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フレッツ光のホームゲートウェイの無線LANカード利用料が値上げ

NTT西日本エリアのフレッツ光ネクストやコラボ光で利用できるホームゲートウェイの無線LANカードの月額利用料が8月から値上げされました。

2024年7月まで 2024年8月から
ホームゲートウェイ
無線LANカード
月額利用料
110円 330円

このため、無線LANカードを利用している人は8月から月々の支払い額が220円増えることになります。

支払い額が増えるのが嫌なら、NTT西日本サイトで手続きをして無線LANカードだけ解約することができますが、解約後もWi-Fiを使いたいなら自分で別途Wi-Fiルーターを用意する必要があります。

無線LANカードの月額利用料が330円になると2年間の合計額は7,920円ですが、安い機種なら下記のように5千円程でフレッツ光ネクスト対応ルーターは購入できます。

NEC Aterm PA-WG1200HS4

楽天市場:4920円

<主な特長>

戸建ては3階建て、マンションは4LDKまで対応

Wi-Fi接続できる機器数は最大15台まで
1000BASE-T(1ギガ)対応のLANポートは3つ

最大通信速度
Wi-Fi(5GHz):867Mbps
Wi-Fi(2.4GHz):300Mbps
有線LAN:1000Mbps

最新のWi-Fiセキュリティ規格「WPA3」に対応

これで8月以降から15か月以上利用すれば、無線LANカードを利用し続けた場合より安上がりです。

 

 

Wi-Fiルーターの購入費も負担したくない場合は、フレッツ光以外の光回線に乗り換える方法があります。

他の光回線ではWi-Fiルーターのレンタル料が無料のところがあるほか、申し込み特典でキャッシュバックを用意しているところなら、それをWi-Fiルーターの購入代に充てることができます。

月額料金がフレッツ光より安い光回線もあるため、通信費の節約をしたい人はこの機会に乗り換えを検討してみると良いかもしれません。

 

西日本で利用できるフレッツ光以外の光回線

西日本エリアで利用できるフレッツ光以外の光回線を紹介します。

ここでは現在主流の1ギガタイプの光回線を取り上げますが、NURO光だけは1ギガタイプではなく2ギガタイプとなっています。

光回線サービス名 提供エリア
光コラボレーション ドコモ光・ソフトバンク光・楽天ひかり・ビッグローブ光など フレッツ光と同じエリア
独自回線 auひかり 戸建ては東海・関西・沖縄以外
NURO光 愛知県・静岡県・岐阜県・三重県
大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県
広島県・岡山県
福岡県・佐賀県
電力系光回線 コミュファ光 愛知県・岐阜県・三重県・静岡県
eo光 大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県・福井県の一部
メガ・エッグ 広島県・岡山県・鳥取県・島根県・山口県
ピカラ光 香川県・高知県・徳島県・愛媛県
BBIQ 福岡県・佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県

光コラボレーションの光回線はフレッツ光の回線を使用するため提供エリアも同じです。

フレッツ光から光コラボレーションの光回線に乗り換える手続きは「転用」と呼び、回線工事は不要です。

フレッツ光から乗り換え先の光回線

auひかり、NURO光、電力系光回線は、フレッツ光とは別の独自回線を使うサービスのため、新規契約となり回線工事が必要です。

auひかりの戸建てタイプは東海と関西、沖縄県では提供されていません。
マンションタイプはauひかりの回線設備が導入されている建物のみで利用できます。

NURO光は、都道府県では対応エリアでも市町村によっては未提供の場合があるため自宅が提供エリア内か知らない場合はNURO光のサイトでエリア検索をしてください。

電力系光回線は、各地方の電力会社のサービス提供エリアに限られています。

光コラボレーション

光コラボレーションは、様々な事業者がNTTからフレッツ光の回線を借り受けてプロバイダーとセットにして提供する光回線サービスのことで、このタイプの光回線は「コラボ光」や「光コラボ」と呼ばれます。

フレッツ光では回線はNTTと契約し、回線をインターネットに接続するサービスはプロバイダーの会社と契約しますが、光コラボレーションでは光回線とプロバイダーがセットになっているため契約先は光コラボ事業者だけで済みます。

フレッツ光からコラボ光に転用するときの回線工事は不要ですが、転用の際に最大速度の異なるサービスタイプに変更する場合は品目変更工事費がかかります。

例えば、ファミリータイプ(100Mbps)やファミリーハイスピードタイプ(200Mbps)からコラボ光の1ギガタイプ(1Gbps)に乗り換える場合は品目変更工事費3,300円がかかりますが、ファミリースーパーハイスピードタイプ隼(1Gbps)からコラボ光の1ギガタイプへの乗り換えなら工事費はかかりません。

