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ソフトバンク光とGMOとくとくBB光の比較

SoftBankやY!mobileのスマホユーザーがソフトバンク光を契約すると、セット割引でスマホの料金から毎月550円~1,188円が割引されます。

このためソフトバンク光はSoftBankやY!mobileを使っている人におすすめの光回線ですが、セット割の適用を受けるにはオプションサービスの光電話も契約する必要があり、こちらの月額料金は550円~となっています。

自宅に固定電話が必要な人なら問題ないですが、一人暮らしなどで家の固定電話は使わないので光電話は契約したくないという人もいるかもしれません。

光電話を使わない前提だと、仮にセット割を受けられるのが自分一人だけでスマホのプランが1,100円割引対象で光電話の月額料金が550円とすると、毎月お得になるのは実質550円になります。

この場合、ソフトバンク光の月額料金から550円を差し引いただけではそれほど安くならないため、他の光回線も選択肢として検討してみると良いかもしれません。

スマホとのセット割が無くても料金が安い光回線がGMOとくとくBB光です。

今回はソフトバンク光とGMOとくとくBB光を比較するのでチェックしてみてください。

使用回線とサービス提供元

ソフトバンク光とGMOとくとくBB光は、どちらもNTTから光回線を借り受けてプロバイダーとセットにして提供している「光コラボレーション」と呼ばれる光回線サービスです。

プロバイダーは光回線をインターネットに接続するサービスを提供する事業者のことです。

光コラボの図解

回線はNTTのフレッツ光と同じものなので、現在フレッツ光ネクストや他の光コラボを利用している人の乗り換えの場合は回線工事が不要です。

例えば、ソフトバンク光からGMOとくとくBB光への乗り換えはもちろん、その逆の場合も工事不要で乗り換えができます。

光コラボの契約種類は3パターンあり、フレッツ光からの乗り換えを「転用」、他社の光コラボからの乗り換えを「事業者変更」と呼びます。

フレッツ光からの乗り換え ⇒ 転用
他社の光コラボからの乗り換え ⇒ 事業者変更
上記以外 ⇒ 新規契約

auひかりやNURO光、電力系光回線はフレッツ光とは別の回線を使っているため、新規契約となり回線工事が必要です。

 

ソフトバンク光を提供するのは携帯キャリアのソフトバンク(株)です。
大手企業の安心感のほか、SoftBankやY!mobileのユーザーはスマホ料金との合算請求で一括支払いができるメリットもあります。

ソフトバンク光は最大速度が1ギガタイプと10ギガタイプが有りますが、10ギガは提供エリアが限られており料金が高いです。
GMOとくとくBB光は1ギガタイプのみなので、それに合わせてこの記事ではSoftBank光も1ギガタイプを比較対象とします。

GMOとくとくBB光は、プロバイダーとして20年以上の実績があるGMOとくとくBBが提供する光回線です。
サービス開始当初はGMO光アクセスという名称でしたが、現在はプロバイダー名から「GMOとくとくBB光」や「とくとくBB光」呼ばれています。

GMOとくとくBBをを運営している(株)GMOインターネットグループは東証プライム市場に上場している大手ネット企業です。

契約期間と解約金

ソフトバンク光の契約期間は2年の自動更新プランと自動更新なしプランがあり、自動更新なしプランは契約期間は無いですが料金が高く設定されています。

この他に、オプションサービスの「ソフトバンク光テレビ」もセット契約した場合は5年自動更新プランも選べます。

マンションタイプは2年の自動更新型と自動更新なしのプランがあります。

契約期間中に解約した場合の解約金(解除料)は下記のようになっています。

ファミリータイプ
(戸建て)
マンションタイプ
(集合住宅)
2年自動更新プラン 5,720円 4,180円
5年自動更新なしプラン
(TVセット)
5,170円
自動更新なしプラン なし

契約満了月とその翌月、翌々月に解約すれば解除料は無料になるので、解約のタイミングに気を付けましょう。

一方、GMOとくとくBB光の方は3年契約となってはいますが、契約期間中に解約しても解約金はかからないため、こちらは実質的に契約期間の縛りはありません。

 

