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ワイモバイル+ソフトバンク光と楽天モバイル+楽天ひかりの比較

これからスマホと家のインターネット回線の利用先として、Y!mobile(ワイモバイル)とソフトバンク光のセットか楽天モバイルと楽天ひかりのセットのどちらにするか迷っている人のために、この2セットを比較したので参考にしてください。

ワイモバイルと楽天モバイルの比較

まず始めにスマホのワイモバイルと楽天モバイルを比較します。

使用回線について

ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドのサービスで、ソフトバンクの4G LTEや5Gの回線で通信をします。

楽天モバイルは、2020年に第4の携帯電話キャリアとしてスタートした新しいサービスで、独自に構築した4G LTEや5Gの回線で通信します。

基地局数は携帯キャリアとしての歴史が長いソフトバンクの方が多いです。

しかし、楽天回線の人口カバー率は98%に達しているほか、カバーされてないエリアを補うためにauの4G LET回線(800MHz帯)をパートナー回線として利用できるようにしており、パートナー回線を含めると人口カバー率は99.9%となっています。
このため、現在は楽天モバイルでも全国の広いエリアで利用できます。

自宅や普段の生活圏が楽天モバイルに対応しているのか知らない場合は、公式サイトでエリア検索をしてみてください。

公式サイト ⇒ 楽天モバイル

 

契約事務手数料

ワイモバイルの契約事務手数料は店舗では3,850円ですが、オンラインでの申し込みでは無料となります。

楽天モバイルの契約事務手数料は無料です。

対応スマホを持っているなら、どちらも初期費用をかけずに始められます。

月額料金の比較

ワイモバイルと楽天モバイルの月額料金を比較表にまとめました。

ワイモバイル 楽天モバイル
通常料金 シンプル2 S(4GB)  2,365円
シンプル2 M(20GB)  4,015円
シンプル2 L(30GB) 5,115円
3GBまで 1,078円
20GBまで 2,178円
20GB超過後 3,278円
光回線との
セット割適用後
シンプル2 S(4GB)  1,265円
シンプル2 M(20GB)  2,365円
シンプル2 L(30GB) 3,465円
PayPayカード割(-187円)↓
シンプル2 S(4GB)  1,078円
シンプル2 M(20GB)  2,178円
シンプル2 L(30GB) 3,278円
家族割引
適用後
3GBまで 968円
20GBまで 2,068円
20GB超過後 3,168円

ワイモバイルのシンプル2は、月間で使える通信容量ごとにS・M・Lの3プランから選択して契約します。

楽天モバイルは「楽天最強プラン」の単一プランのみで、月間の使用量に応じて料金が決まる段階料金制になっています。
月間の使用量が3GBまでなら月額1,078円、20GBまでなら月額2,178円、20GBを超えると月額3,278円になりますが容量無制限で使えます。

通常料金で比べると、明らかに楽天モバイルの方が安いです。

光回線とのセット割を適用後の料金

ワイモバイルはソフトバンク光とセットで利用すると「おうち割光セット(A)」というセット割引が適用されます。

おうち割光セット(A)

割引額は、シンプル2 Sは月額1,100円、シンプル2 M・Lは月額1,650円です。

光回線の契約者だけでなく、ワイモバイルを使っている家族や親戚、住所が同じ同居人も割引対象になり、最大10回線まで割引できます。

セット割適用後の料金で比べると、シンプル2 Sは月間4GB使えて月額1,265円なので、楽天モバイルで月間3GBまでの場合の料金1,078円と比べて遜色ない水準ですが、シンプル2 M・Lはセット割適用後も楽天モバイルより少し高いです。

ただし、ワイモバイルの料金支払いにPayPayカードを使うと、「PayPayカード割」で月額料金が187円割引され、割引後の料金は楽天モバイルの各段階の料金と一致します。

このため、PayPayカードを持っていて月間の使用量が30GBまでなら、楽天モバイルと料金水準は同じにできます。
ワイモバイルのシンプル2 Sは、楽天モバイルの3GBまでの場合と同じ料金で1GB多く利用できるため、月間の使用量が3GB~4GBまでの人にはお得です。

楽天モバイルは段階料金制なので使用量が少なかった月は料金を安くできるメリットがあります。
例えば、普段は3GB~20GBの使用量で月額2,178円支払っていたのが、使用量が3GB以下の月は1,078円になります。

