ポケットWiFi(モバイルWiFiルーター)のサービスは、申し込みに運転免許証やパスポートといった顔写真付きの身分証が必要としているところもあり、学生などで身分証をまだ持ってないという人にはハードルが高いのではないでしょうか。
しかし、中には支払い方法はクレジットカードで身分証は不要としているところもあるため、クレカを持っているならこうしたサービスを利用する方法があります。
クレジットカードも持ってない場合は、数は少ないですが口座振替でも支払えるサービスもあります。
ここでは、身分証不要で支払い方法がクレジットカードや口座振替のサービスを紹介するので参考にしてください。
クレカを持ってない人はこちらが近道です ⇒ 口座振替対応のポケットWiFi
従量制も選べるTHE WiFi
THE WiFi(ザ・ワイファイ)は、使える容量が月間100GBと決まっているプランと1GB~100GBまで使った量に応じて料金が決まる従量料金制のプランがあります。
契約期間は2年間で自動更新されないため最低利用期間が2年です。3年目からは解約金は0円になり、いつでも無料で解約ができます。
支払い方法はクレジットカードのみです。
THE WiFiの料金
ここではTHE WiFiを利用するときにかかる費用について解説します。
初期費用
全てのプランで初期費用として契約時の事務手数料3,300円がかかります。
端末のレンタル料・送料はともに無料です。
月額料金と容量
THE WiFiの2つのプランの月額料金は下記のようになっています。
プラン名 | THE WiFi 100GB | THE WiFi FiT |
月額料金 | 3,828円 | 1GB:1,298円 5GB:1,628円 20GB:2,068円 40GB:2,596円 100GB:3,960円 |
THE WiFi FiTの料金は使ったギガ数に応じて料金が決まる従量制のため、使用量が少ない月は料金も安くなりますが、100GB使った場合の料金にはTHE WiFi 100GBの方が安いです。
月間の使用量が40GBまでならTHE WiFi FiT、毎月100GBくらい使うなら100GBプランが良いでしょう。
THE WiFi 100GBはキャンペーンで約5カ月間は月額料金が実質無料になります。
THE WiFi 100GBを申し込むと19,000円分の「THE WiFiポイント」がプレゼントされるからです。
ポイントは1ポイント1円として料金の支払いに使用でき、月額料金3,828円×5か月=19,140円なので、約5か月分の月額料金が浮くのです。
また、THE WiFi 100GBとTHE WiFi FiTのどちらも、THE WiFiのサイトのキャンペーンバナーからSAISON CARD Digitalに加入し、その後にTHE WiFiを申し込むと5,000円分のTHE WiFiポイントががもらえます。
THE WiFiの解約金(解約事務手数料)
THE WiFiは端末のレンタルサービスの最低利用期間が24か月のため、2年未満で解約すると解約事務手数料10,780円がかかります。
25か月目以降はいつでも無料で解約ができます。
THE WiFiの回線と端末
THE WiFiのモバイルルーター「NA01」は「クラウドSIM」を採用しています。
クラウドSIMは従来のように端末にSIMカードを入れるのではなく、サーバー側の装置に複数の通信キャリアのSIMカードが差し込んであり、その中から利用者の場所に応じて最適なキャリアのSIMを自動で選択して通信する仕組みです。
このためドコモ、au、ソフトバンクの4G LTE回線に対応しています。
使えるエリアが広い携帯3キャリアのLTE回線で通信ができるメリットがあります。
THE WiFiは海外でも利用できる
クラウドSIMは外国の通信キャリアの回線にも対応しているため、THE WiFiは海外でも利用できます。
海外で利用するには月額料金とは別にエリアごとに下記のような海外利用料が発生します。
その他の国:1,250円/1日
これは1GBごとの料金で、1日最大3GBまで高速通信で使うことができます。
端末の損害金
使用する端末は購入ではなく無料レンタルになります。
利用中に端末を故障させたり無くした場合には端末損害金として13200円がかかります。
故障に備える端末補償サービスの料金は、通常故障のみが月額330円、それに加えて水濡れによる故障も対象になるのが月額550円です。
