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WiMAXと楽天モバイルのモバイルルーター比較して違いをまとめた

モバイルWiFiサービスの代表格といえるのがWiMAX(ワイマックス)ですが、第4の携帯キャリアである楽天モバイルでもモバイルルーターが発売されています。

この記事では、WiMAXと楽天モバイルの回線や端末のスペック、料金、キャンペーン特典などを比較するので、2サービスの違いを知りたい人は参考にしてください。

WiMAXと楽天モバイルの対応エリアと通信容量(ギガ数)

WiMAXと楽天モバイルの対応エリアと月間で使える通信容量(ギガ数)は下記のようになっています。

WiMAX+5G 楽天モバイル
使用回線 スタンダードモード
WiMAX2+
au 4G LTE・5G
楽天回線
4G LTE・5G
au回線
4G LTE(プラチナバンド対応)
プラスエリアモード
WiMAX2+
au 4G LTE・5G
(プラチナバンド対応)
月間通信容量 スタンダードモード:無制限
プラスエリアモード:実質30GB
無制限

WiMAXの対応エリアと使える月間容量

以前は「WiMAX2+」というサービスでしたが、2021年の4月から「WiMAX+5G」という新サービスが開始されました。

WiMAX+5Gでは、WiMAXの独自回線「WiMAX2+」に加えてauの4G LTEや5Gの回線も利用できます。auの回線が使えるのはWiMAXを運営しているUQコミュニケーションズがKDDIグループの会社だからです。

WiMAX+5Gの通信モードはスタンダードモードとプラスエリアモードの2つがあります。

スタンダードモードの通信は容量無制限です。

スタンダードモードの電波が届きにくかったり圏外になるような場所でも使えるようにプラスエリアモードが用意されています。

プラスエリアモードの通信は「プラチナバンド」と呼ばれる800MHz帯に対応していることがスタンダードモードとの違いで、プラチナバンドは他のバンド(周波数帯)と比べて障害物に強く電波が届くエリアが広いという性質があります。

一部の地下鉄・地下街、山間部などスタンダードモードが対応していない場所でプラスエリアモードが役立ちますが、プラスエリアモードは月間30GB以上使うと速度が最大128kbpsに制限されるため、実質的に使えるのは月間30GBまでです。

また、プラスエリアモードは有料で、このモードを使った月は月額料金とは別に利用料の1,100円が発生する点にも注意が必要です。

追加費用をかけたくなければ、端末で通信モードの変更設定はせずにスタンダードモードにしたまま使うのが良いでしょう。
なお、BIGLOBE WiMAXではauとUQモバイルのスマホユーザーがWiMAXとのセット割を適用させるとプラスエリアモードの利用料は無料となります。

モードごとの使用可能エリアは下記のサイトで確認できます↓

BIGLOBE WiMAX +5G

 

楽天モバイルの対応エリアと月間容量

楽天モバイルで使用する回線は、楽天が独自に設置した基地局の電波を利用する「楽天回線エリア(4G LTE・5G)」とauの基地局の電波を利用する「パートナー回線エリア(au 4G LTE)」の2つがあります。

楽天モバイルは2020年のサービス開始間もない頃にカバーエリアが限られていたことから、auの回線をパートナー回線として利用できるようにしているのです。

その後、自前の基地局の配備が進み、現在は楽天回線エリアの人口カバー率は98%を超えましたが、まだ非対応のエリアもあり屋内施設や高層ビル、地下鉄・地下街、山間部などで電波が届きにくい場所もあることから、それをカバーするためにパートナー回線が提供されています。

楽天モバイルの人口カバー率はパートナー回線も含めると99.9%です。

以前は、パートナー回線では通信量が5GBを超えると速度が最大1Mbpsに制限されるという条件があったのですが、2023年6月からはこれが無くなり、auの回線でも容量無制限で高速通信ができます。

パートナー回線のau 4G LTEはプラチナバンド(800MHz帯)に対応しています。

WiMAXのスタンダードモードはau 4G LTEのプラチナバンドに非対応なので、auのプラチナバンドしか電波が届かない場所で使うことがあるなら、容量無制限でパートナー回線が使える楽天モバイルの方が良いでしょう。

楽天モバイルは2024年6月27日から自前のプラチナバンド(700MHz帯)のサービスを提供開始しましたが利用できるエリアはまだ一部に限られています。
しかし将来的には全国で利用できるようになり、パートナー回線なしでも使えるエリアが広がることが見込まれます。

楽天モバイルの対応エリアは下記の公式サイトで確認してください↓

楽天モバイル

 

