光回線について調べていると「光コラボ」という言葉をよく見かけるのではないでしょうか。
光コラボとは光コラボレーションの略で、様々な事業者がNTTからフレッツ光の光回線を借り受けて自社のサービスとセットにして提供するサービスモデルことです。
このモデルによる光回線サービス自体も「光コラボ」や「コラボ光」と呼ばれています。
携帯キャリアが提供する光回線サービスでは、ドコモ光やソフトバンク光、楽天ひかりは光コラボですが、auひかりは光コラボではありません。
auひかりは、NTTのフレッツ光ではなくKDDIの独自回線を使用するサービスだからです。
フレッツ光と各光コラボは回線が共通しているため各サービス間で乗り換えるときに回線工事は不要ですが、auひかりは独自回線のためフレッツ光や光コラボに乗り換えるときは回線工事が必要です。
ただ、特典により割引されて標準工事費は実質無料になる光コラボは多いため、そうしたところを選べば工事費を負担せずに済みます。
土日祝日や夜間に工事を希望する場合や工事する時間帯の指定をする場合は追加料金がかかります。
例えば土日祝日に工事する場合の追加料金は3,300円です。
工事は立ち合いが必要なので平日の昼間に都合がつかない人は理解しておきましょう。
最初に工事は必要ですが、フレッツ光の回線設備を導入しておけば、以降は工事不要で各光コラボ間での乗り換えができるようになります。
今回は、auひかりから光コラボに乗り換えたい人のために、おすすめの光コラボを5つ紹介するのでauひかりの条件と比べてみてください。
光コラボは10ギガタイプのサービスもありますが提供エリアは限られており、現在主流なのは全国対応の1ギガタイプなので、ここでは1ギガタイプのみを取り上げます。
ビッグローブ光
まず最初に紹介するのがビッグローブ光。
こちらはKDDIの子会社であるビッグローブ株式会社が提供する光コラボです。
ビッグローブといえば、auひかりやフレッツ光でプロバイダーサービスの「BIGLOBE」を提供しているため知っている人もいるのではないでしょうか。
KDDIグループの会社が運営していることも安心できるポイントでしょう。
ビッグローブ光のサービス条件は以下のようになっています。
ビッグローブ光 | |
回線工事費 | 屋内配線の新設あり 28,600円 屋内配線の新設なし 18,260円 ⇒特典で実質無料 |
契約期間と解約金 | 3年 戸建て 集合住宅 ⇒ |
初期費用 | 申込手数料 3,300円 |
WiFiルーターレンタル料(月額) | 550円 |
月額料金 | 戸建て 開通月 0円 1~3か月目まで 0円 4か月目以降 5,478円 集合住宅 開通月 0円 1~3か月目まで 0円 4か月目以降 4,378円 |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
スマホのセット割 | auスマートバリュー UQmobile自宅セット割 |
キャンペーン特典 | キャッシュバック 28,000円 |
回線工事費
標準工事費は次のようになっています。
屋内配線新設あり | 28,600円 (1回目880円、2~36回目792円) |
屋内配線新設なし | 18,260円 (1回目550円、2~36回目506円) |
戸建てと集合住宅では工事費は同額で、既存の屋内配線を利用できる場合は工事費は安くなります。
工事費は一括払いか36回の分割払いを選ぶことができ、上の表のカッコ内は分割払い回数と1回の支払い額です。
特典により1か月目から36か月目までは工事費の分割払い額と同額が割引されるため、36か月利用すると工事費費は実質無料になります。
36か月未満で解約すると、分割払いの場合は残りの分割払い額(工事費残債)を一括で支払うことになり、最初に一括払いした場合は工事費全額の割引を受けられないことにより工事費の自己負担が発生します。
どちらにしても工事費を実質無料にするには3年は利用する必要があるので注意しましょう。
契約期間と解約金
契約期間は3年で、契約期間中に解約する場合の解約違約金は戸建てが4,100円、集合住宅は3,000円です。
3年ごとにある契約満了月から翌々月にかけての3か月間に解約すれば違約金はかかりません。
ただし、現在は特典により解約違約金は無料になります。
最初の3年は工事費による縛りがありますが、4年目以降はいつでも無料で解約ができるのです。
