ソフトバンクやワイモバイルのスマホ料金を安くする方法【セット割】

自分や家族が使っているスマートフォンやケータイがSoftBankかY!mobile(ワイモバイル) で、毎月の通信費をもっと安くしたい場合、家のインターネット回線をSoftBank 光にする方法に注目です。

なぜなら、ソフトバンクの携帯電話ブランド「SoftBank」とサブブランドの「Y!mobile」のユーザーは、提供元が同じソフトバンクの光回線「Softbank 光」を契約するとセット割引が受けられるからです。

この記事ではSoftBank光のセット割引について解説するので、スマホの契約先がSoftBankかY!mobileなのに家のネット回線はソフトバンク光以外のところを使っている人やこれから一人暮らしを始める人はチェックしてみてください。

SoftBankとY!mobileの光回線セット割引

ソフトバンク光とのセット割は、SoftBankが「おうち割光セット」、ワイモバイルは「おうち割光セット(A)」というものです。

SoftBankやワイモバイルを契約している人がソフトバンク光を契約すると、SoftBankやワイモバイルの方で契約しているプランに応じて550円~1,100円の割引を受けられます。

しかも、この割引制度はソフトバンク光の契約者本人だけでなく、同居している家族や遠方に住む家族(血縁者)、住所が同じ同居人も含めて10回線まで割引対象なので対象プランを契約している家族が多いほどお得になるのです。

SoftBankのおうち割光セット対象プラン

自分や家族のスマホやケータイ、iPad、Androidタブレット、Wi-FiルーターでSoftBankの以下のプランを契約している場合、おうち割光セットにより各プランの月額料金の割引を受けられます。

プラン名 割引額
データプランメリハリ無制限/データプランミニフィット+

データプランメリハリ/データプランミニフィット

データプラン50GB+/データプランミニ

1,100円
データ定額 50GBプラス/ミニモンスター 1,100円
データ定額 50GB/30GB/20GB/5GB 1,100円
データ定額ミニ 2GB/1GB

データ定額パック(シンプルスマホ)

データ定額(おてがるプラン専用)

データ定額(3Gケータイ)

550円
パケットし放題フラット for 4G

パケットし放題フラット for 4G LTE

パケットし放題フラット for スマートフォン

パケットし放題MAX for スマートフォン

4G/LTE データし放題フラット N

4G データし放題フラット+N

1,100円
パケットし放題フラット

パケットし放題フラット for シンプルスマホ

Wi-Fiバリュープラン専用パケット定額

(iPad 専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G LTE

(タブレット専用)ベーシックデータ定額プラン for 4G

550円

例えば3人家族の場合、全員がスマホで1,100円割引対象のプランを契約していると家族全体で毎月のスマホ料金が3,300円も安くなります。

Y!mobileのおうち割光セット(A)対象プラン

自分や家族がワイモバイルのスマホやWi-Fiルーターで以下のプランを契約している場合、おうち割光セット(A)により各プランの月額料金が割引されます。

プラン名 割引額
シンプルS/M/L 1,188円
スマホプランL 1,100円
スマホプランM/R 770円
スマホベーシックプランS/M/R/L

データベーシックプランL

スマホプランS

データプランL

Pocket WiFiプラン2

Pocket WiFiプラン2(ベーシック)

550円

シンプルS/M/Lなら割引額は1,188円なので、家族3人がこのプランならスマホ代を月間3,564円も安くできます。

モバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi」のプランも割引対象です。

おうち割光セットの適用条件

おうち割光セット・おうち割光セット(A)の適用を受けるには、ソフトバンク光の契約時に下記3つの指定オプションに加入することが条件です。

①光BBユニットレンタル
②Wi-Fiマルチパック
③BBフォンまたはホワイト光電話または光電話(N)+BBフォン
(SoftBank 光・10ギガの場合はホワイト光電話のみ)

①の光BBユニットとはWi-Fiや電話機能が利用できるブロードバンドルーターで、②のWi-Fiマルチパックを付けることでWi-Fiが使えるようになります。

③の電話機能は3種類の中から一つを選ぶことになり、Softbank 光・10ギガの場合は選択できるのがホワイト光電話のみです。

BBフォン・ホワイト光電話・光電話(N)の違い

3つの電話機能の主な違いを表にまとめました。

サービス名 BBフォン ホワイト光電話 光電話(N)
提供元 ソフトバンク NTT
電話番号 050から始まる番号 03、06などの市外局番から始まる電話番号
通話料(固定電話) 8.789円/3分 8.8円/3分
通話料(携帯電話) 22円/1分(23時~8時)
27.5円/1分(8時~23時)
17.6円/1分 17.6円/1分
フリーダイヤル・緊急通報 ×
開通工事費 無料 有料 有料

BBフォンは携帯電話への通話料がやや高めで、フリーダイヤルや緊急通報の電話ができませんが、開通工事費が無料です
ホワイト光電話と光電話(N)は、交換機等工事費が1,100円、番号移行の工事費が2,200円です。

BBフォンとホワイト光電話はソフトバンクが提供元のため、ソフトバンクが提供しているおうちのでんわ、BBフォン、ホワイト光電話、ケーブルラインの番号への通話料は無料です。