WiMAXと楽天モバイルのモバイルルーターのスペック比較

ここではWiMAXと楽天モバイルで用意されているモバイルルーターのスペックを比較します。

WiMAX 楽天モバイル
機種名 Speed Wi-Fi DOCK 5G 01 Rakuten WiFi Pocket 5G
発売日 2025年3月27日 2026年3月3日
メーカー CPSpeed FUYU PRECISION COMPONENT
サイズ
(高さ×幅×厚さ)
約72×140×15.4mm 約72.1×114.3×16.9mm
重量 約198g 約177g
カラー ブラック ホワイト
最大通信速度 下り 3.5Gbps
上り 286Mbps
4G LTE
下り 400Mbps
上り 75Mbps
5G Sub6
下り 2.14Gbps
上り 218Mbps
Wi-Fi通信規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz/5GHz)
IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
(2.4GHz/5GHz)
同時接続台数 49台
WiFi 48台
USBまたはLAN 1台
25台
WiFi 24台
USBまたはLAN 1台
バッテリー容量 5,400mAh 4,000mAh
連続待受時間 約880時間 約360時間
連続通信時間 約9時間 4G LTE 約10時間
5G 約9時間
SIMタイプ nanoSIM eSIM
充電台 付属 別売

サイズと重量

サイズについては、Rakuten WiFi Pocket 5Gの方が幅が少し短く、厚みは1.5mmだけ厚いです。

重量もRakuten WiFi Pocket 5Gの方が少し軽いですが21gの違いです。

カラー

WiMAXの端末はブラック、楽天モバイルの方はホワイトです。

端末のボディカラーにこだわる人は注意しましょう。

最大通信速度

WiMAX 楽天モバイル
機種名 Speed Wi-Fi DOCK 5G 01 Rakuten WiFi Pocket 5G
最大通信速度 下り 3.5Gbps
上り 286Mbps
4G LTE
下り 400Mbps
上り 75Mbps
5G Sub6
下り 2.14Gbps
上り 218Mbps

Speed Wi-Fi DOCK 5G 01はWiMAX2+と4G LTE、5Gで最大速度は区別されてませんが、Rakuten WiFi Pocket 5Gの5G回線の最大速度より高い数値で、特に下りでは1Gbps以上の差があります。
このため端末の速度性能はWiMAXの方が優れていると言えますが、楽天モバイルの機種でも実用上は十分な性能です。

同時接続台数

Wi-Fiで同時接続できるデバイス数はWiMAXの機種は48台、楽天モバイルの機種は24台となっておりWiMAXの方が多いです。

一般家庭では24台もあれば十分だと思いますが、同時接続できる台数が多いことは端末の性能の高さを示しています。

連続待受・通信時間

WiMAX 楽天モバイル
機種名 Speed Wi-Fi DOCK 5G 01 Rakuten WiFi Pocket 5G
バッテリー容量 5,400mAh 4,000mAh
連続待受時間 約880時間 約360時間
連続通信時間 約9時間 4G LTE 約10時間
5G 約9時間

WiMAXの端末の方がバッテリー容量が大きく、連続待受時間が長いですが、連続通信時間は4G LTE回線なら楽天モバイルの端末の方が1時間長いです。

SIMタイプ

WiMAXの端末は物理SIMのnanoSIMですが、楽天モバイルの端末はeSIMです。

充電台

どちらの機種もLANポート付きの充電台があり、WiMAXの機種は「ドック」、楽天モバイルの機種では「クレードル」と呼びます。

これを使えばスムーズに充電ができるほか、パソコンとLANケーブルで接続して有線通信が可能です。LANの規格は1000BASE-Tまで対応してているので最大通信速度は1Gbpsとなります。

WiMAXの機種はドックが付属しますが、楽天モバイルの方はクレードルが別売りで価格は3,880円です。
自宅のネット回線としても使いたい人はこの点にも注意しておきましょう。

 

WiMAXと楽天モバイルの契約期間と解約金

WiMAXはいくつかのプロバイダーから提供されており一部では2年契約のところもありますが、この記事で取り上げるGMOとくとくBBとBIGLOBEのWiMAXは契約期間の縛りが無いため、解約金もかかりません。

ただ、WiMAXのプロバイダーの中には24か月利用することで端末代が実質無料になる条件にしているころがあり、こうしたプロバイダーを利用して端末代を負担したくないなら、最初の2年間は縛られることになります。

 

楽天モバイルは1年以内に解約すると月額最低利用金額の1か月分の解約事務手数料が発生します。

月額最低利用金額は1,078円で、家族割などの割引を受けている場合は割引後の金額です。

2年目以降はいつ解約しても解約事務手数料はかからないため契約期間の縛りなしです。

 

WiMAXと楽天モバイルの料金

ここではWiMAXと楽天モバイルの料金や各種費用を比較します。

WiMAXはプロバイダーによって料金が異なりますが、ここでは各支払い方法ごとに料金が安いプロバイダーとしてクレジットカード払いはGMOとくとくBB、口座振替はBIGLOBEの条件を記載します。

契約事務手数料

契約時の事務手数料はWiMAXが3,300円、楽天モバイルは無料です。

端末代

WiMAXの端末代は27,720円ですが、GMOとくとくBBでは2年利用すれば実質無料になります。

端末代は1,155円×24回の分割払いですが24か月間は毎月1,155円が割引されるため、月々の支払い額は月額料金のみです。
24か月利用することで端末代の分割払い額が全て割引されることで端末代は実質無料となります。

