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楽天ターボを使ってみた体験談【Rakuten Turbo 5G】

以前からホームルーターを一度使ってみたいと考えていましたが、最近になって楽天モバイルの「楽天ターボ(Rakuten Turbo)」を利用開始したので、使ってみた感想を交えながら体験談を書きます。

楽天ターボの申し込み

まず、楽天モバイルの公式サイトで申し込みをした流れを紹介します。

楽天市場や楽天モバイルで利用している楽天IDに個人情報はすでに登録してあるため、申し込みはスムーズでした。

最初に使用場所についての同意事項に了承が求められ、16階以上や地下階は電波が不安定なため契約できないとのことでした。
高層マンションの16階以上に住んでいる人は利用できないので注意しましょう。

エリア確認もあり、設置先住所を入力して利用可能な場所かどうかを判定され、対応エリアなら申し込みページに進めます。

次に、端末代金の支払い回数を選択しました。
私は一括払いにしましたが、24回や48回の分割払いも選択できます。48回払いができるのは楽天カードのみです。

続いて、支払いに楽天ポイントの使用するかの確認がありました。
楽天ターボは楽天モバイルと同様にカード払いなら月々の支払いにも楽天ポイントを充当できるのです。
楽天ポイントを使用設定は、申し込みの後からでもマイページ上でできます。

そして月額料金や契約事務手数料なども含めて申し込み内容を確認して次のページに進みました。

最後に位置情報と通信履歴の提供に同意するかどうかの確認がありました。
これは、ユーザーに役立つ情報を提供するためにプライバシーの配慮した上で安全に位置情報や通信履歴を活用する取り組みらしいです。
提供したくないなら同意欄のチェックを外しておきます。
なお、申し込み時に同意した場合でも、後からMy楽天モバイルアプリ上で提供を停止することができます。

そして、申し込みボタンを押して楽天ターボの申し込みが完了しました。

Rakuten Turbo 5Gのレビュー

申し込んだ翌々日には端末の「Rakute Turbo 5G 」が届きました。

楽天ターボ(Rakuten Turbo 5G)の化粧箱

白い化粧箱に入っており、中には本体とACアダプター、LANケーブル、クイックスタートガイド、パスカードが入っていました。

楽天ターボ(Rakuten Turbo 5G)の本体と付属品

本体は想像していたよりも小さくてコンパクトで、ACアダプターが大きく感じました。

楽天ターボ(Rakuten Turbo 5G)の本体

円柱と四角柱の中間のような丸みのある形になっています。

楽天ターボ(Rakuten Turbo 5G)の本体 真横からの外観

デザインはシンプルでスッキリとしており、カラーはホワイトなので部屋のインテリアに馴染みやすいと思います。

背面には、リセットボタン、WPSボタン、LANポート2個、電源ケーブル差し込み口があります。

楽天ターボ(Rakuten Turbo 5G)の背面

PCとLAN接続するためのLANケーブルも付属しています。

ケーブルの規格はCat5eで、最大速度は1Gbpsまで対応しているため、ホームルーターで使うには十分です。
ただ、長さは1.5mしかないため、これを使うならパソコンのすぐそばにルーターを置かなくてはなりません。
私の場合はルーターを離れた場所に置くため、既に持っていた長いLANケーブルを使っています。

本体にLANケーブルを電源コードを差し込んだ状態は横から見るとこんな感じです。

楽天ターボ(Rakuten Turbo 5G)にLANケーブルと電源ケーブルを接続した状態

上の写真を見ると本体のサイズ感がイメージできるのではないでしょうか。

クイックスタートガイドは、端末を設置して利用開始するまでの簡単な説明書です。
Rakuten Turbo 5Gの詳しい説明書は、楽天モバイルの公式サイトでPDFファイルで配布されているため、これを保存しておき後で必要なときに読むことができます。

インターネットに接続

まず、本体に接続したACアダプターの電源プラグをコンセントに差し込むと電源が入ります。

本体上面のステータスランプは、左からPOWER、Wi-Fi、LTE、5Gとなっており、
電源が入るとPOWERランプが緑色に点灯し、LTEと5Gのランプはしばらく赤色で点滅していました。

楽天ターボ(Rakuten Turbo 5G)起動開始時のステータスランプ

その後、Wi-FiとLTEのランプが緑色に点灯して起動が完了しました。

楽天ターボ(Rakuten Turbo 5G)起動完了時のステータスランプ

これでWi-FiとLTEの通信ができるようになります。

上の写真は4G LTE回線につながっている状態であり、5G回線につながっている場合は5Gランプの方が緑色に点灯します。

ACアダプタをつないでから起動完了まで35秒ほどかかりますが、以前使っていた光回線のONUとルーターの起動時間はもっと長かったせいか、思っていたより早く起動するという印象です。

Wi-Fi接続

本体底面のラベルや付属するパスカードにSSIDと初期パスワードが記載されており、スマホやパソコンのWi-Fi設定のところで、Rakuten Turbo 5GのSSIDを選択してパスワードを入力するだけで簡単にWi-Fiに接続できました。

SSIDや初期パスワードは、後からRakuten Turbo 5Gの管理画面で変更することができます。
管理画面はブラウザから開くことができ、アドレスは説明書に載っています。