ワイモバイルのシンプル2は月間容量が決まっていますが、M・Lプランは使用量が1GB以下なら割引されてどちらも月額1,078円になります。
しかし、楽天モバイルはこれと同じ料金で月間3GBまで使えるため、月ごとに使用量にばらつきがあるなら楽天モバイルの方が良いでしょう。

 

家族割引を適用後の料金

ワイモバイルは家族割引サービス(割引額1,100円)がありますが、おうち割光セット(A)との併用ができないため、ここでは省略します。

楽天モバイルは「最強家族プログラム」という家族割引があり、家族で一緒に利用するとそれぞれの月額料金が毎月110円割引されます。

同居家族のほか、離れて暮らす家族、親戚、同性パートナー、事実婚も対象で、最大20回線まで割引できます。

自分以外に一人でも楽天モバイルを使う家族がいれば、双方が110円安く利用できるため、楽天モバイルの方が低コストです。

楽天モバイルは22歳までの利用者ならさらにお得になります。

22歳までの利用者には「最強青春プログラム」で楽天ポイントが毎月110円還元されるため、実質110円割引になります。

12歳までの利用者には「最強こどもプログラム」で楽天ポイントが使用量が月間3GBまでの月は440ポイント還元、3GB超過した月は110ポイント還元されるため、実質110円~440円割引になります。

これらは最強家族プログラムと併用可能なので、例えば12歳以下で月間使用量が3GBまでの場合は、月額料金が実質528円となるのです。

以上から、家族のスマホを同じキャリアでまとめるなら楽天モバイルの方が低コストで利用できます。

通話定額サービスの比較

どちらも通話料は30秒22円ですが、通話料を安くできるサービスがあります。

ワイモバイル 楽天モバイル
通話定額
サービス
10分かけ放題 880円
かけ放題 1,980円
Rakute Link使用で通話料無料

ワイモバイルは、オプションサービスの「だれとでも定額+」を追加すると、月額880円の定額で10分以内の通話はかけ放題になります。

「スーパーだれとでも定額+」を追加すると、月額1,980円で時間や回数制限なしでかけ放題となります。
60歳以上ならキャンペーンでスーパーだれとでも定額+の月額料金が1,100円割引されるため、月額880円でかけ放題になります。

また、だれとでも定額+やスーパーだれとでも定額+に加入すると下記の4つのオプションサービスが無料になります。

  • 留守番電話プラス 月額330円/月
  • 割込通話 220円/月
  • グループ通話 220円/月
  • 一定額ストップサービス 110円/月

 

楽天モバイルは、通話アプリの「Rakuten Link」から発信するだけで通話料が無料になります。

専用アプリを使う必要がありますが、追加料金はかかりません。

時間も回数も気にすることなく電話をかけることができるため、長電話をよくする人にはかなりお得です。

買い物ポイント還元率の比較

ワイモバイルはYahoo!ショッピング、楽天モバイルは楽天市場での買い物の時にもらえるポイント還元率が増える特典があります。

  ワイモバイル 楽天モバイル
対象ポイント
PayPayポイント
楽天ポイント
ポイント還元率
最大12%
Enjoyパック会員特典 +5%
LYPプレミアム会員特典 +2%
毎日最大 3.5%
ストアポイント 1%
PayPay支払い特典 0.5%
+4倍

楽天のポイント還元率は公式サイトに合わせて+〇倍と記載しますが、+〇%と同じ意味です。

ワイモバイルの買い物ポイント還元率

ワイモバイルのユーザーは、Yahoo!ショッピングの買い物のときにPayPay支払いにすると、PayPayポイントの還元率が最大12%になります。

最大12%の内訳は次の通りです。

増額ポイント率 月間付与上限
Enjoyパック会員特典 +5% 1,000ポイント
LYPプレミアム会員特典 +2% 5,000ポイント
毎日5%貯まる 毎日最大3.5%
ストアポイント1%
PayPay支払い特典0.5%
付与上限あり

月額550円のEnjoyパックを追加すると、会員特典で買い物ポイントが+5%になるほか、ヤフーショッピングで使える500円オフクーポンと0.5GBの通信量がプレゼントされます。
毎月ヤフーショッピングで買い物をする人にはお得です。

