従量料金(段階料金)制のポケットWiFiはギガ数が無駄にならない

使用した月間通信量に応じて料金が決まる従量制(段階料金制)のモバイルWiFiサービス(ポケットWiFi)なら、使用量が少なかった月は料金が安くなるので契約容量が無駄にならないため、月によって使うギガ数にばらつきがある人に最適です。

ここでは、従量制のモバイルWiFiサービスを3つ紹介します。

ギガWi-Fi 20GBまでが安い

クラウドWiFiサービスの「ギガWi-Fi」の従量プランは月間20GBまで利用可能で料金が安いです。

ギガWi-Fiのサービス条件をまとめました。

プラン名 ミニ従量プラン
契約期間 2年(自動更新)
月間最大容量 20GB
初期費用 契約事務手数料 3,300円
使用量ごとの月額料金
5GB未満 550円
10GB未満 1,045円
20GB未満 1,540円
中途解約時の解約金 1,900円
使用回線 マルチキャリア対応(ドコモ・au・ソフトバンク)
端末機種 MacaroonSE
端末損害金
(交換代)
26,400円
端末補償オプション料 月額660円
公式サイト 【ギガWi-Fi】

契約期間と解約時の費用

ギガWi-Fiの契約期間は2年間で、2年ごとにある更新月に解約しなければ契約は自動更新されます。

契約期間中に解約する場合の契約解除料は、ミニ従量プランの場合は1,900円となっています。

ただし、ミニ従量プランの場合、最初の2年間は端末代により縛りがある点に要注意です。

ミニ従量プランは端末は26,400円での購入になり、月々1,100円で24回の分割払いという形になってますが、24か月間は「2年割」によって毎月1,100円が割引されるため、月々の支払額は月額のプラン料金と同じです。

ただ、2年以内に解約した場合は分割払い(端末割賦代金)の支払いがまだ残っているため、その残債額を一括で支払うことになります。

つまり、2年使えば24か月間の割引を受けたことにより端末は自己負担なく実質無料で手に入りますが、2年以内に解約したら残りの割引を受けられなかった分の金額を負担する仕組みなのです。

初期費用と月額料金

初期費用は、契約事務手数料が3,300円です。

月額従量料金は次のようになっています。

5GB未満 550円 
10GB未満 1,045円 
20GB未満 1,540円

月間20GBほど使う人なら普段は1,540円で利用でき、何らかの事情で5GBも使わない月があったら料金を大幅に安くできます。

支払い方法はクレジットカードのみです。

端末損害金と補償オプション

端末を壊したり無くした場合は端末の再購入費がかかります。

故障に備える補償オプションサービスは月額660円です。

これを付けておくとで故障や破損、盗難、紛失の場合に2,200円を支払うことでリファビッシュ品と交換してもらえます。
リファビッシュ品とは中古品を整備して再出荷した製品のことです。

モバイルルーターは普通に使っていればそう簡単に故障するものではないですが、硬い地面に落としたりトイレなどで水没させるケースには要注意です。

使用する回線と端末機種

ギガWi-Fiの端末は、本体の中にSIMカードを入れるのではなく、接続先のサーバーにある装置に複数の通信キャリアのSIMが差し込んであり、その中から使用者がいる場所に応じて最適なキャリアのSIMを自動で選択して端末に適用する「クラウドSIM」を採用しています。

このため、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアの回線に対応することが可能なので、通信障害など何らかの理由で特定のキャリアが繋がらなくなったときでも安心です。

端末の「MacaroonSE」は丸い形をしているコンパクトなモバイルルーターです。

スペックは以下の通りです。

MacaroonSE
サイズ 85×85×23.5mm
重量 125g
最大速度 下り:150Mbps
上り:50Mbps
連続通信時間 20時間
バッテリー容量 4,000mAh
最大同時接続数 10台
WiFi規格 IEEE802.11b/g/n
USBポート マイクロUSB タイプC

