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WiMAX端末のクレードルは買う必要あるかは家での使用時間しだい

WiMAX2+を申し込むときにWX05のクレードルも同時に購入しました。

クレードルが無くても、付属のUSBケーブルでPCと繋げたり、スマートフォンなどの充電に使うUSB-ACアダプタとUSBケーブルを使えば充電はできますが、クレードルは単に充電台として使う以外にも使い道やメリットがあります。

今回はWX05のクレードルを使ってみた感想を書きますので、WiMAX申込時にクレードルを同時購入するか迷っている人は参考にしてみてください。

スムーズに充電を開始できる

クレードルの主な機能は充電台です。

WX05 クレードル

クレードル上面にUSBのタイプCコネクタが付いており、WX05を置くと本体のUSB端子に接続されます。
WX05に繋げたUSBケーブルにACアダプターを付けて、それをコンセントに差し込んで充電するやり方よりも手間がかかりません。

また、クレードルに置いた状態にしてしばらくすると、下の画像のように消灯した状態になり時刻が表示されるので置き時計代わりにもなります。

WX05 クレードル 時計表示

パソコンとLANケーブルで有線接続ができる

クレードルの後ろ側にはLANポートが搭載されているため、LANポートのあるPCとはLANケーブルで接続することができます。

WX05 クレードル LAN接続

一般的にはWi-FiよりもLANケーブルの方が高速で通信ができるらしいです。

自宅でWi-Fi接続とLANケーブル接続の両方で何度か速度を測定してみたところ、WiFi接続のときと比べて遅いときもあれば速いときもあり、電波状況や使用機器によっても違うようです。

上の写真のときは古い規格のCat5eのLANケーブルを使っていましたが、Cat6eのLANケーブルを使ったらWi-Fi接続より高速だったので、速度を重視するならCat6以上のものを使った方が良いでしょう。

LANケーブルによる有線接続は、無線のWi-Fiで接続した場合に比べて外部のノイズの影響を受けにくいため通信が安定するというメリットもあるため、インターネットを利用中に通信が途切れるのはできるだけ避けたい場合はLANケーブル接続は利用価値があると思います。

据え置き型のデスクトップPCなら常にLANケーブルで接続しておけるので便利です。

拡張アンテナの効果

WX05のクレードルの左右には「Wウイングアンテナ」と呼ばれる拡張アンテナが搭載されているため、WX05単体で使用した場合よりもWiMAXやWi-Fiの電波感度を安定させられます。

WX05 クレードル アンテナ

クレードル無しの場合と有りの場合で速度を測定して比べてみたところ、全体的に見ればクレードルを使った場合の方が速度は上がってはいましたが、その差は小さいので体感では違いを感じませんでした。

UQWiMAXのサイトによると、゛メーカーの測定で端末単体のときよりも20%程度スループットが向上”、と説明されていましたが、確かに20%程度の変化なら体感速度は変わらないのも納得ができます。

ただ、ディスプレイの電波強度バーが1~2本のような弱い電波環境で使うとバーの本数が増えることがあるそうなので、自宅の電波環境が悪い場合は役立つかもしれません。

無線LANのアクセスポイントとしても使える

自宅で固定回線も使っている場合は、固定回線のブロードバンドルーターとWX05のクレードルをLANケーブルで繋ぐことで、WX05を無線LANのアクセスポイントとして利用することができます。

これまでブロードバンドルーターとPCなどをLANケーブルで繋いでいた場合は、新たに無線LANルーターを購入することなくPCやスマートフォンをWiFiで固定回線に接続できます。

WiMAXと固定回線を併用していく人なら、外出先ではWX05でWiMAXを使い、帰宅したらWX05をクレードルに置いて固定回線にWi-Fi接続するといったスタイルで利用できます。

WX05のクレードルが必要かは利用スタイルによる

クレードルの機能やメリットをまとめると以下のようになります。

  • 充電がスムーズにできる。
  • LANケーブルでPCと有線接続ができる。
  • 拡張アンテナで速度は少しだけ上がる。
  • 固定回線のWi-Fiアクセスポイントとして利用できる。

PCとWX05をLANケーブルで接続したい場合はクレードルは必要です。

それ以外は必須ではありませんが、充電を素早く始めたい場合や少しでも速度を上げたい場合には利用価値はあると思います。

自宅でホームルーターのようにして家族で使う場合もクレードルがあった方が便利です。

自宅で長時間ネットを利用する場合もクレードルに付けて使った方が肝心なときにバッテリー切れでネット接続が切れてしまうといった事態を防げるので便利です。

使用中にバッテリー残量が0になると電源が切れてしまい、コンセントについないで充電を開始してもある程度充電がされてからでないと電源オンにできず、その間はネットが使えません。

そうならないようにバッテリー残量に注意しながら使えば良いのですがスマホやPCのように画面上に表示されたメッセージを見て把握することもできないため、忘れてしまうことが多いです。

クレードルにつないで使えば、こうした事態は避けられます。

平日の昼間は外出していて自宅でネットを使うのは夜間や休日だけというケースならクレードル無しでも十分ですが、テレワークをする人などが自宅で朝から晩まで1日中ネットを使うようなケースではクレードルが合った方が良いと思います。

クレードルはどこで買える?

プロバイダーでWiMAXを申込むときににクレードルも同時注文できます。

調べたところ、GMOとくとくBB(月額割引キャンペーン)、Broad WiMAX、So-net、BIGLOBEのいずれもクレードル代金は3,686円でした。税込価格だと3,980円です。

また、クレードルは楽天市場の店でも売られているので後から購入することもできます。

WX05はこちら⇒WX05 クレードル

新端末のWX06はこちら⇒WX06 クレードル