PR

ビッグローブ光とBIGLOBE WiMAXのホームルーターを比較

光回線のビッグローブ光やモバイルWiFiサービスのBIGLOBE WiMAXは、auやUQモバイルBIGLOBEモバイルのユーザーならセット割でお得に利用できます。

今回は、この2サービスを比較して違いをまとめるので、家のインターネット回線選びの参考にしてください。

使用回線と提供エリア

まず、使用する通信回線と利用できるエリアについて説明します。

ビッグローブ光 BIGLOBE WiMAX
回線種類 光回線 モバイル回線
使用回線 NTT
フレッツ光
WiMAX2+
au 4G LTE/5G
利用できるエリア 全都道府県(1ギガタイプ) 人口カバー率99.9%

ビッグローブ光の使用回線と提供エリア

ビッグローブ光は、電柱に架線されている光ファイバーケーブルを使って通信する光回線サービスです。
光回線は有線通信なので安定性に優れており、場所に寄らず高速通信が可能です。

ビッグローブ光は、NTTから借り受けた光回線とプロバイダーをセットにして提供する光コラボレーション(略して光コラボ)のサービスです。

光コラボで使用する回線はNTTの光回線サービス「フレッツ光」と同じものなので、提供エリアもフレッツ光と同じです。
1ギガタイプの「フレッツ光ネクスト」は全都道府県で提供されているため、ビッグローブ光(1ギガ)も全国で利用できます。
10ギガタイプの「フレッツ光クロス」はまだ提供されてない地域がありますが、提供エリアは拡大中です。

現在主流なのは1ギガタイプの光回線で、ほとんどの用途は1ギガで十分対応できるため、基本的には1ギガタイプを選んでおけばOKです。

10ギガの光回線はオンラインゲームのヘビーユーザーやサイズの大きいファイルのダウンロードやアップロードを頻繁に行う人などに向いていますが、月額料金は高く10ギガ対応のルーターも必要です。

この記事では1ギガタイプを比較対象とします。

BIGLOBE WiMAXの使用回線と提供エリア

BIGLOBE WiMAXは、データ通信専用のWiMAX2+回線のほか、auの4G LTEや5G回線の電波も使用します。

auの5Gエリアに住んでいれば高速通信が可能ですが、無線通信のため使用する場所が基地局から離れていたり周囲に電波を遮る障害物があると電波強度が下がり通信速度が低下することがあります。
これについては外に持ち出してあちこちで使うことがあるモバイルルーターと違い、ホームルーターは自宅に設置して利用するため家に電波が十分届いているなら問題ありません。

WiMAXはauの4G LTEも使えることから人口カバー率は99.9%に達しており、全国で利用できると言えますが注意点もあります。

WiMAXの端末は、月間容量が無制限のスタンダードモードと月間30GBまでのプラスエリアモードの2つがあり、スタンダードモードではau 4G LTE回線のプラチナバンドと呼ばれる800Hz帯の電波が使えません。

スタンダードモード プラスエリアモード
使える月間容量 無制限 月間30GBまで
プラチナバンド
(800MHz帯)
非対応 対応

プラチナバンドの電波は、障害物に強く広いエリアに届くのが特長です。

山間部などでプラチナバンドの電波しか届かない場所だとプラスエリアモードを使うこになりますが、使える通信容量は月間30GBまでという制限があるのです。
モバイルルーターでたまに使う程度なら良いですが、ホームルーターで家のネット回線として使う場合は月間30GBで足りないかもしれません。

また、プラスエリアモードはオプションサービスのため、これを使うと月額1,100円の利用料も発生します。

なお、auスマートバリューやUQモバイル自宅セット割を適用させると、特典でプラスエリアモード利用料は無料になるため、スマホでauやUQモバイルを使っている人なら追加費用をかけずに済みます。

BIGLOBE WiMAXの公式サイトでは、エリアマップでスタンダードモードとプラスエリアモードそれぞれの利用可能エリアがわかるので、自宅がスタンダードモードの対応エリアになっているか確認しておきましょう。

公式サイトはこちら ⇒ BIGLOBE WiMAX +5G

 

回線工事と利用開始までの期間

回線工事が必要かどうかや利用開始できるまでの期間は次のようになっています。

ビッグローブ光 BIGLOBE WiMAX
回線工事 転用・事業者変更:不要
新規契約:必要
不要
利用開始できるまでの期間 10日~2か月程度 最短で1週間以内
(クレカ払いの場合)