今もこの特典があるかは公式サイトで確認してください ⇒ 【公式】ビッグローブ光
初期費用とルーター費用
初期費用は申込手数料の3,300円です。
WiFiルーターのレンタルサービスは月額550円です。
1年でレンタル料合計は6,600円になり、5,000円もあれば対応ルーターは購入できるため、長期利用するなら最初に買って用意した方が安上がりにできます。
月額料金
月額料金は、戸建てが5,478円、集合住宅が4,378円です。
特典で3か月目までは割引されて月額料金は無料になります。
支払い方法
支払い方法はクレジットカードと口座振替があります。
ビッグローブ光の料金はKDDIに支払う「KDDI請求」となっており、口座振替では毎回220円の手数料がかかりますが、auの携帯電話などKDDIのサービスとまとめて支払えば口座振替の手数料はかかりません。
スマホのセット割
auひかりと同じくビッグローブ光もauのスマホのセット割「auスマートバリュー」やUQモバイルのスマホのセット割「UQmobile自宅セット割」に対応しています。
auやUQモバイルのセット割対象プランを契約している人がビッグローブ光を契約すると、スマホの月額料金が550円~1,100円割引されます。
家族のスマホも含めて最大10回線まで割引できるため、割引対象者の人数が多いほどお得です。
auひかりでスマホのセット割を受けていた人は、この点からもビッグローブ光に乗り換えやすいでしょう。
なお、セット割を適用させるために必要な光電話の月額料金は550円です。
キャンペーン特典
申し込みで28,000円のキャッシュバックがもらえます。
受け取り時期は課金開始月から数えて12カ月目です。
12か月目の初日に案内メールが届き、2日目の午後からBIGLOBEのマイページ上で受け取り手続きができます。
手続き期間は案内メールが届いた月の2日から45日間です。
この期間を過ぎるとキャッシュバック特典は受け取れないため忘れないようにしてください。
まとめ ビッグローブ光のメリットとデメリット
最後にビッグローブ光のメリットとデメリットをまとめます。
メリットは以下の5点です。
- 回線工事費が実質無料になる
- 契約期間の縛りなし
- 月額料金が3か月は無料
- 28,000円のキャッシュバック
- au・UQモバイルのスマホとのセット割
次にデメリットは以下の3点です。
- 回線工事費を実質無料にするには3年利用する必要がある
- WiFiルーターは有料レンタル
- キャッシュバックの受け取り時期は1年後
ルーターのレンタルサービスが有料なのは、自分のルーターを持っている人にはデメリットになりません。
キャッシュバックを受け取るには1年、工事費を実質無料にするには3年利用する必要があるため短期利用には向いていません。
以上からビッグローブ光は次のような人に最適です。
- auかUQモバイルのユーザー
- 少なくとも3年は利用できる
- 契約期間に縛られずに利用したい
- キャッシュバックが欲しい
ビッグローブ光の公式サイトはこちら
@nifty光(ニフティ光)
@nifty光は、auひかりやフレッツ光のプロバイダーでもある@niftyが提供する光コラボのサービスです。
こちらもauひかりと同じくauやUQモバイルのセット割に対応しています。
@nifty光のサービス条件は以下のようになっています。
@nifty光 |
|
回線工事費 | 屋内配線の新設あり 22,000円 屋内配線の新設なし 11,660円 ⇒特典で実質無料 |
契約期間と解約金 | 3年 戸建て 4,840円 集合住宅 3,630円 |
初期費用 | 回線契約料 3,300円 |
WiFiルーターレンタル料(月額) | 550円 ⇒最大25か月は無料 |
月額料金 | 戸建て 開通月 0円 2~21か月目まで 4,620円 22か月目以降 5,720円 集合住宅 開通月 0円 2~21か月目まで 3,278円 22か月目以降 4,378円 |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
スマホのセット割 | auスマートバリュー UQmobile自宅セット割 |
キャンペーン特典 | 下記のどちらかを選択 ニフティポイント 32,025P キャッシュバック 30,000円 |
回線工事費