また、ワイモバイルのユーザーは通常は月額508円のLYPプレミアムの特典が無料で利用できます。

LYPプレミアムの特典は、ヤフーショッピングの買い物ポイントが+2%になるほか、1200万種類以上のLINEスタンプが使い放題になったり、LINEマンガで最大600コイン付与されるなど、ヤフーやLINEのヘビーユーザーにメリットがあります。

楽天モバイルの買い物ポイント還元率

楽天モバイルのユーザーは、SPU(スーパーポイントアッププログラム)により楽天市場での買い物の時にもらえるポイントの還元率が+4倍になり、通常ポイントと合わせると5%の還元率で買い物できるようになります。

例えば、1万円の買い物をした場合、通常は100ポイントのところ、楽天モバイルを利用すれば500ポイントもらえるのです。

SPUで多くもらえる分の上限ポイント数は月間2,000ポイントなので、月間の買い物額が50,000円の時が最もお得です。

SPUは楽天市場のヘビーユーザーにメリットがあります。

申し込み特典の比較

どちらもサービスを申し込んだときにポイントがプレゼントされる特典が用意されています。

ワイモバイル 楽天モバイル
対象ポイント PayPayポイント
楽天ポイント
申し込み特典 シンプル2 S
新規 最大3,500ポイント
MNP 最大6,500ポイント
新規 7,000ポイント
MNP 14,000ポイント
シンプル2 M・L
新規 最大16,000ポイント
MNP 最大26,000ポイント

ワイモバイルの申し込み特典は、Y!mobileオンラインストア ヤフー店の特典を掲載しています。
Y!mobile公式サイトの特典よりヤフー店の方が特典内容が充実しているからです。

上記特典の最大額を受け取るには、月額550円のデータ増量オプションに加入する必要があります。

増量オプションにより、月間の使えるギガ数は以下のようになります。

シンプル2 S 4GB ⇒ 6GB
シンプル2 M  20GB ⇒ 25GB
シンプル2 L 30GB ⇒ 35GB

なお、データ増量オプション料は6か月間は無料です。

無料期間の終了前にメールで知らせてくれるので、無料期間中に解約すれば追加費用はかかりません。

特典の詳細は公式サイトで確認してください ⇒ Y!mobileオンラインストア ヤフー店

 

楽天モバイルの申し込み特典は、三木谷会長スペシャルインビテーションのページから申し込んだ場合です。

新規契約で7,000ポイント、MNP乗り換えで14,000ポイントがもらえます。

詳細はキャンペーンページで確認してください ⇒ スペシャルインビテーション

 

楽天モバイルが初めてで新規契約する場合は、別のキャンペーンの方がお得です。
こちらから申し込むと10,000ポイントがもらえるからです。
申込期限は2024年8月1日 9:59までとなっています。

詳しくはこちら ⇒ 楽天モバイル×楽天市場キャンペーン

ソフトバンク光と楽天ひかりを比較

続いて、光回線のソフトバンク光と楽天ひかりを比較していきます。

使用回線と提供エリア

ソフトバンク光と楽天ひかりは、どちらもNTTからフレッツ光の光回線を借り受けてプロバイダーとセットにして提供する「光コラボレーション」モデルの光回線サービスです。
このタイプの光回線は光コラボと呼ばれており、ソフトバンク光や楽天ひかりの他にもたくさんあります。

光コラボの提供エリアはフレッツ光と同じです。

回線速度が最大1Gbpsの1ギガタイプは全国で利用できますが、最大10Gbspの10ギガタイプは現時点では下記のエリアのみで提供されています。

北海道
宮城県
東京都 神奈川県 千葉県 埼玉県
新潟県
愛知県 岐阜県 静岡県 三重県
大阪府 和歌山県 京都府 滋賀県 兵庫県 奈良県

ソフトバンク光は1ギガタイプと10ギガタイプがありますが、楽天ひかりは1ギガタイプのみです。

光回線で現在主流なのは1ギガタイプであり、通信速度が重要になるオンラインゲームや高画質動画の視聴まで、ほとんどの用途は最大1Gbpsの回線速度で十分対応できるため、基本的には1ギガの光回線を選べばOKです。

