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WiMAXのWX05の速度が遅いか速いかは場所しだい

WX05でWiMAXを使っていますが、実効速度は使う場所によって違っています。

電波強度が高いところほど速度も速いですが、外だと電波の強い場所でも建物内で窓から離れた場所などは電波も弱まり速度も遅くなります。

街中と郊外のエリアでも違いがあります。

今回はいくつか違う場所で速度測定をした結果について書きますので、WX05は速いのか遅いのか気になる人は参考にしてください。

なお、端末の設定はHSモードでWiFi周波数が5GHzのハイパフォーマンスモードにした状態にして、スマートフォンの速度測定アプリで測りました。

自宅の場合

市街地から離れた郊外にある自宅内では窓の近くにWX05を置いた状態で電波強度バーは2~3本表示です。

夜にバーが2本のときに速度測定した結果です。

WiMAX WX05速度 自宅内1

左側が下り速度、右側が上り速度です。

かなり遅いですが、いつもは5Mbps以上は出ておりもう少し速度水準は高いです。時間帯によっても変化し朝や午前中はバーが3本表示になり10Mbps台が出ることがよくあります。

最近、居間の窓際より浴室内の方が何故か電波受信レベルが高くなることに気づきました。

そこだと電波強度はバー3本で安定しており、測定結果も良くなっています。

WiMAX WX05速度 自宅内2

上り速度は少し落ちてますが、下りが20Mbps近く出ています。

しかし浴室内にWX05を置き続けるわけにもいかないのであまり喜べません。

自宅の外で測定した結果がこちらです。

WiMAX WX05速度 自宅外

下りで20Mbps以上は出ています。

電波強度バーは4本表示でした。

やはり屋外は遮蔽物がないぶん電波受信レベルが高くなり速度も上がるようです。

自宅のある郊外エリアでも屋外ならバーが4本表示になり、これくらいの速度は出ることが確認できました。

街中の場合

地方都市の市街地では、どれくらいの速度が出るのか測定してみました。

まずは駅近くの外で測定した結果がこちら。

WiMAX WX05速度 市街地屋外

電波受信レベルはバー4本でした。

同じバー4本表示でも自宅付近より都市部の方がさらに電波強度が高いようで速度はさらに速くなっています。

上の測定場所から少し離れた店舗の中で測定した結果がこちら。

WiMAX WX05速度  市街地店内

何故か屋外での結果より下り速度はさらに速くなっていますが、上り速度の低下分が下り速度に上乗せされたかのようにも見えます。

建物の中とはいえ、大通りに面した店の窓の近くの場所で、屋外と大して変わらない状況だったことも原因だと思います。

東京 新宿の場合

東京へ行った際に新宿駅の近くの喫茶店内で測定しました。

電波受信レベルはバー4本でした。

WX05 速度測定 新宿駅近く

下り速度が40Mbpsほどで、上り速度が5~7Mbpsくらいでした。

まとめ

以上の結果から、市街地の屋外や建物の入口や窓付近なら下り速度は30~50Mbpsくらいは出ると考えられます。
建物内の奥の方などで入口や窓から離れていたり電波を遮るものがあると電波強度や速度はさらに落ちるでしょう。

全ての街中で同じようになるとは限りませんが、都市郊外や田舎に比べて市街地はWiMAXの速度水準が高い傾向があるため、都会に住む人ならWiMAXは快適に使えるはずです。

インターネットの用途がWEBサイトを見たり、メールを利用したり、標準画質の動画を見るくらいなら下り5Mbps出ていれば問題なく使えます。