スマホの月額料金や電話代を安くしたいならMNPで乗り換え

通信費の節約ためにスマートフォンのSIMの月額料金や電話代を安くしたい場合、契約しているSIMのプランを今より小容量のものに変更すれば月額料金を安くすることができますが、使えるギガ数が減るのは困るという人も多いでしょう。

これについては、今のSIMと同じくらいの容量で料金はもっと安いプランがある別の通信事業者に乗り換える方法があります。

携帯電話の乗り換え(MNP)は無料でできる

契約先の変更は、「MNP(Mobile Number Portability)」というサービスによって今使っている電話番号のまま別の通信事業者に乗り換えられるようになっています。

MNPで他社に転出するときの手数料は無料なので費用はかかりません。

手続きは難しいものではなく、流れとしては以下の3ステップです。

①今使っているキャリアにMNP転出を申し込んで「MNP転出予約番号」を取得する
②乗り換え先の通信会社に申し込む
③自宅にSIMやスマホが届いたら開通手続きをする

MNP転出申し込みから乗り換え先への開通手続きまで全てオンラインで可能です。

MNPでの乗り換え先はどこがおすすめ?

昔は選択肢としては3大キャリアのドコモ、au、ソフトバンクのどれかでしたが、その後に携帯キャリア以外の様々な業者が提供する「格安SIM」というものが登場しました。
また、auはサブブランドのUQモバイル、ソフトバンクはサブブランドのY!mobileもあり、メインブランドよりも低価格なプランを提供しています。
さらに、昨年の4月には楽天モバイルが第4の携帯キャリアとしてサービスを開始したため、現在は携帯4キャリアとサブブランドのUQモバイル、Y!mobile、格安SIM各社といった選択肢が用意されています。

数が多すぎて迷うかもしれませんが、今イチオシなのが楽天モバイルです。

最後発で登場したサービスということもあって料金や契約者特典などで大変お得な条件になっているからです。

私自身もこちらを1年ほど前から利用しており、特に不満も無く使えています。

楽天モバイルと他社との料金比較

それでは、楽天モバイルの料金は他社のサービスと比べてどうなのかを見ていきましょう。

①楽天モバイルと携帯3キャリア新プランの比較

今年の春からドコモはahamo(アハモ)、auはpovo(ポヴォ)、ソフトバンクはLINEMO(ラインモ)といったWEB申し込み限定の格安プランを開始しており、スマホ代を節約したい人は注目のサービスとなっています。

この3キャリアの新プランと楽天モバイルの単一プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」の料金や使える容量、通話かけ放題を比較します。

キャリア名 ドコモ au ソフトバンク 楽天モバイル
プラン名 ahamo povo LINEMO Rakuten UN-LIMIT Ⅵ
通信容量
月額料金
20GB
2,970円
20GB
2,728円
20GB
2,728円
1GBまで 0円
3GBまで 1,078円
20GBまで 2,178円
20GB以降 3,278円
通話 5分かけ放題
(無料)
かけ放題
(1,100円)
5分かけ放題(550円)
かけ放題
(1,650円)
5分かけ放題(550円)
かけ放題
(1,650円)
Rakuten Linkアプリ使用でかけ放題(無料)

楽天モバイルだけは使った分に応じて料金が決まる段階制になっており、月間の通信量が1GBまでなら0円、3GBまでなら1,078円、20GBまでなら2,178円、20GB以降はどれだけ使っても3,278円定額という条件です。

他の3社のプランは月間通信容量が20GBで、20GBを超えた後は最大1Mbpsの速度で使い続けられます。

使える容量と料金

料金を比較すると、高速通信で使える容量が20GBのahamo、povo、LINEMOの料金より楽天モバイルで月間20GBまでだった場合の料金の方が安いことがわかります。

