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エキサイトMEC光から楽天ひかりに乗り換えた体験談【事業者変更】

エキサイトMEC光(exciteMEC光)から楽天ひかりに事業者変更したので、体験談を交えながら乗り換え方法を解説します。

他の光コラボから楽天ひかりに事業者変更したい人も参考にしてください。

楽天ひかりへの乗り換え手順と注意点

乗り換えの流れは次のようになります。

  1. エキサイトMEC光のマイページで事業者変更承諾番号の発行申し込み
  2. 楽天ひかりの申し込み(この時に事業者変更承諾番号を入力する)
  3. 楽天ひかりの契約書類が郵送で届く
  4. クロスパス対応ルーターを用意する(持ってない場合)
  5. ルーターの設定をする
  6. 楽天ひかりの開通
  7. クロスパスの利用開始
  8. エキサイトMEC光のレンタル機器を返却(レンタルした場合)

①事業者変更承諾番号の申し込み

まず最初にエキサイトMEC光のマイページで「事業者変更承諾番号」の発行申し込みをします。

発行依頼フォームで申し込みボタンを押すだけですが、その前に簡単なアンケートがありました。

事業者変更承諾番号は申し込みから3日以内に登録メールアドレス宛に届くことになってますが、私の場合は申し込んだその日のうちに届きました。
エキサイトMEC光は利用開始の申し込みの時もそうでしたが対応が早い印象です。

なお、事業者変更承諾番号の有効期限は発行日から15日間なので、有効期限が切れる前に乗り換え先に申し込む必要があり、有効期限が切れてしまった場合は再発行の手続きをすることになります。

エキサイトMEC光の解約手続きは不要ですが、ひかりTVなどBB.exciteのオプションサービスは事業者変更の対象外なので別途解約手続きが必要です。

②楽天ひかりの申し込み

楽天ひかりを申し込むときの注意点は申し込みページです。

SPUのキャンペーンページから申し込むと特典で2,000ポイントがもらえるからです。

公式サイトのトップページではなくSPUのキャンペーンページからの申し込みが特典の適用対象なので間違えないようにしてください。

キャンペーンページの場所
トップページ ⇒ キャンペーン ⇒ SPU(スーパーポイントアッププログラム)

公式サイトで確認する ⇒ 楽天ひかり

 

申し込みページに進んだら、楽天会員IDでログインをして申し込み手続きをします。

楽天会員IDに個人情報は登録されているため入力する内容は少なかったです。

申し込み日の1~3日後には切り換え日のお知らせメールが届くことになってますが、私の場合は申し込み日の翌日にはメールが届きました。

事業者変更する場合の楽天ひかりの利用開始日は、申し込み日に応じて以下のようになっています。

5日までの申し込み ⇒ 翌月1日
15日までの申し込み ⇒ 翌月10日
25日までの申し込み ⇒ 翌月20日
31日までの申し込み ⇒ 翌々月1日

もっと早く開通させたい場合は、申し込み後にこちらから楽天ひかり工事受付センターに電話で連絡すると、約11~14営業日後を開通日に指定することもできるようです。

 

③契約書類が郵送で届く

申し込みから1週間ほどで契約関連の書類が郵送で届きます。

楽天ひかり 契約書類

ここには契約内容やアカウント情報が記載されており、後で説明しますがルーターの設定で使用するIDとパスワードもここに載っています。

④楽天ひかり対応ルーターの購入

楽天ひかりは、IPv6接続サービスで「Xpass(クロスパス)」を採用しているため、IPv6接続するためにはクロスパス対応ルーターが必要です。

既に持っている自分のルーターがクロスパスに対応してなくても、楽天ひかりを利用することはできますが、接続方式が「IPv4(PPPoE)」になります。

クロスパス対応ルーターを使うことで、新しい接続方式の「IPv6(IPoE)/IPv4 over IPv6」でインターネットに接続することができます。

IPv6(IPoE)/IPv4 over IPv6での接続は、従来方式のIPv4(PPPoE)と比べて夜間など利用者が増える時間帯の混雑による速度低下がしにくいため、基本的にはクロスパス対応ルーターを使った方が良いです。

自分のルーターを持っている人は、メーカーのサイトでIPv6接続サービスの対応状況をみればクロスパスに対応しているかわかります。

楽天ひかり公式サイトにはクロスパス対応ルーターの一覧が載っているため、これから購入する人はそれを参考にしてください。

ちなみに私が購入したのはこの機種です↓

エレコム WRC-X1800GS-B

エレコム WRC-X1800GS-B

Wi-Fi6(IEEE 802.11ax)に対応しており、最大伝送速度は1201Mbps(5GHz接続時)です。
Wi-Fiセキュリティ規格はWPA3 Personalに対応しています。
LANポート数は2個ですが3台以上のPCに繋げることはないため私には十分です。

