クラウドWi-Fiの海外利用を重視する人向けのサービス

クラウドWi-Fiサービスの端末は「クラウドSIM」のため外国の通信会社のSIM情報も端末に適用できることから、国内でいつも使っている端末を使って海外でもインターネットが利用できます。

外国で利用するには月額料金とは別に「海外利用料」がかかりますが、渡航期間や利用スタイルによっては海外レンタルWiFiを借りて行くより安上がりにできるため、海外旅行や海外出張によく出かける人は要注目です。

ここでは海外利用料が安いクラウドWi-Fiサービスとして、どこよりもWiFi、THE WiFi(ザ・WiFi)、ZEUS WiFi(ゼウスWiFi)、TripWiFi(トリップWiFi)の4つを紹介します。

海外利用料の比較

まず、4サービスの海外利用料と使える容量を比較します。

ZEUS WiFiは容量ごとに3プランあり料金は国ごとに違っていて書ききれないため、下記の表ではTripWiFiに合わせて7日1GBのプランの料金を記載しています。

どこよりもWiFi THE WiFi ZEUS WiFi TripWiFi
容量 1日500MB 1日1GB(最大3GB) 1日300MB
7日1GB
30日3GB
7日1GB
アジア 780円 17か国:850円
その他:1250円
430円~1,452円 500円~1,400円
ヨーロッパ 1,250円 968円~1,774円 1,000円~1,700円
北米 968円~1,130円 1,000円~1,200円
オセアニア 968円~1,130円 1,100円
中南米 807円~2,474円 1,000円~2,500円
アフリカ 968円~2,634円 1,000円~2,500円

どこよりもWiFiは、容量は1日500MBまでですが、全ての対応国で一律780円なのでわかりやすいです。

THE WiFiは上の表内の料金は1GB当たりの料金で、1日最大3GBまで使うことができます。
アジア17か国だけは料金が安くなっており対象国は下記です。

中国 台湾 韓国 香港 マカオ シンガポール インドネシア タイ フィリピン マレーシア ベトナム インド ミャンマー モンゴル ラオス カンボジア バングラデシュ

どこよりもWiFiとTHE WiFiは現地で端末の電源を入れたときに海外利用料が発生するため、電源を入れなかった日は海外利用料はかかりません。

 

ZEUS WiFiとTripWiFiは、7日で1GB使えるプランで比較すると料金水準はほぼ同じです。

下記の国は、ZEUSWiFiの7日1GBプランだと430円~484円で、TripWiFiは500円となっています。
中国 韓国 香港 台湾 インドネシア ベトナム マレーシア

1日1GBではなく1週間で1GBというのもポイントで、旅行中はあまりネットを使わないという人なら1日1GBのサービスより安く済ませられます。

なぜなら、1日1GBの条件だと1日の使用量が少なくても1GB分の料金が発生しますが、7日1GBの条件なら1週間かけて1ギガの容量を少しずつ使えば料金は1回分だけだからです。

ZEUSWiFiはマイページ上、TripWiFiはアプリ上で容量プランを購入する形になっており、容量を使い切ったらいつでも追加購入することができます。

ZEUS WiFiなら1日300MBや30日で3GBのプランもあるため、毎日300MBくらい使いたい場合や1週間以上の旅行のときも便利です。1週間で3GB必要な場合も30日3GBプランを利用した方が7日1GBのプランを3回購入するより少し安くなります。

ZEUS WiFiの国ごとの料金を確認する⇒ゼウスWiFi


TripWiFiの方は周遊旅行に最適
です。
なぜかというと、上の表の同一エリア・料金であれば追加料金がかからないからです。
例えば、ヨーロッパだとイタリア、フランス、スペインは同じエリア・料金で7日1,000円なので、1週間でこれら3か国を周遊した場合でも料金は1,000円しかかかりません。

また、主要ハブ空港があり乗り継ぎで利用することが多い韓国、中国、香港が全プランの利用エリアに含まれているため、乗り継ぎ空港で追加料金なしで利用することができるのも便利です。

このようにTripWiFiは、サービス名の通り海外旅行に最適化されたクラウドWi-Fiサービスなのです。

公式サイトを見てみる⇒TripWiFi

国内利用の料金・費用、契約期間

ここでは国内利用時の料金や容量、契約期間といった条件を比較します。

どこよりもWiFi THE WiFi ZEUS WiFi TripWiFi
初期費用 契約事務手数料
3,000円
契約事務手数料
3,000円
契約事務手数料
3,000円
端末代
19,580円
容量 月間100GB 1日4GB 20GB・40GB・100GB 30日:1GB・3GB・7GB
国内料金 月額3,180円 THE WiFi:月額3,842円
THE WiFiライト:月額3,480円
20GB:1,980円40GB:2,680円
100GB:3,480円
1GB:500円
3GB:980円
7GB:1,980円
契約期間 2年(自動更新) 2年(最低利用期間) 2年(最低利用期間)
中途解約金 9,500円 9,800円 9,500円

TripWiFiの最大の注意点が、最初に19,580円の端末を購入する必要があることです。

他の3サービスは初期費用が契約事務手数料の3,000円だけで、端末はレンタルなので端末代はかかりません。その代わり解約したら返却する必要があり、この点が大きな違いです。

国内利用料にも違いがあり、他の3サービスは月額料金ですが、TripWiFiは国内利用もスマホのアプリでプランを購入して利用します。
30日で1GB、3GB、7GBの3プランがあり、容量を使い切ったら追加で購入してチャージすることもできます。

