BB.excite光10Gで使用するWi-Fiルーターは、レンタルサービスを利用する方法と自分で購入して用意する方法の2つがあります。
レンタルサービスで利用できる機種は、以前はNTTのホームゲートウェイ「XG-100NE」のみでしたが、その後新モデルの「XG-200KI」が追加されました。
さらに現在は、Amazonの「eero Max 7」も加わり選択肢が増えています。
自分で10ギガ対応ルーターを購入する場合は、どの機種を選べば良いのかわからないという人もいるでしょう。
今回は、BB.excite光10Gで利用するWi-Fiルーター選びについて解説するのでチェックしてみてください。
レンタルルーターの機種の違い
まず、レンタルできる3機種の主なスペックを比べてみましょう。
| 機種名 | eero Max 7 | XG-200KI | XG-100NE |
| ブランド | Amazon eero | NTT | |
| カラー | ホワイト | ブラック | |
| サイズ | 222×184×90mm | 215×214×40mm | 219×204×37mm |
| Wi-Fi規格 | Wi-Fi 7 | Wi-Fi 7 | Wi-Fi 6 |
| Wi-Fi周波数帯 | 2.4GHz/5GHz/6GHz | 2.4GHz/5GHz/6GHz | 2.4GHz/5GHz |
| Wi-Fi最大速度 | 4.3Gbps | 11.5Gbps | 2.4Gbps |
| メッシュWi-Fi | TrueMesh | EasyMesh | 非対応 |
| LANポート | 10GBASE-T:2個 2.5GBASE-T:2個 |
WANポート 10GBASE-T:1個 LANポート 10GBASE-T:1個 1000BASE-T:3個 |
|
| 同時接続台数 | 約250台 | 最大32台 推奨15台以下 |
最大32台 推奨10台以下 |
提供元の違い
eero Max 7は、Amazonが提供しているメッシュWi-Fiシステムのブランド「eero(イーロ)」のWi-Fiルーターです。
XG-100NEとXG-200KIはNTTがフレッツ光クロスや光コラボの10ギガタイプ向けに提供しているホームゲートウェイです。ホームゲートウェイとは光電話機能が付いたWi-Fiルーターのことです。
eero Max 7はエキサイトからレンタルしますが、XG-100NEとXG-200KIはNTT東日本/西日本からのレンタルとなります。
カラーとデザイン
本体のカラーは、 eero Max 7がホワイト、XG-100NEとXG-200KIはブラックです。
eero Max 7はすっきりとしたデザインになっており部屋のインテリアに溶け込みやすいと思います。
XG-100NEとXG-200KIはNTTのロゴや複数のランプごとに名称が記載されており、いかにも通信機器といった感じです。
サイズ
| eero Max 7 | XG-200KI | XG-100NE |
| 222×184×90mm | 215×214×40mm | 219×204×37mm |
基本的にeero Max 7は広い面を正面にして設置し、XG-100NEとXG-200KIはランプが付いた狭い面が正面になります。
広い面を正面にして見た場合、eero Max 7は奥行が9cmですが、XG-100NEは3.7cm、XG-200KIは4cmなので、eero Max 7の方が厚みがあります。
Wi-Fiの規格・周波数帯・最大速度
無線LAN(Wi-Fi)の規格は、eero Max 7とXG-200KIは最新のWi-Fi 7(IEEE802.11be)まで対応しており、XG-100NEが対応しているのはWi-Fi 6(IEEE802.11ax)までです。
Wi-Fi 7は周波数帯が2.4GHzや5GHzのほか6GHzも使えるのが特長です。
Wi-Fi接続時の最大速度は、eero Max 7が4.3Gbps、XG-200KIは11.5Gbps、XG-100NEは2.4Gbpsとなっているため、速度性能が最も高いのはXG-200KIです。
メッシュWi-Fi
eero Max 7とXG-200KIはメッシュWi-Fiに対応しています。
メッシュWi-Fiとは複数のWi-Fi機器を連携させて家全体を一つのWi-Fiネットワークのようにする仕組みです。
メッシュWi-Fiを構築するには親機(Wi-Fiルーター)の他に子機となる機器を用意する必要がありますが、広い範囲をカバーできるようになるため、広い家に住んでいたり家の中で電波が届きにくい場所があるなら、メッシュWi-Fiにすることで家中どこに居ても快適にWi-Fiを使えるようになります。