楽天モバイルは20GBを超えた後は月額3,278円で高速通信のまま容量無制限で使えるのがメリットで、月額3,278円で容量無制限というのは大容量で使える他の通信サービスと比べてもかなりお得です。動画をたくさん見たりテザリングでタブレットやPCのインターネットにも使いたい人は特に注目です。

ただし、注意点もあります。
楽天モバイルは、楽モバイル独自回線が未対応のエリアはauの回線をパートナー回線として利用できるようになっており、パートナー回線で高速通信で利用できるのは月間5GBまでで、5GBを超えた後の速度は最大1Mbpsになります。
このため、自宅や勤務先など普段の行動エリアが楽天モバイル回線に対応していれば問題ないですが、楽天モバイル回線未対応エリアではauの回線を使うことになり高速通信ができるのは月間5GBまでという点は理解しておいてください。
それでも、普段の行動エリアが楽天回線に対応していれば、たまに旅行などで未対応エリアに行ったときに使う程度なら月間5GBもあれば十分ではないでしょうか。

楽天モバイルの対応エリアは2021年の夏には人口カバー率96%になる予定ですが、自宅が対応エリアかどうかは公式サイトでエリアマップを確認してください。

公式サイトはこちら⇒楽天モバイル

通話かけ放題

ahamoは5分かけ放題が月額料金のみで利用でき、時間制限のないかけ放題はオプション料として月額1,100円がかかります。povoとLINEMOは5分かけ放題のオプション料が月額550円で、時間制限の無いかけ放題は1,650円です。

楽天モバイルはRakuten Linkというアプリを使って通話すると時間制限なくかけ放題です。追加料金もありません。
なお、Rakuten Linkで電話したときの通信データは月額料金を決めるデータ量としてカウントされず、パートナー回線での高速通信が可能な通信容量も消費しないため、時間を気にせず電話ができます。
携帯電話はもちろん固定電話への通話も無料になるため、長電話をする人なら電話代を大幅に節約することが可能です。

②楽天モバイルとUQモバイル、Y!mobileの比較

次にauのサブブランドのUQモバイル、ソフトバンクのサブブランドのY!mobile(ワイモバイル)と楽天モバイルを比較します。

キャリア名 UQモバイル Y!mobile 楽天モバイル
プラン名 くりこしプラン シンプルS/M/L Rakuten UN-LIMIT Ⅵ
月額料金 S(3GB) 1,628円
M(15GB) 2,728円
L(25GB) 3,828円
S(3GB) 2,178円
M(15GB) 3,278円
L(25GB) 4,158円
1GBまで 0円
3GBまで 1,078円
20GBまで 2,178円
20GB以降 3,278円
通話 60分/月(550円)
10分かけ放題(770円)
かけ放題(1,870円)
10分かけ放題(770円)
かけ放題(1,870円)
Rakuten Linkアプリ使用でかけ放題(無料)

UQモバイルとY!mobileは容量ごとにS・M・Lの3プランから選べます。
2社の各プランは容量を超えると、Sは最大300Kbps、MとLは1Mbpsの速度に制限されます。

使える容量と料金

料金は月間通信量が3GB・15GB・25GBのいずれの場合でも楽天モバイルの方が安いです。それに楽天モバイルは20GB以降では高速通信のまま容量無制限で使えるという違いがあります。

UQモバイルは「でんきセット割」というのがあり、家の電気をUQでんきかauでんきにしてセットで申し込むとUQモバイルの料金が割引され、Sは990円、Mは2,090円、Lは2,970円になります。
Y!mobileは「家族割」があり、家族もY!mobileを契約すると2回線目以降は割引され、Sが990円、Mが2,090円、Lは2,970円となります。
2社の割引後の料金は全く同じで、割引後料金で見ると25GBまでなら楽天モバイルより少し安いです。しかしUQは電気をセット契約しなければならず、Y!mobileは安くなるのは2回線目からになるため、こうした条件でも良いかどうかによるでしょう。