標準工事費は、屋内配線を新設する場合で22,000円となっており、1回1,100円×20回の分割払いです。
2か月目から21か月目までは分割払い額と同額が毎月割引されるため、21か月目まで利用すると工事費費は実質無料になります。
21か月目より前に解約すると、分割払いの場合は残りの分割払い額(工事費残債)を一括で支払うことになり自己負担が発生します。
工事費を実質無料にするには21か目までは利用する必要があるので注意しましょう。
契約期間と解約金
契約期間は3年で、契約期間中に解約する場合の解除手数料は戸建てが4,840円、集合住宅は3,630円です。
3年ごとにある契約満了月から翌々月にかけての3か月間に解約すれば解除手数料はかかりません。
@nifty光は2年契約も選べますが、申し込み特典のニフティポイントまたはキャッシュバックは3年契約のみが対象なので、利用するなら3年契約の方がおすすめです。
仮に中途解約することになっても、解除手数料より申し込み特典の金額の方が大きいからです。
初期費用とルーター費用
初期費用は回線契約料の3,300円です。
WiFiルーターのレンタルサービス料は月額550円ですが、特典で最大25か月(開通月+24か月)は無料になります。
3年目以降に1年利用するとレンタル料合計は6,600円になるため、長期利用するなら無料期間が終わる前に自分で購入して用意した方が安上がりです。
月額料金
月額料金は、戸建てが5,720円、集合住宅は4,378円です。
特典で2~21か月目までは割引料金になり、戸建ては4,620円、集合住宅は3,278円で利用できます。
支払い方法
支払い方法は、クレジットカードと口座振替から選択できます。
スマホのセット割
@nifty光もauスマートバリューやUQmobile自宅セット割に対応しており、auやUQモバイルのスマホの月額料金がプランに応じて550円~1,100円割引されます。
家族のスマホも含めて最大10回線まで割引が可能です。
セット割を適用させるために必要な光電話の月額料金は550円で、初月は無料となっています。
キャンペーン特典
申し込み特典は次の2つから選択できます。
- ニフティポイント 32,025P
- キャッシュバック 30,000円
ニフティポイントは、@nifty使用権やノジマスーパーポイント、dポイント、Pontaポイント、Amazonギフトカードなどに交換できます。
@nifty使用権に交換すると1.5倍に増量されるため、32,025Pのニフティポイントを@nifty使用権に交換すると48,037円分になり、これを月額料金に充当するとホームタイプは11か月分、マンションタイプは15か月分になります。
このため月額料金の支払いに使うなら、ニフティポイントの方が18,037円分お得です。
特典の受け取り時期は以下のようになっています。
ニフティポイント 32,025P | キャッシュバック 30,000円 |
8か月目 10,000P 10か月目 10,000P 12か月目 12,025P |
10か月目 15,000円 12か月目 15,000円 |
ニフティポイントの付与状況はニフティポイントクラブの通帳で確認できます。
キャッシュバックは受け取り月の前月に登録メールアドレス宛に連絡がくるので、それに従って口座情報を登録します。
振込ができなかった場合は翌月に再度行われますが、2回とも振り込みができなかった場合はキャッシュバック特典は無効となるため、キャッシュバックを選択する場合は登録手続きするのを忘れないようにしましょう。
まとめ @nifty光のメリットとデメリット
最後に@nifty光のメリットとデメリットをまとめます。
メリットは以下の5点です。
- 回線工事費が実質無料になる
- WiFiルーターのレンタル料が最大25か月間は無料
- 月額料金が20か月は割引される
- 特典のニフティポイントを月額料金の支払えば48,037円分になる
- au・UQモバイルのスマホとのセット割
次にデメリットは以下の4点です。
- 回線工事費を実質無料にするには21か月目まで利用する必要がある
- 契約期間で3年縛り
- 戸建ての月額料金はやや高い
- 特典のニフティポイント全額を受け取れるのは1年後
月額料金はビッグローブ光と比べると戸建てでは少し高く、集合住宅では同額です。
申し込み特典でニフティポイントを選べば戸建ては11か月、集合住宅は15か月は無料で利用できるため、マンションやアパートで利用する人の方がお得です。