eero Max 7のメッシュWi-Fiは独自技術の「TrueMesh」を使い、eeroのルーターどうしでメッシュネットワークを構築します。
XG-200KIは「EasyMesh」というメッシュWi-Fiの共通規格に対応しているため、異なるメーカーのEasyMesh対応機器と組み合わせてメッシュWi-Fiを構築できます。
eero Max 7は「eero Built-in」という機能で、Amazon EchoをWi-Fiの中継器として活用できるのも特長です。
下記の対応機器をeero Max 7と連携させるとWi-Fiの電波を中継してくれるため、対応機器を持っている人は注目です。
Echo Dot(第4世代、第5世帯)
Echo(第4世代)
Echo Dot with Clock(第4世代、第5世帯)
Echo Dot Max
Echo Studio(2025年発売)
eeroビルトインを使った場合、電波の周波数帯は5GHzのみで、Wi-Fi拡張範囲は最大92㎡、最大速度は100Mbps、同時接続台数は最大10台までとなるため補助的に使うのが良いでしょう。
速度が重要な用途で使うなら他のeeroルーターを組み合わせたメッシュWi-Fiが適しています。
LANポート数
eero Max 7は最大速度が10GbpsのLANポートが2個、2.5GbpsのLANポートが2個あります。
最大10GbpsのLANポート2個のうち1個はONU(回線終端装置)との接続で使うため、パソコンとの接続で使えるのは1個です。
XG-100NEとXG-200KIは、ONUとの接続に使うWANポートが最大10Gbpsに対応しており、パソコンと接続するLANポートは最大10Gbpsが1個、最大速1Gbpsが3個あります。
どちらも最大10GbpsのLANポートが1個使えるのは同じです。
その他にはeero Max 7は最大2.5GbpsのLANポートが2個使えて、XG-100NEとXG-200KIは最大1GbpsのLANポートが3個使えるため、LAN接続の最大速度についてはeero Max 7の方が優れています。
最大接続台数
同時接続可能なデバイス数は、eero Max 7が約250台、XG-100NEとXG-200KIは最大で32台、推奨はXG-100NEが10台以下、XG-200KIが15台以下となっています。
eero Max 7は他の2機種と同様に快適に通信できる台数は250台より少ないのかもしれませんが、同時接続できるデバイス数は圧倒的に多いため処理性能はこちらの方が高そうです。
機種選択の注意点
ここまで見てきて、最大速度が最も速いNTTのXG-200KIを使いたいと思った人もいるかもしれませんが、NTTのホームゲートウェイを選んだ場合、ユーザー側で機種の指定ができません。
XG-100NEとXG-200KIのどちらかがランダムで送られてくるため、XG-200KIを使いたくてもXG-100NEになる可能性があるのです。
このため、Wi-Fi 7や6GHzの周波数に対応するルーターを確実に使いたいならeero Max 7を選んだ方が良いでしょう。
また、オプションサービスのBB.excite光電話を利用する場合はeero Max 7を選択できません。
光電話を利用する場合は、NTTのホームゲートウェイをレンタルするか自分で用意したルーターを使うことになります。
レンタル料と返却について
eero Max 7のレンタル料は通常では月額660円ですが、新規契約者限定のレンタル開始記念キャンペーンの割引で月額550円になります。
転用と事業者変更はこの割引の対象外なので、フレッツ光や他社の光コラボを利用中の場合は解約してから新規で契約した方が良いでしょう。
XG-100NEとXG-200KIのレンタル料は月額550円です。
月額550円の場合、レンタル料の合計は年間で6,600円、6年で39,600円になります。
しかし、eero Max 7は72か月(6年)利用するとプレゼントされるため、73か月目以降はレンタル料がかからず解約時の返却も不要です。
つまり、6年分のレンタル料39,600円を支払って購入したのと同じことになるのですが、eero Max 7はAmazonでの販売価格は現時点で89,800円なので、BB.excite光 10Gでレンタルした方が50,200円も安く手に入れることができるのです。
これはかなりお得なので、10ギガ対応ルーターをこれから購入したい人は注目です。
ただし、6年未満で解約した場合はルーターを返却しなければならないため、少なくとも6年はBB.excite光10Gを利用できるか考慮しておきましょう。
XG-100NEとXG-200KIは利用期間に関わらず解約した時に返却が必要です。
解約時に返却しない場合は損害賠償金5,000円が請求されます。
