現在は自宅に光回線を引いておらず、家のPCでインターネットを利用するときは楽天モバイルのスマホのテザリング機能を使っています。
オンラインゲームをやったり高画質動画を見ることがないため、通信量は多くはなく光回線を引かなくても大丈夫だからです。
楽天モバイルは月額3,278円で楽天回線エリアなら月間の通信容量は無制限なので、使い過ぎを心配する必要が無いことから家の固定回線代わりに使うは都合の良いサービスなのです。
今回は楽天モバイルを家のPCのネット回線として利用した感想を書きます。
楽天モバイルで良かった点
ここでは楽天モバイルを利用してみて良かったと思える点を紹介します。
①使用量が少ないと料金が安くなる
先月に楽天モバイルをテザリングで使用した通信量は15GBほどでした。
以前は1日約1GBで月間30GBほど使ってましたが、最近は生活スタイルが変わり動画を見る時間が減ったことから通信量も少なくなっていました。
楽天モバイルの月額料金は以下のように使用した通信量に応じて決まる段階料金制になっています。
20GBまで2,178円
容量無制限で3,278円
いつもは20GB以上使っていても、ライフスタイルの変化や何らかの事情で通信量が少なかった月があれば料金を安くできるのは楽天モバイルの魅力の一つです。
月ごとの使用量にバラつきがある人には都合の良い料金制といえます。
最大の魅力は20GB超過後の月額3,278円で容量無制限という点なので、通信量の多い人ほど利用価値が高いです。
②私の自宅では通信速度は速い
楽天モバイルの回線で通信速度を測定をしてみました。
使用したのはmy 楽天モバイルアプリの速度測定機能と速度測定アプリの「SPEEDTEST」です。
楽天モバイルの場合、my 楽天モバイルというユーザー用のアプリで速度を調べられるのが便利です。
先にmy楽天モバイル、続いてSPEEDTESTで測定した結果が以下です。
どちらも下りで70Mbps台、上りで50Mbps台の速度が出ていました。
上記は日曜日の20時頃の結果ですが、曜日や時間帯に関わらずだいたいこれくらいの速度は出ています。
以前利用したことがある別のモバイル回線では下りで10Mbps台なら良い方だったので、それに比べればかなり高速です。
自宅の電波環境はかなり良いようで、スマホのアンテナアイコンは常にフル表示になっています。
次に、スマホのテザリングでパソコンと接続し、テザリング時の速度を測定しました。
使用したのはSPEEDTESTのWEBサイトです。
上の画像の各結果は下から順にWi-Fiの2.5GHz、5GHZ帯、USB接続の順です。
テザリング時の速度は基地局とスマホの間の速度と比べて少し下がるようですが、これでも自分には十分な水準です。
これはあくまで私の自宅での測定結果であり、通信速度は使用する場所の電波環境によって変わってきます。使用場所が基地局から離れていたり家の周囲に障害物があるなどして電波が弱くなっていると速度は低下することがある点は理解しておいてください。
③楽天ポイントの還元率が増える
楽天モバイルのユーザーはSPUにより楽天市場での買い物時にもらえる楽天ポイントの還元率が+2倍になります。
私はたまに楽天市場で買い物することがあるため少し得しています。
ダイヤモンド会員なら+3倍になるため、楽天市場で買い物をする金額が大きい人ほどメリットが大きいです。
ちなみに、楽天モバイルの料金支払いに楽天ポイントを使うこともできます。
会員ページで月額料金をポイントで支払う設定ができ、保有ポイント全部のほか毎月一定数だけ使うように指定することもできます。
期間限定ポイントから優先的に使われるため、付与された期間限定ポイントを使い忘れてしまうことがよくある人に便利です。
楽天モバイルで不満だった点
ここからは、楽天モバイルを利用してみて不満というか少し気になった点を紹介します。
①端末の連続通信時間が短い
これはサービスではなく端末についての不満点です。
楽天モバイルを契約したときに同時購入した「Rakuten Mini」というAndroidスマートフォンを使っているのですが、名前のとおり一般的なスマホよりかなり小さいサイズの端末で、バッテリーの容量も小さく1,212mAhとなっています。
連続通信時間はLTE回線で約5.2時間なので、テザリングで利用しているとバッテリー満充電の状態から1日も持ちません。
主に自宅で使っているため充電すれば済むのですが、少し手間がかかるうえに充電をする回数が多くなるのでバッテリーの劣化は早まるでしょう。
かなり小さい端末なので外出時に持っていくのに便利なんですが、外出先で充電する手段が無い場所だと長時間テザリングで使うには不向きです。
ちなみに現在は楽天モバイルでRakuten Miniは取り扱っておらず、楽天オリジナルスマホとしては「Rakuten Hand 5G」という機種が販売されています。
こちらはバッテリー容量が2,630mAhで連続通信時間(LTE)が約26.6時間となっているので、Rakuten miniよりは長時間使えるはずです。
しかも、今ならキャンペーンによりこのRakuten Hand 5Gを実質1円で購入できるため、これから楽天モバイルを申し込む予定の人は注目ですよ。
②楽天モバイルのアプリが更新できないときがあった
速度測定に使用したmy 楽天モバイルアプリでは、月間の通信量や支払い料金などの情報を確認できるのですが、以前このアプリを起動しようとしたら更新するようにメッセージが出て、Google Playで更新しようとしてもいつまで経っても保留中のままで更新されない時期がありました。
諦めて放っておいたら、後日なぜか更新されて無事に使えるようになりました。
ネットで調べてみたところ、更新が進まないのは他のアプリの更新が滞っているのが影響したり、Google Playのサーバーが遅延しているなど様々な原因があるようですが、アプリだと更新が必要になるためWEBサイトにログインする形で各種情報を確認できた方が良いと思ってました。
その後、楽天モバイルのサイトからログインできるWEBサイト版のmy 楽天モバイルが有ることを知りました。これならブラウザからログインして通信量などを確認できるので、アプリをあまり使いたくない人には便利です。
まとめ
全体的に見てサービス自体に特に不満はなく、満足に利用できています。
月間20GB未満の通信量で月額2,178円なら自分には許容範囲で、今後通信量が多くなった場合でも月額3,278円でギガ数のことを気にせず使える安心感があります。
自宅が楽天モバイルの電波が強い場所にあり十分な速度が出ていますが、私の場合はそれほど高速でなくても構わない用途で使っているため、今よりある程度は速度が低下しても問題ないです。
逆に高速が必要な用途で使いたい人は電波が十分に届いているかによって満足度が違ってくるでしょう。
実際に速度がどれくらい出るかは使ってみないとわかりませんが、契約事務手数料は無料で対応端末はRakuten Hand 5Gなら実質1円で手に入るため、家が楽天回線エリア内にあるなら、まずは使ってみるのも良いかと思います。
回線エリアの確認は公式サイトをチェック⇒楽天モバイル