楽天ターボの端末「Rakuten Turbo 5G」に楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」のSIMを入れて使うことはできません。
Rakuten Turbo 5Gの管理画面にはAPNの設定をする項目がなく、Rakuten最強プランや他社のSIMのAPN情報を登録できない仕様となっています。
楽天ターボの料金プラン「Rakuten Turbo」は月額4,840円ですが、Rakuten最強プランはギガ無制限で月額3,278円なので1,562円も安いです。
また、Rakuten最強プランは4回線目までは契約事務手数料が無料ですが、楽天ターボは契約事務手数料が3,300円かかります。
このため、できればRakuten最強プランでホームルーターを使いたいと考える人は多いのではないでしょうか。
その場合は、楽天モバイルをSIMのみで契約して別途購入したSIMフリーのホームルーターに入れて使う方法があります。

購入する機種が楽天モバイルの回線のバンド(電波の周波数帯)に対応していれば、Rakuten最強プランのSIMで使うことができるのです。
楽天モバイルの回線とバンド
楽天モバイルで使用する回線とバンドは以下のようになっています。
| 4G LTE | 5G | |
| 楽天回線 | バンド 3(1.7GHz帯) バンド 28(700MHz帯) |
バンド n77(3.7GHz帯) バンド n257(28GHz帯) |
| パートナー回線(au) | バンド 18(800MHz帯) | ー |
楽天モバイルは楽天の独自回線のほかにauの4G LTE回線の800MHz帯をパートナー回線として利用できますが、楽天回線の提供エリア拡大に伴いパートナー回線は今後縮小されていく方針のため、楽天回線のバンドに対応しているいことが必要条件となります。
4G LTEは、楽天回線のバンド28は提供エリアがまだ少ないので、メインバンドであるバンド3に対応していることが重要です。
バンドn77に対応していれば5G(Sub6)回線で使うことができます。
5G(ミリ波)のバンド n257の回線は提供エリアがごく一部に限られているため、ほとんどの人には関係なく、調べた限りではSIMフリーホームルーターで対応している機種は見つかりませんでした。
このため、Rakuten最強プランで使うホームルーターを選ぶときはバンド3やバンドn77に対応しているかをチェックしておきましょう。
ここから先は楽天モバイルに対応しているSIMフリーホームルーターを紹介していきます。
楽天モバイル対応のSIMフリー5Gホームルーター
楽天モバイルのSIMを入れて使う5G対応ホームルーターとして人気なのが「WiMAX+5G」の機種です。
Speed Wi-Fi HOME 5G L12
Speed Wi-Fi HOME 5G L11
これらはWiMAXで提供された端末なのでWiMAX用のホームルーターと思うかもしれませんが、SIMロックがかかっていないためSIMフリーの端末として使えるのです。
楽天回線のバンド3とバンドn77にも対応しているため、楽天モバイルの4G LTEと5Gの両方で利用できます。
楽天ターボとの違い
上記の3機種の中で最も新しいモデルのSpeed Wi-Fi HOME 5G L13とRakuten Turbo 5Gのスペックを比較してみましょう。
| 機種名 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | Rakuten Turbo 5G |
| メーカー | ZTE | FUYU PRECISION COMPONENT |
| 発売日 | 2023年6月1日 | 2025年1月23日 |
| サイズ (高さ×幅×奥行) |
約207×100×100mm | 約148×110×110mm |
| 重量 | 約635g | 約680g |
| SIMタイプ | nanoSIM | nanoSIM |
| 最大通信速度 | 下り 4.2Gbps 上り 286Mbps |
5G 下り 2.1Gbps 上り 218Mbps |
| 4G LTE 下り 391Mbps 上り 76Mbps |
||
| 有線LAN規格 | 2.5GBASE-T 1000BASE-T 100BASE-TX |
1000BASE-T 100BASE-T 10BASE-T |
| LANポート数 | 2個 | 2個 |
| 無線LAN規格 (Wi-Fi) |
IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz・5GHz) |
|
| 最大接続台数 | 34台 (Wi-Fi:32台/LAN:2台) |
130台 (WiFi:128台/LAN:2台) |
L13の最大速度は下り4.2GbpsとなっておりRakuten Turbo 5Gより速度性能は高いです。
L13のLANポート2個のうち1個は最大速度が2.5Gbpsの2.5GBASE-Tに対応しているため、パソコンとLAN接続したい人は注目です。
最大同時接続台数はRakuten Turbo 5Gの方が多いですが、一般家庭では34台も接続できれば十分ででしょう。
WiMAXのホームルーターはどこで買える?
WiMAXのホームルーターはメルカリなどで中古品が買えますが、中古だと不安という人は楽天市場やアマゾンでL13の新品が販売されているので、こちらをチェックしてみてください。
ホームルーターとしても使えるモバイルルーター
富士ソフトから発売されている「+F FS050W」も楽天回線のバンド3とバンドn77に対応しているので4G LTEと5Gの回線で使えます。
こちらはモバイルルーターですが、バッテリーレス駆動に対応しているため、バッテリーを取り外してUSBケーブル+ACアダプターで接続したコンセントから直接給電しながら使うことができるため、自宅ではホームルーターとして利用できるのです。
USB給電モードにすると、USBケーブルでつないだ他の機器に給電することができるので、外出時にモバイルバッテリーとして活用することもできます。
FS050Wのスペック
| 製品名 | +F FS050W |
| メーカー | 富士ソフト |
| 発売日 | 2023年2月15日 |
| サイズ | 120×74×19mm |
| 重量 | 198g |
| ディスプレイサイズ | 約2.4インチ |
| SIMタイプ | nanoSIM/eSIM |
| 最大通信速度 | 5G 下り 2.8Gbps 上り 460Mbps |
| 4G 下り 1.6Gbps 上り 200Mbps |
|
| 無線LAN規格 (Wi-Fi) |
IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz・5GHz) |
| バッテリー容量 | 4,000mAh |
| 連続通信時間 | 4G 11時間 5G 9時間 |
| 同時接続台数 | Wi-Fi 32台 USB 1台 |
SIMはnanoSIMとeSIMのデュアルSIMに対応しているため、楽天モバイルと他社のSIMを併用することもできます。
最大通信速度はRakuten Turbo 5Gより高性能で、4Gでも下りで1Gpbsを超えています。
連続通信時間はバッテリー駆動なら4Gで11時間、5Gで9時間ですが、コンセントから給電するバッテリーレス駆動なら無制限です。
FS050W本体の価格
FS050Wの本体価格は楽天市場とアマゾンで調べたところ、最安値でも34,240円となっていました。
モバイルルーターとしては高めですが、バッテリーレス駆動でホームルーターとしても使えることを踏まえると納得がいくのではないでしょうか。
最新の価格は各サイトで確認してください。
楽天市場:富士ソフト +F FS050W
アマゾン:富士ソフト +F FS050W
バッテリーレス駆動の注意点
FS050WにUSBケーブルは付属してますがACアダプターは自分で用意することになり、バッテリーレス稼動は推奨ACアダプター以外を使うと動作しない場合があるようなので注意してください。
推奨ACアダプターは出力電圧9V(DC)/電流 2A(PD対応)となっているため、持ってない人はACアダプターの購入費も考慮しておきましょう。
メーカーのサイトに推奨ACアダプターの一覧が載っており、例えば「APD-V020C-BK」という製品はアマゾンで1,390円で販売されています。