例えば1か月の間に7GBのプランを2回購入した場合は月間14GBで3,960円の費用になるため、月間100GBで月額3,380円のどこよりもWiFiや1日4GB、月間(30日)で120GB使えて月額3,480円のTHE WiFiライト、月間100GBのプランで3,480円のゼウスWiFiと比べて明らかに割高です。

海外へはたまにしか行かず、国内でメインの回線として大容量使えるWiFiを求めているなら、どこよりもWiFiやTHE WiFi、ZEUS WiFiの方が良いでしょう。

自宅に固定回線がありサブ回線や外出時のポケットWiFiとして利用したり、海外専用として利用するつもりならTripWiFiは魅力があります。なぜならTripWiFiは契約期間が無く、必要な時だけプランを購入して利用するスタイルだからです。

なお、ZEUS WiFiは上の表に記載した2年契約のプランのほか、2年縛りが無く1か月単位で利用できるプランもあります。
縛り無しのプランは2年契約のプランより料金が高めに設定されており、容量ごとの料金は次のようになっています。

ZEUS WiFi フリーZEUSプラン料金
20GB:2,380円
40GB:2,980円
100GB:4,280円

月間7GBまでで十分ならTripWiFiの方が安いですが、20GB以上必要ならZEUS WiFiの方がお得です。
ZEUS WiFiなら国内利用と海外利用のどちらも安く利用することができます。

ただ、端末がレンタルのため返却が必要というデメリットもあるので、どうしても端末は自分の物にしたい人はTripWiFiになるでしょう。

ちなみにTripWiFiの端末にはnanoSIMスロットが付いているので、他のサービスのnanoSIMを入れて使うことも可能です。

端末の対応バンド・周波数帯は次の通りです。

LTE-FDD Band: 1/2/3/4/5/7/8/9/12/13/17/18/19/20/26/28
LTE-TDD Band: 34/38/39/40/41
WCDMA    Band: 1/2/4/5/8
GSM   850/900/1800/1900MHz
携帯4キャリアの主なバンドに対応しています。
TripWiFiの国内利用料に魅力を感じないなら、国内では別サービス用のモバイルWiFiルーターとして活用する方法もあります。

端末のスペックを比較

ここでは、各サービスで使う端末の主なスペックを比較します。

機種名 U2s U3 H01 TripWiFi
使用サービス どこよりもWiFi
THE WiFi
どこよりもWiFi ZEUS WiFi TripWiFi
サイズ 127×65.7×14.2mm 126×66×10mm 126×64×13mm 126×64×13mm
重量 約149g 約125g 約130g 130g
バッテリー容量 3,500mAh 3,000mAh 2,700mAh 2,700mAh
連続通信時間 約12時間 約12時間 10時間 8~10時間
同時接続台数 5台 10台 10台(推奨5台) 10台(推奨5台)
USBポート マイクロUSB
タイプB
タイプC タイプC タイプC
ディスプレイ 無し 無し 2.4インチ 2.4インチ
最大速度 下り150Mbps
上り50Mbps
Wi-Fi規格 IEEE802.11b/g/n

どこよりもWiFiは100GBのプランはU2sかU3を選ぶことができ月額料金はどちらにしても同じです。

H01とTripWiFiはスペックが同じで外観もそっくりです。名称が違うだけで同じ製品かもしれません。

U3はH01やTripWiFiより縦幅が2mm長いですが厚さは3mm薄く、重量は最も軽いです。

連続通信時間はU2sとU3が12時間で2時間ほど長いです。バッテリー容量はU2sが最も大きいですが連続通信時間はU3と同じです。

端末に同時に接続できるデバイスの台数はU2s以外は10台ですが、H01とTripWiFiは5台推奨となってます。

USBポートの形状はU2sだけはマイクロUSBのタイプBで、それ以外はタイプCです。

大きな違いはディスプレイの有無で、U2sとU3にはディスプレイが付いておらず、電波受信レベルやバッテリー残量は本体表面にある4つのランプの点灯数で把握します。
データ通信量は端末に接続したスマホやパソコンのWEBブラウザで管理画面にアクセスして確認するようになってます。

H01とTripWiFiはディスプレイ画面で電波受信レベルやバッテリー残量、データ通信量、接続台数などの情報を確認できます。

最大速度は4機種とも下り・上り共に同じです。

まとめ

クラウドWi-Fiで海外利用を重視する人に最適なのがZEUS WiFiやTripWiFiです。

他のサービスに比べて海外利用料が安く、7日で1GBのプランがあるため通信料が少ない日があっても無駄にならないからです。

さらにZEUS WiFiなら、1日300MBや30日3GBのプランもあるため、旅行期間や利用スタイルに合わせて柔軟に対応できます。

TripWiFiは国内利用でも月額料金といった基本料金は無く、スマホアプリからプランを購入して利用するため使わないときは費用がかかりません。
国内利用料だとTripWiFiは割高ですが、月間7GBまでしか使わないなら月々の支払い額は他のサービスより安くできます。

ZEUS WiFiの端末はレンタルのため高額な購入費がかかりませんが解約後に返却が必要があります。

TripWiFiの端末は購入になるため最初に端末代がかかりますが自分の物にでき、端末にはnanoSIMスロットがあるので、他のサービスのSIMを入れて活用することもできます。

端末はレンタルでも良ければ、ZEUS WiFiなら国内でも海外でも安く利用できます。
1か月単位で利用できる縛り無しのプランも用意されているので短期利用したい人にも向いています。

公式サイトはこちら⇒ゼウスWiFi

旅行や出張で頻繁に海外に出かける人なら海外専用にTripWiFiを使うのもありでしょう。

公式サイトはこちらTripWiFi