ただし、24か月未満で解約すると割引を満額受けられず、残りの分割払い額を一括で支払うことになるため、端末末代を実質無料にしたいなら2年間は利用する必要があることは覚えておきましょう。

 

楽天モバイルは「Rakuten WiFi Pocket 5G」は16,800円ですが、プラン申し込みと同時購入するとキャンペーン特典で割引されて2,990円となります。

月額料金

各サービスの月額料金は次のようになっています。

サービス名 WiMAX+5G
(GMOとくとくBB)
WiMAX+5G
(BIGLOBE)
楽天モバイル
プラン名 ギガ放題プラスS ギガ放題プラスS Rakuten最強プラン
月額料金 初月 1,375円
1か月目以降 4,807円
初月 0円
1~24か月目 3,278円
25か月目以降 4,928円
3GBまで 1,078円
20GBまで 2,178円
20GB以降 3,278円
支払い方法 クレジットカード クレジットカード
口座振替
クレジットカード
口座振替

BIGLOBE WiMAXは、最初の2年間は割引料金になっています。

楽天モバイルは月間の使用した通信量に応じて決まる段階料金制になっていて、月間通信量が3GBまでなら1,078円、20GBまでなら2,178円、20GBを超えたらどれだけ使っても3,278円です。

楽天モバイルは20GB以降の容量無制限でWiMAXより安いだけでなく、使用量が少なかった月は料金を安くできるメリットがあります。

割引サービス

どちらも対象者のみ割引を受けられるサービスがあります。

WiMAXはauかUQモバイルのスマホとセットで利用するとスマホ側の月額料金が最大1,100円割引されます。離れて暮らす家族のスマホを含めて最大9回線まで割引対象です。

楽天モバイルには下記の割引サービスがあります。

最強家族割:家族で一緒に利用するとそれぞれが毎月110円割引
最強青春割:23歳の誕生日前月までは楽天ポイントを毎月110円割引
最強こども割:12歳までは月間3GBまでの月は440円、3GB超過した月は110円の割引
最強シニアプログラム:65歳以上なら楽天ポイントを毎月110pt還元

①の最強家族割は一人で複数回線を契約する場合も適用できます。

②~④は最強家族割と併用可能なので家族で利用するとさらにお得です。

キャンペーン特典の比較

ここではWiMAXと楽天モバイルのキャンペーン特典を比較します。

WiMAX 楽天モバイル

GMOとくとくBB

  1. 申し込み特典
    14,000円キャッシュバック
  2. 他社の解約金還元特典
    最大40,000円キャッシュバック
  1. 端末代の割引
  2. SPUでポイント+4倍
BIGLOBE
申し込み特典
11,500円キャッシュバック

WiMAXの申し込み特典

GMOとくとくBB WiMAXでは申し込み特典で14,000円のキャッシュバック特典があります。

他社からの乗り換えで解約金が発生する人は、追加で最大40,000円までキャッシュバックで還元してもらえます。

解約金とは、他社のインターネット回線を解約するときに発生する解約違約金(契約解除料)や回線工事費残債、端末代残債、回線撤去費用などのことです。

なお、キャッシュバックの受け取り時期は利用開始してから1年後となっているため、1年未満で解約すると受け取れません。

BIGLOBE WiMAXは、申し込み特典で11,500円のキャッシュバックがもらえます。

こちらはサービス開始月の翌月に受け取れるため、特典を早く受け取りたい人は注目です。

BIGLOBE WiMAXは端末代(27,720円)の割引がありませんが、このキャッシュバックにより自己負担額は減らせます。

楽天モバイルのキャンペーン特典

Rakuten WiFi Pocket 5Gは、上で紹介したように端末代が割引されて2,990円になる特典があります。

この他に楽天モバイルを契約するとSPU(スーパーポイントアッププログラム)により、楽天市場で買い物をした時にもらえるポイント数が+4倍になります。
例えば、1万円の買い物で通常は100ポイントですが、楽天モバイルのユーザーになると500ポイントになるのです。

まとめ

速度重視ならWiMAX、コスト重視なら楽天モバイルがおすすめです。

どちらの通信速度が速いかは使用場所の電波環境しだいなので一概には言えませんが、WiMAXの方が端末の速度性能が高く、KDDIの方が5Gの基地局数が多いため5G回線へのつながりやすさが期待できることから、速度面ではWiMAXに優位性があります。

WiMAXの詳細はこちら↓

WiMAX+5Gのおすすめプロバイダー

 

速度より低コストで利用できることを重視するなら楽天モバイルが良いでしょう。
契約事務手数料が無料で月額料金がWiMAXより安く、端末は特典の割引により2,990円で購入できます。
楽天市場の買い物ポイントがSPUで+4倍になることもメリットです。

楽天モバイルの公式サイトはこちら↓

Rakuten WiFi Pocket 5G