LAN接続

パソコンとLANケーブルで有線接続する場合は、本体のLANポートとパソコンのLANポートにLANケーブルのコネクターを差し込むだけです。

特に設定することもなくインターネットに接続されました。

DHCP/DNS(IPアドレスの自動取得)を有効にしておく必要があるため、インターネットに接続されないい場合はPC側の設定を確認しておくと良いでしょう。

通信速度

Rakuten Turob 5Gで速度測定をしてみました。

スマホで5GHzのWi-Fi接続した時の結果です。

楽天ターボの通信速度 4G LTE回線の実測値

下りが80Mbps台、上りが30Mbps台ですが、これは速い時の場合であり時間帯や日によってはもっと低い数値になることがあります。

私の家では5GでなくLTE回線につながっており、だいたい下り速度は20~80Mbps台、上り速度は20~40Mbps台といった水準です。

下り速度の方が振れ幅が大きく、上り速度の方が安定している印象があります。
5G回線で電波が十分に入る環境なら下りで100Mbps以上は出るでしょう。

モバイル回線の利用者が増える平日の12時~13時や夜の時間帯に速度が低下するわけでもなく、この時間帯でも高い数値が出ることもあれば、それ以外の時間帯になぜか速度が低下していることもあります。
他の利用者の動向しだいで回線が混雑すると速度が低下するのかもしれません。

いずれにしても、私の場合はWEBサイトの閲覧や標準画質動画の視聴など速度が重要でない用途がメインなので問題なく利用できています。

楽天ターボは8日間のお試し期間があり、どうしても速度に不満があり改善しない場合は、端末が届いてから8日以内に申請して返品すれば端末代を返金してもらえます。

楽天ターボの良かった点

ここでは楽天ターボを利用して良かったと思う点を書きます。

テザリングより快適に利用できる

楽天ターボを利用開始するまでの間はスマホのテザリングで済ませていたのですが、Wi-Fiテザリングはバッテリーの消費が激しく、充電するのを忘れていて利用中にスマホのバッテリー残量が無くなりインターネットの接続が途切れてしまうことがよくありました。

また、頻繁に充電を繰り返すことによるバッテリー劣化も気になりました。

その点、ホームルーターは電源ケーブルをコンセントに差して使うため、バッテリーの残量や劣化を気にすることなく長時間インターネットを使えます。

やはり自宅のパソコンで長い時間インターネットを使うなら、テザリングよりホームルーターの方が快適です。

光回線より室内の見た目がすっきりした

以前、光回線を使っていた時は、ONU(回線終端装置)とWi-Fiルーターという2つの機器を部屋に置いていました。

この構成では、それぞれの電源ケーブル、ONUと光コンセントを接続する光コード、ONUとWi-Fiルーターを接続するLANケーブルの合計4本のケーブルがあります。
さらに、パソコンとLAN接続するときはルーターとパソコン間のLANケーブルも付けるため、5本のケーブルがある状態でした。

これでは見た目が乱雑でしたが、ホームルーターの場合はWi-Fi接続だけなら本体の電源ケーブル1本のみで済み、パソコンとLAN接続する場合でもLANケーブルと合わせて2本だけなので以前よりも見た目がすっきりしています。

こうした点を特に気にしないなら関係ないですが、部屋のインテリアにこだわりがあるなら置く機器は1台だけでケーブルも少なくて済むホームルーターは魅力があるでしょう。

SPUで買い物ポイントが+2倍になった

楽天ターボはSPUの対象のため、楽天市場での買い物ポイントが+2倍になります。

既に利用していた楽天モバイルは+4倍なので合計で+6倍となるため、通常分と合わせて7倍のポイント倍率で買い物ができるようになっています。

通販では楽天市場を利用することが多いため+2倍のポイントで少し得しています。

残念だった点

次に楽天ターボで残念だった点を書きます。

申し込み前に楽天モバイルのサイトでエリア確認をしたところ、私の自宅は5Gエリアになっていたので5G回線を使えるものと思っていましたが、利用開始してみたら4G LTEにしかつながりませんでした。

Rakuten Turbo 5Gの設定画面ではモバイルネットワークの接続先を「LTE(4G)のみ」か「5G優先」のどちらかに設定できるため、ここで「5G優先」に設定しおきルーターを置く場所を変えてみたりしましたが状況は変わりません。

楽天ターボ(Rakuten Turbo 5G)モバイルネットワークの設定画面

後で調べたところ、5G回線の電波はLTE回線の電波と比べて障害物に弱く室内に届きにくいため、5GエリアになってはいてもLTE回線につながるケースは珍しくないようです。
家の周囲には建物が建っているため、これが5Gの電波を遮っていると考えられます。

5G対応のスマホで楽天モバイルを使っていれば、5G回線につながるのかを事前に把握できたのでしょうが、私の場合は5Gに対応してないスマホで楽天モバイルを利用していたので気づけなかったのです。

5Gが使えないのは残念でしたが、速度は納得できる水準であり4G LTEでもインターネットは問題なく使えるため、この点は割り切っています。

 

まとめ

申し込んで端末が家に届いたら、電源ケーブルをコンセントにつなぎスマホやパソコンでWi-FiのSSIDを選択してパスワードを入力するだけでインターネットが使えるようになるため、手軽にネット環境を手に入れたい人には便利です。

ただ、ホームルーターの通信速度や安定性は光回線に及ばないことは納得した上で利用すべきです。

5Gエリアで電波の強い場所なら下り速度は光回線並みの速度が出せるかもしれませんが、5Gエリア内でも4G LTEにしかつながらないことがあるため、5G回線で使いたい人は注意してください。

オンラインゲームなど速度や安定性が重要な用途には向いていませんが、普段インターネットを利用するときに通信速度のことなど気にしていないなら問題なく利用できるはずです。

 

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