初期費用と回線工事費

ここからは各サービスの初期費用と回線工事費を比較していきます。

初期費用

初期費用として、どちらも契約時事務手数料3,300円がかかります。

Wi-Fiルーターについては、ソフトバンク光では光電話機能が付いた「光BBユニット」が月額513円で利用できますが、自分で用意したWiFiルーターを使うこともでき、後で紹介する販売代理店では特典でWi-Fiルーターのプレゼントがあります。

GMOとくとくBB光のルーターは無料レンタルでき、3年以上利用すればそのままプレゼントされるため、自分で用意する必要がありません。

 

回線工事費

フレッツ光ネクストや他社光コラボからの乗り換え以外の場合は回線工事が必要になります。

回線工事は、工事員の派遣が必要な場合と不要な場合で料金が異なり、ソフトバンク光の方は派遣工事のうち屋内配線の新設が不要な場合は料金が安くなっています。

各サービスの基本工事費は以下のとおりです。

ソフトバンク光 GMOとくとくBB光
戸建て 工事員派遣あり 31,680円 26,400円
工事員派遣なし 4,620円 3,300円
マンション
アパート
工事員派遣あり 31,680円 25,300円
工事員派遣なし 4,620円 3,300円

ソフトバンク光の工事費は、2年契約と自動更新なしのプランでは一括払いのほか12回や24回の分割払いも選択でき、5年契約のプランは一括払いのほか12回、24回、36回、48回、60回の分割払いも選択できます。

ソフトバンク光の工事費はキャンペーン割引で実質無料にできます。

下記のように一定期間はソフトバンク光の月額料金から工事費の分が割引されるため、その期間中に解約しなければ実質的に工事費の自己負担は0円になるのです。

工事内容 工事費用 割引額・期間
派遣工事 31,680円 1,320円×24か月間
無派遣工事 4,620円 1,155円×4か月間

派遣工事の場合は、24か月間は1,320円が割引されることで工事費が実質無料になります。

フレッツ光の回線設備が導入されている建物で工事員の派遣が不要のケースでは、工事費は4,620円となり4か月間は1,155円が割引されることで工事費は実質無料になります。

工事費割引が開始される時期は、適用されるキャンペーンによって次のようになっています。

割引キャンペーン名 割引開始時期 実質無料になるまでの期間
①SoftBank 光 工事費サポート はじめて割 3か月目から 派遣工事 26か月
無派遣工事 6か月
②SoftBank 光 乗り換え新規で割引キャンペーン 7か月目から 派遣工事 30か月
無派遣工事 10か月

申し込み時点で、他社の固定ブロードバンド回線かモバイルブロードバンド回線を利用していない人は①のキャンペーン、利用している人は②のキャンペーンが適用されます。

どちらも割引額や割引期間は同じですが、割引が開始される時期が異なるため、利用開始から工事費が全額割引されるまでの期間も違ってくるのです。

上記の表の工事費が実質無料になるまでの期間未満で解約すると工事費の自己負担が発生するため注意しましょう。

 

GMOとくとくBB光の工事費は36回の分割払いになっており、36か月間は分割払い額と同額が割引されるため、3年利用することで工事費は実質無料になります。

工事費と分割払い・割引額は以下のようになっています。

工事内容 工事費用 分割払い・割引額
戸建て・派遣工事 26,400円 1回目が990円
2回目から36回目が726円
マンション・派遣工事 25,300円 1回目が1,045円
2回目から36回目が693円
戸建て・マンション
無派遣工事
3,300円 1回目が220円
2回目から36回目が88円

こちらは36か月未満で解約すると工事費の残債を一括で支払う必要があります。

例えば工事員派遣ありの場合、以下の計算式で残債額が決まります。

戸建て:726円×(36回ー利用月数)
マンション:693円×(36回ー利用月数)

工事費の自己負担を0円にするには36か月は利用する必要があり、最初は3年縛りであることは覚えておきましょう。

なお、両サービスとも夜間や土日祝日の工事の場合は追加料金が発生するので、工事するならできれば平日の昼間が良いです。

どちらもフレッツ光ネクストや他社の光コラボからの乗り換えは回線工事が不要。
回線工事をする場合でも基本工事費は特典で一定期間利用すると実質無料になる。

月額料金とスマホとのセット割

ここでは各サービスの月額料金とセット割引について解説します。

月額料金

月額料金は次のようになっています。

ソフトバンク光 GMOとくとくBB光
戸建てタイプ 2年自動更新 5,720円
5年自動更新 5,170円
自動更新なし 6,930円
4,818円
マンションタイプ 2年自動更新 4,180円
自動更新なし 5,390円
3,773円

