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WiMAX端末W04のモードごとの速度の違い

WiMAX端末W04のパフォーマンスモードは、ノーマルのほかにハイパフォーマンスとバッテリーセーブというのもあります。

ハイパフォーマンスは通信パフォーマンスを優先したモードで、バッテリーセーブは省電力を優先してバッテリーの消耗を抑えるモードです。ノーマルはこの2つ中間でパフォーマンスと省電力のバランスのとれたモードです。

省電力性では、バッテリーセーブモード>ノーマル>ハイパフォーマンス

通信速度では、ハイパフォーマンス>ノーマル>バッテリーセーブ

といった順になるようです。

各モードでの速度の違い

速度測定をして各モードで速度がどれくらい違うのかを調べてみました。

最初に通信周波数2.4GHzでバッテリーセーブ、ノーマル、ハイパフォーマンスの順に測定し、次に5GHzでも同じように3モードで切り替えて測定しました。

結果は以下のようになりました。

WiMAXの3モードで速度の違い

端末でモードや周波数の切り替えをしてから測定したので測定時刻に数分のタイムラグがあります。

測定場所は外出先の建物内でこの日は雨が降っていたせいか、下り速度は5GHzのハイパフォーマンス以外は10Mbpsも出ておらず自宅よりも遅めでした。

下り速度は、バッテリーセーブ<ノーマル<ハイパフォーマンスの順で速くなり、2.4GHzより5GHzの方が速いという結果でした。

上り速度は、2.4GHzではノーマルの方がハイパフォーマンスより若干速く、5GHzではノーマルよりバッテリーセーブの方が若干速いという結果でした。2.4GHzより5GHzの方が速度はやや高めでした。

上り速度の一部で誤差がありましたが、全体的にはほぼ理論上の結果でした。

用途に応じて最適なモードで使う

デフォルト設定のまま2.4GHzのノーマルモードで使ってましたが、周波数とモードを切り替えるだけで速度に違い出ることがわかりました。

オンラインゲームなどで通信速度の速さが必要な場合は、5GHzのハイパフォーマンスモードにして使うのが良さそうです。

WiMAXの速度が遅いと感じている場合で2.4GHzのノーマルモードで使っているなら、5GHzにしたりハイパフォーマンスモードに変更することで速度の向上が期待できます。

主な用途がWEBサイトを見たりメールをすることで通信速度が速くなくても良い場合は、バッテリーセーブモードにして使った方が端末の電池持ちが良くなり充電してからの連続使用時間を長くできます。

自分の用途に応じて最適な周波数とモードに設定して使う方ことでWiMAXの満足度は高まるでしょう。