでいる人には速度面でもメリットがあります。
NURO光 for マンションを導入するには
NURO光 for マンションを導入するには、賃貸マンションなら管理会社やオーナー、分譲マンションなら管理組合の承諾を得る必要があります。
既にNURO光 for マンションの回線設備が導入済みのマンションなら申し込みをして宅内工事をするだけで利用できるようになりますが、未導入のマンションは新規で回線設備を取り付ける工事をすることになるため管理者側の許可が必要になるのです。
月額料金が安く回線速度が速いNURO光 for マンションを導入するとマンションにとって以下のメリットがあります。
・賃貸マンションでは入居率のアップにつながる
・分譲マンションでは資産価値の向上につながる
導入工事の内容は、光ケーブルを電柱から建物の共用部に引きこみ、そこに光ケーブルを分岐させる装置を取り付けるだけです。
光ケーブルの配線は電話線などを通す既存の配管を利用するため、基本的にはマンション側に導入費用はかかりません。
ただ、ケーブルを通す配管が無い場合など既存の設備のみでは導入できない場合には費用が発生するケースもあります。
これについては事前に現地調査が行われ、そこで既存の設備で導入が可能かがわかります。
なお、現地調査の結果、導入不可能と判定されると申し込みはキャンセルとなります。
共用部に設置されるケーブルの分岐装置は電源不要のため電気代はかかりません。
エントリー登録だけして要望書は提出しない場合、NURO光の方から管理会社へ連絡をして交渉してもらえますが、この場合は結果が出るまでに時間がかかります。
導入方法の詳細は公式サイトで確認してください⇒NURO光forマンション
NURO光 for マンションのその他の費用と支払い方法
NURO光 for マンションを利用する人が支払う初期費用は契約事務手数料の3,300円です。
Wi-Fiルーターについては、ONU(回線終端装置)とルーターが一体になった「ホームゲートウェイ」が無料レンタルできます。
Wi-Fi機能も使えるため自分でWi-Fiルーターを用意する必要はありません。
支払い方法はクレジットカードのみとなっています。
NURO光 for マンションの工事費
建物への導入工事が完了した後に、共用部から各部屋へ光ケーブルを配線する宅内工事(立ち合い必要)が行われます。
この工事の費用は44,000円です。
3年契約プランでは36か月の分割払い(初月1230円、2~36か月目1,222円)になっており、毎月の分割払い額と同額が割引されるため回線工事費は実質無料になります。
ただし、分割払いの期間中に解約すると残りの分割払い額(工事費残債)を一括で支払うことになるため工事費の自己負担額が発生します。
3年間利用することで工事費の自己負担がなくなることは覚えておいてください。
NURO光 for マンションの契約期間
契約期間は下記のように3プランあり、プランごとに中途解約した時の契約解除料が異なります。
契約期間 | 3年 | 2年 | 契約期間なし |
契約解除料 | 528円 | 363円 | 0円 |
3年契約と2年契約は、契約満了月とその翌月、翌々月の3か月が無料解約期間で、この期間中に解約すると契約解除料はかかりません。
契約解除料といっても3年契約で528円、2年契約で363円で高額ではなく、月額料金は3年契約の方が最も安く設定されているため、利用するなら3年契約プランがおすすめです。
NURO光 for マンションのキャンペーン特典
NURO光 for マンションの公式サイトから申し込むとキャンペーン特典で25,000円のキャッシュバックがもらえます。
この特典は3年契約プランと2年契約プランが対象で契約期間なしプランは対象外なので注意してください。
スマホとのセット割
NURO光 for マンションはソフトバンクのスマホとのセット割である「おうち割光セット」に対応しています。
ソフトバンクのスマホユーザーは家族も含めて最大10回線まで月間550円~1,100円の割引を受けられます。
セット割の適用にはオプションサービスのNURO光電話(月額550円)の契約も必要です。
NURO光 for マンションはこんな人におすすめ
- 月額料金がすごく安い光回線を使いたい
- マンションで下り最大2Gbpsの高速インターネットを使いたい
- 少なくとも3年以上は利用できる
\公式サイトはこちら/
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