このため6年以上使うなら、ルーターがもらえるeero Max 7の方がお得です。
BB.excite光10Gは引っ越しする場合でも転居先がフレッツ光クロスを利用できる場所なら継続して利用でき、移転工事費も無料なので継続利用はしやすいです。
10ギガ対応ルーターを購入する場合
次に、レンタルサービスを使わず自分で10ギガ対応ルーターを購入する場合です。
レンタル品と同等のスペックとして、Wi-Fi7に対応し、最大10GbpsのLANポートが付いている機種で人気の製品を3つ集めました。
サイズ
広い面を正面として見た場合、Archer BE805は他の機種より厚みがあります。
WXR18000BE10Pは外付けのアンテナを含めるともっと大きいサイズです。
外付けアンテナは向きを調整して特定の方向へ電波を飛ばせられるメリットがありますが、インテリアにこだわる人は見た目を気にするかもしれません。
Wi-Fi規格・周波数帯・最大速度
3機種ともWi-Fiの規格、周波数帯、最大速度は同じです。
最大速度は11.5Gbpsとなっており、レンタルルーターのXG-200KIと同じです。
メッシュWi-Fi
どの機種もEasyMeshに対応しています。
なお、Aterm 19000T12BEは、他社製品とのメッシュネットワークは動作保証なしとなっているほか、メッシュ中継器として接続確認済みの機器は同一機種の19000T12BEのみです。
EasyMesh対応なら全ての機器を組み合わせられるわけではないため、メッシュWi-Fiにする前提なら他の2機種の場合も組み合わせ可能なルーターや中継器の機種は事前に確認しておいた方が良いでしょう。
LANポート
3機種とも最大10GbpsのLANポートが1個あるのは同じです。
最大1GbpsのLANポート数がNECとバッファローの機種は3個、TP-Linkの機種は4個なのが違いです。
同時接続台数
NECとバッファローの機種は、同時に接続して通信する時に推奨される最大数となっています。
Aterm 19000T12BEは36台、WXR18000BE10Pが63台です。
Aterm 19000T12BEは、同時接続が可能な台数なら2.4Ghz・5GHz・6GHzのそれぞれで72台ずつなので合計で216台となります。
Archer BE805は最大接続台数が200台となっており推奨台数は不明です。
販売価格
現時点でのAmazonの販売価格は以下のようになっていました。
| 機種名 | Aterm 19000T12BE | WXR18000BE10P | Archer BE805 |
| 価格 (Amazon) |
97,878円 | 53,800円 | 53,000円 |
いずれもレンタルルーターのeero Max 7の総額39,600円より高いです。
このことから現時点では市販品を購入するよりeero Max 7をレンタルした方がお得ということになります。
ただ、最大速度はeero Max 7が4.3Gbpsなのに対して上記の3機種は11.5Gbpsなので、価格より速度性能を優先するなら購入も選択肢になるでしょう。
各機種の最新価格は下記で確認してください。
NECプラットフォームズ Aterm 19000T12BE
Amazon:Aterm 19000T12BE
楽天市場:Aterm 19000T12BE
バッファロー WXR18000BE10P
Amazon:WXR18000BE10P
楽天市場:WXR18000BE10P
TP-Link Archer BE805
Amazon:Archer BE805
楽天市場:Archer BE805
まとめ
BB.excite光10Gを6年以上は利用できるなら、eero Max 7をレンタルするのがおすすめです。
72か月利用した後にプレゼントされるルーターのレンタル料支払い総額は39,600円となり、市販品の10ギガ対応ルーターを購入するより安く済むからです。
利用期間が短い場合はNTTのホームゲートウェイをレンタルするのも良いですが、機種の選択ができないためWi-Fi 6までしか対応していないXG-100NEが届く可能性があることは理解しておきましょう。
利用期間が6年未満になる可能性が高いなら市販品のルーターを買うのも一つの方法です。
最初から自分の物なのでBB.excite光10Gを6年未満で解約して他に乗り換えた後も使えます。
価格はeero Max 7のレンタル料総額より高いですが、Wi-Fiの最大速度はeero Max 7より速いというメリットがあります。
BB.excite光10Gの最新キャンペーン情報は公式サイトで確認してください。





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