最初に費用はかかりますが回線速度が速い方が快適に利用できるため、100Mbpsや200Mbpsのタイプを利用している人はこの機会に1ギガタイプへの変更を検討してみると良いでしょう。

コラボ光の選び方

コラボ光は月額料金がフレッツ光よりも安いだけでなく、一部のコラボ光では契約先のスマホ(SIM)とのセット割引があるため、スマホと光回線を合わせた通信費を安くすることができるメリットもあります。

このため、携帯3キャリアや一部の格安SIMのユーザーがコラボ光を利用するならスマホとのセット割に対応しているところを選ぶのがおすすめです。

以下にセット割のあるコラボ光をまとめました。

スマホ(SIM)
契約先
セット割対応
コラボ光
コラボ光
月額料金
セット割名
割引額
割引できる回線数
ドコモ
(ahamo除く)
ドコモ光 戸建て 5,720円
集合住宅 4,400円
ドコモ光セット割
550円~1,100円
SIM20回線
au ビッグローブ光 戸建て 5,478円
集合住宅 4,378円
auスマートバリュー
550円~1,100円
SIM10回線
UQモバイル UQmobile自宅セット割
638円~1,100円
SIM10回線
ソフトバンク ソフトバンク光 戸建て 5,720円
集合住宅 4,180円
おうち割光セット
550円~1,100円
SIM10回線
ワイモバイル おうち割光セット(A)
550円~1,650円
SIM10回線
IIJmio IIJmioひかり 戸建て 5,456円
集合住宅 4,356円
mio割
660円
IIJmioひかりの月額料金
BIGLOBEモバイル ビッグローブ光 戸建て 5,478円
集合住宅 4,378円
220円
BIGLOBEモバイルの月額料金
LIBMO @TCOMヒカリ 戸建て 5,610円
集合住宅 4,180円
LIBMO×光セット割
220円
SIM5回線
DTI SIM DTI光 戸建て 5,280円
集合住宅 3,960円
DTI光×SIMセット割
165円
DTI光の月額料金

携帯3キャリアのセット割

ドコモ、au・UQモバイル、ソフトバンク・ワイモバイル(Y!mobile)のセット割は、スマホ(SIM)のプランによっては1,000円以上の割引になるほか、光回線の契約者だけでなく同じキャリアを契約する家族も含めて複数回線が割引対象になるため、利用先のキャリアを揃えている家庭ほどお得です。

なお、au・UQモバイルとソフトバンク・ワイモバイルのセット割は光電話(月額550円)も契約することが適用条件となっています。

携帯3キャリアのセット割と対応コラボ光の詳細は下記の記事をチェックしてみてください。

ドコモのユーザーはこちら ⇒ ドコモ光セット割の解説

auユーザーはこちら ⇒ auスマートバリューの解説

UQモバイルユーザーはこちら ⇒ UQmobile自宅セット割の解説

ソフトバンク・ワイモバイルのユーザーはこちら ⇒ ソフトバンク光のおうち割光セットの解説

ahamoユーザーの場合

ドコモのオンライン専用プランであるahamoはドコモ光セット割の対象外です。

ahamoにはahamo光という専用の光回線が用意されてますが、ペア回線としてahamoを契約していることが条件のため、ahamoを解約するとahamo光も同時に解約となります。

スマホの契約先を乗り換えるときに光回線も同時に乗り換えても構わないなら良いですが、スマホを乗り換えても光回線は同じところを使い続けたいなら注意が必要です。

独自の割引制度でahamoのユーザーは月額料金が110円割引されるenひかりという光回線もあるため、こちらも候補になるでしょう。

この2つの違いはこちらで解説しています ⇒ ahamo光とenひかりの比較

楽天モバイルユーザーの場合

楽天モバイルには楽天ひかりを提供していますがスマホとのセット割は今のところありません。

ただ、現在は楽天モバイルユーザー限定のキャンペーン特典で楽天ひかりの月額料金が6か月間は無料になるため、楽天モバイルのユーザーは楽天ひかりに転用するのも良いでしょう。

この他に、楽天ひかりではSPUで楽天市場の買い物ポイントが+2倍になる特典もあるため、楽天市場で高額な買い物をすることが多い人にはメリットがある光回線です。
楽天モバイルはSPUで+4倍となるため楽天ひかりと合わせて+6倍となり、通常分と合わせると7倍の還元率で買い物ができるようにになります。

楽天ひかりは、SPUのページから申し込むと2,000ポイントがプレゼントされるため、公式サイトのトップページからではなくSPUのキャンペーンページから申し込むのがお得です。