申し込み時にこれを付けておくと端末が故障した場合の修理・交換費用が無料になります。
ただ、補償サービスを付けても紛失・盗難は補償対象外のため、端末は無くさないようにしましょう。
THE WiFiのまとめ
月間100GB固定のプラン「THE WiFi 100GB」と1GB~100GBまでの従量料金プラン「THE WiFi FiT」の2つがあります。
THE WiFi 100GBの方は、今ならキャンペーンで約5か月間は実質無料で利用できます。
最低利用期間が2年で、3年目以降はいつ解約しても解約金はかかりません。
クラウドSIM端末のため使えるエリアが広いことも魅力です。
公式サイトはこちら⇒THE WiFi
契約期間の縛り無しでも利用できるもゼウスWiFi
ZEUS WiFi(ゼウスWiFi)は、2年契約のプランのほか料金は契約期間の縛りを無くしたプランもあります。
2年契約のプランは最低利用期間が2年なので3年目からは契約期間の縛りが無くなります。
支払い方法はクレジットカードのみです。
ゼウスWiFiの料金
ここではゼウスWiFiを利用するときにかかる費用について解説します。
初期費用
全てのプランで初期費用として契約時事務手数料3,300円がかかります。
端末のレンタル料・送料はともに無料です。
返却する時の送料は利用者が負担します。
月額料金と容量
2年契約の「スタンダードプラン」と1か月単位で利用できる「フリープラン」の2つがあり、各プランで容量は30GB、50GB、100GBの3種類あります。
スタンダードプラン | 月額料金(税込) |
30GB | 3か月目まで 980円 24か月目まで 2,361円 25か月目以降 2,508円 |
50GB | 3か月目まで 1,480円 24か月目まで 3,106円 25か月目以降 3,278円 |
100GB | 3か月目まで 1,980円 24か月目まで 3,212円 25か月目以降 3,828円 |
フリープラン | 月額料金(税込) |
30GB | 3,168円 |
50GB | 3,828円 |
100GB | 4,708円 |
スタンダードプランはキャンペーンにより、各容量で最初の2年間は割引料金になっています。
長期契約期間の縛りが無いプリ―プランの方が料金は高めに設定されているため、最低でも2年は使う予定ならスタンダードプランがお得です。
ゼウスWiFiの解約金(解約事務手数料)
ゼウスWiFiのスタンダードプランは、最低利用期間の2年以内に解約した場合は解約事務手数料として月額料金1か月分がかかります。
25か月目以降からは解約事務手済量は0円になり、いつでも無料で解約できます。
ゼウスWiFiの回線と端末
ゼウスWiFiではモバイルルーター「H01」か「MR1」を使用します。
機種の選択はできず在庫状況によってどちらかが送られてきます。
これらもクラウドSIMを採用していて携帯3キャリアの4G LTE回線に対応し、ユーザーがいる場所に応じて最適なキャリアの回線が自動で選択されます。
ゼウスWiFiは海外でも利用できる
ゼウスWiFiもクラウドSIM端末のため海外でそのまま利用できます。
利用するには月額料金とは別に海外利用料がかかかり、事前にマイページ上で容量プランを購入する必要があります。
容量プランは、1日300MB、7日1GB、30日3GBの3種類が用意されており、海外利用料は国ごとに異なっています。
7日で1GBや30日3GBのプランがあり後から容量プランは追加購入することもできるため、旅行期間や使用量に合わせて柔軟に対応できるのが魅力です。
端末の損害金
ZEUS WiFiの端末は無料レンタルになります。
利用中に端末を故障させたり無くした場合には端末損害金の19,800円がかかります。
故障に備える端末補償サービスもオプションで用意されており月額580円です。
申し込み時にこれを付けておくと端末が故障した場合は新品又はリフレッシュ品と交換してもらえます。
補償サービスを付けても紛失・盗難は補償対象外のため、端末は無くさないようにしましょう。
ゼウスWiFiまとめ
最低利用期間が2年のスタンダードプランと契約期間の縛りが無いフリープランがあり、フリープランは料金が高めです。
キャンペーンによりスタンダードプランは最初の2年間は割引料金で利用できます。
クラウドSIM端末のWiFiサービスのため携帯3キャリアの回線エリアで使えます。