通話かけ放題

UQモバイルは月間60分の通話パックが月額550円、10分かけ放題が770円、時間制限なしのかけ放題が1,870円となっており、Y!mobileは10分かけ放題と時間制限が無いかけ放題の料金はUQモバイルと同じです。

楽天モバイルは追加料金なしで時間制限の無いかけ放題なので、通話料という点でも楽天モバイルの方がお得です。

③楽天モバイルと格安SIMの比較

格安SIMを提供する事業者(MVNO)はたくさんあるため、ここでは人気が高く料金も安いIIJmioの通話SIMを比較対象とします。

キャリア名 IIJmio 楽天モバイル
プラン名 ギガプラン Rakuten UN-LIMIT Ⅵ
月額料金 2GB 780円
4GB 980円
8GB 1,380円
15GB 1,680円
20GB 1,880円
1GBまで 0円
3GBまで 1,078円
20GBまで 2,178円
20GB以降 3,278円
通話 3分かけ放題(660円)
10分かけ放題(913円)
Rakuten Linkアプリ使用でかけ放題(無料)

使える容量と月額料金

20GBまでの通信量だとIIJmioの方が安いです。

しかし楽天モバイルは1GBまでなら0円なので、月間1GBも使わない人なら楽天モバイルはタダで利用できます。それに楽天モバイルは従量料金なので普段は20GBほど使う人が何らかの理由で使用量が3GB未満だった月は料金が安くなるというメリットがあります。

20GB以上の大容量を高速通信で使いたい場合は、3,278円定額で容量無制限の楽天モバイルが断然お得です。

かけ放題オプション

IIJmioのかけ放題オプションは、3分かけ放題が660円、10分かけ放題が913円で、同一mioIDの家族間の場合では3分かけ放題の時間は10分になり、10分かけ放題の時間は30分になります。
楽天モバイルはRakuten Linkアプリを使うことで追加のオプション料無しで時間制限なく無料通話ができます。

IIJmioの月額料金は安いため、通話はあまりぜず小容量のプランで少しでも安い方が良い人に適していますが、携帯電話や固定電話の相手に電話をかけることが多かったり通話時間が長い人なら電話料金も含めると楽天モバイルの方が安くなる場合があります。

まとめ

スマホのSIMプランの月額料金や電話料金を安くできれば通信費の節約ができます。

使える通信容量を減らさずに料金だけ安くしたいなら契約先を別の通信会社に変更する方法があり、MNPによって電話番号を変えることなく乗り換えが可能です。

スマホの乗り換え先として今最もおすすめなのが楽天モバイルです。

20GBまでの容量だと格安SIMの方が安いところがありますが、月間の通信量が1GB未満の場合や20GBより多い場合は楽天モバイルがコストパフォーマンスはかなり良いです。

高速通信のまま容量無制限で使えるのは楽天回線エリアのみですが、2021年の夏には人口カバー率96%になる予定です。

楽天モバイルの料金は段階制なので、ネットの使用量の少なかった月は料金を安くできることもメリットです。

通話はオプション料を支払うことなくRakuten Linkを使うだけでかけ放題になることも他社との違いで、電話をかけることが多い人や長電話をよくする人には魅力が大きいです。

パートナー回線エリアに住んでいる場合でも、通信容量が月間5GBまでの通話SIMが欲しくて電話料金を安くしたい場合や5GBを超えた後の最大1Mbpsの速度でも良いから容量無制限で使いたい人には利用価値があります。
最大1Mbpsの速度は快適とは言えませんが、WEBサイトを見たりSNSを利用したり標準画質の動画をを見るといった用途なら使用可能です。

楽天モバイルの公式サイトを見てみる⇒楽天モバイル

 

楽天モバイルがおすすめの理由は、料金の安さのほかにキャンペーンで契約者特典がかなり充実しているという点があります。

どれほどお得なのかは下の記事で解説しているので読んでみてください。
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