公式サイトのトップページ ⇒ キャンペーン ⇒ SPUのページの順でアクセスできます。

公式サイトはこちら ⇒ 楽天ひかり

格安SIMとのセット割がある光回線

IIJmioとIIJmioひかりのセット利用では、IIJmioひかりの月額料金が660円割引されます。

光回線の方が毎月660円割引されるだけですが、格安SIMのIIJmioは元々料金が安いため、光回線の料金が660円安くなれば十分お得です。

IIJmioのユーザーはこちら ⇒ IIJmioひかり

 

BIGLOBEモバイルのユーザーがビッグローブ光を利用すると、BIGLOBEモバイルの月額料金が220円安くなります。

BIGLOBEモバイルのユーザーはこちら ⇒ 【公式】ビッグローブ光

 

LIBMOのユーザーが@TCOMヒカリを利用するとLIBMOの月額料金が毎月220円割引されます。
最大5契約まで割引対象なので、5人家族で全員LIBMOにまとめていれば家族全体でスマホ料金を毎月1,100円安くできます。

LIBMOのユーザーはこちら ⇒ @T COMヒカリ

 

DTI SIMのユーザーがDTI光を利用するとDTI光の月額料金が165円割引されます。

割引後の料金はマンションタイプなら他のコラボ光と比べて安い水準になるため、マンションやアパートで利用したい人は注目です。

DTI SIMのユーザーはこちら ⇒ DTI 光

セット割がない格安SIMの場合

セット割が適用できる光回線が無い格安SIMを使っている場合は、月額料金が安い光回線を利用するのが良いです。

スマホの料金は割引されませんが、光回線と格安SIMの月額料金の合計額は少なくできます。

詳しくはこちらの記事をチェックしてください ⇒ セット割なしでも安いコラボ光

 

auひかりとNURO光

auひかり(西日本エリア)とNURO光は、NTTから借りたダークファイバーに自前の通信設備を組み合わせて提供する光回線サービスです。

ダークファイバーとは敷設された光ファイバーのうち使用されていなかった芯線のことです。光信号が通っておらず暗い状態だったためダークファイバーと呼びます。

フレッツ光とは別物の独自回線で速度水準はフレッツ光やコラボ光より高いので、通信速度を重視するなら乗り換えを検討してみるのも良いでしょう。
ただし、auひかりのマンションタイプでVDSL方式やLAN方式の場合は最大速度が100Mbpsのため1Gbps対応のコラボ光より高速とはなりません。

アパートやマンションでauひかりやNURO光のマンションタイプが建物に導入されてない場合は、賃貸住宅ならオーナー、分譲マンションなら管理組合の許可が取れれば光ケーブルを部屋に直接引き込んで戸建てタイプを利用する方法があります。

auひかりやNURO光はコラボ光と違い工事員の派遣がある回線工事をする必要がありますが、工事費は特典により割引され一定期間(2年や3年)利用することで実質無料にできます。

NURO光では回線工事が屋内工事と屋外工事の2回に分けて行われるため、申し込んでから開通するまでの期間が長いことは理解しておいてください。開通時期は戸建ては1か月~2カ月後、集合住宅は1~3カ月後が目安となっています。

KDDIが提供するauひかりは、auスマートバリューとUQモバイル自宅セット割に対応しているため、au・UQモバイルのユーザーはお得に利用できます。

auひかりの詳しい解説はこちら ⇒ auひかりの解説とプロバイダー特典の比較

 

NURO光はソフトバンクの「おうち割光セット」に対応しているため、Softbankのスマホユーザーは特に注目です。

NURO光の方がソフトバンク光より月額料金が安いため、NURO光が利用できるならこちらの方がお得です。

ソフトバンク光とNURO光を比較した記事はこちら ⇒ ソフトバンク光とNURO光の違い

 

電力系光回線

東海、関西、中国、四国、九州のエリアでは、各地方の電力会社系列の会社が提供する光回線サービスを利用できます。

NTTの光ファイバーとは別の独自に敷設した光ファイバーケーブルを使用する光回線です。

利用するのは各地方ごとのユーザーに限られていることや自前の回線のため利用者の増加に合わせて回線の増強をしやすいという強みがあり、こちらも速度水準はフレッツ光やコラボ光より高めです。

フレッツ光からの乗り換える場合は回線工事が必要になりますが、割引特典により2年利用することで工事費は実質無料になります。

電力系光回線はいずれもauスマートバリューやUQモバイル自宅セット割に対応しているため、auやUQモバイルのユーザーはスマホの月額料金を安くできるメリットもあります。

詳細は下記表内の光回線名をクリックして解説ページに移動してください。

提供エリア 光回線名
愛知県 岐阜県 三重県 静岡県 長野県 コミュファ光
大阪府 京都府 兵庫県 滋賀県 奈良県 和歌山県 福井県の一部 eo光(イオ光)
岡山県 広島県 鳥取県 島根県 山口県 メガ・エッグ
香川県 高知県 徳島県 愛媛県 ピカラ光
福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 BBIQ(ビビック)

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