ソフトバンク光は戸建てタイプは5年自動更新プランだと安くなりますが、こちらは光テレビの契約も必要なので別途光テレビの月額料金(825円~)がかかります。

建物タイプや契約期間に関わらず月額料金はGMOとくとくBB光の方が安いです。

 

ただし、ソフトバンク光はセット割引によってSoftBankやY!mobileのスマホが割引される分も考慮する必要があります。

ソフトバンク光とスマホのセット割

ソフトバンク光をセットで契約すると、SoftBankのユーザーは「おうち割光セット」、Y!mobileのユーザーは「おうち割光セット(A)」によりスマホの月額料金がプランに応じてSoftBankは550円~1,100円割引、Y!mobileは550円~1,188円割引されます。

SoftBankはスマホのほかケータイ、iPad、Androidタブレット、Wi-Fiルーターのプランも対象になり、Y!mobileはスマホとWi-Fiルーターのプランが対象になっています。

しかも、この割引はソフトバンク光の契約者本人だけでなく、同居している家族や遠方に住む家族(血縁者)、住所が同じ同居人も含めて10回線まで割引対象なので対象プランを契約している家族が多いほどお得になるのです。

割引対象プランと割引額はこちらの記事で確認できます⇒SoftBank光おうち割光セットの解説

ただ、このセット割の適用を受けるにはオプションサービスの光電話も契約する必要があり、これの月額料金が550円はかかります。

このため自分一人だけが1,100円割引対象のプランを契約していて光電話は使わない場合、割引額から光電話の月額料金を差し引くとお得になるのは月間550円です。これをソフトバンク光の2年自動更新プランの月額料金から差し引くと以下のようになります。

セット割適用後

ソフトバンク光
(2年自動更新)
GMOとくとくBB光
戸建てタイプ 5,170円 4,818円
マンションタイプ 3,630円 3,773円

戸建てタイプはGMOとくとくBB光の方が安いですが、マンションタイプならソフトバンク光の方が少し安いです。
もしスマホで契約しているのが550円割引対象のプランの場合は、光電話の月額料金を差し引くとお得になる金額は0円となり、マンションタイプでもGMOとくとくBB光の方が安くなります。

自宅に固定電話が不要で割引対象者が一人だけの場合は、セット割にメリットがあるのかよく考えて判断しましょう。

逆に光電話を使いたい場合や割引対象者が二人以上の場合はセット割のメリットはあります。

ただし、セット割による安さを維持するにはスマホと家の回線はずっとSoftBankを使い続ける必要があり、将来どちらかを別のところに乗り換えるときはもう一方も同時に乗り換えないと通信費が割高になる点は理解しておきましょう。

キャンペーン特典の比較

ここからは両サービスのキャンペーン特典を解説します。

ソフトバンク光のキャンペーン特典

ソフトバンク光のキャンペーン特典は代理店特典と公式特典の2つがあります。

①キャッシュバックとWi-Fiルータープレゼント【代理店特典】

ソフトバンク光を申し込むときは、公式サイトではなく販売代理店のサイトから行うのがお得です。

なぜなら、代理店は販促のために独自のキャンペーン特典を用意しているからです。

ソフトバンク光の販売代理店はいくつかりありますが、キャッシュバックが高額でおすすめなのがGMOとくとくBBです。

GMOとくとくBBは光コラボ事業やプロバイダー事業だけでなくネット回線の販売代理店も行っており、ソフトバンク光の代理店でもあるのです。

そして、GMOとくとくBBから申し込んだ場合の特典はキャッシュバックとWi-Fiルーターのプレゼントです。

キャッシュバック額は以下のようになっています。

新規契約:40,000円
転用・事業者変更:19,000円

新規契約は40,000円、転用と事業者変更は19,000円のキャッシュバックがもらえます。

特典の詳細はこちらの代理店サイトをチェックしてください⇒専用LP

②他社からの乗り換えの違約金サポート【公式特典】

ソフトバンクの公式特典として「Softbank 光 あんしん乗り換えキャンペーン」というのがあり、他社の固定ブロードバンド回線またはモバイルブロードバンド回線の違約金や撤去費用を満額還元してもらえます。