ビッグローブ光の回線工事費と開通までの期間

ビッグローブ光は、フレッツ光や他の光コラボを利用中なら回線工事することなく乗り換えることができます。
フレッツ光からの乗り換えは「転用」、他の光コラボからの乗り換えは「事業者変更」と呼びます。

光回線を新規で引く場合やフレッツ光・光コラボ以外の光回線(auひかり、NURO光、電力系光回線)から乗り換える場合は「新規契約」となり回線工事が必要です。

回線工事費は工事内容ごとに次のようになっています。

工事内容 基本工事費(3年契約)
工事員派遣あり
屋内配線新設あり
28,600円
(1回目880円、2~36回目792円)
工事員派遣あり
屋内配線新設なし
18,260円
(1回目550円、2~36回目506円)
工事員派遣なし 3,300円
(分割なし)

工事員派遣ありの場合の料金は一括払いか36回の分割払いを選ぶことができ、表のカッコ内は分割払いの月々の支払額と支払い回数です。

36か月間は工事費分割払い額と同額が割引されるため、3年利用することで工事費は実質無料となります。

ただし、36か月未満で解約すると残りの分割払い額(工事費残債)を一括で支払うことになるため注意しておきましょう。

派遣工事(屋内配線の新設あり)をして2年(24ヶ月)利用後に解約した場合の工事費残債
792円 × 12回 = 9,504円

無派遣工事の場合は3,300円の一括払いのみで、1か月目に3,300円が割引されて実質無料となります。
賃貸住宅で建物にフレッツ光の回線設備が導入されていてNTTの局内工事のみで済むと無派遣工事になります。

申し込んでから回線が開通するまでの期間目安は10日~2カ月程度となっています。

工事不要の転用や事業者変更や無派遣工事なら短期間で開通できますが、派遣工事は工事員のスケジュール調整が必要なため時期によっては開通できるまでの期間が長くなります。

特に新生活シーズの3月から4月にかけては、光回線の申し込みが増えることで工事日の予約が取れるのがかなり先になる場合があることは理解しておきましょう。

BIGLOBE WiMAXの利用開始までの期間

WiMAXはモバイル回線のため回線工事は不要です。
端末が家に届いたら日から利用開始できます。

端末はクレジットカード払いなら最短翌日発送なので、1週間以内には利用開始できます。

口座振替払いの場合は支払い口座登録の手続きがあるため端末の発送は2週間ほど先になり、発送されて2~7日程度で届くため、3週間くらいはかかる場合があります。

ルーターの違い

次に、ルーターの違いについて説明します。

ルーターとは、パソコンやスマホ、タブレットなどをインターネットに接続するための機器です。

ビッグローブ光 BIGLOBE WiMAX
機種 IPv6オプション対応ルーター Speed Wi-Fi HOME 5G L13
価格 4千円くらいから 27,720円

ビッグローブ光のWi-Fiルーター

ビッグローブ光ではIPv6接続をするためにIPv6オプション対応ルーターを使います。

現在市販されている製品はIPv6オプションに対応しているものが多いですが、既に持っている自分のWi-Fiルーターを使う場合はIPv6オプションに対応しているか確認しておきましょう。
IPv6接続サービスの対応状況はルーターのメーカーサイトに一覧表が載っています。

IPv6オプション対応のWi-Fiルーターは通販で安い機種なら4千円程で購入できます。

ビッグローブ光には月額550円のルーターレンタルサービスもありますが、長期利用するなら購入した方が安上がりです。

BIGLOBE WiMAXのホームルーター

WiMAXでは申し込み時に端末を同時購入します。

ホームルーターの機種は「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」です。

Speed Wi-Fi HOME 5G L13の主な特長

  • 最大通信速度は下り4.2Gbps、上り286Mbps
  • Wi-Fi6(IEEE802.11.ax)対応
  • 最大同時接続台数は有線LANは2台、Wi-Fiは30台

下り最大4.2Gbpsとなってますが、これは技術規格上の最大速度であり、LANケーブル接続時は最大2.5Gbps、Wi-Fi6(5GHz)接続時は最大2,402Mbps(約2.4Gbps)が上限です。