以上から@nifty光は次のような人に最適です。
- auかUQモバイルのユーザー
- 契約期間で3年縛りでも構わない
- WiFiルーターを持ってないので2年間は無料でレンタルしたい
- マンションやアパートに住んでいる
@nifty光の公式サイト
enひかり(えん光)
enひかりは月額料金の安さが魅力の「格安光回線」サービスのため、セット割なしで利用したい人におすすめです。
また、こちらはauスマートバリューやUQモバイル自宅セット割といったKDDIによるセット割引には対応していませんが、独自にUQモバイルとpovo、ahamoのユーザー向けの割引を用意しているため、これらを利用している人にはお得です。
enひかりのサービス条件は以下のようになっています。
enひかり |
|
回線工事費 | 屋内配線の新設あり 16,500円 屋内配線の新設なし 8,360円 |
契約期間と解約金 | 無し |
初期費用 | 契約事務手数料 3,300円 |
WiFiルーターレンタル料(月額) | 無線LAN機能なし 220円 無線LAN機能あり 330円 |
月額料金 | 戸建て 4,620円 集合住宅 3,520円 |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
スマホとのセット割 | ,勝手に割り (UQモバイル・povo・ahamo) |
キャンペーン特典 | ルーターの特価購入 |
回線工事費
回線工事費は、屋内配線の新設をする場合が16,500円、既存の配線を利用できる場合は8,360円です。
こちらは工事費の割引はないため全額自己負担です。
契約期間と解約金
契約期間の設定はないため解約金もなく、いつでも無料で解約できます。
契約期間の縛りなしです。
初期費用とルーター費用
初期費用は契約事務手数料の3,300円です。
WiFiルーターについては、ONUとルーターが一体になったホームゲートウェイのレンタルができ、無線LAN機能が無いタイプは月額220円、有りのタイプは月額330円です。
設備状況によってはルーターのレンタルになる場合もあります。
長期利用の予定なら後で紹介する特典でのルーター特価購入を利用した方が良いです。
月額料金
月額料金は、戸建てが4,620円、集合住宅は3,520円です。
他の光回線と比べて明らかに安い月額料金となっていますが、これには理由があります。
ほとんどの光コラボでは新しい接続方法のIPv6接続サービスが込みの月額料金ですが、enひかりではIPv6接続は月額198円のオプションサービスとなっており、必要な人だけ追加する形なのです。
IPv6接続サービスを利用すると、利用者が増える時間帯に混雑する部分を避けて通信できるため夜間でも速度低下が起きにくいというメリットがあります。
IPv6接続サービスを追加した月額料金は、戸建てが4,818円、集合住宅が3,718円となり、これでも十分安い水準です。
この記事で紹介している他の光コラボは全て標準でIPv6接続サービスに対応しているため、enひかりでも基本的にはこのオプションを付けておいた方が良いです。
なお、IPv6接続サービスはenひかりと同時申し込みすれば初期費用は無料ですが、enひかりの利用開始後に後から追加した場合は初期費用2,200円がかかるため注意してください。
支払い方法
enひかりの料金はNTTが代行してユーザーに請求します。
NTT請求はクレジットカードか口座振替で支払えます。
スマホとのセット割
enひかりでは独自の割引制度「勝手に割り」があり、UQモバイル、povo、ahamoのスマホユーザーはenひかりの月額料金が110円割引されます。
割引後の月額料金(IPv6接続サービス料込み)は、戸建ては4,708円、集合住宅は3,608円となります。
一人だけでセット割を受けて光回線を安く利用したい人は要注目です。
キャンペーン特典
enひかりは申し込み特典でWiFiルーターを特価で購入できます。
安い機種ならルーター価格が1,100円で送料が880円なので合計1,980円となり、2千円弱でルーターが手に入ります。
ルーターの特価購入の条件はオプションのIPv6接続サービスで「v6プラス」を申し込むことです。