還元額は、違約金や回線撤去費用、モバイルブロードバンド端末代金の残債を合計して最大10万円までキャッシュバックしてもらえます。

固定ブロードバンド回線は光回線のほかケーブルテレビ回線も対象で、モバイルブロードバンド回線はモバイルWiFiサービスのことです。

これにより他社の解約費用が発生する人でもソフトバンク光へ乗り換えがしやすくなっています。

 

GMOとくとくBB光のキャッシュバック特典

GMOとくとくBB光のキャッシュバック特典も2つあります。

①申し込みで20,000円キャッシュバック

全ての申し込み者が対象の特典が20,000円のキャッシュバックです。

キャッシュバックは開通月から数えて11か月目に手続きを求める案内メールが届くため、キャッシュバックを受け取るには1年間は利用する必要があります。

また、口座情報の登録期限は案内メールが送信された日の翌月末日までとなっているので注意してください。

②乗り換えで解約金がある場合は最大60,000円キャッシュバック

他社のネット回線からGMOとくとくBB光へ乗り換えるときに解約金(解約違約金や工事費・端末代の残債、回線撤去費用など)が発生する場合は最大60,000円のキャッシュバック特典があります。

他社回線とは光回線のほかにADSLやケーブルテレビ回線、モバイルWiFiサービスも対象になっているため、現在他のネット回線を利用中で解約するにあたり解約金が発生する人は要注目です。

こちらの特典も開通月から数えて11か月目に手続きを求める案内メールが届くので、案内に従って翌月末日までに口座情報の登録手続きをする必要があります。

ソフトバンク光とGMOとくとくBB光の4年間の総費用比較

ここでは以下の条件で各サービスを4年間利用した場合の総費用費用を比較します。

  • 契約タイプは他社の光コラボからの乗り換えで解約金は発生しない
  • ソフトバンク光は2年自動更新プランの料金
  • おうち割光セットで一人のスマホ料金が1,100円割引
  • おうち割光セット適用に必要な光電話(月額550円)も契約
  • ソフトバンク光のキャンペーン特典は代理店GMOとくとくBBで申し込んだ場合
ソフトバンク光 GMOとくとくBB光
契約事務手数料 3,300円
月額料金合計
(4年分)
戸建て
274,560円
戸建て
231,264円
集合住宅
200,640円
集合住宅
181,104円
セット割引額
合計(4年分)
52,800円
光電話月額料金
合計(4年分)
26,400円
キャッシュバック特典 19,000円 20,000円
実質4年総費用 戸建て
232,460円
戸建て
214,564円
集合住宅
158,540円
集合住宅
164,404円
実質4年総費用=契約事務手数料+月額料金合計(4年分)+光電話月額料金合計(4年分)ー セット割額合計(4年分)ー キャッシュバック特典

4年間の実質総費用は、戸建てはGMOとくとくBB光、集合住宅はソフトバンク光の方が少ないという結果になりました。

ただし、セット割引の対象者が二人以上なら、ソフトバンク光は割引される金額が増えて実質的な総費用はさらに少なくなります。

契約タイプや利用期間、セット割引額、適用されるキャッシュバック特典によってどちらが安いか違ってくるため、自分の条件でシュミレーションしたうえで決めてください。

 

まとめ

以上より各サービスがおすすめの人は次のようになります。

ソフトバンク光がおすすめの人

  • 自分や家族がSoftBankかY!mobileのスマホユーザー
  • スマホと家の回線の支払い先を1本化したい
  • 家の固定電話が必要
  • 最低でも2年間は利用できる(派遣工事をした場合)
  • 契約期間は2年縛りでも構わない

キャッシュバック特典がある代理店サイトはこちら↓

 

GMOとくとくBB光がおすすめの人

  • スマホとのセット割にメリットを感じない
  • スマホと家の回線の組み合わせを固定したくない
  • 家の固定電話は必要ない
  • 最低でも3年は利用できる(派遣工事をした場合)
  • 契約期間の縛りが無い方が良い

公式サイトはこちら↓

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