通信速度にかなり強いこだわりがある人なら10ギガタイプを利用するのもありですが、月額料金は高くなります。

ここから先は楽天ひかりに合わせてソフトバンク光は1ギガタイプを比較対象とします。

契約期間と契約解除料

契約期間と中途解約したときの契約解除料は次のようになっています。

ソフトバンク光 楽天ひかり
契約期間 2年・5年・無し 2年
契約解除料 戸建て 5,720円
集合住宅 4,180円
戸建て 5,280円
集合住宅 4,180円

ソフトバンク光の契約期間は、2年自動更新と5年自動更新、自動更新なしの3つがあります。

5年自動更新は戸建てでオプションサービスの光テレビ(月額825円)も契約する場合のみ選択でき、マンションタイプでは利用できません。

自動更新なしプランは契約期間の縛りが無いですが月額料金が高いため、2年くらいは使う予定なら2年契約の方が良いです。

楽天ひかりの契約期間は2年で、解約しなければ2年ごとに自動更新されます。

ソフトバンク光(2年契約・5年契約)と楽天ひかりのどちらも、契約満了月・翌月・翌々月の3か月間が契約更新期間で、この期間以外に解約すると月額料金1か月分を契約解除料を支払うことになります。
契約更新期間中に解約すれば契約解除料は無料です。

契約事務手数料

契約時の事務手数料は次のとおりです。

ソフトバンク光 楽天ひかり
契約事務手数料 3,300円 新規契約 880円
転用・事業者変更 1,980円

光コラボの契約は以下の3タイプがあります。

フレッツ光からの乗り換え ⇒ 転用
他社の光コラボからの乗り換え ⇒ 事業者変更
上記以外 ⇒ 新規契約
いずれの場合でも楽天ひかりの方が契約事務手数料は安いです。

Wi-Fiルーター費用

ここでは、PCやスマホ、タブレットなどをインターネトに接続するために必要なWi-Fiルーターの費用について説明します。

ソフトバンク光のWi-Fiルーター

ソフトバンク光は、ワイモバイルとのセット割「おうち割光セット(A)」を適用させるには、以下の3つのオプションサービスを契約することが条件になっています。

  • 光BBユニットのレンタル
  • Wi-Fiマルチパック
  • 固定電話サービス

光BBユニットはソフトバンク光用のブロードバンドルーターで、これにWi-Fiマルチパックを追加することでWi-Fiが使えるようになります。

固定電話サービスは、BBフォンとホワイト光電話、光電話(N)の3つがあり、いずれか1つを選択することになります。

これらのオプションサービスの利用料は3つセットで月額550円~です。

つまり、おうち割光セット(A)でスマホ料金の割引を受けるには、月額料金とは別に550円はかかるわけですが、楽天ひかりではNTT東西が提供する「ひかり電話」が利用でき、これの月額利用料は550円なので、光電話の利用料とWi-Fiルーターのレンタル料合わせて月額550円のソフトバンク光はお得といえます。

ただ、家の固定電話は不要で、自分のルーターを使いたい場合はオプション料の550円はデメリットになるため、これを負担してもスマホのセット割にメリットがあるのかよく考えて判断してください。

セット割についてはこちらの記事で解説しています ⇒ おうち割光セットの適用条件

楽天ひかりのWi-Fiルーター

楽天ひかりではIPv6接続サービスとして「クロスパス」を利用するため、クロスパス対応のルーターが必要です。

クロスパス(Xpass)は、IPv6(IPoE方式)のネットワークを通してIPv6とIPv4の双方のインターネットに接続するサービスです。
これを利用することで、フレッツ光の回線で利用者の増える時間帯に混雑する部分を避けて通信でき、安定した速度でインターネットに接続することができるメリットがあります。

対応ルーターを持ってない場合は、開通日までに自分で購入して用意することになります。

楽天ひかりの公式サイトに対応機種の一覧が載っているので、こちらを参考にして選んでください。
一例として、下記の機種なら楽天市場の店で5千円ほどで購入できます。

NEC Aterm PA-WG1200HS4

楽天市場:4920円

回線工事費

光コラボは、転用や事業者変更の場合は回線工事は不要です。

光回線を新規で引く場合やフレッツ光以外の回線を使う光回線(auひかり、NURO光、電力系光回線)から乗り換える場合は回線工事が必要です。

回線工事費は工事員の派遣の有無によって異なり、次のようになっています。

ソフトバンク光 楽天ひかり
派遣工事 31,680円
1,320円×24か月の割引
<屋内配線新設あり>
22,000円

1~23か月目 916円
24か月目 932円
<屋内配線新設なし>
11,660円

1~23か月目 485円
24か月目 505円
無派遣工事 4,620円
1,155円×4か月の割引
3,300円
1~23か月目 137円
24か月目 149円