enひかりで用意されているIPv6接続サービスはv6プラスの他にtransix(トランジックス)とXpass(クロスパス)というのもありますが、これら3つでは速度に大きな違いはありません。
まとめ enひかりのメリットとデメリット
最後にenひかりのメリットとデメリットをまとめます。
メリットは以下の4点です。
- 契約期間の縛りなし
- 月額料金が安い
- WiFiルーターを特価で購入できる
- UQモバイル、povo、ahamoとのセット割がある
次にデメリットは以下の4点です。
- 回線工事費が有料
- 月額料金割引やキャッシュバックはない
月額料金の割引やキャッシュバック特典はありませんが、通常料金が安いため長く利用するほど低コストになります。
以上からenひかりは次のような人に最適です。
- 工事費を負担しても構わない
- 契約期間に縛られたくない
- シンプルに安い光回線を使いたい
- WiFiルーターを安く購入したい
- UQモバイル、povo、ahamoのユーザー
enひかりの公式サイト
IIJmioひかり
大手ネット企業のIIJが提供する光コラボです。
こちらは格安SIMのIIJmioとセットで利用すると月額料金が割引されるため、IIJmioのユーザーやこれからスマホのSIMをIIJmioに乗り換えても良いと考えている人に向いています。
IIJmioひかりのサービス条件は以下のようになっています。
IIJmioひかり |
|
回線工事費 | 屋内配線の新設あり 28,600円 屋内配線の新設なし 18,260円 ⇒特典で実質無料 |
契約期間 解約金 |
最低利用期間 2年 3,000円 |
初期費用 | 契約事務手数料 3,300円 |
WiFiルーターレンタル料(月額) | 330円 |
月額料金 | 戸建て 5,456円 ⇒割引後4,796円 集合住宅 4,356円 ⇒割引後3,696円 |
支払い方法 | クレジットカード |
スマホとのセット割 | mio割 |
キャンペーン特典 | 月額料金が12か月間の割引 |
回線工事費
回線工事費は、屋内配線の新設をする場合が28,600円、既存の配線を利用できる場合は18,260円です。
どちらも20回の分割払いになっており、特典により開通月の翌月からの20か月間は工事費の分割払い額と同額が割引されるため、21か月後には実質無料になります。
21か月未満で解約した場合は、残りの分割払い額を一括で支払うことになり自己負担額が発生するため注意してください。
契約期間と解約金
最低利用期間が2年となっており、2年以内に解約すると「最低利用期間内解除調定金」として3,000円がかかります。
最低利用期間の2年を過ぎた後は、いつ解約しても解約金はかかりません。
3年目からは契約期間の縛り無しで利用できます。
初期費用とルーター費用
契約事務手数料は3,300円です。
WiFiルーターのレンタルサービスは月額330円です。
IIJmioひかりで利用するIPv6接続サービスは「transix(トランジックス)」のため、自分でWi-Fiルーターを用意する場合はtransixに対応した機種を選びましょう。
月額料金とmio割
IIJmioひかりの月額料金は、IIJmioのSIMサービス利用者なら「mio割」により毎月660円割引されます。
戸建て | 集合住宅 | |
月額料金 | 5,456円 | 4,356円 |
mio割 | -660円 | -660円 |
割引後の月額料金 | 4,796円 | 3,696円 |
mio割の適用後の月額料金は安いです。
スマホのSIMでIIJmioを使い続ける限り低料金で光回線を利用できます。
支払い方法
IIJmioひかりの支払い方法はクレジットカードのみです。
口座振替は非対応なので、クレジットカードを持ってない人は利用できません。
キャンペーン特典
IIJmioひかりスタート特典で、月額料金が12か月間は726円割引されるます。
mio割とスタート特典の割引を適用させた月額料金は、戸建てが4,070円 集合住宅は2,970円です。1年間はこの金額で利用できます。
まとめ IIJmioひかりのメリットとデメリット
最後にIIJmioひかりのメリットとデメリットをまとめます。
メリットは以下の4点です。
- 回線工事費が実質無料になる
- 3年目以降は契約期間の縛りなし
- IIJmioのSIMとのセット割がある
- キャンペーン特典で12か月間は月額料金が割引される