また、BBフォンとホワイト光電話の携帯電話への通話料は、ホワイトコール24というサービスで家族のSoftBank携帯電話を最大10回線まで無料通話対象にできます。

おうち割光セット適用のためのオプション料金

おうち割光セット・おうち割光セット(A)の適用を受けるために必要なオプションの月額料金を以下の表にまとめました。

指定オプション 月額料金
SoftBank 光・10ギガ以外 光BBユニット
Wi-Fiマルチパック
BBフォン 550円
ホワイト光電話 基本プラン:550円

基本プランα:1,100円

だれとでも定額 for 光電話:1,650円

光電話(N)+BBフォン 基本プラン(N):550円

スマート基本プラン(N):1,650円

SoftBank 光・10ギガ 光BBユニット
Wi-Fiマルチパック
ホワイト光電話 基本プラン:550円

基本プランα:1,100円

だれとでも定額 for 光電話:1,650円

光BBユニットレンタルとWi-Fiマルチパック、電話機能の3セットで電話のプランごとに月額550円~1,650円がかかります。

維持費を安く済ませたいなら月額550円のプランが良いです。

ホワイト光電話の基本プランαと光電話(N)+BBフォンのスマート基本プラン(N)は、528円分(3時間相当)の無料通話が月額料金に含まれます。

ホワイト光電話の「だれとでも定額 for 光電話」は、月額料金に国内通話1回10分以内(月500回以内)の通話料が含まれます。

固定電話から電話をかけることが多い人はこれらのプランも選択肢になるでしょう。

おうち割光セットの適用条件まとめ

おうち割光セット・おうち割光セット(A)の適用を受けるには、光BBユニット・Wi-Fiマルチパック・電話機能の3つのオプションに加入する必要があります。

オプションの月額料金は3つセットで550円~1650円です。

電話機能は3タイプあるので自分の希望に応じて選んでください。

BBフォンは、固定電話が不要な人、SoftBankの固定電話や家族の携帯電話と無料通話できれば良いという人に向いています。

ホワイト光電話は、市外局番の電話番号が必要で、SoftBankの固定電話や家族の携帯電話との無料通話をしたい人、10分以内の電話をたくさんかける人に向いています。

光電話(N)+BBフォンは、市外局番の電話番号と050で始まる電話番号の2つを持ちたい人に向いています。

 

SoftBank光のサービス条件

ここからはソフトバンク光の月額料金や契約期間などのサービス条件について解説します。

初期費用

初期費用は契約時の事務手数料3,300円です。

回線工事費用については、ソフトバンク光はNTTのフレッツ光の回線を借り受けて提供する「光コラボレーション」のサービスなので、フレッツ光ネクストか他社の光コラボを利用している場合は工事が不要となり回線工事費はかかりません

家に光回線を引き込むのが初めての場合、フレッツ光ネクストや光コラボ以外の光回線からの乗り換えの場合は新規契約となり回線工事が必要です。

ただし、回線工事費は下記のいずれかのキャンペーン割引が適用され実質無料にできます。

現在の利用状況 適用される割引キャンペーン
他社の固定ブロードバンド回線かモバイルブロードバンド回線を利用していない SoftBank 光 工事費サポート はじめて割
他社の固定ブロードバンド回線かモバイルブロードバンド回線を利用している SoftBank 光 乗り換え新規で割引キャンペーン

これにより一定期間はソフトバンク光の月額料金から工事費の分が割引されるため、その期間中に解約しなければ工事費の自己負担は0円にできるのです。

工事範囲ごとの工事費と割引額をまとめると以下のようになります。

工事範囲 工事費用 割引額・期間
建物内工事・室内工事あり 26,400円 1,100円×24か月間
室内工事のみ 10,560円 1,100円×10か月間
立ち合い工事なし 2,200円 1,100円×2か月間

建物に光回線が引かれていない場合は建物・室内の両方で工事が必要となり工事費は26,400円ですが、24か月間は月額料金から1,100円が割引されるため、2年間利用すれば工事費は実質無料になります。

建物内の配線設備を再利用できるケースで室内工事のみの場合だと工事費は10560円です。
10カ月間は1,100円が割引されるため10か月利用すれば工事費の自己負担は無くなります。

光回線導入済みのマンションなどでは立ち合い工事が不要になるケースがあり、この場合の工事費は2,200円ですが2か月間の割引により実質無料になります。

フレッツ光ネクストからの乗り換え(転用) ⇒ 工事不要

他社光コラボからの乗り換え(事業者変更) ⇒ 工事不要

上記以外 ⇒ 工事必要だが工事費は実質無料にできる

以上より、ソフトバンク光は回線工事が実質無料にできるので、工事が必要な場合でもキャンペーン割引の期間中に解約しなければ、初期費用は契約事務手数料の3,300円だけです。
なお、回線工事をする場合、ソフトバンク光公式キャンペーンにより工事が完了するまでの間もネットが使えるように、Wi-Fiルーター(Airターミナル又はPocket WiFi)の無料レンタルが利用できます。