ソフトバンク光の工事費の分割払い支払回数は、2年契約は12回と24回、5年契約は12回、24回、36回、48回、60回から選べます。

どの支払い回数を選んだ場合でも、キャンペーン特典により下記のように割引されることで工事費は実質無料になります。

工事範囲 工事費 割引額・期間
派遣工事 31,680円 1,320円×24か月間
無派遣工事 4,620円 1,155円×4か月間

なお、ソフトバンク光の工事費割引キャンペーンは2つあり、割引開始される時期が異なります。

キャンペーン名 割引開始時期 実質無料までの期間
①SoftBank 光 工事費サポート はじめて割 3か月目から 派遣工事 26か月
無派遣工事 6か月
②SoftBank 光 乗り換え新規で割引キャンペーン 7か月目から 派遣工事 30か月
無派遣工事 10か月

申し込み時点で他社の固定ブロードバンド回線かモバイルブロードバンド回線を利用してない人は①のキャンペーン、利用している人は②のキャンペーンが適用されます。

①のキャンペーンは課金開始月から3か月目、②のキャンペーンは7か月目に割引が開始されるため、利用開始から工事費割引が終わるまでの期間は上記の表内のようになります。

工事費割引期間が終わる前に解約すると、工事費の割引を満額受けられず自己負担額が発生するため注意しましょう。

 

楽天ひかりは工事費の割引は無いため全額自己負担です。

24か月間の分割払いになっており、24か月未満で解約する時は残りの分割払い額を一括で支払うことになります。

楽天ひかりの派遣工事は、既存の屋内配線を利用できる場合の工事費は11,660円となります。

建物にフレッツ光の回線設備が導入されていてNTTの施設側の工事のみで済む場合には無派遣工事となります。

どちらも土日祝日・夜間に工事する場合や工事時間の指定をする場合には追加料金がかかるため、追加費用をかけたくないなら平日の昼間に工事をするのが良いです。

月額料金

ランニングコストになる月額料金を比較します。

住居タイプ ソフトバンク光 楽天ひかり
戸建て 2年契約 5,720円
5年契約 5,170円
5,280円
集合住宅
(マンション・アパート)
4,180円 4,180円

ソフトバンク光は5年契約の方が安いですが、これはオプションサービスのソフトバンク光テレビ(月額825円)を利用する場合なので、月々の支払い額は5,995円となります。

楽天ひかりは、NTT東西が提供するフレッツ・テレビを利用でき、これの月額利用料が825円なので、屋根にアンテナを設置せずに光回線でテレビを見るならソフトバンク光の方が月間110円安く済みます。

2年契約では、戸建ては楽天ひかりの方が440円安いです。
2年間では10,560円、4年間では21,120円の差になります。

集合住宅の月額料金は同額です。

キャンペーン特典の比較

ソフトバンク光の申し込み特典は、公式サイトより販売代理店の方が充実しているため、ここでは代理店「GMOとくとくBB」の特典を記載します。

ソフトバンク光 楽天ひかり
申し込み特典 ①キャッシュバック
新規契約:40,000円
転用・事業者変更:19,000円②Wi-Fiルータープレゼント
①楽天モバイルユーザーは6か月間は月額料金が0円

②SPUで買い物ポイントが+2倍

③1,000ポイントプレゼント

乗り換え特典 他社解約金を最大10円まで還元

ソフトバンク光のキャンペーン特典

申し込みでもらえるキャッシュバックは、新規契約が40,000円、転用・事業者変更が19,000円です。

これに加えてWi-Fiルーターがもらえます。
新品ではなくリファービッシュ品(整備品)で、機種は指定できず下記のいずれかが送られてきます。

  • バッファロー WSR-2533DHP2
  • バッファロー WSR-2533DHP3
  • NEC PA-WG2600HS
  • NEC PA-WG2600HS2
  • エレコム WRC-2533GST2

