ホームルーターを使いたいけどクレジットカードを持っていないので口座振替で支払いたいという人もいるのではないでしょうか。
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの携帯電話4キャリアが提供しているホームルーターは口座振替に対応していますが、WiMAXは一部のプロバイダーのみが口座振替で支払えます。
WiMAXはKDDIのグループ企業であるUQコミュニケーションズが提供するモバイルインターネットサービスで、こちらにもホームルーターが用意されています。
携帯4キャリアのホームルーターは各キャリアと直接契約しますが、WiMAXは回線の提供元であるUQコミュニケーションズの他に様々なプロバイダーからも販売されており、UQ以外のプロバイダーの方が月額料金が安く設定されているほかキャンペーン特典が充実しているため、こちらで契約する人も多いです。
WiMAXプロバイダーの中にも口座振替に対応しているところがあり、中でも料金が安いのがBIGLOBE WiMAXなので、口座振替でWiMAXを利用するならこちらがおすすめです。
ちなみに運営元の(株)ビッグローブはUQコミュニケーションズと同じくKDDIグループの企業です。
今回は口座振替で支払えるホームルーターとして、携帯4キャリアとBIGLOBE WiMAXを比較しtました。
口座振替対応ホームルーターの料金と申し込み特典
各サービスの料金と申し込み特典は次のようになっています。
なお、楽天モバイルは110円、BIGLOBE WiMAXは220円の口座振替手数料込みの料金を記載しています。
ブランド名 | ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル | WiMAX |
サービス名 | home 5G | ホームルーター5G | SoftBankAir | Rakuten Turbo | BIGLOBE WiMAX |
契約事務手数料 | 3,300円 | 3,850円 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
月額料金 | 4,950円 | 12か月目まで 3,278円 13カ月目以降 5,170円 |
12か月目まで 3,278円 13か月目以降 5,368円 |
12か月目まで 2,090円 13か月目以降 4,950円 |
初月0円 24か月目まで 3,993円 25か月目以降 5,148円 |
端末名 | home 5G HR02 | Speed Wi-Fi HOME 5G L11・L13 | Airターミナル5 | Rakuten Turbo 5G | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 |
端末代 | 71,280円 月々サポート割引後0円 |
L11:39,600円 L13:48,600円 毎月割適用後 0円 |
71,280円 月々割後 0円 |
41,580円 | 27,720円 + 代引手数料440円 |
申込特典 | アマゾンギフト券 18,000円分 |
au Pay残高還元 20,000円分 |
キャッシュバック 40,000円 |
21,000pt プレゼント |
ー |
1年 実質総費用 |
92,220円 | 55,586円 | 50,156円 |
51,600円 | 76,296円 |
2年 実質総費用 |
127,860円 | 101,426円 | 90,812円 |
109,680円 | 121,572円 |
3年 実質総費用 |
163,500円 | 147,266円 | 131,468円 | 167,760円 | 189,068円 |
契約事務手数料と月額料金
契約事務手数料は、auだけが3,850円で他は全て3,300円です。
月額料金は、auとソフトバンク、楽天モバイルは1年間、BIGLOBE WiMAXは2年間は割引料金になっており、各社の割引終了後で最も安いのはドコモと楽天モバイルです。
端末代
端末代は、ドコモ、au、ソフトバンクは3年利用で実質無料になります。
3社とも端末代を36回分割払いにした場合の月々の支払い額と同じ額が36か月間は割引されるため、3年利用することで割引された金額が端末代と同じになることで端末代の自己負担が無くなる仕組みです。
au ホームルーター5G(L13) 1,350円割引×36か月=48,600円
ソフトバンク SoftBankAir 1,980円割引×36か月=71,280円
その代わり、3年未満で解約すると残りの割引が受けられなくなるため自己負担額が発生します。
特にドコモとソフトバンクは端末代が高いため、3年未満で解約した場合の自己負担額も大きくなる点には注意しましょう。
BIGLOBE WiMAXの端末代は27,720ですが、口座座振替支払いにすると端末代は代金引換で支払うことになり、その際の代引手数料440円が発生します。
申し込み特典
ドコモのhome 5Gは、公式サイトの他に販売代理店からも申し込むことができ、ここでは申し込み特典の金額が最も大きい代理店の「GMOとくとくBB」のAmazonギフト券18,000円分を記載しました。
ソフトバンクエアーも同様に、販売代理店GMOとくとくBBで申し込んだ場合の40,000円キャッシュバック特典です。
楽天ターボは、スマホのRakuten最強プランを契約している人が楽天ターボを申し込んだ場合に20,000ポイントがプレゼントされます。
スマホで楽天モバイルを使っている人かこれから申し込む人でないと特典はもらえないので注意してください。