月額料金

ソフトバンク光の月額料金は、代表的なプランだと次のようになります。

集合住宅
(マンション・アパート)
戸建て
マンション・ギガスピード又はハイスピード
2年自動更新プラン
ファミリー・ギガスピード又はハイスピード
2年自動更新プラン
月額4,180円 月額5,720円

この月額料金から「おうち割光セット」で安くなる分を差し引いて今使っている家のネット回線の料金と比べてみてください。今までよりも安くなるなら乗り換える価値があります。

上記は最大速度が1ギガのプランの料金で、この他に最大速度が10ギガのプランもあります。ただし、こちらの方が最大速度は上ですが料金も高いです。
なお、10ギガのプランは提供エリアがまだ限られているため、エリア外に住んでいる場合は1ギガのプランになります。

戸建てタイプの場合は契約期間は5年も選ぶことができ、2年契約よりも月額料金は安くなりますが、ソフトバンク光テレビの加入が必須条件となっています。
このオプション料を含めた合計額では2年契約のプランより高くなるため、光テレビが必要かどうかでどちらにするか判断してください。

契約期間と解約費用

契約期間は2年契約と5年契約のプランがあり、解約手続きをしなければ2年ごと又は5年ごとに契約は自動更新されます。

2年契約、5年契約ともに契約満了月・翌月・翌々月の3か月間が契約更新期間で、この期間以外に解約すると契約解除料として月額料金1か月分を支払うことになるので注意してください。

他社からの乗り換えの場合の違約金サポート

ソフトバンク光に乗り換えたいけど、今利用中の回線の高額な解約違約金や回線設備の撤去費用が気になる人もいるでしょう。

これについては「Softbank 光 あんしん乗り換えキャンペーン」というのがあり、他社の固定ブロードバンド回線またはモバイルブロードバンド回線の違約金や撤去費用を満額還元してもらえます。

キャッシュバック額は、違約金・撤去費用・モバイルブロードバンド端末代金残債を合計して最大10万円までです。例えば、これらの費用が合計5万円の場合は5万円がキャッシュバックされます。

光回線やケーブルテレビ回線といった固定回線だけでなくモバイルブロードバンド回線も対象なので、モバイルWiFiから光回線に乗り換えたい人も注目です。

SoftBank光の申し込みは代理店がお得

SoftBank光はソフトバンクの公式サイトのほかに販売代理店のサイトからも申し込みができ、販売代理店では独自の高額キャッシュバック特典を用意しているため、ソフトバンク公式サイトより代理店のサイトで申し込んだ方がお得です。

そして、SoftBank 光の代理店でオススメなのは「GMOとくとくBB」です。



GMOとくとくBBは、東証プライム市場上場のGMOインターネットグループ(株)が運営するプロバイダーサービスで、2009年に開始して以来今年で14年目になります。
SoftBank光の代理店のほかに以前からドコモ光やauひかり、WiMAXのプロバイダーも行っているためネット回線の販売窓口としての実績はかなり豊富です。

GMOとくとくBBが用意している限定特典はこちら↓

40,000円キャッシュバック+WiFiルータープレゼント
40,000円の高額キャッシュバックに加えてWiFiルーターまでもらえる豪華な特典となっています。
なお、4万円キャッシュバックは新規契約の場合で、転用や事業者変更の場合は金額が17,500円になります。

また、「Softbank 光 工事費サポートはじめて割」が適用される場合はキャッシュバック額は33,000円になります。
他社の固定ブロードバンド回線やモバイルブロードバンド回線を利用していない人が新規でSoftBank光を契約する場合の工事費割引がこちらになるため、予め理解しておいてください。

限定特典の受け取り方法は簡単で、ソフトバンク光の申し込み後すぐに届くメールに口座情報を記載して返信するだけです。
回線の開通と口座登録が完了した月の翌々月にキャッシュバックが振り込まれます。

まとめ

自分や家族のスマートフォン・ケータイの契約先がSoftBankかワイモバイルの場合、家のネット回線をソフトバンク光にするとセット割引によりSoftBankやワイモバイルの月額料金が割引されます。

ソフトバンク光の契約者を含めて10回線までが割引され、遠方に住む家族や同じ住所の同居人も割引対象なので、家族が多い人ほどお得になります。

ソフトバンク光の月額料金は代表的なプランでマンションタイプが4,180円、戸建てタイプが5,720円です。

契約期間は2年と5年があり、中途解約の場合の契約解除料は月額料金1か月分がかかります。

他社の固定回線やモバイルWiFiから乗り換える場合で解約費用が発生する場合は、最大10万円まで還元してもらえます。

ソフトバンク光の申し込みは、独自の特典を用意している販売代理店サイトで行うのがお得で、中でもネット回線の販売実績が豊富なうえに高額キャッシュバックがもらえるGMOとくとくBBがおすすめです。

最後に注意点があります。
GMOとくとくBBのソフトバンク光申し込みページは2つ用意されており、通常の申し込みページはキャッシュバック額が36,000円なんですが、特別申し込みページでは金額が40,000円になっていることです。
申し込みページによって4千円の違いがあるので気を付けてください。

40,000円のキャッシュバックがもらえるページはこちらです⇒専用LP