連続通信時間が20時間というのはクラウドSIMのモバイルルーターの中では長い方です。

ビューン@が無料になる契約者特典

ギガWi-Fiを契約した後にLINEで友だち登録をすると、ビューン@が無料で利用できます。

ビューン@は電子書籍の新刊雑誌14誌、マンガ 10,000冊が読めるサービスなので、雑誌やマンガが好きな人は注目の特典です。

まとめ ギガWi-Fiのメリット・デメリット

最後に、ギガWi-Fiのメリットとデメリットをまとめます。

まずメリットは以下の4点です。

①クラウドSIMのためトリプルキャリア対応
②5GB・10GB・20GBの各区切りで料金が安い
③ビューン@が無料利用できる

クラウドSIMのサービスの強みは、特定のキャリアが繋がらなくなった時でも他のキャリアの回線に切り替わって使い続けられることなので、一時的でもネットが使えなくなるのは困るという人に便利です。

特に通信量が月間20GBあれば十分で、月によってはそれより少ない場合もある人に最適です。

次にデメリットは以下の2点です。

①端末分割払いにより2年間は縛られる
②契約は2年の自動更新

端末代を実質無料にするためには2年間は利用する必要があるため、2年は利用できる人向けです。

3年目からは端末分割払いが終わるため、契約期間中に解約した場合は契約解除料の1,900円だけ済みますが、これも負担したくないなら2年ごとにある契約更新月に忘れないように解約すると良いでしょう。

以上よりギガWi-Fiは次のような人に最適です。

  • クラウドSIMのWiFiを使いたい
  • 月間の使用量は5~20GBくらい
  • 2年間は使う予定
  • 雑誌やマンガが読めるビューン@を無料で利用したい

ちなみに、ギガWi-Fiは月額2,695円で月間容量が100GBのプランもあり、100GBでこの料金は他のサービスと比べて最安級なので、月間100GBくらい使う人にもおすすめです。

公式サイトはこちら⇒【ギガWi-Fi】

 

THE WiFi FiT 最大100GB

クラウドWiFiサービスの「THE WiFi(ザ・ワイファイ)」にも従量制のプラン「THE WiFi FiT」が用意されています。

こちらは40GBまでや100GBまでの区分も用意されています。

THE Wi-Fi

THE WiFi FiTのサービス条件をまとめました。

プラン名 THE WiFi FiT(ザ・ワイファイ フィット)
契約期間 2年(最低利用期間)
月間最大容量 100GB
初期費用 契約事務手数 3,300円
端末代 無料(レンタル)
使用量ごとの月額料金
1GBまで 1,298円
5GBまで 1,628円
20GBまで 2,068円
40GBまで 2,596円
100GBまで 3,960円
中途解約時の解約金 10,780円
25か月目以降は0円
使用回線 マルチキャリア対応(ドコモ・au・ソフトバンク)
端末機種 NA01
端末損害金
(交換代)
13,200円
端末補償オプション料 月額330円(故障)
月額550円(水濡れ含む)
公式サイト THE WiFi

契約期間と使える容量

THE WiFiの契約期間は2年間で、2年以内の解約では10,780円の解約金がかかりますが、契約は自動更新ではないため、3年目以降はいつでも無料で解約できます。最低利用期間が2年という条件なのです。

高速で使える容量は最大100GBで、1GB・5GB・20GB・40GB・100GBの区切りで料金が決まります。

初期費用と月額料金

初期費用は、契約事務手数料が3,300円です。

端末はレンタルのため購入費は有りません。
端末の発送料は無料で、返却する時の送料はユーザー負担です。

月額従量料金は次のようになっています。

1GBまで   1,298円
5GBまで   1,628円
20GBまで   2,068円
40GBまで 2,596円
100GBまで 3,960円

20GBまでだと上で紹介したギガWi-Fiより高いですが、こちらは40GBまでの区切りもあるため、月間40GB程必要で月によっては使用量が少ない場合もあるという人には適しています。

初月の料金は日割りで、解約月は満額支払いです。

支払い方法はクレジットカードのみです。

端末損害金と補償オプション

端末はレンタルのため壊したり無くした場合は損害金13,200円がかかります。

故障に備える補償オプションサービスがあり、故障のみの補償が月額330円、水濡れによる故障も補償されるのが月額550円です。
どちらにしても紛失や盗難は補償の対象外なので、端末は無くさないようにしましょう。

使用する回線と端末機種

クラウドSIMのためドコモ、au、ソフトバンクの4G LTE回線に対応し、使用場所に応じて最適なキャリアの回線が自動選択されます。

端末のNA01のスペックは以下の通りです。

NA01
サイズ 126×66×12.6mm
重量 148g
最大速度 下り:150Mbps
上り:50Mbps
連続通信時間 約12時間
バッテリー容量 3,500mAh
最大同時接続数 10台
WiFi規格 IEEE802.11b/g/n
USBポート マイクロUSB タイプC

