戸建の場合、NURO光の従来プランの回線工事は宅内工事と屋外工事が別々の日に行われます。
どちらも立ち合いが必要ですが平日は仕事の関係で都合がつかない人もいるでしょう。
忙しい人は工事を1日で終わらせられないかと考えるかもしれませんが、NURO光の工事を1日で終わらせる方法はあります。
今回はNURO光の工事が1日で済む方法を2つ紹介するのでチェックしてみてください。
①同日工事オプションを利用する
NURO光の戸建て向け2ギガプランには「同日工事」というオプションがあり、これを利用すると午前中に宅内工事、午後に屋外工事が行われます。
これなら工事に立ち会うのが1日だけで済むので、2日も立ち会う予定を組めない人には好都合でしょう。
同日工事オプションを利用すると同日工事費として5,500円がかかります。
また、土日祝日に宅内工事をする場合は3,300円の追加工事費がかかるため、土日祝日に同日工事をする場合の追加工事費は合計8,800円となります。
なお、工事の立ち合いは工事日に契約者と電話で連絡が取れる状況にあるなら家族などを代理人とすることができます。
屋外工事は土日祝日に行っても追加工事費はかからないため、平日に代理人の立ち合いの下で宅内工事を行い、休みの日に契約者の立ち合いの下で屋外工事を行えば追加工事費をかけずに済みます。
②NURO光Oneを契約する
2025年2月5日から戸建て向けの新プラン「NURO光One」が提供開始されました。
NURO光Oneでは同じ日に屋外工事と宅内工事が行われるため、工事の立ち合いは1日だけで済みます。
ただし、従来のプランと同じく土日祝日の追加工事費はかかるため、土日祝日に工事をする場合は3,300円を負担することなります。
こちらも代理人を立てられるなら平日に工事をすれば追加費用は発生しません。
従来のプランで同日工事オプションを利用するよりも追加費用は少ないため、どうしても工事を1日で終わらせたい人は注目のプランです。
以下でNURO光Oneのその他の特長を紹介します。
開通までの手続きがアプリで完結
NURO光Oneの工事予約は「NURO光アプリ」で行い、開通までに必要な対応や連絡事項もアプリ上で確認できます。
メールやSMSなどをチェックすることなく、開通までの手続きがアプリだけで完結できるようになっているのです。
契約期間の縛りなし
従来のプランは2年や3年といった契約期間があり、契約期間中に解約すると契約解除料が発生しますが、NURO光Oneは契約期間や契約解除料がないため、いつでも無料で解約できます。
契約期間に縛られることなく利用できるのです。
ソニー製のONUが使える
NURO光はWi-Fiルーターが内蔵されたONU(回線終端装置)を無料でレンタルできます。
従来プランでレンタルできるONUは複数のメーカーの機種があり利用者は機種を選ぶことはできませんが、NURO光Oneでは必ずソニー製のONUを使えます。
ルーターやONUのメーカーにこだわる人には嬉しいポイントでしょう。
NURO光(3年契約)とNURO光Oneではどちらが良いか
従来プランのNURO光(3年契約)とNURO光Oneの違いを以下にまとめました。
NURO光(3年契約) | NURO光One | |
契約期間 | 3年 | なし |
契約解除料 | 2ギガ 5,200円 10ギガ 5,700円 |
なし |
回線工事費 | 44,000円 ⇒3年利用で実質無料 |
49,500円 ⇒2年利用で実質無料 |
回線工事回数 | 2回 | 1回 |
オプション追加工事費 | 同日工事費(2ギガ) 5,500円 土日祝日工事費 3,300円 |
土日祝日工事費 3,300円 |
契約事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 |
月額料金 | 2ギガ 5,200円 10ギガ 5,700円 |
2ギガ 5,500円 10ギガ 6,050円 |
レンタルONU | 複数ある機種のいずれか | ソニー製の機種 |
契約期間
NURO光(3年契約)は、3年の契約期間中に解約すると、契約解除料として2ギガは5,200円、10ギガは5,700円を支払うことになります。
契約満了月から翌々月にかけての3か月間に解約すると契約解除料はかかりません。
なお、最初は3年契約ですが契約更新後は2年の自動更新型に変わるため、4年目以降は2年縛りとなります。
NURO光Oneは契約期間の縛りはありません。
戸建ての賃貸住宅に住んでいて引っ越す可能性があるなら、いつでも無料で解約できるNURO光Oneは利用しやすいでしょう。