この他にキャンペーンのSPUで+1倍のページから申し込むことでさらに1,000ポイントがもらえるので申し込みページは間違えないようにしましょう。
実質総費用
1年・2年・3年利用した場合の実質的な総費用は以下の計算式で算出しました。
そして、1年~3年年までの利用期間で実質総費用が最も少ないのはソフトバンクエアーです。
1年や2年で解約すると端末代の自己負担が発生しますが、それもカバーできるほどの高額キャッシュバックの影響が大きいです。
4万円キャッシュバック特典がある代理店サイトはこちら ⇒ GMOとくとくBB【SoftBank Air】
スマホの契約先がドコモ、au、ソフトバンク、UQmobile、Y!mobile(ワイモバイル)のユーザーは、スマホとホームルーターのセット割を考慮する必要があります。
スマホの契約先が上記以外でセット割が受けられない人は下記のコーナーに移動してください↓
ホームルーターとスマホとのセット割
ドコモ、au、ソフトバンク、WiMAXのホームルーターはスマホとのセット割があるため、スマホの契約先が提供しているホームルーターを利用すればスマホの料金が割引されてお得になります。
以下に各ホームルーターごとのセット割と割引額をまとめました。
ブランド名 | ドコモ | au | ソフトバンク | WiMAX |
サービス名 | home 5G | ホームルーター5G | SoftBank Air | BIGLOBE WiMAX |
セット割名 | home 5Gセット割 | auスマートバリュー UQmobile自宅セット割 |
おうち割光セット おうち割光セットA |
auスマートバリュー UQmobile自宅セット割 |
割引対象 | ドコモ | au UQmobile |
SoftBank Y!mobile |
au UQmobile |
割引額 | 550円~1,100円 | 550円~1,100円 638円~1,100円 |
550円~1,100円 550円~1,188円 |
550円~1,100円 638円~1,100円 |
セット割引額は契約しているスマホの料金プランによって異なりますが、新しいプランは最大割引額となっています。
auとWiMAXのホームルーターはセット割が同じで、auのユーザーは「auスマートバリュー」でスマホの料金プランに応じて550円~1,100円割引、UQモバイルのユーザーは「UQmobile自宅セット割」で料金プランに応じて638円~1,100円の割引を受けられます。
ソフトバンクエアーのセット割は、ソフトバンクのスマホは「おうち割光セット」でプランに応じて550円~1,100円割引、Y!mobileのスマホは「おうち割光セットA」でプランに応じて550円~1,188円の割引になります。
このセット割はホームルーターの契約者本人だけでなく、同じキャリアを利用している家族も割引対象でドコモは最大20回線、au、ソフトバンク、WiMAXは最大10回線まで割引対象にできます。
セット割はスマホで利用する携帯キャリアを揃えている家庭ほどお得になる仕組みなのです。
このため基本的にはスマホとのセット割が適用できるホームルーターを選ぶのがおすすめです。
自分や家族の割引額を把握したうえで、セット割無しで他のキャリアのホームルーターを使った場合と比べて判断しましょう。
auとWiMAXはセット割だけでなく使用する回線や端末も同じです。
違っているのは料金や端末代、申し込み特典といった部分です。
現時点では、3年利用で端末代が無料になりau Pay残高2万円分還元があるauの方が低コストです。
ドコモ home 5Gはこちらもチェック⇒ドコモ home 5G 申し込み特典比較
au ホームルーター5G公式サイトはこちら ⇒ au ホームルーター5G
ソフトバンクエアーはこちら ⇒ ソフトバンクエアーのキャッシュバック特典比較
WiMAXを使いたい人はこちら ⇒BIGLOBE WiMAX +5
楽天モバイルユーザー向けホームルーター
スマホとホームルーターのセット割が無い楽天ターボですが、楽天ターボを契約するとSPU(スーパーポイントアッププログラム)により楽天市場での買い物の時の還元ポイントが率が+1倍になります。
従来よりも還元ポイントが1%分増えるため、楽天市場で高額な買い物を頻繁にする人なら楽天ターボはお得です。
例えば、楽天ターボを利用してSPUで+1倍分により多くもらえたポイント額が3年で20,000ポイントになれば、上で解説した3年実質総費用はソフトバンクエアーよりも少なくなります。
また、1年利用の実質総費用はソフトバンクエアーの次に少ないため、1年間だけ家のWi-Fiが必要な人にも利用価値がありそうです。
楽天ターボの詳細は公式サイトを確認してください ⇒ Rakuten Turbo
格安プラン・格安SIMユーザー向けホームルーター
ドコモのahamo(アハモ)やauのpovo(ポヴォ)、ソフトバンクのLINEMO(ラインモ)といったプランはホームルーターとのセット割の対象外です。
この他の格安SIMの場合もセット割は適用できません。
これらのユーザーが低費用でホームルーターを使いたいなら、楽天ターボ以外の4つが選択肢になります。楽天ターボはスマホで楽天モバイルを使ってないと20,000ポイントプレゼント特典がもらえないからです。
費用の安さを重視するなら、4万円の高額キャッシュバックにより実質総費用が安くなるソフトバンクエアーがお得です。
4万円キャッシュバック特典がもらえる代理店はこちら ⇒ GMOとくとくBB【SoftBank Air】
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