海外利用で便利な料金システムになっているため、海外旅行によく行く人にも向いています。
公式サイトはこちら⇒ゼウスWiFi(ZEUS WiFi)
100GBよりもっと多く使いたい人はこちらがおすすめです↓
通信容量が無制限のBIGLOBE WiMAX+5G
インターネットプロバイダーとして歴史の長いBIGLOBE(ビッグローブ)が提供するWiMAX(ワイマックス)です。
WiMAXはKDDIのグループ会社のUQコミュニケーションズが提供するモバイルデータ通信サービスで、現在は新サービスの「WiMAX+5G」がスタートしています。
WiMAX+5Gでは、WiMAXの独自回線「WiMAX2+」に加えてauの4G LTEや5G回線も利用できるため、使用場所がauの5Gエリアなら5G回線での高速通信が可能です。
WiMAXはビッグローブのほかにも様々なプロバイダーから販売されていますが、使用する回線はUQコミュニケーションズの「WiMAX+5G」と同じです。どのプロバイダーから申し込んでも速度やつながりやすさといった通信品質は変わりません。
違っているのは月額料金や契約期間、申し込み特典などの契約条件の部分です。
そして、多くのプロバイダーが支払い方法はクレジットカードのみとしている中、口座振替での支払いにも対応しているWiMAXプロバイダーがビッグローブなのです。
BIGLOBE WiMAX+5Gの料金・費用
契約時の事務手数料は3,300円(税込)です。
月額料金は次のようになっています。
1~24か月目 3,278円
25か月目以降 4,928円
最初の2年間は割引された料金です。
料金はKDDIに支払う「KDDI請求」となっており、口座振替で支払う場合は月額220円の口座振替手数料がかかります。
auやUQモバイルのスマホ料金などKDDIのサービスとまとめて支払う場合は手数料は無料です。
端末はレンタルではなく購入になり価格は27,720円です。
端末代の支払いは、クレジットカード払いは24回払いか36回払いから選べますが、口座振替の場合は代引き(代金引換)での一括払いになり代引き手数料は440円です。
端末本体とアクセサリーを同時申し込みして合計額が3万円以上の場合は代引き手数料は660円になります。
端末の機種は、モバイルルーターの「Speed Wi-Fi 5G X12」とホームルーターの「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」から選べます。
外でも使いたいならモバイルルーターになりますが、自宅専用で使うなら電源コードをコンセントに差して使うホームルーターが便利です。ホームルーターなら充電不要なのでバッテリー残量を気にする必要がありません。
BIGLOBE WiMAXでは、キャンペーン特典で申し込みページでクーポンコードを入力すると11,500円のキャッシュバックがもらえます。
クーポンコードはこちらに載っています ⇒ BIGLOBE WiMAX +5G
BIGLOBE WiMAX+5Gの契約期間と契約解除料
BIGLOBE WiMAXは契約期間が無いため契約解除料などもかからず、いつでも無料で解約ができます。
契約期間の縛りは一切ありません。
BIGLOBE WiMAX+5Gの使える容量
WiMAXは月間の容量は無制限です。
月間〇〇GBまでといった上限がないため、ギガ数を気にすることなくインターネットを利用できます。
ただし例外として、一定期間内に大量の通信をした場合は混雑する時間帯の通信速度を制限する場合がありますが、速度が制限されたとしても通信が混雑する時間帯に限定されています。
BIGLOBE WiMAX+5Gの注意点
WiMAXの端末には次の2つのモードがあり、使えるエリアが少し異なります。
プラスエリアモード ⇒スタンダードモードより広いエリア
BIGLOBE WiMAX+5Gまとめ
BIGLOBE WiMAX+5Gは口座振替での支払いに対応しています。
月額料金は、初月は無料、1~24か月目が3,278円、25か月目以降から4,928円です。
口座振替の場合はこれに口座振替手数料220円が毎月加算されます。
端末の価格は27,720円で、口座振替の場合は受け取り時に代引き手数料440円がかかります。
WiMAXはスタンダードモードなら容量無制限なので、家のネット回線としても利用できます。