USB端子はタイプCになっておりUSBテザリングも可能なので、PCとはWiFiではなくUSBケーブルで有線接続してネットを使いたい人にも適しています。

まとめ THE WiFi FiTのメリット・デメリット

最後に、THE WiFi FiTのメリットとデメリットをまとめます。

まずメリットは以下の4点です。

①クラウドSIMのためトリプルキャリア対応
②従量制の使用量が月間40GBまでや100GBまでの区切りもある
③最低利用期間が2年なので3年目からは縛り無し
④USBテザリング対応の新しい端末が使える

通信量については普段は月間40GBまで使い、月によってはそれより少ないときもあるといった人に向いています。

最低利用期間が2年のため3年目からは縛りが無くなることも魅力です。

端末はUSBテザリング対応の新機種なのでPCとは有線で通信したい人に最適です。

次にデメリットは以下の2点です。

①20GBまでは安くない
②端末はレンタル
②月額料金は高め(40GBまでの場合以外)

通信量が月間20GBまでだと上で紹介したギガWi-Fiの方が安いです。

端末はレンタルなので解約後は返却が必要で、利用中に壊したり無くした場合は損害金がかかります。
しかし、初めからレンタルWiFiを利用するつもりの人なら問題ないでしょう。

普段の通信量が40GBほどの場合以外は他と比べて高めですが、少し料金が高くてもクラウドSIMの端末を使いたいなら利用価値はあります。

以上よりTHE WiFi FiTは次のような人に最適です。

  • クラウドSIMのWiFiを使いたい
  • 月間の使用量は40GBくらい
  • 2年は使う予定でそれ以降は解約するかもしれない
  • PCとルーターの接続はUSBテザリングにしたい

公式サイトはこちら⇒THE WiFi

 

楽天モバイル 最大で容量無制限

楽天モバイルは、ドコモ、au、ソフトバンクに続く第4のキャリアとして2020年4月から通信サービスを開始しました。

携帯電話キャリアなのでスマートフォンをイメージするかもしれませんが、取り扱い端末にはモバイルWiFiルーターを用意されているため、データ通信専用の回線としても利用できます。

楽天モバイルは「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」のみの単一プランです。

サービス条件を以下の表にまとめました。

プラン名 Rakuten UN-LIMIT Ⅶ
契約期間 1か月単位(縛り無し)
月間最大容量 容量無制限
パートナー回線(au)では5GB超過後は最大1Mbpsの速度
初期費用 契約事務手数 無料
端末代は実質無料にできる
使用量ごとの月額料金
3GBまで 1,078円
20GBまで 2,178円
20GB超過後 3,278円
中途解約時の解約金 無し
使用回線 楽天エリア:楽天回線
パートナー回線エリア:au
端末機種 Rakuten WiFi Pocket(モバイルWiFiルーター)
この他に楽天モバイル対応スマートフォンで使用可
公式サイト 楽天モバイル

使える容量

楽天モバイルは自前で基地局を設置して独自の回線網を整備していますが、サービス開始間もない時期の対応エリアの狭さを補うためにauの回線を「パートナー回線」として利用できるようにしています。

このため、楽天独自の「楽天回線」とauの「パートナー回線」の2つがあり、どちらも月間容量は無制限なんですが、パートナー回線の方は使った通信量が5GBを超えると月末まで最大速度が1Mbpsに制限されるという条件になっています。

楽天回線 ⇒ 高速通信で容量無制限
パートナー回線 ⇒ 月間5GBを超えると最大1Mbpsの速度で容量無制限

楽天回線のエリア外に住んでいる場合はパートナー回線を使うことになり、月間5GBを超えると最大1Mbpsの速度で使うことになります。1Mbpsの速度は快適とは言えませんがWEBサイトを見たりSNSを利用したり標準画質の動画を見るといった用途なら何とか使えるレベルなので、この速度でも良ければ利用価値があるでしょう。