この他にソフトバンクの公式特典で「Softbank 光 あんしん乗り換えキャンペーン」もあり、他社回線の解約金を最大10万円まで還元してもらえます。

他社のインターネット回線の解約違約金、回線撤去費用、端末代残債が対象です。

このうちモバイルブロードバンドサービスの端末代残債の還元額は42,000円が上限となっています。

乗り換える際に他社の高額な解約金が発生する人ならソフトバンク光はお得です。

楽天ひかりのキャンペーン特典

まず、楽天モバイルのユーザーは楽天ひかりの月額料金が6か月間は割引されて無料になる特典があります。
この特典は楽天ひかりを初めて利用する人が対象です。

6か月間の割引額合計は、戸建ては31,680円、集合住宅では25,080円になります。

既に楽天モバイルを利用している人のほか、これから楽天モバイルを申し込む人も対象になり、楽天ひかりを申し込んだ月の翌月15日までに楽天モバイルを利用開始していることが特典の適用条件です。

この他にSPUで買い物ポイントが+2倍になる特典もあります。

楽天モバイルはSPUで+4倍なので、楽天ひかりをセットで利用すると還元率は+6倍となります。

+2倍で多くもらえるポイントの獲得上限は月間1,000ポイントまでなので、楽天モバイルと同様に月間5万円の買い物をした時が最もお得です。

月間の楽天市場での買い物額が5万円だった場合、通常だと1%の還元率でもらえるのは500ポイントですが、楽天モバイルと楽天ひかりをセットで利用するとSPUで+6倍なので通常分と合わせて7%の還元率となり3,500ポイントがもらえることになります。

SPUで通常より多くもらえるポイント分を楽天モバイルや楽天ひかりの月額料金から差し引くと実質的な料金は安くなるため、楽天市場での買い物金額が大きいなら、楽天モバイルと楽天ひかりのセット利用の方がお得です。

また、楽天ひかりを申し込むときは公式サイトのトップページではなく、キャンペーンのSPUのページから申し込むと1,000ポイントが還元されるため、申し込みページは間違えないようにしましょう。

まとめ

最後に、ワイモバイル+ソフトバンク光、楽天モバイル+楽天ひかりのどちらの組み合わせで利用するのか決める上でチェックしておきたい点をまとめます。

まずはワイモバイルと楽天モバイルです。

ワイモバイル 楽天モバイル
月額料金 おうち割光セット(A)
PayPayカード割
適用後

シンプル2 S(4GB)  1,078円
シンプル2 M(20GB)  2,178円
シンプル2 L(30GB) 3,278円
3GBまで 1,078円
20GBまで 2,178円
20GB超過後 3,278円
家族割引
適用後
最強家族プログラム
3GBまで 968円
20GBまで 2,068円
20GB超過後 3,168円
通話定額 10分かけ放題 880円
かけ放題 1,980円
Rakute Link使用で通話料無料
ポイント還元率 最大12% +4倍
申し込み特典 シンプル2 S
新規 最大3,500ポイント
MNP 最大6,500ポイント
シンプル2 M・L
新規 最大16,000ポイント
MNP 最大26,000ポイント
新規 7,000ポイント
MNP 14,000ポイント

ワイモバイルはソフトバンク光とセットで利用し、PayPayカードで支払うなら月額料金は楽天モバイルと同水準です。
月間で3~4GB使いたいなら、シンプル2 Sにすることで楽天モバイルより安く利用できます。

月によって使用量が多かったり少なかったりするなら段階料金制の楽天モバイルの方が使いやすいです。

契約先のキャリアを家族でまとめたい場合は、最強家族プログラム・最強青春プログラム・最強こどもプログラムがある楽天モバイルの方が低コストにできます。

電話をかけることが多い人は、追加料金は不要でRakuten Linkアプリを使うだけで無料通話できる楽天モバイルの方がお得です。

ワイモバイルはYahoo!ショッピングでの買い物でもらえるPayPayポイント、楽天モバイルは楽天市場での買い物でもらえる楽天ポイントの還元率がそれぞれ増加し、申し込み特典も各ポイントのプレゼントです。