端末のモード切替でプラスエリアモードにすると月額1,100円のオプション料が発生する点には注意してください。
auやUQモバイルのユーザーがBIGLOBE WiMAXを契約すると、セット割でスマホの月額料金が割引されるほか、プラスエリアモード利用料が無料になります。
端末はモバイルルーターとホームルーターから選ぶことができ、価格は27,720円ですが申し込み特典で11,500円のキャッシュバックがあるため、自己負担額は16,220円です。
契約期間による縛りはありません。
BIGLOBEは口座振替でWiMAXを利用したい人に最適なプロバイダーです。
公式サイトはこちら ⇒ BIGLOBE WiMAX +5G
ギガ数が無駄にならないWiFi東京プリペイド
ここまで紹介してきた3サービスは月額料金が決まっているサブスク型ですが、WiFi東京プリペイドは事前に必要なギガ(データ容量)を購入して利用するプリペイド型のモバイルWiFiサービスです。
購入したデータ容量の有効期間は365日なので、ギガ数を余らせて無駄にすることを避けられます。
WiFi東京プリペイドの料金・費用
サブスク契約ではないため、契約事務手数料や月額料金、契約期間の縛りもありません。
かかる費用は、最初に購入する端末代とデータ容量のチャージ料金です。
端末代 | 15,400円 |
チャージ料金(端末セット) | 10GB 1,650円 30GB 2,750円 50GB 3,850円 100GB 5,980円 |
チャージ料金(追加購入時) | 10GB 1,980円 30GB 3,190円 50GB 4,620円 100GB 6,930円 |
端末代は22,000円ですが、30%オフキャンペーンにより現在は15,400円です。
端末とセットで購入する初回のチャージ料金は割引されています。
最初に購入したデータ容量を使いきった後は、使いたい時に追加チャージをすることで継続利用できます。
100GBで6,930円というのは、サブスク型の月額料金と比べると高いですが、データ容量の有効期間は端末の電源を入れてから365日なので、1年に渡って少しずつ使う場合は年間で6,930円の費用となり安いです。
このため、予備回線やキャンプなどに出かける時用のネット回線としても活用できます。
データ容量の購入はマイページ上ででき、データ残量はマイページのほか端末のディスプレイでも確認できます。
支払い方法
WiFi東京プリペイドの支払い方法は3つあります。
- クレジットカード
- Amazon Pay
- 銀行振込
Amazon Payや銀行振込にも対応しているため、クレジットカードを持ってない人でも利用できます。
使用回線と端末
端末のモバイルルーター「AIR-1」はクラウドSIMタイプなので、ドコモ、au、ソフトバンクの4G LTE回線に対応しています。
公式サイトによるとソフトバンクが主回線で、auとドコモが副回線らしいです。
ちなみに、他のクラウドSIMのモバイルWiFiサービスでもソフトバンク回線に繋がることが多いです。
海外でも利用できる
WiFi東京プリペイドは、135の国と地域でも利用できます。
海外で利用する場合は、国内と同じようにデータ容量をチャージし、渡航先で端末の電源を入れることによって自動で海外データプランに切り替わります。
海外データ料金は次のようになっています。
端末セット購入時 | 3GB 3,400円 5GB 5,500円 10GB 10,480円 30GB 26,800円 |
追加チャージ時 | 3GB 3,600円 5GB 5,980円 10GB 11,780円 30GB 29,800円 |
データ容量の有効期間は、海外で端末の電源を入れた日から365日です。
チャージ料金はそれほど安くはないですが、海外出張などで1年に何回か外国に出かけることがある人なら、海外レンタルWiFiサービスを毎回契約する手間が省けます。
WiFi東京プリペイドのまとめ
端末とデータ容量を購入して利用するプリペイド型のモバイルWiFiサービスです。
契約事務手数料や月額料金、契約期間の縛りはありません。
チャージしたデータ容量の有効期間は365日で、1年を通して少しづつ使えるため、月額料金制のWiFiサービスだとギガ数が使いきれずに余って無駄にしてしまうという人は注目です。
クレジットカードを持ってなくても利用できます。
公式サイトはこちら ⇒ 【WiFi東京プリペイド】