数年前、パソコンのインターネットは自宅の固定回線ではなく大容量プランの格安SIMを入れたスマホのテザリング機能を使っていました。
しかし、そのSIMは大容量プランとはいえ月間25GBだっため、なるべく動画を見るのを控えたり月末頃は残り容量を気にしながら使っていました。
それが不便だったので、その次は容量無制限となっているモバイルWiFiサービスを利用していましたが、時代は変わり現在は携帯キャリアが容量無制限のプランを提供するようになっており、スマホのテザリングでパソコンやタブレットをネットに接続して利用しやすくなっています。
これなら家の固定回線やモバイルWiFiを契約しなくてもスマホのSIMのみで済むため契約管理が楽で通信費の節約もできます。
今後は一人暮らしなら家のWiFi(自宅用のインターネット回線)が必要ないと考える人は増えていくのではないでしょうか。
これについてはネットをどんな用途で使うかや利用スタイルによって違ってきます。
家のWiFiとスマホのテザリングのどちらが良いか
光回線とテザリング
通信速度の速さや安定性が求められるオンラインゲームを快適に楽しんだり、4Kなどの超高画質動画を観たいなら自宅に光回線を引いた方が良いです。
この他には、動画などの大きいサイズのファイルをダウンロードやアップロードすることが多い人も光回線の方が快適に利用できます。
こうした用途ではあまり使わず、主にWEBサイトを見たりSNSを利用したり標準画質の動画を見るといった用途でネットを使うなら、スマホのテザリングのみで対応することは可能です。
モバイル回線なので光回線並みの速度や安定性は期待できませんが、それよりも通信費の節約や契約するサービスを少なくしてシンプルになることを優先したい人に向いています。
モバイルWiFiとテザリング
自宅に固定回線を引くのではなく持ち運びができる小型のルーターを通してネットに接続するモバイルWiFiサービスを利用する方法もあります。これなら回線工事が不要なので工事費もかからず、すぐに利用開始できます。
光回線並みの速度や安定性は求めず、それなりに大容量使いたい場合にモバイルWi-Fiが便利です。
モバイルWiFiのデメリットは外で使う場合は荷物が一つ増えることですが、スマホのテザリングにすればこの問題は解決できます。
ただ、スマホをモバイルルーター代わりに使うためWi-Fiのテザリングではバッテリー消費が大きくなり電池持ちが悪くなるというデメリットもあります。
電池持ちが悪くなるといっても、それが気になる程度かどうかは人により違うため、これまでにWiFiテザリングを使ったことがあってバッテリーの減り具合で不満を持ったことが無ければ問題ないと思います。
BluetoothテザリングならWiFiよりも省電力のため電池持ちを良くできますが、通信速度は1Mbps程度になるため、高速でなくても良い用途で使う場合に限られます。低速でも問題ない用途で長時間使いたい場合には利用価値があるでしょう。
パソコンとならUSBテザリングで接続でき、パソコンから給電しながら使えるためスマホのバッテリー残量は減りません。ただし有線接続なのでWiFiに慣れているとケーブルが邪魔だと感じるかもしれません。
今使っているスマホのバッテリー持ちが悪くなるのが困るなら別途モバイルWiFiルーターを利用した方が良いですが、荷物が一つ増えても構わないならテザリング用に小さめのスマホをサブ機として持つ方法もあります。
余計な荷物を増やさず、通信費を抑えることを優先するなら、大容量使えるSIMに乗り換えてテザリングを利用するのが一番です。
大容量使える乗り換え先のSIMとして最適なサービスを以下に紹介します。
家のWiFi無しの人におすすめのモバイル通信サービス
自宅のPCやタブレットのネット回線をスマホのテザリングで済ませたい人に最もおすすめなのが、楽天モバイルです。
ドコモ、au、ソフトバンクに続く第4の携帯キャリアとして2020年4月にサービスを開始しており、低料金で容量無制限となっています。
私もこちらを2年前から契約しており、これまで特に不満なく使えています。
以下に楽天モバイルの4つの魅力を紹介するので読んでみてください。
➀月額3,278円で容量無制限
楽天モバイルの月額料金は3,278円(税込)で、月間で使える通信容量は無制限となっています。
この金額で容量無制限というのは、他のモバイル通信サービスと比較して明らかにお得です。
テザリングにも対応しているため、PCやタブレットをスマホとWi-Fi等で接続して楽天モバイルの回線でインターネットを利用することができます。
楽天モバイルの独自回線は急拡大しており、2022年2月4日に人口カバー率96%を突破しました。
山間地などで楽天モバイルの回線エリア外の場所でもパートナー回線(au)のエリア内なら使用でき、パートナー回線では通信量が月間5GBを超えると最大1Mbpsの速度になります。
パートナー回線で楽天モバイルを利用したことがありますが、最大1Mbpsの速度でもサイトを見たり標準画質の動画を見るくらいなら問題なく使うことができました。
自宅が楽天モバイルの回線エリア内かどうかはこちらで確認できます⇒楽天モバイル
②使用量が少なかった月は安くなる段階料金制
楽天モバイルは7月1日から新プランの「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」になり、月額料金は下記のように月間の通信量に応じた段階料金制になっています。
20GBまで 2,178円
20GBを超えると3,278円で容量無制限
月額3,278円で容量無制限で使うことができ、通信量が少なかった月は月額料金が安くなる仕組みなのです。
③通話料を無料にできる
楽天モバイルはアプリの「Rakuten Link」から電話をかければ通話料は無料になります。
他のキャリアでよくある「5分かけ放題」などではなく、時間制限のない「かけ放題」です。
長電話する人は電話代をかなり節約できるでしょう。
また、Rakuten Linkを使えば国内や海外指定66の国と地域へのSMSも無料で使えます。
Rakuten LinkアプリではなくOS標準アプリで電話をしたい場合は、月額1,100円のオプションサービスを利用すれば国内通話が1回15分以内なら無料になります。
④申し込み特典がある
申し込みで楽天ポイント3000PTがプレゼントされたり、iPhoneやAndroidスマホの同時購入で端末代が割引されるなどのキャンペーン特典が用意されています。
紹介キャンペーンもあり、紹介者のリンクを経由して申し込んだ人は楽天ポイント3000PTがもらえます。(特典適用の対象外になる機種もあるため、公式サイトで特典適用条件をよく確認してください。)
紹介リンクのページはこちら⇒楽天モバイル
まとめ
一人暮らしで家のWiFi(自宅のインターネット回線)を用意せず、PCやタブレットのネット回線をスマホのテザリングで対応すれば通信費の節約ができます。
今使っているスマホのSIMの容量では足りない場合は、楽天モバイルに乗り換える方法があります。
楽天モバイルは月額3,278円で容量無制限で使えてテザリングにも対応しています。
段階料金制で3GBまでなら1,078円、20GBまでなら2,178円、20GBを超えると3,278円で容量無制限という条件なので、使用量が少なかった月は月額料金を安くできます。
アプリのRakuten Linkから電話をかければ通話料が無料でSMSも無料で利用できます。
電話代を無料にできるので長電話する人は特にお得です。
申し込み特典や端末の割引、紹介申し込み特典もあるので、自宅が楽天回線エリアの人には特におすすめです。
申し込みはこちらから⇒楽天モバイル