次にデメリットは以下の4点です。
- 工事費を実質無料にするには21か月利用する必要がある
- 解約金を無料にするには2年は利用する必要がある
- IIJmioのSIMとセット利用しないと月額料金は高い
- クレジットカードを持ってないと利用できない
1と2のデメリットは、少なくとも2年は利用するつもりなら問題ないでしょう。
安く利用するにはmio割の適用が前提なので、スマホのSIMはIIJmioを利用する必要があります。
以上からIIJmioひかりは次のような人に最適です。
- スマホのSIMでIIJmioを利用している(これから利用したい)
- 回線工事費を負担したくない
- 少なくとも2年は利用できる
- 3年目以降はいつでも無料で解約できるようにしたい
- クレジットカード持っている
IIJmioひかりの公式サイト
【関西限定】eo光(type N)
ここで紹介する光回線は以下の地域限定で利用できるサービスです。
eo光タイプN |
|
回線工事費 | 屋内配線の新設あり 22,000円 屋内配線の新設なし 11,660円 ⇒特典で実質無料 |
契約期間 解約金 |
最低利用期間 1年 戸建て 5,118円 集合住宅 3,740円 |
初期費用 | 契約事務手数料 3,300円 |
WiFiルーターレンタル料(月額) | 無料 |
月額料金 | 戸建て 5,448円 集合住宅 4,070円 |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
スマホとのセット割 | eo × mineoセット割 |
キャンペーン特典 | 先行予約キャンペーン スタートキャンペーン 標準工事費割引キャンペーン |
回線工事費
回線工事費は、屋内配線の新設をする場合が22,000円、屋内配線の新設なしの場合は11,660円です。
どちらも23回の分割払いになっており、標準工事費無料キャンペーンで工事費は割引されるため工事費は実質無料にできます。
申し込み月から6か月後の月末までに利用開始することキャンペーンの適用条件です。
契約期間と解約金
最低利用期間が1年となっており、1年以内に解約すると戸建ては5,118円、集合住宅は3,740円の解約清算金がかかります。
2年目以降は契約期間に縛られずに利用できます。
ただし後で説明しますが、戸建てで長期利用割引を受ける場合は3年縛りになります。
初期費用とルーター費用
契約事務手数料は3,300円です。
eo光タイプNではWiFiルーターは標準装備しているため自分で用意する必要はありません。
月額料金とセット割
eo光タイプNと格安SIMのmineoの両方を契約し、セット割の申請をするとeo光タイプNの月額料金が毎月330円割引されます。
なお、mineoの料金プランのうち「マイそく スーパーライト」はセット割の適用対象外です。
eo光タイプNの月額料金とセット割を適用した月額料金は次のようになっています。
戸建て | 集合住宅 | |
月額料金 | 5,448円 | 4,070円 |
eo × mineoセット割 | -330円 | -330円 |
割引後の月額料金 | 5,118円 | 3,740円 |
セット割の適用後の月額料金は、集合住宅なら他の光コラボと比べて安いです。
マンションやアパートに住んでいてスマホのSIMでmineoを使っているかこれから乗り換えたい人は注目でしょう。
mineoの公式サイトはこちら ⇒ mineo(マイネオ)
戸建ては長期利用で安くなる
戸建ての場合はmineoとのセット割を適用させてもそれほど安くはないですが、eo光のホームタイプは「長割(長期継続利用割引契約)」があるため、長期利用すれば低コストにできます。
長割の適用を受けると以下のように3年目以降は割引された料金になるのです。
利用期間 | 1~2年目 | 3~5年 | 6年目以降 |
長割適用後 | 5,448円 | 5,175円 | 4,903円 |
セット割適用後 | 5,118円 | 4,845円 | 4,573円 |
mineoとのセット割を適用させた料金なら、3年目以降は他の光回線と比べて安いです。
ただし、長割は3年間の継続利用が条件のため、最低利用期間の3年の途中で解約すると下記の「解約清算金」がかかります。
利用期間 | 3~5年目 | 6年目以降(3年ごと) |
解約清算金 | 4,573円 | 4,573円 |