5Gエリアなら理論上はビッグローブ光の1ギガタイプより速い下り速度が出せるスペックですが、無線通信のため使用する場所の電波強度に左右されます。
また、上り速度は規格値でも最大286Mbpsで光回線より遅いことは理解しておきましょう。

端末の価格は27,720円です。

支払い方法がクレジットカードの場合は700円×36回か1,050円×24回の分割払いです。
口座振替の場合は代金引換による一括払いで、代金引換手数料の400円もかかります。

速度水準の違い

速度が重要な用途で使う人は、光回線とWiMAXでは速度にどれほどの違いがあるのか理解しておくのが良いでしょう。

実際に出る速度については、みんなのネット回線速度というサイトが参考になるため、直近3カ月の測定結果の平均値を下記に紹介します。

ビッグローブ光 WiMAX
Speed Wi-Fi HOME 5G L13
下り速度 375.68Mbps 160.21Mbps
上り速度 309.04Mbps 13.56Mbps
PING値 17.71ms 41.04ms

(引用元:みんなのネット回線速度

結果を見ると、ビッグローブ光の方が速度が速くPING値が低いのは明らかです。

特にWiMAXは上り速度の遅さが目立ち、L13のスペック上の最大上り速度は低めなのが実測値にも表れています。

WiMAXは5Gエリアなら下り速度は100Mbpsを超えることもありますが、上り速度が遅くPING値も高いため、オンラインゲームを快適にプレイしたいなら光回線の方が良いです。

ネットの主な用途がWEBサイトの閲覧、SNSの利用、標準画質の視聴などなら、WiMAXの速度でも十分対応できます。

契約期間と解約金

ビッグローブ光 BIGLOBE WiMAX
契約期間 3年 なし
中途解約時の解約金 0円 なし

ビッグローブ光は3年契約ですが、公式サイトの特典で解約違約金は無料となるため、契約期間による縛りはありません。

BIGLOBE WiMAXは契約期間の設定が無いため解約金もなく、いつでも無料で解約できます。

料金の違い

ここからは、ビッグローブ光とBIGLOBE WiMAXの料金を比較します。

契約事務手数料

契約事務手数料はどちらも3,300円です。

月額料金と支払い方法

ビッグローブ光(1ギガ) BIGLOBE WiMAX
月額料金 戸建て 5,478円
集合住宅 4,378円
3か月間は無料
24か月目まで 3,278円
25か月目以降 4,928円
支払い方法 クレジットカード
口座振替

BIGLOBE WiMAXは2年間は割引料金になっており、2年間はBIGLOBE WiMAXの方が安いです。

割引終了後の通常料金で比べると、戸建てで使うならBIGLOBE WiMAXの方が安く、マンションやアパートで使うならビッグローブ光の方が安いです。

なお、ビッグローブ光は特典で3か月目までは月額料金が無料になります。

支払い方法は、どちらもクレジットカードと口座振替に対応しています。

【公式】ビッグローブ光

 

申し込み特典

ここでは申し込みでもらえるキャッシュバック特典を比較します。

ビッグローブ光 BIGLOBE WiMAX
申し込み特典 キャッシュバック
28,000円
キャッシュバック
11,500円
受け取り時期 12か月目 サービス開始月の翌月

ビッグローブ光は28,000円のキャッシュバックがもらえます。

受け取り時期は課金開始月から12か月目です。

特典の詳細は公式サイトで確認してください ⇒ ビッグローブ光

 

BIGLOBE WiMAXのキャッシュバック特典は、申し込み時にクーポンコードを入力するとキャッシュバックがもらえます。

クーポンコードはこちら⇒ BIGLOBE WiMAX +5G

 

スマホのセット割

au・UQモバイルのセット割

ビッグローブ光とBIGLOBE WiMAXは、auやUQモバイルのスマホとのセット割に対応しています。

スマホでauやUQモバイルを使っている人が、ビッグローブ光やBIGLOBE WiMAXを契約すると、セット割でスマホの月額料金が割引されるのです。

2サービスでは下記のようにいくつか違いがあります。

ビッグローブ光+光電話 BIGLOBE WiMAX
auスマートバリュー 550円~1,100円割引
最大10回線まで対象
550円~1,100円割引
最大9回線まで対象
UQmobile自宅セット割 638円~1,100円割引
最大10回線まで対象
638円~1,100円割引
最大9回線まで対象
追加特典 au PAY残高還元
auスマートバリュー
最大10,000円相当
UQmobile自宅セット割
最大5,000円相当
プラスエリアモード利用料が無料