楽天回線エリアは拡大中なので、自分が住んでる地域が対応エリアか今後対応予定なのかは公式サイトをチェックしてみてください⇒楽天モバイル

初期費用と月額料金

楽天モバイルの契約事務手数料は無料です。以前は他のサービス同様に3,300円でしたがその後に撤廃しました。

楽天モバイルの楽天回線を利用するには楽天モバイル対応の端末必要で、自分のスマートフォンが楽天モバイルに対応していればSIMのみを契約することも可能です。

また、SIM契約時に楽天モバイルで対応端末をセットで契約することができ、一部のスマホの機種やモバイルWiFiルーターはキャンペーンで実質無料にすることができます。これについては後で解説します。

月額料金は段階性になっており、月間の通信量が3GBまでなら1,078円、20GBまでなら2,178円、20GBを超えると3,278円の定額です。

楽天モバイルの最大の魅力は20GB以降は容量無制限で月額3,278円という点です。

ただし、楽天回線は容量無制限となってはいますが、1日10GB以上使うと速度制限されたという利用者の声もあるため、いくらでも使えるわけではない点は理解しておいてください。仮に1日10GBまでだとしてもコスパの良さは変わりません。

支払い方法はクレジットカードのほか口座振替や楽天ポイントでも支払えます。

中途解約時の解約金

楽天モバイルでは契約期間の縛りはないため解約金はありません。

1か月単位の契約で利用できます。

端末損害金

端末は自分のものになるため損害金はありませんが、故障して修理に出す場合や無くしてしまった場合は修理費用や新規購入代がかかります。

端末のスペックとキャンペーン

ここでは楽天モバイルで販売されているモバイルWiFiルーターの「Rakuten WiFi Pocket 2B/2C 」を紹介します。

スペックは以下の通りです。

Rakuten WiFi Pocket 2B/2C
サイズ 約63.8×107.3×15 (mm)
重量 約106g
連続通信時間 約10時間
バッテリー容量 約2,520mAh
最大同時接続数 16台
WiFi規格 IEEE802.11b/g/n
USBポート 2B:マイクロUSB タイプB
2C:USBタイプC

2Bと2Cの違いはUSBポートの規格で、2BはマイクロUSBタイプB、2CはタイプCです。

同時接続できる最大数は旧モデルのRakuten WiFi Pocketと比べて6台増えて16台になっています。

背面には楽天のキャラクター「お買い物パンダとが描かれています。

端末代は実質無料
Rakuten WiFi Pocket 2B/2Cは端末代が4,401円ですが、Rakuten WiFi Pocketの申し込み特典で1,401ポイント、Rakuten UN-LIMIT VIIの申し込み特典で3,000ポイントが還元されるため、合計4,401円分のポイントがもらえるため実質0円になります。

最後に楽天モバイルのメリットとデメリットをまとめます。

メリットは次の4点です。

➀楽天回線エリアなら高速通信で容量無制限
②月額料金が安い
③端末が実質無料で手に入る

楽天回線エリアなら高速通信で月間容量は無制限で利用できて月額料金は安いので、自宅が楽天回線エリアなら利用価値は大きいです。

利用するには楽天モバイルに対応した端末が必要ですが、SIMと対応端末をセットで契約でき、中でもモバイルWiFiルーターのRakuten WiFi Pocketはキャンペーンで実質無料にすることができます。

逆にデメリットは次の2点です。

①パートナー回線は月間5GBを超えると速度が最大1Mbpsに制限
②楽天回線でも1日10GB超えると速度制限がかかる

パートナー回線では月間5GBを超えると最大1Mbpsの速度に制限されるという点は楽天回線エリア外に住んでいる人にはデメリットです。
しかし最大1Mbpsの速度でも容量無制限で使えるため、低速でも構わない用途で大容量で使いたいなら利用価値はあります。

また、楽天回線の方は1日10GB越えで速度制限がかかるようなので、1日10GBでは足りないという人には向いていません。
容量無制限といっても、一切の制約無く使えるようにすると極端に大量の通信を行うユーザーが出てきて回線に影響が出て他のユーザーに迷惑がかかるため、ある程度の制限をするのは仕方のないことです。

以上より、楽天モバイルははこんな人に最適です。

  • 楽天回線エリアに住んでいる
  • 楽天回線エリア外に住んでいるが5GB超過後の最大1Mbpsの速度でも構わない
  • モバイルWi-Fiを容量無制限で使いたい
  • 端末はレンタルではなく自分のものにしたい

公式サイトを見てみる⇒楽天モバイル