回線工事費
基本工事費と分割払い額は次のようになっています。
NURO光(3年契約) | NURO光One | |
基本工事費 | 44,000円 | 49,500円 |
分割払い額 | 1か月目 1,230円 2~36か月目 1,222円 |
1か月目 2,074円 2~24か月目 2,062円 |
基本工事費はNURO光Oneの方が少し高く設定されています。
NURO光(3年契約)は36か月間、NURO光Oneは24か月間は分割払い額と同額が特典により毎月割引されます。
このためNURO光(3年契約)は3年、NURO光Oneは2年利用することで基本工事費は実質無料となるのです。
どちらも分割払い期間が終わる前に解約すると、支払いが済んでいない残りの分割払い額を工事費残債として一括で支払うことになります。
解約時期ごとの工事費残債額は次のようになります。
NURO光(3年契約) | NURO光One | |
1年利用後に解約 | 29,328円 | 24,744円 |
2年利用後に解約 | 14,664円 | 0円 |
3年利用後に解約 | 0円 | 0円 |
NURO光Oneの方が基本工事費は高いですが、分割払い期間が短いため1年利用後に中途解約した場合の工事費残債額はこちらの方が安く、工事費が実質無料になる時期もNURO光Oneの方が早く来ます。
契約期間の縛りもないことから、NURO光Oneは3年も利用できるかわからない人には都合の良い条件です。
同日工事費
3年契約(2ギガ)は同日工事オプションを利用でき、5,500円の追加工事費を支払えば通常は2日に分けて行われる回線工事が1日で終わります。
NURO光Oneは追加費用なしで同日に工事が行われます。
どちらも土日祝日に工事をする場合は3,300円の追加工事費がかかります。
特に立ち合いの代理人を立てられない人にはNURO光Oneの方が好条件です。
契約事務手数料
契約時の事務手数料はどちらも3,300円です。
月額料金
月額料金は次のようになっています。
NURO光(3年契約) | NURO光One | |
月額料金 | 2ギガ 5,200円 10ギガ 5,700円 |
2ギガ 5,500円 10ギガ 6,050円 |
3年契約の方が2ギガは300円、10ギガは350円安いです。
1年間だと2ギガは3,600円、10ギガは4,200円の違いになります。
3年契約は回線工事が2回あり工事費が実質無料になるまでに3年かかりますが、月額料金はこちらの方が安いため低コストで利用できます。
レンタルONUの機種
NURO光(3年契約)でレンタルするONUは下記のように複数のメーカーの機種があり、申し込み時に機種の選択はできずランダムで送られてきます。
HUAWEI・ZTE・Sercomm・SYNCLAYER・SONY
10ギガプラン
ZTE・SONY
これに対してNURO光Oneではソニー製のONUが使えます。
ONUのメーカーはどれでも構わないなら3年契約で問題ないですが、確実にソニー製のONUを使いたいならNURO光Oneが良いでしょう。
従来プランでもオプションサービスの「NUROスマートライフ」を契約すればソニー製のONUを使うことができますが、NUROスマートライフの月額料金は550円なので、3年契約の月額料金に550円追加するよりはNURO光Oneの月額料金の方が安いです。
まとめ
戸建てでNURO光の回線工事を1日に終わらせる方法は以下の2つがあります。
- 従来プラン(2ギガ)で同日工事オプション(5,500円)を利用する
- NURO光Oneを契約する
どちらを選んでも土日祝日に宅内工事をすると3,300円の追加工事費が発生します。
工事の立ち合いは代理人でも可能なので、平日に立ち合いの時間がとれず追加費用もかけたくないなら代理人を立てることも検討してみましょう。
NURO光(3年契約)とNURO光Oneでは以下の点に違いがあるので、自分が重視する条件に合わせて選んでください。
- 契約期間の縛り
- 基本工事費が実質無料になるまでの期間
- 工事回数
- 月額料金
- ONUのメーカー指定
最後にキャンペーン情報です。
NURO光では申し込み特典で60,000円のキャッシュバックが用意されていますが、3月31日までの期間限定で14,000円増額されるため74,000円のキャッシュバックとなっています。
この特典が受けられる特設ページはこちら ⇒ NURO 光
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