月額料金は安くなりますが3年縛りになることは覚えておきましょう。
支払い方法
eo光タイプNの支払い方法は、クレジットカードのほか口座振替も選べます。
キャンペーン特典
eo光タイプNでは上で紹介した工事費無料キャンペーンの他に以下のキャンペーンがあります。
- 先行予約キャンペーンで契約事務手数料が無料
- スタートキャンペーンで一定期間は月額料金が割引
- 他社違約金を最大15,000円~60,000円まで還元
①先行予約キャンペーン
eo光タイプNの受付開始は3月3日からで、3月2日までに先行予約をしておき3月31日までに申し込みをすると、3,300円の契約事務手数料が無料になります。
②スタートキャンペーン
スタートキャンペーンによりホームタイプは最大1年間、マンションタイプは最大3か月間は月額料金が割引されます。
スタートキャンペーン割引後の料金は以下のようになります。
戸建て | 集合住宅 | |
月額料金 | 12か月目まで 2,380円 13か月目以降 5,448円 |
3か月目まで 500円 4か月目以降 4,070円 |
mineoユーザーは上記の金額からさらに330円が割引されます。
③他社の違約金の還元特典
auひかりからeo光タイプNに乗り換えるときに解約金が発生する場合は一定額までは還元してもらえます。
戸建ては最大60,000円まで、集合住宅は最大15,000円までです。
還元対象は、解約違約金や回線撤去費用、長期割引にかかる解約金、回線工事費の残債です。
auひかりの回線設備の撤去工事費や工事費残債が発生する人は注目でしょう。
この特典の適用を受けるには、開通月から6か月目までに解約金の発生を確認できる書類を提出する必要があります。
まとめ eo光タイプNのメリットとデメリット
最後にeo光タイプNのメリットとデメリットをまとめます。
メリットは以下の7点です。
- 回線工事費が実質無料になる
- 2年目以降は契約期間の縛りなし
- mineoのSIMとのセット割がある
- 戸建ては長割で3年目以降は月額料金が安くなる
- スタートキャンペーンで月額料金が割引される
- 先行予約をすると契約事務手数料が無料
- 他社の解約金を一定額まで還元してもらえる
次にデメリットは以下の3点です。
- 工事費を実質無料にするには23か月は利用する必要がある
- セット割を適用しない通常の月額料金は高い
- 戸建ては3年縛りの長割を利用しないと安くはない
安く利用するにはスマホのSIMでmineoを使うことが前提になります。
以上からeo光タイプNは次のような人に最適です。
- スマホのSIMでmineoを利用している(これから利用したい)
- 回線工事費を負担したくない
- 少なくとも2年は利用できる
- 戸建てで長期利用する予定で3年縛りになっても構わない
eo光タイプNの公式サイト
auひかりから光コラボに乗り換える手順
auひかりから光コラボに乗り換える流れは次のようになります。
- STEP1光コラボへ申し込む利用したい光コラボのサイトで申し込みをします。
- STEP2auひかりの解約手続きauひかりに解約の申し込みをします。
- STEP3光コラボの回線工事と接続設定申し込んだ光コラボの回線工事を行い、NTTの宅内機器とWiFiルーターを接続します。
- STEP4光コラボの利用開始工事が済んで開通すると光コラボが利用できるようになります。
- STEP5auひかりレンタル機器の返却解約手続き完了後にKDDIから届く着払い伝票を使ってauひかりでレンタルしていた機器を返却します。
- STEP6auひかりの回線撤去工事必要に応じてauひかりの引込設備の撤去工事をします。
auひかりを解約するときの費用
auひかりを解約するときにかかる費用は以下のものがあります。
- 契約解除料
- 初期費用(回線工事費)の残債
- 引込線撤去費用
契約解除料
契約期間があるプランの場合は契約期間中に解約すると以下のように契約解除料が発生します。
タイプ | プラン名(契約期間) | 契約解除料 |
auひかりホーム | ずっとギガ得プラン(3年) | 2022年6月30日までの申し込み 16,500円 2022年7月1日以降の申し込み 4,730円 |
ギガ得プラン(2年) | 2022年6月30日までの申し込み 10,450円 2022年7月1日以降の申し込み 4,460円 |
|