Yahoo!ショッピングで買い物をすることが多くPayPayポイントを貯めている人にはワイモバイルが向いています。
また、通常は月額508円のLYPプレミアム会員の特典が無料で利用できるためLINEのヘビーユーザーにもお得です。

ワイモバイルのポイント還元率の増加や申し込み特典のポイントは適用条件が複雑なので、公式サイトでしっかり確認してください。

公式サイト ⇒ Y!mobileオンラインストア ヤフー店

 

楽天市場で買い物することが多い人には楽天ポイントの還元率が+4倍に増える楽天モバイルが向いています。

公式サイト ⇒ 楽天モバイル

 

次にソフトバンク光と楽天ひかりです。

ソフトバンク光 楽天ひかり
契約事務手数料 3,300円 新規契約 880円
転用・事業者変更 1,980円
Wi-Fiルーター費用 レンタル
(月額550円)
自分で購入
回線工事費 実質無料にできる 派遣工事 11,660円~22,000円
無派遣工事 3,300円
月額料金 戸建て
2年契約 5,720円
5年契約 5,170円
集合住宅
4,180円
戸建て 5,280円
集合住宅 4,180円
光電話
月額料金
550円 550円
光テレビ
月額料金
825円 825円
申し込み特典 ①キャッシュバック
新規契約:40,000円
転用・事業者変更:19,000円
②Wi-Fiルータープレゼント
①楽天モバイルユーザーは6か月間は月額料金が0円
②SPUで買い物ポイントが+2倍③1,000ポイントプレゼント
乗り換え特典 他社解約金を最大10円まで還元

契約事務手数料は楽天ひかりの方が安いです。

ソフトバンク光は、ワイモバイルとのセット割を適用させるためにオプションサービスの光BBユニット・Wi-Fiマルチパック・固定電話サービスを追加する必要があり、これら3点セットで利用料は月額550円です。
つまり、光電話を使いたいなら光電話の利用料が月額550円と見なせばWi-Fiルーター(光BBユニット+Wi-Fiマルチパック)のレンタル料は実質無料です。
逆に光電話は不要で、自分のWi-Fiルーターを使いたいなら毎月550円を余計に支払い続けることになります。

楽天ひかりは、IPv6接続をするにはクロスパス対応ルーターが必要で、持ってない場合は自分で購入することになります。

回線工事費は、ソフトバンク光は一定期間利用すれば実質無料になりますが、楽天ひかりは全額自己負担です。

月額料金は、戸建てはソフトバンク光の2年契約より楽天ひかりの方が440円安いです。
ソフトバンク光は光テレビも契約する場合は5年契約にすることができ、こちらは楽天ひかりより110円安いです。
マンションやアパートで利用する場合の月額料金は同額です。

申し込み特典は、新規契約の場合は4万円のキャッシュバックがもらえるソフトバンク光の方が多いです。
転用・事業者変更の場合は、ソフトバンク光のキャッシュバック額より楽天ひかりの6か月間の月額料金割引額の方が大きいです。

楽天ひかりを契約するとSPUで楽天市場での買い物ポイントの還元率が+2倍になります。
楽天モバイルと合わせると+6倍となり、通常分と合わせて7%の還元率で買い物できるため、楽天市場で買い物することが多い人にはお得です。

ソフトバンク光は他社回線の解約金を最大10万円までキャッシュバックで還元してくれる特典もあるため、他社の高額な解約金が発生する人は注目です。

以上より、どちらがおすすめかは次のようになります。

ワイモバイルとソフトバンク光のセット

  • スマホのSIMの容量は月間3GB~4GBほど必要
  • Yahoo!ショッピングをよく利用する
  • PayPayポイントを貯めている
  • LINEのヘビーユーザー
  • PayPayカードを持っている
  • 光回線は新規契約になり回線工事費を負担したくない
  • 他社回線の高額な解約金が発生する

ソフトバンク光の代理店サイトはこちら ⇒ 専用LP

楽天モバイルと楽天ひかりのセット

  • スマホの通信量は月間3GB以下
  • スマホの通信量は月によって大きく変わる
  • 家族で契約先の携帯キャリアをまとめて安くしたい
  • 電話をかけることが多い
  • 楽天市場で買い物することが多い
  • 光テレビは利用しない
  • 転用や事業者変更で乗り換える

公式サイトはこちら ⇒ 楽天ひかり

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