ビッグローブ光でセット割を適用させるには、オプションサービスの光電話(月額550円)の契約も必要です。

BIGLOBE WiMAXはインターネットサービスのみの契約でセット割を適用できます。

ビッグローブ光の場合、家の固定電話が必要なら問題ないですが、固定電話は使わない人はセット割を受けるためだけに月額550円の追加費用がかかることは理解しておきましょう。
それでもスマホ料金が1,100円割引されれば差し引き550円がお得になります。

 

どちらも割引額は同じですが、割引対象の最大回線数はビッグローブ光は10回線、WiMAXは9回線までとなっています。
家族も割引対象になるとはいえ9回線以上も割引させるケースは多くはないでしょう。

スマホで契約している料金プランの割引額がいくらになるかは、公式サイトで確認してください。

【公式】ビッグローブ光

BIGLOBE WiMAX +5G

この他にBIGLOBE WiMAXは上で説明したように、通常は1,100円のプラスエリアモード利用料が特典で無料になります。

 

BIGLOBEモバイルのセット割

BIGLOBEモバイルのユーザーがビッグローブ光を利用すると、BIGLOBEモバイルの月々の支払い額に含まれている「ベーシック」コースの月額基本料220円がかからなくなります。

BIGLOBEモバイルのユーザーがBIGLOBE WiMAXを利用すると、WiMAX側の「ベーシック」コース料金(220円)がかからなくなるため、WiMAXの料金が通常料金より220円安くなります。24か月目までは3,058円、25か月目以降は4,708円です。

光回線とホームルーターのどちらにしても、BIGLOBEモバイルのユーザーはセット利用で220円お得になるのです。

料金シュミレーション

それでは、キャッシュバック特典の分を踏まえて3年利用した場合の実質的な総費用ではどちらが低コストになるのか比較してみましょう。

ビッグローブ光は新規契約で派遣工事(屋内配線新設あり)を行った場合とします。

ビッグローブ光のルーターは自分で用意した場合で、価格は機種によって異なるため、ここでは仮に5,000円としました。

ビッグローブ光 BIGLOBE WiMAX
回線工事費 3年利用で0円 0円
ルーター費用 5,000円 27,720円
契約事務手数料 3,300円 3,300円
月額料金 戸建て 5,478円
集合住宅 4,378円
24か月目まで 3,278円
25か月目以降 4,928円
月額料金合計 戸建て 180,774円
集合住宅 144,474円
137,808円
キャッシュバック特典 28,000円 11,500円
実質総費用 戸建て 161,074円
集合住宅 124,774円
157,328円

3年利用した場合の実質総費用は、戸建てではBIGLOBE WiMAXの方が少なく、集合住宅ではビッグローブ光の方が少ないです。

月額料金の合計額はBIGLOBE WiMAXの方が少ないですが、ビッグローブ光の方がルーター代が安くキャッシュバック額が多いため、総費用はビッグローブ光の方が少なくなります。

月額料金は、戸建てはBIGLOBE WiMAX、集合住宅はビッグローブ光の方が安いため、4年以上利用し続ける場合も戸建てはBIGLOBE WiMAX、集合住宅ではビッグローブ光の方が低コストになります。

まとめ メリットとデメリット

最後に双方のメリットとデメリットをまとめます。

ビッグローブ光 BIGLOBE WiMAX
メリット ①通信速度が速い
②場所によらず安定した速度
③集合住宅は月額料金が安い
④高額なキャッシュバック
①回線工事が不要
②設置が簡単で手軽に始められる
③戸建てはこちらの方が安い
デメリット

①新規契約は回線工事が必要
②開通までに時間がかかることがある
③戸建ては月額料金が高い

①速度は光回線に及ばない
②電波が弱い場所では速度が低下
③端末代が高い

速度や安定性を重視する人やマンション・アパートに住んでいて低コストで利用したいならビッグローブ光がおすすめです。

公式サイトこちら ⇒ ビッグローブ光

 

賃貸住宅で光回線の工事ができない家に住んでいる人や、速度や費用よりも早く利用開始でき手軽に使えること優先したい人にはBIGLOBE WiMAXのホームルーターがおすすめです。

公式サイトはこちら ⇒ BIGLOBE WiMAX +5G

 

 

コメント