標準プラン(なし) | なし | |
auひかりマンション | お得プラン(2年) | 2022年6月30日までの申し込み 10,450円 2022年7月1日以降の申し込み 2,730円 |
お得プランA(2年) | 2022年6月30日までの申し込み 7,700円 2022年7月1日以降の申し込み 2,290円 |
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標準プラン | なし |
契約期間のあるプランで契約解除料が無料で解約できるのは契約期間の満了月と翌月、翌々月の3か月間です。
初期費用(回線工事費)の残債
回線工事費を含む初期費用が特典で割引されている場合、割引期間に終わる前に解約すると工事費全額の割引が受けられないため、分割払いにした場合は工事費の残債を一括で支払うことになり、最初に一括払いした場合は工事費全額の割引を受けられなったことで自己負担額が発生します。
申し込み時期によって割引期間は次のようになっています。
タイプ | 申し込み時期 | 初期費用相当額の割引期間 |
auひかりホーム | 2021年6月30日以前 | 開通月の翌月から60か月 |
2021年7月1日以降 | 開通月の翌月から ずっとギガ得プラン:35か月 ギガ得プラン:23か月 標準プラン:23か月 |
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auひかりマンション | 2021年6月30日以前 | 開通月の翌月から60か月 |
2021年7月1日以降 | 開通月の翌月か23か月 |
詳細は契約しているプロバイダーの条件を確認してください。
回線設備の撤去費用
戸建てタイプの「auひかりホーム」で解約時にauひかりの引込設備(光ファイバーケーブルや光コンセント)を撤去するかどうかは、申し込み時期によって対応が異なります。
申し込み時期 | 引込設備の撤去 | 撤去工事費 |
2018年2月28日以前 | 任意 | 撤去する場合は11,000円 |
2018年3月1日~2022年6月30日 | 必須 | 31,680円 |
2022年7月1日以降 | 任意 | 撤去する場合は31,680円 |
2018年3月1日から2022年6月30日に申し込んだ場合は引込設備の撤去が必須で工事費31,680円がかかります。
それ以外の時期に申し込んだなら撤去を希望せず残しておけば工事費はかかりませんが、賃貸住宅で貸主の許可を取ってauひかりホームの回線を引いた場合は、退去する時に原状回復義務により撤去を求められる可能性があります。
退去時の撤去が必要かどうかについては貸主側に確認しておきましょう。
光電話の番号引き継ぎについて
auひかり電話で利用していた電話番号がNTTの加入電話(アナログ電話)で発番されたものなら、番号ポータビリティに対応するため光コラボの光電話に引き継いで利用できます。
auひかり電話を利用開始するときにKDDIによって発番された電話番号は番号ポータビリティに対応していないため光コラボの光電話に引き継ぎができません。
まとめ
auひかりから光コラボレーションに乗り換えるときのおすすめの光回線5サービスを紹介しました。
auやUQモバイルのユーザーでセット割を受けたいならKDDIグループのビッグローブが運営するビッグローブ光がまず選択肢になるでしょう。
1ギガタイプは特典で契約期間の縛りなしで利用できます。
auやUQモバイルにユーザーでマンションやアパートに住んでいる人は@nifty光に注目です。
月額料金の割引とニフティポイントのプレゼント特典で最大15か月間は月額料金が無料になります。
光回線側の月額料金が安い方が良いならenひかり。
UQモバイルやpovo、ahamoのユーザーはenひかりの月額料金が毎月110円割引されます。
スマホで格安SIMのIIJmioを利用中か、これから乗り換えたい人はIIJmioひかりにすればmio割により安い月額料金で利用できます。
関西に住んでいてスマホのSIMはmineoを利用中か、これから乗り換えたい人は、セット割で月額料金が330円割引されるeo光タイプNに注目です。
他社の解約金を還元してくれる特典もあるため、auひかりの解約金が高額な人にもお得です。
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