⑤楽天ひかり対応ルーターの初期設定

光コラボ各社が採用しているIPv6接続サービスは、これまで利用していたところを解約しないと乗り換え先のIPv6接続サービスは申し込めないようになっています。

エキサイトMEC光で利用するIPv6接続サービス「transix」は、事業者変更完了日(楽天ひかり利用開始日)に解約されるため、この日以降から楽天ひかりでクロスパスのIPv6接続サービスが申し込めるようになります。
なお、利用者はクロスパスの申し込みは不要で、楽天ひかり側が利用開始の申し込み手続きをします。

クロスパスのIPv6接続サービスは開通日からは利用できず、利用できるようになるには目安として1週間ほどかかるようです。

それまでの間はどうするのかというと、楽天ひかりは従来方式の「IPv4(PPPoE)」にも対応しているため、ルーターの設定で接続方式を「PPPoE」を選択することで問題なくインターネットを利用できます。

私のルーターの場合、設定画面の「WAN」設定のところでWANアクセスモードを「PPPoE」に変更し、PPPoE接続のためのIDとパスワードの入力欄には契約書類の「アカウントのお知らせ」に記載されているユーザー名とパスワードを入力することで設定できました。

エレコム WRC-X1800GS-BのWAN設定

なお、エキサイトMEC光のtransixは解約後に乗り換え先のIPv6接続サービスが開通しないかぎり7日間は引き続き利用できるらしいので、ルーターの設定で「PPPoE」に変更せずデフォルト設定の「自動判定」のままにしておけば、クロスパスのIPv6接続サービスが利用できるようになるまでtransixのIPv6接続でインターネットを利用できます。

⑥楽天ひかりの開通

楽天ひかりの開通日にルーターの設定変更はせずに速度測定した結果こちらです。

使用中のインターネット接続サービス(IPoE)

上の画像の赤枠のところのプロバイダ―名がtransix提供元の「INTENET MULTIFEED」となっており、まだtransixで接続されていることがわかります。

同じ日にルーターの設定で接続方式をPPPoEに変更して測定した結果がこちらです。

使用中のインターネット接続サービス(PPPoE)

プロバイダ―名が「Arteria」となっており、クロスパスを提供しているアルテリア・ネットワークスのネットワークで接続していることがわかります。

エキサイトMEC光はインターネットマルチフィード、楽天ひかりはアルテリア・ネットワークスのインターネット接続サービスを利用してユーザーに光回線サービスを提供しているため、速度測定結果にはプロバイダー(ISP)名ではなくこれらの事業者の名前がが表示されるのです。

プロバイダーにIPv6接続サービスを提供している事業者は「VNE(Virtulal Network Enabler)」と呼ばれ、各光コラボで利用しているVNEが異なります。

エキサイトMEC光 楽天ひかり
IPv6接続サービス transix(トランジックス) Xpass(クロスパス)
VNE インターネットマルチフィード アルテリア・ネットワークス

 

楽天ひかりの利用開始日の翌日にはエキサイトMEC光から解約完了を知らせるメールが届きました。
エキサイトMEC光の最終月の月額料金は、事業者変更完了日前日までの日割り料金です。
レンタルルーターやオプションサービスの料金は、事業者変更完了日の月まで料金が発生します。

⑦クロスパスのIPv6接続の利用開始

楽天ひかりの開通日から5日後には、ユーザーページ(メンバーズステーション)のIPv6接続(IPoE)のところが「利用中」と表示されており、クロスパスのIPv6接続が利用できるようになっていることが確認できました。

その後にルーターのWANアクセスモードの設定を「PPPoE」に変更していたのを「自動判定」に戻しました。
これでルーターが自動でクロスパスを選択し、IPv6(IPoE)/IPv4 over IPv6でインターネットに接続できるようになります。

エレコム WRC-X1800GS-BのWAN状態

PPPoE方式と違いIPoE方式はルーターにIDとパスワードを登録する必要はないため簡単です。

⑧エキサイトMEC光のレンタル機器を返却

私の場合、エキサイトMEC光でルーターのレンタルサービスを利用したので、解約後にルーターを返却をしました。

解約日から1週間ほどでゆうパックで返却キットが届き、そこには返送用封筒と着払い伝票が入っていました。
ルーター本体と付属品を受け取り時に入っていた梱包箱に収めてから返送用封筒に入れて袋を閉じ、記入した着払い伝票を貼ってゆうパックで発送しました。

NTTから借りているONUは楽天ひかりで引き続き利用するため返却の必要はありません。
人によっては宅内機器がONUではなくモデムやホームゲートウェイの場合もあります。

事業者変更するときに光電話を解約する場合は、光電話対応ルーターまたはホームゲートウェイをNTTに返却することになります。

まとめ

特に問題もなくスムーズに乗り換えることができました。

楽天ひかりではクロスパス対応ルーターを自分で用意する必要があり、開通日からクロスパスのIPv6接続サービスは利用できないため、人によっては少しわかりにくいと感じるかもしれません。

申し込みのときに開通日は自分で指定できず、指定された開通日を変更したい場合は申し込み後に楽天ひかり工事受付センターに電話しなければならないため、1日も早く利用開始したい人はこの点に注意しておきましょう。

公式サイトはこちら ⇒ 楽天ひかり

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