FS050WでLAN接続するには
FS050WでパソコンとLAN接続する方法は2つあります。
一つ目は「充電/LANステーション」を使う方法です。
背面に付いているLANポートでLAN接続ができるほか、あらかじめUSBケーブル+ACアダプターをコンセントにつないでおけば、本体を充電台に置くだけでスムーズに充電開始できます。
PD充電に対応しているので急速充電が可能です。
壁掛けも可能なので、部屋の壁にルーターを設置しておきたい人に便利です。
充電/LANステーションの販売価格は、楽天市場やアマゾンを見たところ、最安値で7,448円となっていました。
FS050W本体とのセット品も販売されています。
二つ目は有線LANアダプターを使う方法です。
GOPPA 有線LANアダプター GP-CR45H100/W

USBポートも付いているため充電しながらLAN接続ができます。
こちらもPD充電対応です。
アマゾンでの販売価格は3,530円となっており充電/LANステーションより安いです。
モバイルルーターとして使うことが多いならこちらを選ぶのも良いかと思います。
ホームルーターの購入費の負担額を減らす方法
Rakuten最強プランのSIMをホームルーターで使う方法は、最初にホームルーターの購入費がかかることがデメリットですが、これから楽天モバイルを申し込む人はキャペーン特典で楽天ポイントがもらるため、実質的に購入費の負担額を減らせます。
現在、楽天モバイルでは「楽天モバイル×楽天市場キャンペーン」を実施中で、このキャンペーンのページから楽天モバイルを申し込み、期限日までに楽天市場で1,000円以上の買い物をすると12,000ポイントがプレゼントされます。
このため端末代の負担額は実質的に12,000円安くできるのです。
注意点が1つあり、この特典を受けるには楽天モバイルを利用開始後に「Rakuten Link」という通話アプリで発信し10秒以上の通話をする必要があります。
ホームルーターで使う予定でも一旦はスマホにSIMを入れて初期設定し、Rakuten Linkをインストールしてから1回はどこかに電話をかけることを忘れないようにしてください。
Rakuten Linkは無料で通話ができるアプリなので、ナビダイヤルなど一部の対象外番号を除けば通話料はかかりません。
このキャンペーンの申し込み期限は、2026年9月7日(月)8:59までとなっています。
楽天モバイルの利用開始とRakuten Linkアプリの利用、楽天市場で買い物する期限は、9月30日(水)23:59までです。
その他の条件は下記のキャンペーンページで確認してください。
9月30日までに楽天市場で買い物する予定がない場合は、下記のキャンペーンでは1,000円少なくなりますが、申し込み特典で新規契約なら11,000ポイントがもらえます。
こちらのキャンペーンも申し込みの翌月末日までにRakuten Linkで10秒以上の通話をすることが特典の受け取り条件なので忘れないようにしましょう。


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